2018/02/15(木) - 15:33
ポルトガルを舞台にした5日間のヴォルタ・アン・アルガルヴェが開幕。初日のスプリント勝負で、アルノー・デマール(フランス、FDJ)との一騎打ちを制したディラン・フルーネウェーヘン(オランダ、ロットNLユンボ)が今季2勝目を飾った。
スタートサインに現れたディラン・フルーネウェーヘン(オランダ、ロットNLユンボ)たち (c)CorVos
アルノー・デマール(フランス)ら、FDJのメンバーが登壇 (c)CorVos
ヴォルタ・アン・アルガルヴェ開幕ステージのスタートを待つ (c)voltaaoalgarve.com/João Fonseca
ロードシーズンに開幕を告げたツアー・ダウンアンダーから早一ヶ月、ヨーロッパの中で一足早く初春が訪れているポルトガルでは5日間のヴォルタ・アン・アルガルヴェ (UCI2.HC)が開幕した。
ツアー・オブ・オマーンやルタ・デル・ソルと開幕日を同じくするアルガルヴェは、平坦ステージや1級山岳への頂上フィニッシュ、個人タイムトライアルなどが組み合わせられた5日間のステージレース。フィリップ・ジルベール(ベルギー、クイックステップフロアーズ)やダニエル・マーティン(アイルランド、UAEチームエミレーツ)、エドヴァルド・ボアッソンハーゲン(ノルウェー、ディメンションデータ)らがこのアルガルヴェでシーズンインを迎えた。
地元ポルトガル勢を中心とした5名の逃げ (c)voltaaoalgarve.com/João Fonseca
ポルトガル王者のルーベン・ゲレイロ(トレック・セガフレード) (c)voltaaoalgarve.com/João Fonseca
一足早い春が訪れているアルガルヴェ地方 (c)voltaaoalgarve.com/João Fonseca
ポルトガル出身のティアゴ・マシャド(カチューシャ・アルペシン) (c)v
会話しながら走るミカル・クウィアトコウスキー(ポーランド、チームスカイ)とトニ・マルティン(ドイツ、カチューシャ・アルペシン) (c)voltaaoalgarve.com/João Fonseca
初日は沿岸のリゾート都市アルブフェイラを出発し、内陸の丘陵地帯を越えてから沿岸部のラゴスを目指す192.6km。中盤までに4級山岳と3級山岳が設定されているが、難易度は低く基本的にスプリンター向け。この日最初の逃げが生まれたのは、43.9km地点にある4級山岳でのことだった。
地元ポルトガル勢を中心とした逃げグループが得たリードはおよそ3分半。スプリンターチームがコントロールするメイン集団が悠々とタイム差をコントロールし、残り20kmを切って全てのメンバーを吸収する。すると複数名がカウンターを試みた末に、ジョセ・ゴンサルベス(ポルトガル、カチューシャ・アルペシン)とトム・デヴリエンド(ベルギー、ワンティ・グループゴベール)が抜け出しに成功した。
荒れた展開を避けるために集団は2名を見送り、その背後で着々とスプリント勝負に向けて準備を整える。ロットNLユンボやボーラ・ハンスグローエなどが率いる集団が2名を飲み込んだのは、残り4km地点のことだった。
ディラン・フルーネウェーヘン(オランダ、ロットNLユンボ)が先にフィニッシュラインを越える (c)CorVos
激しく競り合うディラン・フルーネウェーヘン(オランダ、ロットNLユンボ)とアルノー・デマール(フランス、FDJ) (c)CorVos
今季2勝目を挙げたディラン・フルーネウェーヘン(オランダ、ロットNLユンボ) (c)voltaaoalgarve.com/João Fonseca
アルノー・デマール(フランス)を従えたFDJトレインが主導権を奪い、ロットNLユンボ、ワンティ・グループゴベール、BMCレーシングが割り込む形で残り1kmを通過。長く伸びきった集団から残り200mでユーゴ・ホーフシュテッター(フランス、コフィディス・ソルシオンクレディ)が発進すると同時にスプリント勝負が始まった。
鋭い加速でディラン・フルーネウェーヘン(オランダ、ロットNLユンボ)が先頭を奪い、出遅れたデマールが追撃。徐々に距離を詰めたデマールだったが、フルーネウェーヘンを追い抜くには僅かに距離が足りない。ドバイツアー開幕ステージでビッグネームを打倒した24歳が早くも今季2勝目を掴んだ。
「もの凄く調子が良い気がするんだ。リードアウトはドバイの時点で完璧で、今日も素晴らしい働きをしてくれた。(スプリントを始める)タイミングも正しかったし、ロングスプリントの末に勝利を積むことができた」と、ドバイに続いてリーダージャージを手に入れたフルーネウェーヘンは語っている。



ロードシーズンに開幕を告げたツアー・ダウンアンダーから早一ヶ月、ヨーロッパの中で一足早く初春が訪れているポルトガルでは5日間のヴォルタ・アン・アルガルヴェ (UCI2.HC)が開幕した。
ツアー・オブ・オマーンやルタ・デル・ソルと開幕日を同じくするアルガルヴェは、平坦ステージや1級山岳への頂上フィニッシュ、個人タイムトライアルなどが組み合わせられた5日間のステージレース。フィリップ・ジルベール(ベルギー、クイックステップフロアーズ)やダニエル・マーティン(アイルランド、UAEチームエミレーツ)、エドヴァルド・ボアッソンハーゲン(ノルウェー、ディメンションデータ)らがこのアルガルヴェでシーズンインを迎えた。





