2016/04/09(土) - 09:31
高い技術力を持つ企業がひしめく工業大国ドイツの総合バイクブランド、コラテック。質実剛健なイメージをもつ同ブランドが久方ぶりとなるフラッグシップのモデルチェンジを行った。最新スペックを手に入れた「CCT EVO」が果たした進化とは。
ドイツ・バイエルン州最大の都市であるミュンヘン近郊に本拠地を置くコラテック。日本ではあまり知られていないが、今回紹介するCCT EVOのようなハイエンドレースバイクからキッズバイクに至るまで、幅広いラインアップをもつ総合バイクブランドとして、欧州では高い人気と知名度を持つブランドである。
コラテックがブランドとして立ちあがったのは1990年と、名だたる欧州ブランドの中にあっては比較的新しい部類に入るといえる。ヨットの技術を取り入れ、ケーブルテンションによるアジャスタブルフレームを製作するなど、当初から斬新なバイクを製作する気鋭のブランドとして注目を集めていた。
一方ではオーソドックスなロードおよびMTBフレームも製作し、これらはアマチュアの世界チャンピオンやワールドカップのウィナーを生み出すまでになった。特にMTBにおいてはトップチューブとシートステーが一体化したデザインの「X-BOW」はブランドの代名詞ともいえる傑作として、世界中のサイクリストに記憶されることとなった。こうしてコラテックはドイツを代表するレーシングブランドに成長したのである。
最近はあまりプロレースの現場で見かけることはないが、2005年のジロ・デ・イタリアでは3つの山岳ステージを制している。また、マトリックス・パワータグが使用していたことを覚えている人も多いだろう。現在では、スイスのプロコンチネンタルチーム、チームロスがCCT EVOを駆っており、ヨーロッパツアーを中心に活躍を見せている。
さて、そんなコラテックが新たに投入した新しい旗艦モデルCCT EVOの特徴を見ていこう。前作「CCT PRO」が丸パイプを使用したオーソドックスなフレームワークの一台であったのに対して、カムテール形状のパイプを採用し、エアロ化へと大きく舵を切った。
NACA断面に代表される翼型形状に比べると、横風にも強く剛性も確保しやすいのがカムテール形状のメリットである。オールラウンドバイクとしての性能を求められるCCT EVOにとって、エアロ性能を高めつつも走行性能をスポイルしない最高のパイプ形状といえるだろう。
チェーンとチェーンステーのクリアランスを広げた、「ロープロファイルチェーンステー」はブランドアイコンとして受け継ぎつつも、より洗練されたデザインとなり、パワーロスを抑えつつチェーン暴れによるダメージを防ぐように設計されている。
抑制の効いた洗練さが加わったのはフロントフォークも同様だ。後方にオフセットしてから緩やかにベンドさせていた形状を一新。フォーククラウンに大きくボリュームを持たせると同時に、ブレード形状もほぼストレートフォークへと変更することで、より戦闘的な雰囲気を感じさせるようになった。
ブレーキがダイレクトマウント規格を採用することになったのも大きな変更点である。BB裏にブレーキを移動し、シートステーに設置するよりも乱流の発生を抑えている。加えて、シートステーの柔軟性を高めることが出来るため、快適性の向上も期待できる設計となっている。
ボトムブラケットは近年主流となったBB86を採用。コラテックオリジナルのユニバーサルボトムブラケットから変更され、より軽量なバイクとなっている。今回採用されたBB86への変更は、全てのBB規格に対応できるというメリットは失ったものの、サードパーティのアダプターが多く流通する現在においては、特にネガティブな要素にはならないだろう。
今回のインプレッションバイクのコンポ―ネントはアルテグラで組み上げられ、ホイールはフルクラムのレーシングゼロがアセンブルされている。エアロ化と軽量化を推し進め、最新のレーシングバイクとしてデビューしたコラテックの意欲作は2人のライダーにどう映るのか。それではインプレッションに移ろう。
ーインプレッション
「持って軽いが、乗ったらもっと軽い。レーサー向けのオールラウンドバイク」寺西剛(シミズサイクル サイクルスポーツ本館)
