2018/02/12(月) - 10:39
ミャンマーの首都、ネピドーで開催中のアジア自転車競技選手権大会。4日目は男子U23ロードレースで山本大喜(鹿屋体育大学)が金メダル。女子エリートは吉川美穂(Live GARDEN BICI STELLE)の4位、女子U23は中井彩子(鹿屋体育大学)の6位が日本人最高位となった。
2006年に遷都されたミャンマーの首都ネピドーで開催されている第38回アジア自転車競技選手権大会。4日目は朝8時から男子U23ロードレース、12時から女子エリートロードレース、16時から女子U23ロードレースが行われた。
男子U23ロードレースは石上優大(EQADS)、山本大喜(鹿屋体育大学)、渡邉歩(EQADS)、草場啓吾(日本大学)の4名が出走。日本チームは積極的なレース運びをし、残り8kmで形成された10名の逃げグループに石上、山本が入る。そこからロングスパートを掛けた山本が先頭でフィニッシュ。金メダルを獲得している。
以下は山本のコメント「すごくうれしいです。昨年も勝ったので、連覇したいという思いがあった。集団のペースが落ちたので、アタックした。それに反応したイランの選手と2人になってからは、2人で力を合わせて逃げ切ることを考えながらも脚を温存していた。
自分はスプリント力が課題であり、今年に向けてスプリントの練習に力を入れてやってきたので、イランの選手と2人でスプリント勝負になっても勝てるという自信があった。最後はスプリントにすると決めてラスト200mで仕掛けて先行した。焦って早がけしたらダメだと思っていたので、落ち着いてスプリントに挑んだ。自分は前半全然動いていなくて、チームメイトの3人にカザフスタンのアタックなど反応してもらい後半まで良い展開でレースを運んでくれたので、3選手に感謝している。」
女子エリートロードレース(106km)は日本から吉川美穂(Live GARDEN BICI STELLE)、唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)、樫木祥子(株式会社オーエンス)、福田咲絵(慶應義塾大学/フィッツ)の4名がエントリー。レースは終始、スローペースで推移。フィニッシュは終盤に出来た11人の集団によるスプリント勝負となり、ウィン・ティ・ダ(ベトナム)が先着。日本人最高位は吉川美穂の4位となった。
女子U23ロードレース(70km)は中井彩子(鹿屋体育大学)、下山美寿々(大阪教育大学附属天王寺高校)、菅原朱音(八戸学院大学)の3名が出走。レースは序盤、集団1つのままスローペースで進んだが、イラン選手のアタックにより活性化。最後はスプリント勝負となりタイムトライルでも勝利しているリュー・チークーシー(中国)が先頭でフィニッシュ。日本人最高位は6位の中井彩子(鹿屋体育大学)となった。
2006年に遷都されたミャンマーの首都ネピドーで開催されている第38回アジア自転車競技選手権大会。4日目は朝8時から男子U23ロードレース、12時から女子エリートロードレース、16時から女子U23ロードレースが行われた。
男子U23ロードレースは石上優大(EQADS)、山本大喜(鹿屋体育大学)、渡邉歩(EQADS)、草場啓吾(日本大学)の4名が出走。日本チームは積極的なレース運びをし、残り8kmで形成された10名の逃げグループに石上、山本が入る。そこからロングスパートを掛けた山本が先頭でフィニッシュ。金メダルを獲得している。
以下は山本のコメント「すごくうれしいです。昨年も勝ったので、連覇したいという思いがあった。集団のペースが落ちたので、アタックした。それに反応したイランの選手と2人になってからは、2人で力を合わせて逃げ切ることを考えながらも脚を温存していた。
自分はスプリント力が課題であり、今年に向けてスプリントの練習に力を入れてやってきたので、イランの選手と2人でスプリント勝負になっても勝てるという自信があった。最後はスプリントにすると決めてラスト200mで仕掛けて先行した。焦って早がけしたらダメだと思っていたので、落ち着いてスプリントに挑んだ。自分は前半全然動いていなくて、チームメイトの3人にカザフスタンのアタックなど反応してもらい後半まで良い展開でレースを運んでくれたので、3選手に感謝している。」
女子エリートロードレース(106km)は日本から吉川美穂(Live GARDEN BICI STELLE)、唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)、樫木祥子(株式会社オーエンス)、福田咲絵(慶應義塾大学/フィッツ)の4名がエントリー。レースは終始、スローペースで推移。フィニッシュは終盤に出来た11人の集団によるスプリント勝負となり、ウィン・ティ・ダ(ベトナム)が先着。日本人最高位は吉川美穂の4位となった。
女子U23ロードレース(70km)は中井彩子(鹿屋体育大学)、下山美寿々(大阪教育大学附属天王寺高校)、菅原朱音(八戸学院大学)の3名が出走。レースは序盤、集団1つのままスローペースで進んだが、イラン選手のアタックにより活性化。最後はスプリント勝負となりタイムトライルでも勝利しているリュー・チークーシー(中国)が先頭でフィニッシュ。日本人最高位は6位の中井彩子(鹿屋体育大学)となった。
男子U23ロードレース(156km)
1位 | 山本大喜(鹿屋体育大学) | 3:34:05 |
2位 | モハマド・ガブシュヘド(イラン) | 3:34:05 |
3位 | サンバイヤー・ジャンバラジャムス(モンゴル) | 3:34:08 |
4位 | 石上優大(EQADS) | 3:34:13 |
10位 | 草場啓吾(日本大学) | 3:34:44 |
14位 | 渡邉歩(EQADS) | 3:34:44 |
女子エリートロードレース(103km)
1位 | ウィン・ティ・ダ(ベトナム) | 3:11:59 |
2位 | ファン・ティン・イン(台湾) | 3:11:59 |
3位 | チェン・ヤオ(台湾) | 3:11:59 |
4位 | 吉川美穂(Live GARDEN BICI STELLE) | 3:11:59 |
10位 | 唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム) | 3:11:59 |
21位 | 樫木祥子(株式会社オーエンス) | 3:12:07 |
22位 | 福田咲絵(慶應義塾大学/フィッツ) | 3:12:07 |
女子U23ロードレース(70km)
1位 | リュー・チークーシー(中国) | 1:59:45 |
2位 | サン・ジエジェン(中国) | 1:59:50 |
3位 | ウェン・マイ・ティトゥ(ベトナム) | 1:59:56 |
6位 | 中井彩子(鹿屋体育大学) | 2:02:25 |
8位 | 下山美寿々(大阪教育大学附属天王寺高校) | 2:03:22 |
12位 | 菅原朱音(八戸学院大学) | 2:09:49 |
text:Kosuke.Kamata
photo:Miwa IIJIMA,Kenji NAKAMURA/JCF
photo:Miwa IIJIMA,Kenji NAKAMURA/JCF