2009/09/25(金) - 10:16
スイス・メンドリシオで開催されたロード世界選手権個人タイムトライアルで、ファビアン・カンチェラーラ(スイス)の独走力が炸裂した。カンチェラーラは下位を1分以上引き離し、最後はロードレースの如く両手を挙げてゴール。地元スイスで3度目のアルカンシェルを手にした。
かつてこれほど強いTTスペシャリストは他にいただろうか? 最大勾配10%の上りを含む16.6kmの周回コースを3周、合計49.8kmで行なわれた世界最速男決定戦。約23000人の観客が詰めかけ、世界屈指のTTスペシャリストが終結した中で、断トツの走りを見せたスイス人が最速タイムで優勝した。
レースには66名がエントリー。複数周回で行なわれるため、13〜14名が一組となって1分ごとにスタートを切った。直前の組の最終走者が最終周回に入った時点で、次の組の第1走者がスタートする仕組み。世界選手権でよく採用される方式だ。
5組中4組目まで、合計52名がゴールした時点で暫定トップに立っていたのは、来季ガーミン・スリップストリームへの移籍が決まっているトム・ジーベル(アメリカ)。前半快調に飛ばしたマルコ・ピノッティ(イタリア)は後半失速し、ジーベルに次ぐ暫定2位につけていた。
しかし最終組の選手がスタートすると、ジーベルはすぐさまホットシートを明け渡さなければならないことを悟ることになる。最終組の最後から2番目、地元スイスの大歓声の中スタートしたカンチェラーラが、ジーベルのタイムを遥かに上回るトップタイムを連発した。
カンチェラーラは前走者のグスタフエリック・ラーション(スウェーデン)やブラドレー・ウィギンズ(イギリス)まで追い抜く超ハイペース。ラーションとウィギンズもメダル候補の筆頭だが、カンチェラーラはそんなことお構い無しに鉄槌を振り下ろした。
抜群のコーナリングテクニックとハイケイデンスの独走力。カンチェラーラはノートラブルでゴールまで走り抜いた。結局はカンチェラーラは5つの中間計測ポイント全てでトップタイム。圧勝だった。
タイムトライアルは1秒たりとも無駄に出来ない時間との勝負。しかしカンチェラーラは勝利を確信すると、ラスト100mから両手を挙げて声援に応える余裕っぷり。何度もガッツポーズを繰り出し、栄光のフィニッシュラインを駆け抜けた。
「今日は地元スイスを飛ぶように走り抜いた。目標達成のためにはハードな走りが必要なことは分かっていた。序盤から全開でぶっ飛ばしたんだ」。その言葉通り、グランツールで見せたような“終盤追い込み型”の走りではなく、レース序盤からライバルたちを凌駕した。
そのことは、5つのスプリットタイム(計測ポイント間のタイム)全てでトップタイムを刻んでいることからも伺い知れる。スタートからゴールまで、ペースを崩さずにハイスピード走行を持続。平均スピード51.58km/hの圧倒的な走りでライバルを粉砕した。
誰もが納得の世界最速の称号。昨年欠場によって失っていたアルカンシェルを、カンチェラーラは再び手中に収めた。2006年と2007年に続く3度目の世界王者の栄冠だ。「このアルカンシェルを取り戻せて本当に嬉しい。このコンディションで世界選に挑むために、ずっと努力してきたんだ」。
地元スイスでアルカンシェルを手にしたカンチェラーラ。しかしまだその挑戦は終わらない。「日曜日のレース(エリート男子ロードレース)が残っている。それまでに回復しないと」。ロードレースでダブルタイトル獲得を目指す。
2位に入ったのは、普段カンチェラーラのチームメイトであるラーション。北京五輪の個人タイムトライアルでもカンチェラーラとラーションは金銀メダルを獲得している。サクソバンクの2人が再び世界最高の舞台でワンツー勝利を飾った。スウェーデン人選手がロード世界選エリート男子でメダルを獲得するのは10年ぶり。
ラーションは1分後にスタートしたカンチェラーラに追い抜かれながらも、そのカンチェラーラをペーサーとして利用し、ハイペースを保った。5つの計測ポイント通過タイム(下記参照)を見ても、後半にかけてカンチェラーラからタイムを大きく失っていないのはラーションだけだ。
ディフェンディングチャンピオンのベアト・グラブシュ(ドイツ)が下位に沈む中、ドイツの期待を背負ったトニ・マルティン(ドイツ)が銅メダル獲得。前半オーバーペースで突っ込んだマルティンは中盤に若干失速しながらも、後半にかけてペースを取り戻して3位の座を掴んだ。マルティンはロード世界選でメダル初獲得。