驚くほど軽いバイクで、それは乗る前、パイプを触った瞬間からわかりますよね。こう(とダウンチューブを軽く叩く)やっても、乾いたいかにも薄肉なことが伝わってくる音がします。変速音が反響するくらいですから。他のバイクでは聞こえない音が聞こえてきます。
持って軽いバイクですけど、乗って軽いバイクでもあります。一方で剛性もかなりしっかりしているので、非常にヒルクライム向きのバイクと感じました。もちろん登り以外の場面でも優れた能力を持っているのですが、一番輝くのは登りでしょうね。
踏んだ時のフィーリングとしては、軽量高剛性なハイエンドバイクらしい硬質さを返してくれます。高弾性のカーボンをふんだんに使用しているのだろうということが、乗っただけで思い描くことができそうな乗り味です。
高ケイデンスでも、ハイトルクでも気持ちよく受け止めてくれるので、特に脚があるうちは重めのギアをかけるととても気持ち良く進んでいきます。高速域からの伸びもあり、そこはエアロ形状も効いてきている部分なのではないでしょうか。そういう意味ではスプリンターも満足できる性能を持っていますね。
ハンドリングは軽快の一言。特に集団内で位置取りを変えたい時や、アタックをかけたい時に、スッと横にスライドするような動きをするじゃないですか。バイクによっては、「よっこらせ」というイメージでワンテンポかかるものもあるのですが、CCT EVOはノータイムで動いてくれます。行くぞ!と思った瞬間には横に出て追い越しつつある、みたいな反応性がハンドリングと剛性感の相乗効果で感じられます。
ボリュームのあるフロントフォークがとてもいい仕事をしています。ダイレクトマウントブレーキの強烈なストッピングパワーをしっかりと受け止めてくれ、安定した制動力に繋げてくれるので、リアブレーキがいらないんじゃないか?と思えるほど。
これだけの性能を秘めつつも、40万円というプライスに収まっているのは良心的といえるでしょう。振動吸収性に優れているというわけではないので、どっしりと乗ってロングライドするような使い方だと、他にもっと向いているフレームがあると思いますが、レースユースであればとても魅力的な一台でしょう。長い登りが登場するコースでも、高速なレースでも必ず味方になってくれる、信頼できるバイクです。
「軽さと硬さを併せ持つピュアレーシングマシン」早坂賢(ベルエキップ)
コラテックのハイエンドモデルということもあって非常にカチッとした剛性感に溢れたバイクです。フロントフォーク、ヘッド、ダウンチューブといった重要な箇所には非常に大きなボリュームを持たせているところからも窺えるように、たわみが少なくてダイレクトな硬さをもったバイクでした。実業団レベルのレーサーが乗るにふさわしい一台で、逆に脚がない人がロングライドなどに使うと厳しいでしょう。
硬くて軽いバイクなのですが、ダンシングした時の振りは少し遅めのリズムです。身体を揺らしながら、自転車をあまり振らずに乗ったほうがいい様に感じました。少しギアをかけてトルクをかけながらシッティングで登っていくのが良いかもしれません。軽量バイクながらも重心が低く、高いスタビリティを持っていますね。
加速感にも優れていて、とても進む印象を受けました。ただ、かなり硬い乗り味なので相当の脚力がないと重いギアでぐいぐい踏んでいくと脚にダメージが帰ってきやすいと思います。なので、そこはちょっと我慢して、意図的に軽めのギアを選んで走る必要があるかもしれないですね。
ブレーキの安定感もとても優れています。特にフロントフォークがしっかりしているので、ダイレクトマウントブレーキの性能を100%発揮させられていることが大きいでしょう。ハンドリングについては少しオーバーステア気味ですね。切れ込んでいくような、クイックさを感じます。
とても剛性感に富んでいるバイクですが、シートステーを細めにしていること、シートピラーを27.2mm径としていることである程度の振動吸収性を確保しています。今回はレーシングゼロでのテストだったので、もう少し乗り心地を良くしたければスチールスポークのホイールに交換すると良いでしょう。
