2015/11/11(水) - 09:09
エントリーユーザー向けロード用シューズのベストセラーであるシマノSH-R088とR078がリニューアル。シンプルなアッパーデザインを特徴とする新登場の「RP」シリーズとして生まれかわり、後継モデルとなる「RP3」と「RP2」が登場している。
シマノ RP3
シマノ RP3
「RP3」は、シマノロードシューズのベストセラーモデル「SH-R087」と「SH-R088」の流れを汲むロード用エントリーシューズ。基本的な設計は従来モデルとほぼ共通としながらも、カジュアルなウェアにも合わせやすいシンプルデザインとなり、快適性を高める厚手の新タングパッドや新型バックルを採用するなどアップデートが行われている。
機能面での特徴は、上位モデルと共通の足底形状「DYNALAST(ダイナラスト)」を採用したことにある。このDYNALASTとはシマノが「ブレーキングロス」と呼ぶ、足を引き上げる際に発生する負の力を低減することに着目した設計のこと。特にブレーキングロスに大きな影響を及ぼすという「つま先の高さ」を最適化することで、ブレーキングロスを5.23%軽減することに成功した。
オーソドックスで扱いやすいクロージャーシステム
オフセットストラップデザインを取り入れることで快適性を高めている
上位モデル同様に、ペダリング効率を高める足底形状ダイナラストを採用する
SPD-SLとSPDの両方に対応するグラスファイバーコンポジットナイロン製ソール
ソールそのものは、初心者でも疲れにくい様に剛性を抑えたグラスファイバーコンポジットナイロン製。SPD-SLとSPDの両ペダルシステムに対応し、クリートの調整幅も広いことから、様々なセッティングを試すことが可能だ。また、シューズ内の蒸れを防ぎ、快適に保ってくれるエアインテークを備え、歩きやすい様に底面の踵の滑り止めパッドの面積を大きくとっている。
アッパーは素材には、しなやかなシンセティックレザーをメインとすることで、足全体を包み込むような優れたフィット感を実現。一方で、メッシュ素材を適材適所で配置し、ソールのエアインテークと合わせて、通気性を高めている。
クッション性を高めたタングパッド
新たに採用されたつま先部保護のためのクリアコーティング
アップデートされたバックル
付属するインソールは上位グレードのRP5と共通
2本のベルクロと新型バックルからなるクロージングシステムには、オフセットストラップデザインを取り入れることで、痛みの原因となる点接触を抑えた、均一な締め付けを可能に。タイヤとの接触など汚れがちなつま先部にはクリアのコーティングが施されている。
リーズナブルな価格ながら、日本人に多くみられる幅広な足に対応したワイドタイプもラインナップ。サイズはノーマルタイプが36~50の間、ワイドタイプが38~48の間での展開となる。多くのシューズブランドでユーロサイズだと43(シディのみ44)という筆者が、43サイズのノーマルタイプを実際に履いてみたところ、やや小さめだと感じた。恐らくは他ブランドと比較するとやや短めで、ヒール部のクッションに厚みがあるからだろう。また、RPシリーズの上位グレードで、ほぼ共通仕様のソールを採用する「RP5」と比較しても、やや小さめだ。カラーはシンプルなホワイトとブラックの2色となる。
シマノ RP3(ホワイト)
シマノ RP3
アッパー素材:シンセティックレザー&メッシュ
クロージャー:ベルクロx2/バックルx1
ソール:グラスファイバーコンポジットナイロン(SPD-SL/SPD両対応)
ソール形状:ノーマル、ワイド
ラスト:SHIMANO DYNALAST
サイズ:36~50(ノーマル)、38~48(ワイド)
重 量:296g(43サイズ/ノーマル片側、実測平均)
カラー:ホワイト、ブラック
価 格:14,000円(税抜)
シマノ RP2
シマノ RP2
シンプルな3本ストラップ仕様だ
RP3と共通のグラスファイバーコンポジットナイロン製ソールを搭載する
SH-R087の後継モデルにあたる「RP2」は、同じく新登場の上位グレード「RP3」のクロージャーシステムをベルクロx3とした兄弟モデル。重量はRPシリーズ中で最も軽い286g(43サイズ片側、実測平均)をマーク。サイズは36~46の間で展開され、カラーはホワイトとブラックの2色がラインアップされる
シマノ RP2
アッパー素材:シンセティックレザー&メッシュ
クロージャー:ベルクロx3
ソール:グラスファイバーコンポジットナイロン(SPD-SL/SPD両対応)
ラスト:SHIMANO DYNALAST
サイズ:36~46
重 量:286g(43サイズ片側、実測平均)
カラー:ホワイト、ブラック
価 格:12,000円(税抜)
シマノ RP3

