2015/10/26(月) - 09:14
ドイツの総合バイクブランド、フォーカスより、ロードのフラッグシップ「IZALCO MAX」と「CAYO」に、UCIワールドツアーチーム「AG2Rラモンディアール」モデルが登場した。共に、チームカラーであるスカイブルーが鮮やかな1台となっている。取り扱いはグローブライドが行う。
フォーカス IZALCO MAX TEAM AG2R photo:Makoto.AYANO
シンプルなラウンド断面のダウンチューブ
機械式コンポーネント仕様ではケーブルは全て外装とされている
スカイブルーが鮮やかなAG2Rラモンディアールのチームカラーが登場したのは、フレーム重量750gの軽量オールラウンドレーシングモデル「IZALCO MAX」と、昨年刷新されたエンデュランスモデル「CAYO」。共にチームが実際に使用するプロユースモデルである。
ツール・ド・フランス第14ステージを走るロメン・バルデ(フランス、AG2Rラモンディアール) photo:Makoto.AYANO
ツール・ド・フランス第8ステージでアタックしたアレクシ・ヴィエルモ(フランス、AG2Rラモンディアール) photo:Makoto.AYANO
パリ~ルーベを走ったアレクシ・グジャール(フランス、AG2Rラモンディアール)のフォーカス CAYO photo:Makoto.AYANO
「IZALCO MAX」はAG2Rラモンディアールのメインバイクであり、2015シーズンはアレクシ・ヴィエルモーズとロメン・バルデ(共にフランス)のツール・ド・フランス区間優勝をはじめとした数々の勝利に貢献。ピンヒールの様に細身なフロントフォークやシートステーなど、極限まで無駄を省いた、ロードバイク本来のシンプルなフォルムが特徴の1台だ。
場所によってチューブ厚1mm以下というフレームには、「HMカーボン」と「ウルトラHMカーボン」という2種類の素材を独自比率でブレンドしたカーボンシートを適材適所で配置。1枚1枚のシート面積を可能な限り大きく取り接合部を減らすことで、剛性を高めつつ軽量化に成功した。中空ドロップアウトやアウターケーブル受け、FD台座などは全てカーボン製と、細部に至るまで重量削減を追求している。
各チューブがスリムなリア三角
極限まで無駄を省いた細身のフロントフォーク
カーボン製のFD台座などにより軽量化を追求
快適性の向上に貢献する新デザインのシートポスト
シートステーの根本は双胴デザインとされている
一方で、軽量バイクにありがちな扱いにくさを抑えるために、ヘッドチューブにはリブを用いた「BOOST BOX」構造を取り入れ、下側ベアリングは1-1/4インチ径とした。パワー伝達の要となるチェーンステーは、細身ながら幅を広げることでプロのペダリングパワーにも対応する高い剛性を実現。また、各サイズ間で性能差が出ないようにチューブの外径を変え、トップチューブとダウンチューブの剛性バランスを調整する「SSPS」システムも投入されている(インプレッションはこちらから)。
チーム仕様のIZALCO MAXでは、機械式のシマノDURA-ACE仕様と同アルテグラ仕様の完成車、フレームセットの3種類の販売パッケージがラインアップされる。サイズは48、50、52、54、56の5種類展開だ。
フォーカス CAYO TAEM AG2R photo:Makoto.AYANO
ボリュームあるヘッドチューブ
独特なデザインのアウターケーブル受け
2015モデルでのフルモデルチェンジに伴い走行性能が強化された「CAYO」。「IZALCO MAX」に並ぶもう一つのハイエンドモデルであり、AG2Rラモンディアールでは、その優れた振動吸収性から、パリ~ルーベを始めとした石畳系のレースで使用されるエンデュランスバイクである。
素材には「IZALCO MAX」と同じくP2Tカーボンを採用し、成型にも新たな手法を導入することで、従来モデルと同等以上の剛性を確保しつつ、約100gの軽量化に成功。エンデュランス系フレームとしては最軽量級のフレーム単体重量850gを実現し、走行性能を高めた。
フレームの各所にチームのロゴが記されている
特徴的な長いシートチューブ
優れた振動吸収性に貢献するフロントフォーク
リアエンドを後方にオフセットさせること振動吸収性を向上
PF30規格のBBシェル
ボリュームあるヘッドチューブは上下異径ベアリングとあわせて、プロユースにも耐えうる優れたハンドリング剛性を実現。BBにはPF30規格を採用することで、ピュアレースモデルと同等のペダリング剛性を確保している。そしてリアトライアングルは全体的にチューブ径を細身とし、リアエンドを後方にオフセットさせることで快適性を向上。フォークも振動吸収性に優れる細身のベンド設計となっている(インプレッションはこちらから)。
チーム仕様のCAYOでは、フレームセットに加え、シマノDURA-ACE Di2仕様、DURA-ACE仕様、ULTEGRA Di2仕様、ULTEGRA仕様、105仕様という5種類の完成車がラインアップ。サイズは48、51、54の3種類展開だ。
フォーカス IZALCO MAX TEAM AG2R
フレーム:IZALCO MAX P2T 10 CARBON
フォーク:IZALCO MAX P2T 10 CARBON MONOCOQUE T4
サイズ:48、50、52、54、56
カラー:AG2R
価格(税抜):
シマノ DURA-ACE+フルクラム RACING 3 659,000円
シマノ ULTEGRA+フルクラム RACING 7 479,000円
フレームセット 420,000円
フォーカス CAYO TAEM AG2R
フレーム:CAYO P2T CARBON
フォーク:CAYO P2T CARBON CARBON MONOCOQUE T4
サイズ:48、51、54
