2017/04/03(月) - 17:33
190kmの平坦路で争われたツアー・オブ・タイランド第2ステージ。追い風が吹くハイスピードステージは集団スプリントに。混戦を制したのは、タイコンチネンタルチームのサニカワティ・タナウットでした。
2日目を迎えたツアー・オブ・タイランドは、タイ中部の街チャイナットから北上し、ピッサヌロークへとフィニッシュする190kmで争われた。ひたすら北へと向かうコースは、目立った起伏もなく、またコーナーもほとんどないフラットストレート。
昨ステージでの逃げ切り勝利に刺激されたか、このステージでもスタートと同時にアタックが頻発。追い風も手伝って、序盤からハイスピードでレースは消化されていくことに。
逃げが決まったのは50kmを過ぎた後。総合成績で後れを取っている選手ら5名のアタックをメイン集団は容認。シマノレーシングの湊諒も含まれた5名の逃げを追うメイン集団は、リーダージャージを着るイェフゲニー・ギディッチ(カザフスタン)擁するヴィノ・アスタナモータースのコントロール下でペースを刻んでいく。
逃げ切りを警戒するヴィノ・アスタナモータースによって、逃げとのタイム差は3分ほどに抑えられる。レース全体のペースも落ちることなく、フィニッシュが近づくにつれて、タイム差も縮小していく。2人の選手があきらめずに最後まで逃げ続けるも、20kmを残して集団は逃げを全て飲み込んだ。
スプリントになることが決定的となった集団を支配したのは、タイコンチネンタルチームとタイナショナルチームの連合トレイン。残り1kmから猛然とペースを上げた列車から解き放たれたサニカワティ・タナウット(タイ、タイコンチネンタルチーム)がそのまま先頭でフィニッシュラインを通過した。ジョン・アベラストゥリ(スペイン、チーム右京)が3位に食い込み、日本人最高位は窪木一茂(NIPPOヴィーニファンティ-ニ)の11位だった。
ツアー・オブ・タイランド2017第2ステージ結果
1位 サニカワティ・タナウット(タイ、タイコンチネンタルチーム) 4h19’29”
2位 グェン・タム(ベトナム、ベトナムナショナルチーム)
3位 ジョン・アベラストゥリ(スペイン、チーム右京)
4位 パク・ソンベク(韓国、KSPO)
5位 マー・ガンドン(中国、ヘンシャンサイクリングチーム)
6位 ソ・ジュンヨン(韓国、KSPO)
7位 ツァオ・ジンビャオ(中国、ヘンシャンサイクリングチーム)
8位 モハメド・ハリフサレー(マレーシア、マレーシアナショナルチーム)
9位 パク・サンホン(韓国、ソウルサイクリングチーム)
10位 タィン・フィン(ベトナム、ベトナムナショナルチーム)
個人総合
1位 イェフゲニー・ギディッチ(カザフスタン、ヴィノ・アスタナモータース) 8h29’12”
2位 マー・ガンドン(中国、ヘンシャンサイクリングチーム) +5”
3位 アラン・マランゴーニ(イタリア、NIPPOヴィーニファンティーニ)
4位 シャオ・ジンビャオ(中国、ヘンシャンサイクリングチーム) +14”
5位 チャンパッド・クリツァダ(タイ、インフィニティAIS)
6位 トリン・ダクタム(ベトナム、ベトナムナショナルチーム) +16”
7位 キム・デヨン(韓国、KSPO) +17”
8位 キム・オクチョル(韓国、ソウルサイクリングチーム)
9位 小森亮平(愛三工業レーシング)
10位 入部正太郎(シマノレーシング)
ポイント賞
1位 イェフゲニー・ギディッチ(カザフスタン、ヴィノ・アスタナモータース)
チーム総合成績
1位 ソウルサイクリングチーム
text:Naoki.YASUOKA
photo:Tour of Thailand
2日目を迎えたツアー・オブ・タイランドは、タイ中部の街チャイナットから北上し、ピッサヌロークへとフィニッシュする190kmで争われた。ひたすら北へと向かうコースは、目立った起伏もなく、またコーナーもほとんどないフラットストレート。
昨ステージでの逃げ切り勝利に刺激されたか、このステージでもスタートと同時にアタックが頻発。追い風も手伝って、序盤からハイスピードでレースは消化されていくことに。
逃げが決まったのは50kmを過ぎた後。総合成績で後れを取っている選手ら5名のアタックをメイン集団は容認。シマノレーシングの湊諒も含まれた5名の逃げを追うメイン集団は、リーダージャージを着るイェフゲニー・ギディッチ(カザフスタン)擁するヴィノ・アスタナモータースのコントロール下でペースを刻んでいく。
逃げ切りを警戒するヴィノ・アスタナモータースによって、逃げとのタイム差は3分ほどに抑えられる。レース全体のペースも落ちることなく、フィニッシュが近づくにつれて、タイム差も縮小していく。2人の選手があきらめずに最後まで逃げ続けるも、20kmを残して集団は逃げを全て飲み込んだ。
スプリントになることが決定的となった集団を支配したのは、タイコンチネンタルチームとタイナショナルチームの連合トレイン。残り1kmから猛然とペースを上げた列車から解き放たれたサニカワティ・タナウット(タイ、タイコンチネンタルチーム)がそのまま先頭でフィニッシュラインを通過した。ジョン・アベラストゥリ(スペイン、チーム右京)が3位に食い込み、日本人最高位は窪木一茂(NIPPOヴィーニファンティ-ニ)の11位だった。
ツアー・オブ・タイランド2017第2ステージ結果
1位 サニカワティ・タナウット(タイ、タイコンチネンタルチーム) 4h19’29”
2位 グェン・タム(ベトナム、ベトナムナショナルチーム)
3位 ジョン・アベラストゥリ(スペイン、チーム右京)
4位 パク・ソンベク(韓国、KSPO)
5位 マー・ガンドン(中国、ヘンシャンサイクリングチーム)
6位 ソ・ジュンヨン(韓国、KSPO)
7位 ツァオ・ジンビャオ(中国、ヘンシャンサイクリングチーム)
8位 モハメド・ハリフサレー(マレーシア、マレーシアナショナルチーム)
9位 パク・サンホン(韓国、ソウルサイクリングチーム)
10位 タィン・フィン(ベトナム、ベトナムナショナルチーム)
個人総合
1位 イェフゲニー・ギディッチ(カザフスタン、ヴィノ・アスタナモータース) 8h29’12”
2位 マー・ガンドン(中国、ヘンシャンサイクリングチーム) +5”
3位 アラン・マランゴーニ(イタリア、NIPPOヴィーニファンティーニ)
4位 シャオ・ジンビャオ(中国、ヘンシャンサイクリングチーム) +14”
5位 チャンパッド・クリツァダ(タイ、インフィニティAIS)
6位 トリン・ダクタム(ベトナム、ベトナムナショナルチーム) +16”
7位 キム・デヨン(韓国、KSPO) +17”
8位 キム・オクチョル(韓国、ソウルサイクリングチーム)
9位 小森亮平(愛三工業レーシング)
10位 入部正太郎(シマノレーシング)
ポイント賞
1位 イェフゲニー・ギディッチ(カザフスタン、ヴィノ・アスタナモータース)
チーム総合成績
1位 ソウルサイクリングチーム
text:Naoki.YASUOKA
photo:Tour of Thailand
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