2016/10/04(火) - 19:36
世界最大の自転車ショー「ユーロバイク」。次期新製品が明らかになると同時にバイク界の潮流がつかめる展示会でホットなニューモデルを探した。Part.4ではバッソ、カンパニョーロ、キャノンデール、シーポ、ブロンプトン、ブラックバーン、ブリコの7ブランドをピックアップします。
バッソ(イタリア)
バッソの新しいフラッグシップとなるエアロロード「DIAMANTE SV」 photo:Makoto.AYANO
シートクランプをシートチューブに内蔵し、スッキリとした見た目を実現 photo:Makoto.AYANO
空気抵抗の低減を狙ったヘッド回り photo:Makoto.AYANO
オーストラリアの新興ウェアブランドのMAAPとコラボレーションするなど、近年ブランド力を高めているイタリアンバイクブランドのBASSO(バッソ)。ユーロバイクでは、新型フラッグシップとなるエアロロード「DIAMANTE SV」をお披露目した。先代モデルの流れを汲みながら、フォークやダウンチューブ、シートチューブをカムテール化し、直線的なフレームワークやダイレクトマウントブレーキとあわせて空力性能を向上させている。
シートクランプはシートチューブに内蔵することで、スッキリとした見た目を実現。シートチューブとシートポストの間にはエラストマーを挟み込み、エアロロードの弱点である快適性を高めている。ヘッド回りは空気抵抗の低減を狙うと同時に、トップキャップにベアリングを埋め込む独自構造により、ハンドル位置を上げた際のヘッド剛性低下を防止している。
カンパニョーロ(イタリア)
カンパニョーロの油圧ディスクブレーキシステムがアッセンブルされたモビスターのキャニオン photo:Makoto.AYANO
電子式シフト+油圧ブレーキのEPSレバー。エルゴノミックデザインや握りの細さをそのままだ photo:Makoto.AYANO
キャリパー本体の完成度も高い photo:Makoto.AYANO
シマノとスラムに遅れを取ったものの、カンパニョーロもロード用油圧ディスクブレーキシステムを発表。7月に同社が開催したメディア向けローンチに続き、ユーロバイクでも展示を行った。
電子式シフト+油圧ブレーキのEPSレバーは、リムブレーキ式の特長であるエルゴノミックデザインや握りの細さをそのまま受け継いでおり、実際にレバーを引いても作動は非常にスムーズ。キャリパー本体の完成度も高い。カンパニョーロの公式FBには、供給プロチームと共に実走テストを行う様子が度々アップロードされており、広報担当者も「正式発表はまもなく」と答えた。
シマノULTEGRAをライバルに据える新グレードのコンポーネントPOTENZA photo:Makoto.AYANO
好調なセールスを記録しているBORAシリーズ photo:Makoto.AYANO
コンポーネントより一足先にディスクブレーキ対応ホイールが登場。写真はZONDA DB photo:Makoto.AYANO
6ボルトタイプのローターに対応する photo:Makoto.AYANO
ブースにはヴァレンティーノ・カンパニョーロ氏が駆けつけた photo:Makoto.AYANO
カンパニョーロがサポートするアレッサンドロ・ザナルディ(イタリア)のハンドサイクル photo:Makoto.AYANO
また、コンポーネントに先んじてディスクブレーキ対応ホイールのリリースが決定しており、アルミリム採用のZONDA DBが登場する。リムブレーキモデルとは各所の設計が異なり、スポーキングが前後ともにG3組に。リムはブレーキ面を廃し、くまなく切削することで軽量化した。ローター取付部の仕様別に6穴タイプとセンターロックタイプを用意する。
その他、シマノULTEGRAをライバルに据える新グレードのコンポーネントで、既に国内でもデリバリーが開始されている「POTENZA(ポテンツァ)」や、好調なセールスを記録するカーボンホイールBORAシリーズ、リオパラリンピックで金メダルを獲得したアレッサンドロ・ザナルディ(イタリア)のハンドサイクルを展示。ブースにはヴァレンティーノ・カンパニョーロ氏が駆けつけた。
キャノンデール(アメリカ)
2017年の新型ロードの中でも最も注目集めるSUPERSIX EVO Hi-MODのディスクブレーキ仕様 photo:Makoto.AYANO
海外では、CAAD12にフロントシングル仕様が用意される photo:Makoto.AYANO
