リオ銅メダル、ツール山岳賞のマイカがボーラ・ハンスグローエと2年契約を結ぶ

ボーラ・ハンスグローエ（現ボーラ・アルゴン18）がラファル・マイカ（ポーランド、ティンコフ）と2年間の契約と結んだと発表した。

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2度めの山岳賞に輝いたラファル・マイカ(ポーランド、ティンコフ) photo:Makoto.AYANOペーター・サガン（スロバキア）に続く2人目のビッグネーム発表はマイカだった。8月30日にチームが出したプレスリリースによれば、マイカとの契約は2年間。ジロ・デ・イタリアとツール・ド・フランスでの総合エースを担うことになるという。

現在26歳のマイカは2011年にサクソバンク・サンガードでプロ入りして以降、6シーズンに渡って現チームに所属。今年はジロ総合5位、ツールでの2014年に続く2度目の山岳賞、リオ五輪ロードレースでの銅メダル獲得など結果を残していた。マイカと共にポーランド出身のパウェル・ポルヤンスキーもティンコフからの移籍も発表されており、ティンコフからの移籍は現在7人目。ボーラ・ハンスグローエは他にBMCレーシングからマークス・ブルグハート（ドイツ）も獲得済みだ。

チームマネージャーのラルフ・デンク氏は「常々グランツアーに向けた戦力アップが必要とコメントしてきたが、トップ5に入ることのできるラファルと契約できた。チームの若いドイツ人選手は彼から経験することも大きく、将来のグランツアー総合トップ10入りに向けた糧となるはずだ」とコメントしている。

text:So.Isobe