デザインもシンプルですし、価格もリーズナブルでとても好感が持てる一台です。レーサー向けのバイクなので、アルテグラ以上のコンポーネントでカーボンホイールやハイエンドのアルミホイールと組み合わせたいですね。ヒルクライムでも良し、クリテリウムでも、ロードレースでも乗り手の期待を裏切らない高性能バイクです。
コラテック CCT EVO(フレームセット)
フレーム:CORRATEC CCT EVO SL EPS カーボン
フォーク:CORRATEC CCT EVO フルカーボン
サイズ:46、48、51cm
カラー:MATT CARBON/BLUE
価 格:398,000円(税抜)
インプレライダーのプロフィール
早坂賢(ベルエキップ)
欧州のプロチームでメカニックとして活躍した遠藤徹さんがオーナーを務める宮城県仙台市のプロショップ「ベルエキップ」のスタッフ。趣味として始めたスポーツサイクルの魅力にどっぷりはまり、ショップスタッフになりたいとベルエキップの門を叩いて今年で6年目。現在は店長代理を努め、主にメカニック作業やビギナー向け走行会を担当する。普段は美味しいものやコーヒーなどを求めグルメライドを楽しむ一方で、ヒルクライムイベントに参加することも。平坦よりも登りが得意で、快適性が高くバネ感のあるソフトな自転車が好み。現在の愛車はボーマRapid-R。
CWレコメンドショップページ
ショップHP
寺西剛(シミズサイクル サイクルスポーツ本館)
愛知県大府市にあるシミズサイクル サイクルスポーツ本館のスタッフ。同店の最古参スタッフとして主にロードバイクのメカニック作業や上級者向けの走行会を担当している。高校2年生の時にスポーツバイクを始め、大学時代はサイクリング部に所属して日本各地をツーリングする。大学時代からアルバイトとしてシミズサイクルに勤務し、大学卒業後に一般企業に2年勤めたあと現職に。脚質はクライマーで、ヒルクライムレースでは上位入賞も経験。硬めの乗り味の自転車を好み、現在の愛車はエヴァディオBacchas。
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ショップHP
ウェア協力:リオン・ド・カペルミュール
ヘルメット&アイウェア協力:SH+
photo:Makoto.AYANO
text:Naoki.YASUOKA
ドイツ・バイエルン州最大の都市であるミュンヘン近郊に本拠地を置くコラテック。日本ではあまり知られていないが、今回紹介するCCT EVOのようなハイエンドレースバイクからキッズバイクに至るまで、幅広いラインアップをもつ総合バイクブランドとして、欧州では高い人気と知名度を持つブランドである。
コラテックがブランドとして立ちあがったのは1990年と、名だたる欧州ブランドの中にあっては比較的新しい部類に入るといえる。ヨットの技術を取り入れ、ケーブルテンションによるアジャスタブルフレームを製作するなど、当初から斬新なバイクを製作する気鋭のブランドとして注目を集めていた。
一方ではオーソドックスなロードおよびMTBフレームも製作し、これらはアマチュアの世界チャンピオンやワールドカップのウィナーを生み出すまでになった。特にMTBにおいてはトップチューブとシートステーが一体化したデザインの「X-BOW」はブランドの代名詞ともいえる傑作として、世界中のサイクリストに記憶されることとなった。こうしてコラテックはドイツを代表するレーシングブランドに成長したのである。
最近はあまりプロレースの現場で見かけることはないが、2005年のジロ・デ・イタリアでは3つの山岳ステージを制している。また、マトリックス・パワータグが使用していたことを覚えている人も多いだろう。現在では、スイスのプロコンチネンタルチーム、チームロスがCCT EVOを駆っており、ヨーロッパツアーを中心に活躍を見せている。
さて、そんなコラテックが新たに投入した新しい旗艦モデルCCT EVOの特徴を見ていこう。前作「CCT PRO」が丸パイプを使用したオーソドックスなフレームワークの一台であったのに対して、カムテール形状のパイプを採用し、エアロ化へと大きく舵を切った。
NACA断面に代表される翼型形状に比べると、横風にも強く剛性も確保しやすいのがカムテール形状のメリットである。オールラウンドバイクとしての性能を求められるCCT EVOにとって、エアロ性能を高めつつも走行性能をスポイルしない最高のパイプ形状といえるだろう。