その一方でマシントラブルによって戦線を離脱したのがウィギンズだ。前半抑え気味にスタートしたウィギンズは、カンチェラーラとラーションに追い抜かれながらも、後半にかけてペースアップ。最終周回の中盤に設定された計測ポイントでは、暫定3位のマルティンから僅か4秒遅れ。銅メダル獲得に望みを繋いでいた。
しかしその直後、チェーン脱落に伴うリアブレーキ不調によってウィギンズはストップ。バイクをコースに放り投げてスペアバイクを待ったが、ラーションのチームカーが入り乱れていたため、再スタートを切るまで大きくタイムロス。結局ウィギンズは戦意を喪失し、21位のタイムでレースを終えた。
この個人タイムトライアルに日本人選手は出場せず。日本に関係のある選手として、かつてツール・ド・北海道で総合優勝したデーヴィッド・マッキャン(アイルランド)が11位、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン所属のグレゴール・ガズヴォダ(スロベニア)が48位に入っている。
選手コメントはサクソバンクのチーム公式サイトより。
ロード世界選手権2009エリート男子個人タイムトライアル結果
1位 ファビアン・カンチェラーラ(スイス) 57'55" (Ave 51.58km/h)
2位 グスタフエリック・ラーション(スウェーデン)+1'27" (Ave 50.32km/h)
3位 トニ・マルティン(ドイツ) +2'30" (Ave 49.44km/h)
4位 トム・ジーベル(アメリカ) +2'47" (Ave 49.21km/h)
5位 マルコ・ピノッティ(イタリア) +3'02" (Ave 49.00km/h)
6位 ヤネス・ブライコヴィッチ(スロベニア) +3'08" (Ave 48.93km/h)
7位 コース・ムーレンハウト(オランダ) +3'11" (Ave 48.89km/h)
8位 アレクサンドル・ヴィノクロフ(カザフスタン)+3'20" (Ave 48.76km/h)
9位 イグナタス・コノヴァロヴァス(リトアニア) +3'33" (Ave 48.59km/h)
10位 ベアト・グラブシュ(ドイツ) +3'37" (Ave 48.54km/h)
11位 デーヴィッド・マッキャン(アイルランド) +3'40" (Ave 48.50km/h)
12位 ジャンクリストフ・ペロー(フランス) +3'43" (Ave 48.46km/h)
13位 ラルスイティング・バク(デンマーク) +4'07" (Ave 48.15km/h)
14位 ドミニク・コルニュ(ベルギー) +4'09" (Ave 48.13km/h)
15位 スヴェイン・タフト(カナダ) +4'24" (Ave 47.94km/h)
16位 ラース・ボーム(オランダ) +4'24" (Ave 47.93km/h)
17位 アルテム・オヴェチキン(ロシア) +4'27" (Ave 47.89km/h)
18位 クリス・フルーム(イギリス) +4'34" (Ave 47.80km/h)
19位 フランティセク・ラボン(チェコ) +4'39" (Ave 47.74km/h)
20位 セバスティアン・ラング(ドイツ) +4'40" (Ave 47.72km/h)
21位 ブラドレー・ウィギンズ(イギリス) +4'50" (Ave 47.60km/h)
中間計測ポイント通過順位(矢印は順位の変動を表す)
第1計測(9.2km)
1位 カンチェラーラ 10'52"(50.58km/h)
2位 マルティン(ドイツ) +18"
3位 ピノッティ(イタリア) +22"
4位 ラーション(スウェーデン) +23"
5位 ボアッソン(ノルウェー) +26"
6位 グラブシュ(ドイツ) +26"
7位 ウィギンズ(イギリス) +30"
8位 ボーム(オランダ) +35"
9位 コルニュ(ベルギー) +35"
10位 ヴィノクロフ(カザフスタン) +35"
第2計測(16.6km)
1位→ カンチェラーラ 19'05"(52.19km/h)
2位→ マルティン(ドイツ) +38"
3位↑ ラーション(スウェーデン) +47"
4位↓ ピノッティ(イタリア) +49"
5位↑ ジーベル(アメリカ) +59"
6位↑ ウィギンズ(イギリス) +1'02"
7位↓ グラブシュ(ドイツ) +1'06"
8位↑ ブライコヴィッチ(スロベニア)+1'06"
9位↑ ムーレンハウト(オランダ) +1'10"
10位↑ ペロー(フランス) +1'12"
第3計測(25.8km)
1位→ カンチェラーラ 30'07"(51.32km/h)
