2015/10/24(土) - 08:07
ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム2015の例年恒例となっている、前日交流会がさいたま市内で開催。来日した選手たちが高校生や子供たちの歓迎を受け、日本文化を楽しんだ。
大型バスに乗って大宮武道館に到着した選手たち。自転車の描かれた楽しい黄色いウェルカムバナーはさいたま市立浦和高校美術部が制作したもの。自転車がタンデムになっていたりするのはご愛嬌だが、武道館前にずらりと並んだ制服や弓道着姿の高校生たちに選手たちもにっこり。
次の歓迎メニューはお琴。筝曲部による演奏は松竹梅という曲。和装した女子高生たちがお琴を奏で、聴き入る選手たち。A.S.O(アモリー・スポール・オルガニザシヨン)の運営スタッフや、家族、彼女を同伴している選手も多い。
続いて弓道部による演武。トライするのはクリス・フルーム、ジョン・デゲンコルブ、ホアキン・ロドリゲス、ロメン・バルデの、今回の来日選手の中の目玉選手。弓道の正装の袴姿でびしっと決めた4人。フルームだけはイエローのマイヨジョーヌ袴とハチマキ。バルデもハチマキは赤い水玉のアポワだ。
弓を引くのには大変な力とバランス感覚が必要なようで、腕の細いフルーム、ロドリゲス、バルデはかなり苦労していた。デゲンコルブは腕っぷしも強く、安定感たっぷり。アーチェリーと違い照準などを装備しない和の弓。外的環境に影響されないことが大事とか。教えられたのは「不動心」。つまり動じない心だ。
「見ていたよりも遥かに難しい。この機会をくださって感謝しています」とフルーム。
鉄道博物館を訪問
次に一行が向かったのは「鉄道博物館」。JR東日本創立20周年記念施設の、通称「てっぱく」。懐かしの鉄道車両がずらりと展示され、なかなか心ときめく施設だ。公募により大勢の子供達がお迎えした。
目玉は51年前の新幹線0系の車両。選手たちも座席に座り、館長さんの講釈に聴き入る。世界の高速鉄道の先駆けとなった車両ということだ。
ツール・ド・フランスの長距離移動にTGVに座る選手たちの姿はおなじみだからか、新幹線のシートに座っている姿も何の違和感なし。はたして選手たちの中に”てっちゃん”はいただろうか?(笑)。石垣島出身の新城幸也は「ボクは鉄道の無い島で生まれたのでけっこうワクワクします」とのこと。
交流会の楽しい様子はムービーでお楽しみください。
photo&text&movie:Makoto.AYANO
大型バスに乗って大宮武道館に到着した選手たち。自転車の描かれた楽しい黄色いウェルカムバナーはさいたま市立浦和高校美術部が制作したもの。自転車がタンデムになっていたりするのはご愛嬌だが、武道館前にずらりと並んだ制服や弓道着姿の高校生たちに選手たちもにっこり。
次の歓迎メニューはお琴。筝曲部による演奏は松竹梅という曲。和装した女子高生たちがお琴を奏で、聴き入る選手たち。A.S.O(アモリー・スポール・オルガニザシヨン)の運営スタッフや、家族、彼女を同伴している選手も多い。
続いて弓道部による演武。トライするのはクリス・フルーム、ジョン・デゲンコルブ、ホアキン・ロドリゲス、ロメン・バルデの、今回の来日選手の中の目玉選手。弓道の正装の袴姿でびしっと決めた4人。フルームだけはイエローのマイヨジョーヌ袴とハチマキ。バルデもハチマキは赤い水玉のアポワだ。
弓を引くのには大変な力とバランス感覚が必要なようで、腕の細いフルーム、ロドリゲス、バルデはかなり苦労していた。デゲンコルブは腕っぷしも強く、安定感たっぷり。アーチェリーと違い照準などを装備しない和の弓。外的環境に影響されないことが大事とか。教えられたのは「不動心」。つまり動じない心だ。
「見ていたよりも遥かに難しい。この機会をくださって感謝しています」とフルーム。
鉄道博物館を訪問
次に一行が向かったのは「鉄道博物館」。JR東日本創立20周年記念施設の、通称「てっぱく」。懐かしの鉄道車両がずらりと展示され、なかなか心ときめく施設だ。公募により大勢の子供達がお迎えした。
目玉は51年前の新幹線0系の車両。選手たちも座席に座り、館長さんの講釈に聴き入る。世界の高速鉄道の先駆けとなった車両ということだ。
ツール・ド・フランスの長距離移動にTGVに座る選手たちの姿はおなじみだからか、新幹線のシートに座っている姿も何の違和感なし。はたして選手たちの中に”てっちゃん”はいただろうか?(笑)。石垣島出身の新城幸也は「ボクは鉄道の無い島で生まれたのでけっこうワクワクします」とのこと。
交流会の楽しい様子はムービーでお楽しみください。
photo&text&movie:Makoto.AYANO
Amazon.co.jp