チェーンとチェーンステーのクリアランスを広げた、「ロープロファイルチェーンステー」はブランドアイコンとして受け継ぎつつも、より洗練されたデザインとなり、パワーロスを抑えつつチェーン暴れによるダメージを防ぐように設計されている。
抑制の効いた洗練さが加わったのはフロントフォークも同様だ。後方にオフセットしてから緩やかにベンドさせていた形状を一新。フォーククラウンに大きくボリュームを持たせると同時に、ブレード形状もほぼストレートフォークへと変更することで、より戦闘的な雰囲気を感じさせるようになった。
ブレーキがダイレクトマウント規格を採用することになったのも大きな変更点である。BB裏にブレーキを移動し、シートステーに設置するよりも乱流の発生を抑えている。加えて、シートステーの柔軟性を高めることが出来るため、快適性の向上も期待できる設計となっている。
ボトムブラケットは近年主流となったBB86を採用。コラテックオリジナルのユニバーサルボトムブラケットから変更され、より軽量なバイクとなっている。今回採用されたBB86への変更は、全てのBB規格に対応できるというメリットは失ったものの、サードパーティのアダプターが多く流通する現在においては、特にネガティブな要素にはならないだろう。
今回のインプレッションバイクのコンポ―ネントはアルテグラで組み上げられ、ホイールはフルクラムのレーシングゼロがアセンブルされている。エアロ化と軽量化を推し進め、最新のレーシングバイクとしてデビューしたコラテックの意欲作は2人のライダーにどう映るのか。それではインプレッションに移ろう。
ーインプレッション
「持って軽いが、乗ったらもっと軽い。レーサー向けのオールラウンドバイク」寺西剛(シミズサイクル サイクルスポーツ本館)
驚くほど軽いバイクで、それは乗る前、パイプを触った瞬間からわかりますよね。こう(とダウンチューブを軽く叩く)やっても、乾いたいかにも薄肉なことが伝わってくる音がします。変速音が反響するくらいですから。他のバイクでは聞こえない音が聞こえてきます。
持って軽いバイクですけど、乗って軽いバイクでもあります。一方で剛性もかなりしっかりしているので、非常にヒルクライム向きのバイクと感じました。もちろん登り以外の場面でも優れた能力を持っているのですが、一番輝くのは登りでしょうね。
踏んだ時のフィーリングとしては、軽量高剛性なハイエンドバイクらしい硬質さを返してくれます。高弾性のカーボンをふんだんに使用しているのだろうということが、乗っただけで思い描くことができそうな乗り味です。
高ケイデンスでも、ハイトルクでも気持ちよく受け止めてくれるので、特に脚があるうちは重めのギアをかけるととても気持ち良く進んでいきます。高速域からの伸びもあり、そこはエアロ形状も効いてきている部分なのではないでしょうか。そういう意味ではスプリンターも満足できる性能を持っていますね。
ハンドリングは軽快の一言。特に集団内で位置取りを変えたい時や、アタックをかけたい時に、スッと横にスライドするような動きをするじゃないですか。バイクによっては、「よっこらせ」というイメージでワンテンポかかるものもあるのですが、CCT EVOはノータイムで動いてくれます。行くぞ!と思った瞬間には横に出て追い越しつつある、みたいな反応性がハンドリングと剛性感の相乗効果で感じられます。
ボリュームのあるフロントフォークがとてもいい仕事をしています。ダイレクトマウントブレーキの強烈なストッピングパワーをしっかりと受け止めてくれ、安定した制動力に繋げてくれるので、リアブレーキがいらないんじゃないか?と思えるほど。
これだけの性能を秘めつつも、40万円というプライスに収まっているのは良心的といえるでしょう。振動吸収性に優れているというわけではないので、どっしりと乗ってロングライドするような使い方だと、他にもっと向いているフレームがあると思いますが、レースユースであればとても魅力的な一台でしょう。長い登りが登場するコースでも、高速なレースでも必ず味方になってくれる、信頼できるバイクです。
「軽さと硬さを併せ持つピュアレーシングマシン」早坂賢(ベルエキップ)
