DMT R1　フィット感を追求した新型フラッグシップロードシューズ

イタリアを拠点とするサイクリングシューズ専業ブランドのDMT。フィット感を追求したシームレスデザインのアッパーに、細かな調整が可能なBoaクロージャー、高剛性カーボンソールを組み合わせた新型フラッグシップ「R1」が登場した。

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DMT R1（オレンジ） (c)ライトウェイプロダクツジャパン
2016年モデルでラインアップを刷新したDMT。その中でもロード用シューズのフラッグシップに位置づけられるのが「R1」である。トマ・ヴォクレール（フランス、ディレクトエネルジー）や、先日のツアー・オブ・ジャパンで総合優勝を飾ったオスカル・プジョル（スペイン、Team UKYO）が使用する1足だ。

ツアー・オブ・ジャパンで総合優勝を飾ったオスカル・プジョル（スペイン、Team UKYO）もDMT R1を使用する photo:Hideaki.Takagiその特徴は、足のボリュームの大小に関わらずフィットするように再設計されたアッパーにある。従来モデルのVegaシリーズよりメッシュを廃し、不快感の原因ともなる縫い目を踵部のみとすることで、よりしなやかに。2つのBoaダイヤルクロージャーから成るフィッティングシステムや、内側にクッションを設けたタンと合わせて、更に快適な履き心地を実現している。

ソールは形状を一新することで、フィット感の向上に貢献。ホールド力を高めるため、踵部分は包み込む様なカップ形状に成形され、アーチサポートは強めとしている。素材には、航空宇宙産業でも使用されるほどの強度と軽さを誇るUD FAW150カーボンを継続して採用する。

クリート取付部には、ざらざらとした滑り止め加工を施すことでクリートの固定力を向上。そして、クリート交換の際に位置を忠実に再現できるルックKeoペダルの「メモリークリップ」に対応している。ヒール部のスタッドは交換が可能で、長期間に渡って使用することが可能だ。

2つのBoaダイヤルクロージャーから成るフィッティングシステム (c)ライトウェイプロダクツジャパン航空宇宙産業でも使用されるほどの強度と軽さを誇るUD FAW150カーボンを採用したソール (c)ライトウェイプロダクツジャパン

土踏まずの付近にもパンチング加工を施すことで、通気性を高めた (c)ライトウェイプロダクツジャパンオレンジ、ホワイト、イエローの3カラーがラインアップされる (c)ライトウェイプロダクツジャパン


また、クリート取付部の前方にはエアインテークを配置。インソールのつま先付近や、アッパーのつま先付近および土踏まず付近に施されたパンチング加工と合わせて、通気性を確保している。踵の内側にはズレを抑えるべくドット状の滑り止めを設けた。

サイズ展開は37～44までと豊富で、足の小さな女性ライダーにも対応する。フィット感にこだわるシリアスレーサーには嬉しいハーフサイズもラインアップされる。重量は41サイズで225gと軽量に仕上がっている。カラーはホワイト、イエロー、オレンジの3種類が用意され、いずれもブラックとのツートーンカラーとなる。取り扱いはライトウェイプロダクツジャパンが行う。