カラー:AG2R
価格(税抜):
シマノ DURA-ACE Di2+フルクラム RACING 3 719,000円
シマノ DURA-ACE+フルクラム RACING 3 549,000円
シマノ ULTEGRA Di2+シマノ WH-RS010 469,000円
シマノ ULTEGRA+シマノ WH-RS010 369,000円
シマノ 105+シマノ WH-RS010 329,000円
フレームセット 272,000円
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スカイブルーが鮮やかなAG2Rラモンディアールのチームカラーが登場したのは、フレーム重量750gの軽量オールラウンドレーシングモデル「IZALCO MAX」と、昨年刷新されたエンデュランスモデル「CAYO」。共にチームが実際に使用するプロユースモデルである。
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「IZALCO MAX」はAG2Rラモンディアールのメインバイクであり、2015シーズンはアレクシ・ヴィエルモーズとロメン・バルデ(共にフランス)のツール・ド・フランス区間優勝をはじめとした数々の勝利に貢献。ピンヒールの様に細身なフロントフォークやシートステーなど、極限まで無駄を省いた、ロードバイク本来のシンプルなフォルムが特徴の1台だ。
場所によってチューブ厚1mm以下というフレームには、「HMカーボン」と「ウルトラHMカーボン」という2種類の素材を独自比率でブレンドしたカーボンシートを適材適所で配置。1枚1枚のシート面積を可能な限り大きく取り接合部を減らすことで、剛性を高めつつ軽量化に成功した。中空ドロップアウトやアウターケーブル受け、FD台座などは全てカーボン製と、細部に至るまで重量削減を追求している。
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一方で、軽量バイクにありがちな扱いにくさを抑えるために、ヘッドチューブにはリブを用いた「BOOST BOX」構造を取り入れ、下側ベアリングは1-1/4インチ径とした。パワー伝達の要となるチェーンステーは、細身ながら幅を広げることでプロのペダリングパワーにも対応する高い剛性を実現。また、各サイズ間で性能差が出ないようにチューブの外径を変え、トップチューブとダウンチューブの剛性バランスを調整する「SSPS」システムも投入されている(インプレッションはこちらから)。
チーム仕様のIZALCO MAXでは、機械式のシマノDURA-ACE仕様と同アルテグラ仕様の完成車、フレームセットの3種類の販売パッケージがラインアップされる。サイズは48、50、52、54、56の5種類展開だ。
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2015モデルでのフルモデルチェンジに伴い走行性能が強化された「CAYO」。「IZALCO MAX」に並ぶもう一つのハイエンドモデルであり、AG2Rラモンディアールでは、その優れた振動吸収性から、パリ~ルーベを始めとした石畳系のレースで使用されるエンデュランスバイクである。
素材には「IZALCO MAX」と同じくP2Tカーボンを採用し、成型にも新たな手法を導入することで、従来モデルと同等以上の剛性を確保しつつ、約100gの軽量化に成功。エンデュランス系フレームとしては最軽量級のフレーム単体重量850gを実現し、走行性能を高めた。
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ボリュームあるヘッドチューブは上下異径ベアリングとあわせて、プロユースにも耐えうる優れたハンドリング剛性を実現。BBにはPF30規格を採用することで、ピュアレースモデルと同等のペダリング剛性を確保している。そしてリアトライアングルは全体的にチューブ径を細身とし、リアエンドを後方にオフセットさせることで快適性を向上。フォークも振動吸収性に優れる細身のベンド設計となっている(インプレッションはこちらから)。
チーム仕様のCAYOでは、フレームセットに加え、シマノDURA-ACE Di2仕様、DURA-ACE仕様、ULTEGRA Di2仕様、ULTEGRA仕様、105仕様という5種類の完成車がラインアップ。サイズは48、51、54の3種類展開だ。
フォーカス IZALCO MAX TEAM AG2R
フレーム:IZALCO MAX P2T 10 CARBON
フォーク:IZALCO MAX P2T 10 CARBON MONOCOQUE T4
サイズ:48、50、52、54、56
カラー:AG2R
価格(税抜):
シマノ DURA-ACE+フルクラム RACING 3 659,000円
シマノ ULTEGRA+フルクラム RACING 7 479,000円
フレームセット 420,000円
フォーカス CAYO TAEM AG2R
フレーム:CAYO P2T CARBON
フォーク:CAYO P2T CARBON CARBON MONOCOQUE T4
サイズ:48、51、54
カラー:AG2R
価格(税抜):
シマノ DURA-ACE Di2+フルクラム RACING 3 719,000円
シマノ DURA-ACE+フルクラム RACING 3 549,000円
シマノ ULTEGRA Di2+シマノ WH-RS010 469,000円
シマノ ULTEGRA+シマノ WH-RS010 369,000円
シマノ 105+シマノ WH-RS010 329,000円
フレームセット 272,000円
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