2位↑ ラーション(スウェーデン) +1'04"
3位↓ マルティン(ドイツ) +1'17"
4位→ ピノッティ(イタリア) +1'19"
5位→ ジーベル(アメリカ) +1'30"
6位→ ウィギンズ(イギリス) +1'41"
7位↑ ムーレンハウト(オランダ) +1'42"
8位↓ グラブシュ(ドイツ) +1'42"
9位↓ ブライコヴィッチ(スロベニア)+1'45"
10位↑ コノヴァロヴァス(リトアニア)+2'02"
第4計測(33.2km)
1位→ カンチェラーラ 38'20"(51.96km/h)
2位→ ラーション(スウェーデン) +1'14"
3位↑ ジーベル(アメリカ) +1'54"
4位→ ピノッティ(イタリア) +1'55"
5位↓ マルティン(ドイツ) +1'55"
6位→ ウィギンズ(イギリス) +2'06"
7位→ ムーレンハウト(オランダ) +2'14"
8位↑ ブライコヴィッチ(スロベニア)+2'20"
9位↓ グラブシュ(ドイツ) +2'27"
10位↑ ペロー(フランス) +2'32"
第5計測(42.4km)
1位→ カンチェラーラ 49'26"(51.41km/h)
2位→ ラーション(スウェーデン) +1'16"
3位↑ マルティン(ドイツ) +2'24"
4位↑ ウィギンズ(イギリス) +2'28"
5位↓ ジーベル(アメリカ) +2'30"
6位↓ ピノッティ(イタリア) +2'33"
7位→ ムーレンハウト(オランダ) +2'52"
8位→ ブライコヴィッチ(スロベニア)+2'54"
9位↑ コノヴァロヴァス(リトアニア)+3'10"
10位↑ ヴィノクロフ(カザフスタン) +3'11"
ゴール地点(49.8km)
1位→ カンチェラーラ 57'55"(51.58km/h)
2位→ ラーション(スウェーデン) +1'27"
3位→ マルティン(ドイツ) +2'30"
4位↑ ジーベル(アメリカ) +2'47"
5位↑ ピノッティ(イタリア) +3'02"
6位↑ ブライコヴィッチ(スロベニア)+3'08"
7位→ ムーレンハウト(オランダ) +3'11"
8位↑ ヴィノクロフ(カザフスタン) +3'20"
9位→ コノヴァロヴァス(リトアニア)+3'33"
10位↑ グラブシュ(ドイツ) +3'37"
text:Kei Tsuji
photo:Cor Vos
かつてこれほど強いTTスペシャリストは他にいただろうか? 最大勾配10%の上りを含む16.6kmの周回コースを3周、合計49.8kmで行なわれた世界最速男決定戦。約23000人の観客が詰めかけ、世界屈指のTTスペシャリストが終結した中で、断トツの走りを見せたスイス人が最速タイムで優勝した。
レースには66名がエントリー。複数周回で行なわれるため、13〜14名が一組となって1分ごとにスタートを切った。直前の組の最終走者が最終周回に入った時点で、次の組の第1走者がスタートする仕組み。世界選手権でよく採用される方式だ。
5組中4組目まで、合計52名がゴールした時点で暫定トップに立っていたのは、来季ガーミン・スリップストリームへの移籍が決まっているトム・ジーベル(アメリカ)。前半快調に飛ばしたマルコ・ピノッティ(イタリア)は後半失速し、ジーベルに次ぐ暫定2位につけていた。
しかし最終組の選手がスタートすると、ジーベルはすぐさまホットシートを明け渡さなければならないことを悟ることになる。最終組の最後から2番目、地元スイスの大歓声の中スタートしたカンチェラーラが、ジーベルのタイムを遥かに上回るトップタイムを連発した。
カンチェラーラは前走者のグスタフエリック・ラーション(スウェーデン)やブラドレー・ウィギンズ(イギリス)まで追い抜く超ハイペース。ラーションとウィギンズもメダル候補の筆頭だが、カンチェラーラはそんなことお構い無しに鉄槌を振り下ろした。
抜群のコーナリングテクニックとハイケイデンスの独走力。カンチェラーラはノートラブルでゴールまで走り抜いた。結局はカンチェラーラは5つの中間計測ポイント全てでトップタイム。圧勝だった。
タイムトライアルは1秒たりとも無駄に出来ない時間との勝負。しかしカンチェラーラは勝利を確信すると、ラスト100mから両手を挙げて声援に応える余裕っぷり。何度もガッツポーズを繰り出し、栄光のフィニッシュラインを駆け抜けた。
「今日は地元スイスを飛ぶように走り抜いた。目標達成のためにはハードな走りが必要なことは分かっていた。序盤から全開でぶっ飛ばしたんだ」。その言葉通り、グランツールで見せたような“終盤追い込み型”の走りではなく、レース序盤からライバルたちを凌駕した。
