2015/07/17(金) - 02:37
大雨が降る超級山岳プラトー・ド・ベイユに先頭でやってきたのは、50kmしか離れていないアンドラ公国に住むホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ)。カタルーニャ生まれのピュアクライマーが苦しいピレネー2日間を忘れ去る大きな勝利を掴んだ。
ピレネー山脈の峠道を繋いでいく第12ステージの破壊力は抜群。序盤から2級山岳ポルテ・ダスペ峠(4.3km/9.7%)、1級山岳コール峠(14.1km/5.7%)、1級山岳レルス峠(12.9km/6%)が断続的に登場する。繰り返されるアップダウンの先に、ヘアピンの連続でリズムが取りにくい超級山岳プラトー・ド・ベイユが待っている。
ツールに登場6回目の超級山岳プラトー・ド・ベイユは登坂距離15.8km、平均勾配7.9%。獲得標高差が4200mに達するピレネーの一日は気温35度の真夏日となった。
レース序盤、20km地点のスプリントポイントに向けてマイヨヴェール奪回を目指すロット・ソウダルが集団先頭を支配する。アタックを許さないコントロールの末に、作戦通りこの日が誕生日のアンドレ・グライペル(ドイツ、ロット・ソウダル)を先頭通過させることに成功。しかし3番手通過したペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ・サクソ)からマイヨヴェールを奪い返すには2ポイント足らなかった。
スプリントポイントの攻防が落ち着くとエスケープ狙いのアタックが加速し、飛び出したリエーベ・ヴェストラ(オランダ、アスタナ)に続々と選手が合流する形で22名が先行。この中には総合19分14秒遅れのヤコブ・フグルサング(デンマーク、アスタナ)や同20分42秒遅れのホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ)、同22分07秒遅れのロメン・バルデ(フランス、AG2Rラモンディアール)が含まれた。
メイン集団に対して5分リードで2級山岳ポルテ・ダスペ峠をクリアした先頭グループは、人数を減らしながら続く1級山岳コール峠を登坂完了。頂上通過時点で、チームスカイを先頭に淡々と走るメイン集団とのタイム差は8分30秒。その後もタイム差は拡大する一方で、実質的に先頭グループの逃げ切りが容認された。
雨に包まれた1級山岳コール峠を下りきった時点で先頭グループに残ったのは14名。メイン集団から12分を超える猶予を与えられた先頭グループからミカル・クヴィアトコウスキー(ポーランド、エティックス・クイックステップ)、ゲオルグ・プレイドラー(オーストリア、ジャイアント・アルペシン)、セプ・ファンマルク(ベルギー、ロットNLユンボ)の3名が抜け出し、追走グループとのタイム差を広げながら1級山岳レルス峠に突入する。
1級山岳レルス峠で先頭はクヴィアトコウスキーとファンマルクに絞られ、後方ではロドリゲス、バルデ、フグルサング、ロメン・シカール(フランス、ユーロップカー)、ゴルカ・イサギーレ(スペイン、モビスター)、ルイス・マインティーズ(南アフリカ、MTNキュベカ)、ヤン・バルタ(チェコ、ボーラ・アルゴン18)が追走グループを形成。さらに12分以上後方にメイン集団という位置関係で最後の超級山岳プラトー・ド・ベイユに向かった。
超級山岳プラトー・ド・ベイユを目指すうちに巨大な積乱雲がピレネー山脈をすっぽりと覆い隠し、フィニッシュ地点では雹まで降る悪天候に。気温も35度から17度まで急降下し、嵐の中で最後の登坂がスタートした。
先頭ではアルカンシェルを着るクヴィアトコウスキーが独走に持ち込んだものの、追走グループ(ロドリゲス、バルデ、フグルサング、シカール、イサギーレ、マインティーズ)とのタイム差は縮まり続ける。麓で1分50秒あったタイム差は着々と縮まり、スイッチバックが続く登りでペースアップしたロドリゲスが単独で先頭クヴィアトコウスキーを捉えた。
頂上まで7.5kmを残してクヴィアトコウスキーを捉え、置き去りにしたロドリゲスがステージ優勝に向かってハイペースを刻む。フグルサングやバルデがそれぞれ単独で追走したものの届かず、ロドリゲスが後続を寄せ付けない1分12秒差で超級山岳プラトー・ド・ベイユを登りきった。