初日は沿岸のリゾート都市アルブフェイラを出発し、内陸の丘陵地帯を越えてから沿岸部のラゴスを目指す192.6km。中盤までに4級山岳と3級山岳が設定されているが、難易度は低く基本的にスプリンター向け。この日最初の逃げが生まれたのは、43.9km地点にある4級山岳でのことだった。
地元ポルトガル勢を中心とした逃げグループが得たリードはおよそ3分半。スプリンターチームがコントロールするメイン集団が悠々とタイム差をコントロールし、残り20kmを切って全てのメンバーを吸収する。すると複数名がカウンターを試みた末に、ジョセ・ゴンサルベス(ポルトガル、カチューシャ・アルペシン)とトム・デヴリエンド(ベルギー、ワンティ・グループゴベール)が抜け出しに成功した。
荒れた展開を避けるために集団は2名を見送り、その背後で着々とスプリント勝負に向けて準備を整える。ロットNLユンボやボーラ・ハンスグローエなどが率いる集団が2名を飲み込んだのは、残り4km地点のことだった。



アルノー・デマール(フランス)を従えたFDJトレインが主導権を奪い、ロットNLユンボ、ワンティ・グループゴベール、BMCレーシングが割り込む形で残り1kmを通過。長く伸びきった集団から残り200mでユーゴ・ホーフシュテッター(フランス、コフィディス・ソルシオンクレディ)が発進すると同時にスプリント勝負が始まった。
鋭い加速でディラン・フルーネウェーヘン(オランダ、ロットNLユンボ)が先頭を奪い、出遅れたデマールが追撃。徐々に距離を詰めたデマールだったが、フルーネウェーヘンを追い抜くには僅かに距離が足りない。ドバイツアー開幕ステージでビッグネームを打倒した24歳が早くも今季2勝目を掴んだ。
「もの凄く調子が良い気がするんだ。リードアウトはドバイの時点で完璧で、今日も素晴らしい働きをしてくれた。(スプリントを始める)タイミングも正しかったし、ロングスプリントの末に勝利を積むことができた」と、ドバイに続いてリーダージャージを手に入れたフルーネウェーヘンは語っている。
ステージ結果
1位 | ディラン・フルーネウェーヘン(オランダ、ロットNLユンボ) | 4h47’58” |
2位 | アルノー・デマール(フランス、FDJ) | |
3位 | ユーゴ・ホーフシュテッター(フランス、コフィディス・ソルシオンクレディ) | |
4位 | ティモシー・デュポン(ベルギー、ワンティ・グループゴベール) | |
5位 | ユルゲン・ルーランズ(ベルギー、BMCレーシング) | |
6位 | ジョン・デゲンコルブ(ドイツ、トレック・セガフレード) | |
7位 | イェンス・クークレール(ベルギー、ロット・スーダル) | |
8位 | マッテーオ・ペルッキ(イタリア、ボーラ・ハンスグローエ) | |
9位 | イヴ・ランパールト(ベルギー、クイックステップフロアーズ) | |
10位 | ルイス・メンドンサ(ポルトガル、アヴィルード・ロウレターノ) |
個人総合成績
1位 | ディラン・フルーネウェーヘン(オランダ、ロットNLユンボ) | 4h47’58” |
2位 | アルノー・デマール(フランス、FDJ) | |
3位 | ユーゴ・ホーフシュテッター(フランス、コフィディス・ソルシオンクレディ) | |
4位 | ティモシー・デュポン(ベルギー、ワンティ・グループゴベール) | |
5位 | ユルゲン・ルーランズ(ベルギー、BMCレーシング) | |
6位 | ジョン・デゲンコルブ(ドイツ、トレック・セガフレード) | |
7位 | イェンス・クークレール(ベルギー、ロット・スーダル) | |
8位 | マッテーオ・ペルッキ(イタリア、ボーラ・ハンスグローエ) | |
9位 | イヴ・ランパールト(ベルギー、クイックステップフロアーズ) | |
10位 | ルイス・メンドンサ(ポルトガル、アヴィルード・ロウレターノ) |
ポイント賞
1位 | ディラン・フルーネウェーヘン(オランダ、ロットNLユンボ) | 25pts |
2位 | アルノー・デマール(フランス、FDJ) | 20pts |
3位 | ユーゴ・ホーフシュテッター(フランス、コフィディス・ソルシオンクレディ) | 16pts |
山岳賞
1位 | ジョアン・ロドリゲス(ポルトガル、W52/FCポルト) | 7pts |
2位 | ルイス・アフォンソ(ポルトガル、ヴィト・フェイレンセ・ブラックジャック) | 4pts |
3位 | ホス・ザバラ(スペイン、カハルーラス・セグロスRGA) | 4pts |
ヤングライダー賞
1位 | サム・オーメン(オランダ、チームサンウェブ) | 4h37’58” |
2位 | ルバン・エラツキン(スペイン、ヴィト・フェイレンセ・ブラックジャック) | |
3位 | チェザーレ・マルティンギル(ポルトガル、リバティーセグロス・カーグラス) |
チーム総合成績
1位 | クイックステップフロアーズ | 14h23’54” |
2位 | ロット・スーダル | |
3位 | ボーラ・ハンスグローエ |
text:So.Isobe
photo:CorVos, voltaaoalgarve.com/João Fonseca
photo:CorVos, voltaaoalgarve.com/João Fonseca
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