2016/10/25(火) - 18:14
チームスカイのアフターパーティはレース後の夜、アパレルスポンサーを務めるラファが企画主催した。会場はオリオン通りにあるポップアップストア。サイクリストが集う場所にしたいという思い通り、選手や観客たちが気取らずに集うフランクな会となった。
ジャパンカップのレースが終わったその夜、昨夜クリテリウムと表彰式で賑わったオリオンスクェアの喧騒とは打って変わって、ひっそりとしたオリオン通りに続々と人が集まってくる。ここラファポップアップストア宇都宮の最後の夜は、チームスカイのアフターパーティの会場となったためだ。
「毎年10月になったらポップアップストアをオープンし、ジャパンカップが終わるまでここでレースやライドの楽しみ方を発信し続ける」とラファ代表の矢野さんの挨拶で始まったアフターパーティ。選手やスタッフ、招待客らが皆ともに飲食を楽しみ交流した。
ラファのポップアップストアは昨年も開店したが、今年はなんと2週前からのオープンというロングラン。矢野さんは「とくに買い物しなくていいんです。ライドの帰りなどに立ち寄って、サイクリスト同士が集まって話をしたり、交流する場になれば。新しいライド友達もできるし、そこから何かが始まってくれれば」と話す。ストアはオープンなスペースとしていつでもサイクリストを歓迎してくれる。この会も、そんなコンセプトのとおりのパーティだ。
集まった多くの人が身につけていた独特のデザインのTシャツとキャップは、宇都宮の縁起物である黄鮒(きぶな)をイメージしたもの。このある意味ラファらしくない奇抜なデザインのジャパンカップ限定アイテムだが、皆で着れば不思議と一体感が高まる。
アフターパーティには特に改まったプログラムなどなかったが、最初にクナーフェン監督がジャパンカップとラファへの感謝の気持ちを伝えた。クナーフェン氏は、いかに日本でのレースが素晴らしいかを強調していた。
あちこちでカンパイの声が上がりひとまず落ち着くと、皆それぞれ持参したアイテムに選手たちのサインを求め、記念撮影だ。英会話が苦手でも、話したい気持ちがあればコニュニケーションはいくらでも可能だ。アルコールが進めばなおさらで、選手、スタッフ、来場者はもう何年来の友人達とばかりに打ち解けパーティを楽しんだ。
途中フォトグラファーの辻啓氏による、ラファとチームスカイの4年間のヒストリーを振り返るスライド上映会もあり、会場を飽きさせない。辻さんは今回のジャパンカップにあわせて自身の撮影したグランツールでの写真を使ったポストカードセットを用意して販売、大好評だった。今後手に入れるチャンスはラファサイクルクラブ大阪/東京、サイクルモード、そして関西シクロクロス会場など各所であるかもしれない。
そしてチームスカイの選手一人一人からの挨拶もあり、今日のレースで引退となったスペイン人のハビエル・サンディオは「日本には初めて来たけど、もっと早くジャパンカップを知っていたら良かった。そうしたら何度も来ていただろう。」と残念がった。そしてサンディオのささやかな引退セレモニーも。暖かな雰囲気でベテラン選手の長いキャリアを労った。
メカニックや、マッサーからも挨拶があったが、すでに酔っているのかジョークの連発で会場を沸かせていた。そしてマッサーチームから補給の投げ入れ、ボトルのプレゼントクイズなどがあり、そろそろお開きかと思いきや、予定の時刻を過ぎても一向に終わる気配がない。それどころかどうやらますます人数が増えてきている。
気づけばアタッキ・チームグストが合流している...。実はレース中のプロトン内で、他チームにもパーティに参加するよう連絡が回ったそうだ。
美味しいケータリングでお腹は満たされたし、飲み物も十分にある。DJがムードを読み取りながら選曲し、会場を盛り上げる。会はまだまだ終わらない雰囲気だったが、筆者は22時にメドを打って帰路についた。しかしこの後、BMCレーシングの一行や新城幸也選手なども来た模様。賑やかな夜は遅くまで続いたようだ。