フルモデルチェンジを果たしたCXバイク「SUPER X」 photo:Makoto.AYANO
キャノンデールもフルサスE-MTBをラインアップ photo:Makoto.AYANO
オールマウンテン系フルサスMTBのHabit photo:Makoto.AYANO
アメリカの大手ブランドの中では唯一ユーロバイクに出典するキャノンデール。ブース内のほとんどのバイクは、弊誌スペシャルコンテンツでも紹介したもので、すでにデリバリーも開始されている。しかし、国内未展開ながらも魅力的なカラーのバイクや、国内ラインアップにはないCAAD 12のフロントシングル仕様の展示も。
シーポ(日本)
シーポの新しいフラッグシップとなるトライアスロン用バイク「CP VIPER」と、同社代表の田中信行氏 photo:Makoto.AYANO
自身もトライアスリートである日本人の田中信行氏が立ち上げたバイクブランドがCeepo(シーポ)である。田中代表が手にするのは、フラットかつ直線的なコースに適したトライアスロン用バイクの新型フラッグシップ「CP VIPER」。シートチューブとトップチューブのストレージ(ベントーボックス)やインテグレーテッドを組み合わせた状態でエアロダイナミクスを最適化し、従来モデルに対して15%の空力性能向上を実現した。一方で、世界中のレースを転戦するアスリートのためにメンテナンス性も高めている。
テクニカルなコースで行われるトライアスロンや、ロードレースに適したディスクブレーキ仕様のロードバイク「STINGER-R」 photo:Makoto.AYANO
「STINGER-R」は、テクニカルなコースで行われるトライアスロンや、ロードレースに適したディスクブレーキ仕様のロードバイクで、ブランド初のUCI公認モデルになる予定の1台。空気抵抗の小さなチューブ形状や、前乗りにも対応する調整幅の大きなシートポスト、トップチューブに設けられたストレージ用のマウントなどは、トライアスロンバイク専門ブランドならではの仕様だ。
ブロンプトン(イギリス)
電解高リン-ニッケルメッキによる渋い金属光沢が美しいブロンプトンのNickel Black Edition photo:Makoto.AYANO
イギリスを拠点に、アーバンライドに適した機動性高い小径車を展開するブロンプトン。ユーロバイクでCW編集部が注目したのは、「Nickel Black Edition」と名付けられた1台で、50μmという緻密な無電解高リン-ニッケルメッキによる渋い金属光沢が特長だ。
ブラックバーン(アメリカ)
バイクパッキングブームの火付け役的ブランドであるブラックバーン。「Outpost」シリーズの限定カモフラージュカラーをメインに展示 photo:Makoto.AYANO
サドルバックの要領で取り付けできるSEATPACK photo:Makoto.AYANO
ハンドルバー用バイクパックのHB ROLL。ハイドレーションパックを取り付けることもできる photo:Makoto.AYANO
今回のユーロバイクでも大きなトレンドとなったアドベンチャーライドの火付け役的ブランドの1つがブラックバーン。直接フレームやシートポストなどに取り付けることのできるバイクパック「Outpost」シリーズが好評で、今回のユーロバイクでは限定カモフラージュカラーをナイナーのMTBに取り付けて展示した。
ブリコ(イタリア)
ブリコの新型セミエアロヘルメット「Ventus」 photo:Makoto.AYANO
こめかみ部のインナーパッドには高弾性素材を配置。落車時の脳へのダメージを低減した photo:Makoto.AYANO
マリオ・チポッリーニを彷彿させるアイウェア「SHOTEVOLUZIONE」 photo:Makoto.AYANO
復活を兆しを見せているイタリアのプロテクションギアブランドBRIKO(ブリコ)からは、セミエアロヘルメット「Ventus」が登場。ジロ・デ・イタリアでも活躍したCSFバルアディーニが使用していた先代モデル「GASS」の流れを汲みながらも、シェル全体を小型化。こめかみ部のインナーパッドには高弾性素材を使用しており、万が一落車した際の脳へのダメージを軽減してくれるという。その他、古くからのロードレースファンが懐かしいリバイバル的デザインのアイウェアも注目を集めた。
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photo:Makoto.AYANO
バッソ(イタリア)



