2015/09/24(木) - 09:43
スイスに居を構える総合バイクメーカーBMCより、久方ぶりとなるアルミ製レーシングロード「teammachine ALR01」が登場。バイクネームのとおり、カーボン製の上位グレード「SLR」シリーズのフォルムを色濃く踏襲する1台で、シマノ新型Tiagra仕様を始めとした4グレードの完成車がラインアップされる。
BMC teammachine ALR01(シマノUltegra仕様) (c)フタバ商店
ツール・ド・フランスや世界選手権を筆頭に、数多くのビッグレースでBMCレーシングの勝利に貢献してきたBMCのオールラウンドレーシングモデル「teammachine SLR」シリーズ。そのフレーム及びフォークの設計とジオメトリーを踏襲したアルミ製レーシングバイクが今回紹介する「teammachine ALR01」。「BMCのクオリティーを低価格で」をコンセプトに開発された1台で、スポーツバイクビギナーにピッタリな1台である。
BMCとしては久方ぶりとなる本格的なアルミレーシングバイクだが、もともとアルミに強いブランドだけあり、ハイドロフォーミングによって成型されたチューブの滑らかさはカーボンと見紛うほどで、溶接部も滑らか。内部にはトリプルバテッド加工が施されており、剛性と軽さの両立を図っている。
カーボンと見紛うほどのアウトバテットが施されたシートチューブ
カーボンモデルと同様に大径とされたダウンチューブ
teammachine SLR03と共通のフロントフォーク
ダウンチューブはSLRシリーズ同様に大径である一方、リア三角は快適性を高めるために各チューブを比較的小径としている。特にシートステーはアルミフレームとしては非常に細い。そして、BMCのアイデンティティとも言えるiSCテクノロジーに習い、トップチューブとシートチューブの内角にはリブを配置。54サイズのフレーム重量は1,295g(塗装済、ハンガー等込む)と他社のレーシングとアルミと比較すれば決して軽量ではないものの、高い耐久性はハードなレースユースにも最適だ。
細部を見てみると、ケーブルはシフトとブレーキのどちらとも外装式、BBはJISのスレッド式、シートポストの直系は一般的な27.2mmと、汎用性高い仕様に(Di2ケーブルの内装は不可)。また、CNC削りだしのエンドハンガーはフレームを挟み込むサンドイッチ構造とし、リアの軽快な変速に貢献している。
iSCテクノロジーに習い、トップチューブとシートチューブの内角にはリブを配置
各部の溶接ビードはとても滑らか
クッション量豊富なセラロイヤル Sirioサドルが標準装備
ハンドル、ステム、シートポストはBMCで統一されている
フロントフォークは「teammachine SLR03」と共通で、ショルダー部にボリュームを持たせることで高剛性と柔軟性を両立。下側ベアリング径1-1/2インチのテーパードヘッドチューブとあわせて、安定感あるハンドリングフィールを実現した。
販売は完成車にて行われ、コンポーネントの異なる4グレードが設定されている。コンポーネントはシマノUltegra、105、Tiagra、Soraの4種類で、ユーザーは予算や用途にあわせてチョイス可能。なお、グレードごとにカラーは異なる。サイズは47、51、54、57の4種類。取り扱いはフタバ商店。
BMC teammachine ALR01(シマノ105仕様) (c)フタバ商店
BMC teammachine ALR01(シマノTiagra仕様) (c)フタバ商店
BMC teammachine ALR01(シマノSora仕様) (c)フタバ商店
BMC teammachine ALR01(完成車)
フレーム:ALR01 TCC, triple butted aluminium
フォーク:teammachine SLR03/ALR01, full carbon
メインコンポーネント:シマノ Ultegra、105、Tiagra、Sora
ホイール:シマノ WH-RS11(Ultegra)、WH-RS010(105)、WH-R501(Tiagra、Sora)
ハンドル、ステム、シートポスト:BMC
サドル:セラロイヤル Sirio
サイズ:47、51、54、57
フレーム重量:1,295g(サイズ54、塗装済、ハンガー等込む)
完成車重量:Ultegra仕様/8.2kg、105仕様/8.4kg、Tiagra仕様/8.8kg、Sora仕様/8.5kg
税別価格:260,000円(Ultegra)、210,000円(105)、194,000円(Tiagra)、170,000円(Sora)
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ツール・ド・フランスや世界選手権を筆頭に、数多くのビッグレースでBMCレーシングの勝利に貢献してきたBMCのオールラウンドレーシングモデル「teammachine SLR」シリーズ。そのフレーム及びフォークの設計とジオメトリーを踏襲したアルミ製レーシングバイクが今回紹介する「teammachine ALR01」。「BMCのクオリティーを低価格で」をコンセプトに開発された1台で、スポーツバイクビギナーにピッタリな1台である。
BMCとしては久方ぶりとなる本格的なアルミレーシングバイクだが、もともとアルミに強いブランドだけあり、ハイドロフォーミングによって成型されたチューブの滑らかさはカーボンと見紛うほどで、溶接部も滑らか。内部にはトリプルバテッド加工が施されており、剛性と軽さの両立を図っている。
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ダウンチューブはSLRシリーズ同様に大径である一方、リア三角は快適性を高めるために各チューブを比較的小径としている。特にシートステーはアルミフレームとしては非常に細い。そして、BMCのアイデンティティとも言えるiSCテクノロジーに習い、トップチューブとシートチューブの内角にはリブを配置。54サイズのフレーム重量は1,295g(塗装済、ハンガー等込む)と他社のレーシングとアルミと比較すれば決して軽量ではないものの、高い耐久性はハードなレースユースにも最適だ。
細部を見てみると、ケーブルはシフトとブレーキのどちらとも外装式、BBはJISのスレッド式、シートポストの直系は一般的な27.2mmと、汎用性高い仕様に(Di2ケーブルの内装は不可)。また、CNC削りだしのエンドハンガーはフレームを挟み込むサンドイッチ構造とし、リアの軽快な変速に貢献している。
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フロントフォークは「teammachine SLR03」と共通で、ショルダー部にボリュームを持たせることで高剛性と柔軟性を両立。下側ベアリング径1-1/2インチのテーパードヘッドチューブとあわせて、安定感あるハンドリングフィールを実現した。
販売は完成車にて行われ、コンポーネントの異なる4グレードが設定されている。コンポーネントはシマノUltegra、105、Tiagra、Soraの4種類で、ユーザーは予算や用途にあわせてチョイス可能。なお、グレードごとにカラーは異なる。サイズは47、51、54、57の4種類。取り扱いはフタバ商店。
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BMC teammachine ALR01(完成車)
フレーム:ALR01 TCC, triple butted aluminium
フォーク:teammachine SLR03/ALR01, full carbon
メインコンポーネント:シマノ Ultegra、105、Tiagra、Sora
ホイール:シマノ WH-RS11(Ultegra)、WH-RS010(105)、WH-R501(Tiagra、Sora)
ハンドル、ステム、シートポスト:BMC
サドル:セラロイヤル Sirio
サイズ:47、51、54、57
フレーム重量:1,295g(サイズ54、塗装済、ハンガー等込む)
完成車重量:Ultegra仕様/8.2kg、105仕様/8.4kg、Tiagra仕様/8.8kg、Sora仕様/8.5kg
税別価格:260,000円(Ultegra)、210,000円(105)、194,000円(Tiagra)、170,000円(Sora)
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