photo&text:Yoshiyuki.Ugajin
ジャパンカップのレースが終わったその夜、昨夜クリテリウムと表彰式で賑わったオリオンスクェアの喧騒とは打って変わって、ひっそりとしたオリオン通りに続々と人が集まってくる。ここラファポップアップストア宇都宮の最後の夜は、チームスカイのアフターパーティの会場となったためだ。
「毎年10月になったらポップアップストアをオープンし、ジャパンカップが終わるまでここでレースやライドの楽しみ方を発信し続ける」とラファ代表の矢野さんの挨拶で始まったアフターパーティ。選手やスタッフ、招待客らが皆ともに飲食を楽しみ交流した。
ラファのポップアップストアは昨年も開店したが、今年はなんと2週前からのオープンというロングラン。矢野さんは「とくに買い物しなくていいんです。ライドの帰りなどに立ち寄って、サイクリスト同士が集まって話をしたり、交流する場になれば。新しいライド友達もできるし、そこから何かが始まってくれれば」と話す。ストアはオープンなスペースとしていつでもサイクリストを歓迎してくれる。この会も、そんなコンセプトのとおりのパーティだ。
集まった多くの人が身につけていた独特のデザインのTシャツとキャップは、宇都宮の縁起物である黄鮒(きぶな)をイメージしたもの。このある意味ラファらしくない奇抜なデザインのジャパンカップ限定アイテムだが、皆で着れば不思議と一体感が高まる。
アフターパーティには特に改まったプログラムなどなかったが、最初にクナーフェン監督がジャパンカップとラファへの感謝の気持ちを伝えた。クナーフェン氏は、いかに日本でのレースが素晴らしいかを強調していた。
あちこちでカンパイの声が上がりひとまず落ち着くと、皆それぞれ持参したアイテムに選手たちのサインを求め、記念撮影だ。英会話が苦手でも、話したい気持ちがあればコニュニケーションはいくらでも可能だ。アルコールが進めばなおさらで、選手、スタッフ、来場者はもう何年来の友人達とばかりに打ち解けパーティを楽しんだ。
途中フォトグラファーの辻啓氏による、ラファとチームスカイの4年間のヒストリーを振り返るスライド上映会もあり、会場を飽きさせない。辻さんは今回のジャパンカップにあわせて自身の撮影したグランツールでの写真を使ったポストカードセットを用意して販売、大好評だった。今後手に入れるチャンスはラファサイクルクラブ大阪/東京、サイクルモード、そして関西シクロクロス会場など各所であるかもしれない。
そしてチームスカイの選手一人一人からの挨拶もあり、今日のレースで引退となったスペイン人のハビエル・サンディオは「日本には初めて来たけど、もっと早くジャパンカップを知っていたら良かった。そうしたら何度も来ていただろう。」と残念がった。そしてサンディオのささやかな引退セレモニーも。暖かな雰囲気でベテラン選手の長いキャリアを労った。
メカニックや、マッサーからも挨拶があったが、すでに酔っているのかジョークの連発で会場を沸かせていた。そしてマッサーチームから補給の投げ入れ、ボトルのプレゼントクイズなどがあり、そろそろお開きかと思いきや、予定の時刻を過ぎても一向に終わる気配がない。それどころかどうやらますます人数が増えてきている。
気づけばアタッキ・チームグストが合流している...。実はレース中のプロトン内で、他チームにもパーティに参加するよう連絡が回ったそうだ。
美味しいケータリングでお腹は満たされたし、飲み物も十分にある。DJがムードを読み取りながら選曲し、会場を盛り上げる。会はまだまだ終わらない雰囲気だったが、筆者は22時にメドを打って帰路についた。しかしこの後、BMCレーシングの一行や新城幸也選手なども来た模様。賑やかな夜は遅くまで続いたようだ。
photo&text:Yoshiyuki.Ugajin
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