オーストラリアの新興ウェアブランドのMAAPとコラボレーションするなど、近年ブランド力を高めているイタリアンバイクブランドのBASSO(バッソ)。ユーロバイクでは、新型フラッグシップとなるエアロロード「DIAMANTE SV」をお披露目した。先代モデルの流れを汲みながら、フォークやダウンチューブ、シートチューブをカムテール化し、直線的なフレームワークやダイレクトマウントブレーキとあわせて空力性能を向上させている。
シートクランプはシートチューブに内蔵することで、スッキリとした見た目を実現。シートチューブとシートポストの間にはエラストマーを挟み込み、エアロロードの弱点である快適性を高めている。ヘッド回りは空気抵抗の低減を狙うと同時に、トップキャップにベアリングを埋め込む独自構造により、ハンドル位置を上げた際のヘッド剛性低下を防止している。
カンパニョーロ(イタリア)



シマノとスラムに遅れを取ったものの、カンパニョーロもロード用油圧ディスクブレーキシステムを発表。7月に同社が開催したメディア向けローンチに続き、ユーロバイクでも展示を行った。
電子式シフト+油圧ブレーキのEPSレバーは、リムブレーキ式の特長であるエルゴノミックデザインや握りの細さをそのまま受け継いでおり、実際にレバーを引いても作動は非常にスムーズ。キャリパー本体の完成度も高い。カンパニョーロの公式FBには、供給プロチームと共に実走テストを行う様子が度々アップロードされており、広報担当者も「正式発表はまもなく」と答えた。






また、コンポーネントに先んじてディスクブレーキ対応ホイールのリリースが決定しており、アルミリム採用のZONDA DBが登場する。リムブレーキモデルとは各所の設計が異なり、スポーキングが前後ともにG3組に。リムはブレーキ面を廃し、くまなく切削することで軽量化した。ローター取付部の仕様別に6穴タイプとセンターロックタイプを用意する。
その他、シマノULTEGRAをライバルに据える新グレードのコンポーネントで、既に国内でもデリバリーが開始されている「POTENZA(ポテンツァ)」や、好調なセールスを記録するカーボンホイールBORAシリーズ、リオパラリンピックで金メダルを獲得したアレッサンドロ・ザナルディ(イタリア)のハンドサイクルを展示。ブースにはヴァレンティーノ・カンパニョーロ氏が駆けつけた。
キャノンデール(アメリカ)





アメリカの大手ブランドの中では唯一ユーロバイクに出典するキャノンデール。ブース内のほとんどのバイクは、弊誌スペシャルコンテンツでも紹介したもので、すでにデリバリーも開始されている。しかし、国内未展開ながらも魅力的なカラーのバイクや、国内ラインアップにはないCAAD 12のフロントシングル仕様の展示も。
シーポ(日本)

自身もトライアスリートである日本人の田中信行氏が立ち上げたバイクブランドがCeepo(シーポ)である。田中代表が手にするのは、フラットかつ直線的なコースに適したトライアスロン用バイクの新型フラッグシップ「CP VIPER」。シートチューブとトップチューブのストレージ(ベントーボックス)やインテグレーテッドを組み合わせた状態でエアロダイナミクスを最適化し、従来モデルに対して15%の空力性能向上を実現した。一方で、世界中のレースを転戦するアスリートのためにメンテナンス性も高めている。

「STINGER-R」は、テクニカルなコースで行われるトライアスロンや、ロードレースに適したディスクブレーキ仕様のロードバイクで、ブランド初のUCI公認モデルになる予定の1台。空気抵抗の小さなチューブ形状や、前乗りにも対応する調整幅の大きなシートポスト、トップチューブに設けられたストレージ用のマウントなどは、トライアスロンバイク専門ブランドならではの仕様だ。
ブロンプトン(イギリス)

イギリスを拠点に、アーバンライドに適した機動性高い小径車を展開するブロンプトン。ユーロバイクでCW編集部が注目したのは、「Nickel Black Edition」と名付けられた1台で、50μmという緻密な無電解高リン-ニッケルメッキによる渋い金属光沢が特長だ。
ブラックバーン(アメリカ)



今回のユーロバイクでも大きなトレンドとなったアドベンチャーライドの火付け役的ブランドの1つがブラックバーン。直接フレームやシートポストなどに取り付けることのできるバイクパック「Outpost」シリーズが好評で、今回のユーロバイクでは限定カモフラージュカラーをナイナーのMTBに取り付けて展示した。
ブリコ(イタリア)



復活を兆しを見せているイタリアのプロテクションギアブランドBRIKO(ブリコ)からは、セミエアロヘルメット「Ventus」が登場。ジロ・デ・イタリアでも活躍したCSFバルアディーニが使用していた先代モデル「GASS」の流れを汲みながらも、シェル全体を小型化。こめかみ部のインナーパッドには高弾性素材を使用しており、万が一落車した際の脳へのダメージを軽減してくれるという。その他、古くからのロードレースファンが懐かしいリバイバル的デザインのアイウェアも注目を集めた。
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