「RP3」は、シマノロードシューズのベストセラーモデル「SH-R087」と「SH-R088」の流れを汲むロード用エントリーシューズ。基本的な設計は従来モデルとほぼ共通としながらも、カジュアルなウェアにも合わせやすいシンプルデザインとなり、快適性を高める厚手の新タングパッドや新型バックルを採用するなどアップデートが行われている。
機能面での特徴は、上位モデルと共通の足底形状「DYNALAST(ダイナラスト)」を採用したことにある。このDYNALASTとはシマノが「ブレーキングロス」と呼ぶ、足を引き上げる際に発生する負の力を低減することに着目した設計のこと。特にブレーキングロスに大きな影響を及ぼすという「つま先の高さ」を最適化することで、ブレーキングロスを5.23%軽減することに成功した。




ソールそのものは、初心者でも疲れにくい様に剛性を抑えたグラスファイバーコンポジットナイロン製。SPD-SLとSPDの両ペダルシステムに対応し、クリートの調整幅も広いことから、様々なセッティングを試すことが可能だ。また、シューズ内の蒸れを防ぎ、快適に保ってくれるエアインテークを備え、歩きやすい様に底面の踵の滑り止めパッドの面積を大きくとっている。
アッパーは素材には、しなやかなシンセティックレザーをメインとすることで、足全体を包み込むような優れたフィット感を実現。一方で、メッシュ素材を適材適所で配置し、ソールのエアインテークと合わせて、通気性を高めている。




2本のベルクロと新型バックルからなるクロージングシステムには、オフセットストラップデザインを取り入れることで、痛みの原因となる点接触を抑えた、均一な締め付けを可能に。タイヤとの接触など汚れがちなつま先部にはクリアのコーティングが施されている。
リーズナブルな価格ながら、日本人に多くみられる幅広な足に対応したワイドタイプもラインナップ。サイズはノーマルタイプが36~50の間、ワイドタイプが38~48の間での展開となる。多くのシューズブランドでユーロサイズだと43(シディのみ44)という筆者が、43サイズのノーマルタイプを実際に履いてみたところ、やや小さめだと感じた。恐らくは他ブランドと比較するとやや短めで、ヒール部のクッションに厚みがあるからだろう。また、RPシリーズの上位グレードで、ほぼ共通仕様のソールを採用する「RP5」と比較しても、やや小さめだ。カラーはシンプルなホワイトとブラックの2色となる。

シマノ RP3
アッパー素材:シンセティックレザー&メッシュ
クロージャー:ベルクロx2/バックルx1
ソール:グラスファイバーコンポジットナイロン(SPD-SL/SPD両対応)
ソール形状:ノーマル、ワイド
ラスト:SHIMANO DYNALAST
サイズ:36~50(ノーマル)、38~48(ワイド)
重 量:296g(43サイズ/ノーマル片側、実測平均)
カラー:ホワイト、ブラック
価 格:14,000円(税抜)
シマノ RP2



SH-R087の後継モデルにあたる「RP2」は、同じく新登場の上位グレード「RP3」のクロージャーシステムをベルクロx3とした兄弟モデル。重量はRPシリーズ中で最も軽い286g(43サイズ片側、実測平均)をマーク。サイズは36~46の間で展開され、カラーはホワイトとブラックの2色がラインアップされる
シマノ RP2
アッパー素材:シンセティックレザー&メッシュ
クロージャー:ベルクロx3
ソール:グラスファイバーコンポジットナイロン(SPD-SL/SPD両対応)
ラスト:SHIMANO DYNALAST
サイズ:36~46
重 量:286g(43サイズ片側、実測平均)
カラー:ホワイト、ブラック
価 格:12,000円(税抜)
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