「ピレネー初日のラ・ピエール・サンマルタンではハンガーノックに陥り、昨日はニュートラルゾーンで落車して腰を打ってしまったので本領を発揮できず。逃げに乗るしか自分には活躍のチャンスがないと悟っていた」と、今大会2勝目を飾ったロドリゲスは語る。
ロドリゲスは隣国アンドラ公国在住。トレーニングで何度も使用している登りで勝利を射止めた。山岳ポイントを稼いだことで、ロドリゲスは山岳賞を狙える位置まで順位を上げている。「プラトー・ド・ベイユは家から50kmほどしか離れておらず、何千回と登って、何千回と勝つことを夢見た。誰もが勝ちたいと夢見る登りで、しかもこんな過酷なコンディションの中で勝つことが出来て、本当に良かった」。
一方、11分遅れで登坂を開始したメイン集団では、チームスカイに対してアルベルト・コンタドール(スペイン、ティンコフ・サクソ)やナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター)、ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ)らが攻撃を試みたものの、いずれの動きもチームスカイの牙城を崩せず。ゲラント・トーマス(イギリス、チームスカイ)が最後までフルームを援護した。
残り4kmでフルーム自身が加速を試みたもののライバルたちは屈せず、総合6位までの選手は6分47秒遅れでフィニッシュ。総合トップ10の中でロベルト・ヘーシンク(オランダ、ロットNLユンボ)、トニー・ギャロパン(フランス、ロット・ソウダル)、ワレン・バーギル(フランス、ジャイアント・アルペシン)がタイムを失う結果となった。
「限界を迎えているライバルがいないかをチェックするために残り4kmでアタックしたけど、みんなフレッシュだった。ライバルたちは総合で3〜4分遅れているものの決して侮れない。いつ何時彼らが奇襲アタックを仕掛けるか分からないし、誰も逃すわけにはいかないんだ」と、マイヨジョーヌを守ったフルームは語る。また、フルームは総合5位のトーマスについて「今日も彼の走りはファンタスティックだった。2012年の自分のように、彼がアシストを務めながら総合表彰台に上ることだってあり得る」と褒め称えた。
モビスターのイサギーレが逃げ切り、チームスカイのポートが12分以上遅れたため、モビスターがチームスカイを抜いてチーム総合成績首位に立っている。
Résumé - Étape 12 (Lannemezan > Plateau de... par tourdefrance
ツール・ド・フランス2015第12ステージ結果
1位 ホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ) 5h40’14”
2位 ヤコブ・フグルサング(デンマーク、アスタナ) +1’12”
3位 ロメン・バルデ(フランス、AG2Rラモンディアール) +1’49”
4位 ゴルカ・イサギーレ(スペイン、モビスター) +4’34”
5位 ルイス・マインティーズ(南アフリカ、MTNキュベカ) +4’38”
6位 ヤン・バルタ(チェコ、ボーラ・アルゴン18) +5’47”
7位 ロメン・シカール(フランス、ユーロップカー) +6’03”
8位 ミカエル・シュレル(フランス、AG2Rラモンディアール) +6’28”
9位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター) +6’46”
10位 クリス・フルーム(イギリス、チームスカイ) +6’47”
11位 ナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター)
12位 ティボー・ピノ(フランス、FDJ)
13位 ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシング)
14位 アルベルト・コンタドール(スペイン、ティンコフ・サクソ)
15位 ピエール・ロラン(フランス、ユーロップカー)
16位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ)
17位 ゲラント・トーマス(イギリス、チームスカイ)
18位 ロベルト・ヘーシンク(オランダ、ロットNLユンボ) +7’44”
19位 バウク・モレマ(オランダ、トレックファクトリーレーシング)
20位 サムエル・サンチェス(スペイン、BMCレーシング) +9’13”
マイヨジョーヌ(個人総合成績)