そのことは、5つのスプリットタイム(計測ポイント間のタイム)全てでトップタイムを刻んでいることからも伺い知れる。スタートからゴールまで、ペースを崩さずにハイスピード走行を持続。平均スピード51.58km/hの圧倒的な走りでライバルを粉砕した。
誰もが納得の世界最速の称号。昨年欠場によって失っていたアルカンシェルを、カンチェラーラは再び手中に収めた。2006年と2007年に続く3度目の世界王者の栄冠だ。「このアルカンシェルを取り戻せて本当に嬉しい。このコンディションで世界選に挑むために、ずっと努力してきたんだ」。
地元スイスでアルカンシェルを手にしたカンチェラーラ。しかしまだその挑戦は終わらない。「日曜日のレース(エリート男子ロードレース)が残っている。それまでに回復しないと」。ロードレースでダブルタイトル獲得を目指す。
2位に入ったのは、普段カンチェラーラのチームメイトであるラーション。北京五輪の個人タイムトライアルでもカンチェラーラとラーションは金銀メダルを獲得している。サクソバンクの2人が再び世界最高の舞台でワンツー勝利を飾った。スウェーデン人選手がロード世界選エリート男子でメダルを獲得するのは10年ぶり。
ラーションは1分後にスタートしたカンチェラーラに追い抜かれながらも、そのカンチェラーラをペーサーとして利用し、ハイペースを保った。5つの計測ポイント通過タイム(下記参照)を見ても、後半にかけてカンチェラーラからタイムを大きく失っていないのはラーションだけだ。
ディフェンディングチャンピオンのベアト・グラブシュ(ドイツ)が下位に沈む中、ドイツの期待を背負ったトニ・マルティン(ドイツ)が銅メダル獲得。前半オーバーペースで突っ込んだマルティンは中盤に若干失速しながらも、後半にかけてペースを取り戻して3位の座を掴んだ。マルティンはロード世界選でメダル初獲得。
その一方でマシントラブルによって戦線を離脱したのがウィギンズだ。前半抑え気味にスタートしたウィギンズは、カンチェラーラとラーションに追い抜かれながらも、後半にかけてペースアップ。最終周回の中盤に設定された計測ポイントでは、暫定3位のマルティンから僅か4秒遅れ。銅メダル獲得に望みを繋いでいた。
しかしその直後、チェーン脱落に伴うリアブレーキ不調によってウィギンズはストップ。バイクをコースに放り投げてスペアバイクを待ったが、ラーションのチームカーが入り乱れていたため、再スタートを切るまで大きくタイムロス。結局ウィギンズは戦意を喪失し、21位のタイムでレースを終えた。
この個人タイムトライアルに日本人選手は出場せず。日本に関係のある選手として、かつてツール・ド・北海道で総合優勝したデーヴィッド・マッキャン(アイルランド)が11位、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン所属のグレゴール・ガズヴォダ(スロベニア)が48位に入っている。
選手コメントはサクソバンクのチーム公式サイトより。
ロード世界選手権2009エリート男子個人タイムトライアル結果
1位 ファビアン・カンチェラーラ(スイス) 57'55" (Ave 51.58km/h)
2位 グスタフエリック・ラーション(スウェーデン)+1'27" (Ave 50.32km/h)
3位 トニ・マルティン(ドイツ) +2'30" (Ave 49.44km/h)
4位 トム・ジーベル(アメリカ) +2'47" (Ave 49.21km/h)
5位 マルコ・ピノッティ(イタリア) +3'02" (Ave 49.00km/h)
6位 ヤネス・ブライコヴィッチ(スロベニア) +3'08" (Ave 48.93km/h)
7位 コース・ムーレンハウト(オランダ) +3'11" (Ave 48.89km/h)
8位 アレクサンドル・ヴィノクロフ(カザフスタン)+3'20" (Ave 48.76km/h)
9位 イグナタス・コノヴァロヴァス(リトアニア) +3'33" (Ave 48.59km/h)
10位 ベアト・グラブシュ(ドイツ) +3'37" (Ave 48.54km/h)
11位 デーヴィッド・マッキャン(アイルランド) +3'40" (Ave 48.50km/h)
12位 ジャンクリストフ・ペロー(フランス) +3'43" (Ave 48.46km/h)
13位 ラルスイティング・バク(デンマーク) +4'07" (Ave 48.15km/h)