コラテックのハイエンドモデルということもあって非常にカチッとした剛性感に溢れたバイクです。フロントフォーク、ヘッド、ダウンチューブといった重要な箇所には非常に大きなボリュームを持たせているところからも窺えるように、たわみが少なくてダイレクトな硬さをもったバイクでした。実業団レベルのレーサーが乗るにふさわしい一台で、逆に脚がない人がロングライドなどに使うと厳しいでしょう。
硬くて軽いバイクなのですが、ダンシングした時の振りは少し遅めのリズムです。身体を揺らしながら、自転車をあまり振らずに乗ったほうがいい様に感じました。少しギアをかけてトルクをかけながらシッティングで登っていくのが良いかもしれません。軽量バイクながらも重心が低く、高いスタビリティを持っていますね。
加速感にも優れていて、とても進む印象を受けました。ただ、かなり硬い乗り味なので相当の脚力がないと重いギアでぐいぐい踏んでいくと脚にダメージが帰ってきやすいと思います。なので、そこはちょっと我慢して、意図的に軽めのギアを選んで走る必要があるかもしれないですね。
ブレーキの安定感もとても優れています。特にフロントフォークがしっかりしているので、ダイレクトマウントブレーキの性能を100%発揮させられていることが大きいでしょう。ハンドリングについては少しオーバーステア気味ですね。切れ込んでいくような、クイックさを感じます。
とても剛性感に富んでいるバイクですが、シートステーを細めにしていること、シートピラーを27.2mm径としていることである程度の振動吸収性を確保しています。今回はレーシングゼロでのテストだったので、もう少し乗り心地を良くしたければスチールスポークのホイールに交換すると良いでしょう。
デザインもシンプルですし、価格もリーズナブルでとても好感が持てる一台です。レーサー向けのバイクなので、アルテグラ以上のコンポーネントでカーボンホイールやハイエンドのアルミホイールと組み合わせたいですね。ヒルクライムでも良し、クリテリウムでも、ロードレースでも乗り手の期待を裏切らない高性能バイクです。
コラテック CCT EVO(フレームセット)
フレーム:CORRATEC CCT EVO SL EPS カーボン
フォーク:CORRATEC CCT EVO フルカーボン
サイズ:46、48、51cm
カラー:MATT CARBON/BLUE
価 格:398,000円(税抜)
インプレライダーのプロフィール
早坂賢(ベルエキップ)
欧州のプロチームでメカニックとして活躍した遠藤徹さんがオーナーを務める宮城県仙台市のプロショップ「ベルエキップ」のスタッフ。趣味として始めたスポーツサイクルの魅力にどっぷりはまり、ショップスタッフになりたいとベルエキップの門を叩いて今年で6年目。現在は店長代理を努め、主にメカニック作業やビギナー向け走行会を担当する。普段は美味しいものやコーヒーなどを求めグルメライドを楽しむ一方で、ヒルクライムイベントに参加することも。平坦よりも登りが得意で、快適性が高くバネ感のあるソフトな自転車が好み。現在の愛車はボーマRapid-R。
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寺西剛(シミズサイクル サイクルスポーツ本館)
愛知県大府市にあるシミズサイクル サイクルスポーツ本館のスタッフ。同店の最古参スタッフとして主にロードバイクのメカニック作業や上級者向けの走行会を担当している。高校2年生の時にスポーツバイクを始め、大学時代はサイクリング部に所属して日本各地をツーリングする。大学時代からアルバイトとしてシミズサイクルに勤務し、大学卒業後に一般企業に2年勤めたあと現職に。脚質はクライマーで、ヒルクライムレースでは上位入賞も経験。硬めの乗り味の自転車を好み、現在の愛車はエヴァディオBacchas。
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ウェア協力:リオン・ド・カペルミュール
ヘルメット&アイウェア協力:SH+
photo:Makoto.AYANO
text:Naoki.YASUOKA
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