1位 クリス・フルーム(イギリス、チームスカイ) 46h50’32”
2位 ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシング) +2’52”
3位 ナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター) +3’09”
4位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター) +3’58”
5位 ゲラント・トーマス(イギリス、チームスカイ) +4’03”
6位 アルベルト・コンタドール(スペイン、ティンコフ・サクソ) +4’04”
7位 ロベルト・へーシンク(オランダ、ロットNLユンボ) +5’32”
8位 トニー・ギャロパン(フランス、ロット・ソウダル) +7’32”
9位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ) +7’47”
10位 バウク・モレマ(オランダ、トレックファクトリーレーシング) +8’02”
マイヨヴェール(ポイント賞)
1位 ペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ・サクソ) 254pts
2位 アンドレ・グライペル(ドイツ、ロット・ソウダル) 252pts
3位 ジョン・デゲンコルブ(ドイツ、ジャイアント・アルペシン) 201pts
マイヨアポワ(山岳賞)
1位 クリス・フルーム(イギリス、チームスカイ) 61pts
2位 ホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ) 52pts
3位 ヤコブ・フグルサング(デンマーク、アスタナ) 41pts
マイヨブラン(ヤングライダー賞)
1位 ナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター) 46h53’41”
2位 ワレン・バーギル(フランス、ジャイアント・アルペシン) +6’34”
3位 ロメン・バルデ(フランス、AG2Rラモンディアール) +13’56”
チーム総合成績
1位 モビスター 141h52’29”
2位 チームスカイ +5’19”
3位 ティンコフ・サクソ +25’27”
ステージ敢闘賞
ミカル・クヴィアトコウスキー(ポーランド、エティックス・クイックステップ)
リタイア
DNF ザッカリ・デンプスター(オーストラリア、ボーラ・アルゴン18)
DNF アレックス・ダウセット(イギリス、モビスター)
text:Kei Tsuji in Plateau de Beille, France
ピレネー山脈の峠道を繋いでいく第12ステージの破壊力は抜群。序盤から2級山岳ポルテ・ダスペ峠(4.3km/9.7%)、1級山岳コール峠(14.1km/5.7%)、1級山岳レルス峠(12.9km/6%)が断続的に登場する。繰り返されるアップダウンの先に、ヘアピンの連続でリズムが取りにくい超級山岳プラトー・ド・ベイユが待っている。
ツールに登場6回目の超級山岳プラトー・ド・ベイユは登坂距離15.8km、平均勾配7.9%。獲得標高差が4200mに達するピレネーの一日は気温35度の真夏日となった。
レース序盤、20km地点のスプリントポイントに向けてマイヨヴェール奪回を目指すロット・ソウダルが集団先頭を支配する。アタックを許さないコントロールの末に、作戦通りこの日が誕生日のアンドレ・グライペル(ドイツ、ロット・ソウダル)を先頭通過させることに成功。しかし3番手通過したペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ・サクソ)からマイヨヴェールを奪い返すには2ポイント足らなかった。
スプリントポイントの攻防が落ち着くとエスケープ狙いのアタックが加速し、飛び出したリエーベ・ヴェストラ(オランダ、アスタナ)に続々と選手が合流する形で22名が先行。この中には総合19分14秒遅れのヤコブ・フグルサング(デンマーク、アスタナ)や同20分42秒遅れのホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ)、同22分07秒遅れのロメン・バルデ(フランス、AG2Rラモンディアール)が含まれた。