14位 ドミニク・コルニュ(ベルギー) +4'09" (Ave 48.13km/h)
15位 スヴェイン・タフト(カナダ) +4'24" (Ave 47.94km/h)
16位 ラース・ボーム(オランダ) +4'24" (Ave 47.93km/h)
17位 アルテム・オヴェチキン(ロシア) +4'27" (Ave 47.89km/h)
18位 クリス・フルーム(イギリス) +4'34" (Ave 47.80km/h)
19位 フランティセク・ラボン(チェコ) +4'39" (Ave 47.74km/h)
20位 セバスティアン・ラング(ドイツ) +4'40" (Ave 47.72km/h)
21位 ブラドレー・ウィギンズ(イギリス) +4'50" (Ave 47.60km/h)
中間計測ポイント通過順位(矢印は順位の変動を表す)
第1計測(9.2km)
1位 カンチェラーラ 10'52"(50.58km/h)
2位 マルティン(ドイツ) +18"
3位 ピノッティ(イタリア) +22"
4位 ラーション(スウェーデン) +23"
5位 ボアッソン(ノルウェー) +26"
6位 グラブシュ(ドイツ) +26"
7位 ウィギンズ(イギリス) +30"
8位 ボーム(オランダ) +35"
9位 コルニュ(ベルギー) +35"
10位 ヴィノクロフ(カザフスタン) +35"
第2計測(16.6km)
1位→ カンチェラーラ 19'05"(52.19km/h)
2位→ マルティン(ドイツ) +38"
3位↑ ラーション(スウェーデン) +47"
4位↓ ピノッティ(イタリア) +49"
5位↑ ジーベル(アメリカ) +59"
6位↑ ウィギンズ(イギリス) +1'02"
7位↓ グラブシュ(ドイツ) +1'06"
8位↑ ブライコヴィッチ(スロベニア)+1'06"
9位↑ ムーレンハウト(オランダ) +1'10"
10位↑ ペロー(フランス) +1'12"
第3計測(25.8km)
1位→ カンチェラーラ 30'07"(51.32km/h)
2位↑ ラーション(スウェーデン) +1'04"
3位↓ マルティン(ドイツ) +1'17"
4位→ ピノッティ(イタリア) +1'19"
5位→ ジーベル(アメリカ) +1'30"
6位→ ウィギンズ(イギリス) +1'41"
7位↑ ムーレンハウト(オランダ) +1'42"
8位↓ グラブシュ(ドイツ) +1'42"
9位↓ ブライコヴィッチ(スロベニア)+1'45"
10位↑ コノヴァロヴァス(リトアニア)+2'02"
第4計測(33.2km)
1位→ カンチェラーラ 38'20"(51.96km/h)
2位→ ラーション(スウェーデン) +1'14"
3位↑ ジーベル(アメリカ) +1'54"
4位→ ピノッティ(イタリア) +1'55"
5位↓ マルティン(ドイツ) +1'55"
6位→ ウィギンズ(イギリス) +2'06"
7位→ ムーレンハウト(オランダ) +2'14"
8位↑ ブライコヴィッチ(スロベニア)+2'20"
9位↓ グラブシュ(ドイツ) +2'27"
10位↑ ペロー(フランス) +2'32"
第5計測(42.4km)
1位→ カンチェラーラ 49'26"(51.41km/h)
2位→ ラーション(スウェーデン) +1'16"
3位↑ マルティン(ドイツ) +2'24"
4位↑ ウィギンズ(イギリス) +2'28"
5位↓ ジーベル(アメリカ) +2'30"
6位↓ ピノッティ(イタリア) +2'33"
7位→ ムーレンハウト(オランダ) +2'52"
8位→ ブライコヴィッチ(スロベニア)+2'54"
9位↑ コノヴァロヴァス(リトアニア)+3'10"
10位↑ ヴィノクロフ(カザフスタン) +3'11"
ゴール地点(49.8km)
1位→ カンチェラーラ 57'55"(51.58km/h)
2位→ ラーション(スウェーデン) +1'27"
3位→ マルティン(ドイツ) +2'30"
4位↑ ジーベル(アメリカ) +2'47"
5位↑ ピノッティ(イタリア) +3'02"
6位↑ ブライコヴィッチ(スロベニア)+3'08"
7位→ ムーレンハウト(オランダ) +3'11"
8位↑ ヴィノクロフ(カザフスタン) +3'20"
9位→ コノヴァロヴァス(リトアニア)+3'33"
10位↑ グラブシュ(ドイツ) +3'37"
text:Kei Tsuji
photo:Cor Vos
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