メイン集団に対して5分リードで2級山岳ポルテ・ダスペ峠をクリアした先頭グループは、人数を減らしながら続く1級山岳コール峠を登坂完了。頂上通過時点で、チームスカイを先頭に淡々と走るメイン集団とのタイム差は8分30秒。その後もタイム差は拡大する一方で、実質的に先頭グループの逃げ切りが容認された。
雨に包まれた1級山岳コール峠を下りきった時点で先頭グループに残ったのは14名。メイン集団から12分を超える猶予を与えられた先頭グループからミカル・クヴィアトコウスキー(ポーランド、エティックス・クイックステップ)、ゲオルグ・プレイドラー(オーストリア、ジャイアント・アルペシン)、セプ・ファンマルク(ベルギー、ロットNLユンボ)の3名が抜け出し、追走グループとのタイム差を広げながら1級山岳レルス峠に突入する。
1級山岳レルス峠で先頭はクヴィアトコウスキーとファンマルクに絞られ、後方ではロドリゲス、バルデ、フグルサング、ロメン・シカール(フランス、ユーロップカー)、ゴルカ・イサギーレ(スペイン、モビスター)、ルイス・マインティーズ(南アフリカ、MTNキュベカ)、ヤン・バルタ(チェコ、ボーラ・アルゴン18)が追走グループを形成。さらに12分以上後方にメイン集団という位置関係で最後の超級山岳プラトー・ド・ベイユに向かった。
超級山岳プラトー・ド・ベイユを目指すうちに巨大な積乱雲がピレネー山脈をすっぽりと覆い隠し、フィニッシュ地点では雹まで降る悪天候に。気温も35度から17度まで急降下し、嵐の中で最後の登坂がスタートした。
先頭ではアルカンシェルを着るクヴィアトコウスキーが独走に持ち込んだものの、追走グループ(ロドリゲス、バルデ、フグルサング、シカール、イサギーレ、マインティーズ)とのタイム差は縮まり続ける。麓で1分50秒あったタイム差は着々と縮まり、スイッチバックが続く登りでペースアップしたロドリゲスが単独で先頭クヴィアトコウスキーを捉えた。
頂上まで7.5kmを残してクヴィアトコウスキーを捉え、置き去りにしたロドリゲスがステージ優勝に向かってハイペースを刻む。フグルサングやバルデがそれぞれ単独で追走したものの届かず、ロドリゲスが後続を寄せ付けない1分12秒差で超級山岳プラトー・ド・ベイユを登りきった。
「ピレネー初日のラ・ピエール・サンマルタンではハンガーノックに陥り、昨日はニュートラルゾーンで落車して腰を打ってしまったので本領を発揮できず。逃げに乗るしか自分には活躍のチャンスがないと悟っていた」と、今大会2勝目を飾ったロドリゲスは語る。
ロドリゲスは隣国アンドラ公国在住。トレーニングで何度も使用している登りで勝利を射止めた。山岳ポイントを稼いだことで、ロドリゲスは山岳賞を狙える位置まで順位を上げている。「プラトー・ド・ベイユは家から50kmほどしか離れておらず、何千回と登って、何千回と勝つことを夢見た。誰もが勝ちたいと夢見る登りで、しかもこんな過酷なコンディションの中で勝つことが出来て、本当に良かった」。
一方、11分遅れで登坂を開始したメイン集団では、チームスカイに対してアルベルト・コンタドール(スペイン、ティンコフ・サクソ)やナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター)、ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ)らが攻撃を試みたものの、いずれの動きもチームスカイの牙城を崩せず。ゲラント・トーマス(イギリス、チームスカイ)が最後までフルームを援護した。
残り4kmでフルーム自身が加速を試みたもののライバルたちは屈せず、総合6位までの選手は6分47秒遅れでフィニッシュ。総合トップ10の中でロベルト・ヘーシンク(オランダ、ロットNLユンボ)、トニー・ギャロパン(フランス、ロット・ソウダル)、ワレン・バーギル(フランス、ジャイアント・アルペシン)がタイムを失う結果となった。
「限界を迎えているライバルがいないかをチェックするために残り4kmでアタックしたけど、みんなフレッシュだった。ライバルたちは総合で3〜4分遅れているものの決して侮れない。いつ何時彼らが奇襲アタックを仕掛けるか分からないし、誰も逃すわけにはいかないんだ」と、マイヨジョーヌを守ったフルームは語る。また、フルームは総合5位のトーマスについて「今日も彼の走りはファンタスティックだった。2012年の自分のように、彼がアシストを務めながら総合表彰台に上ることだってあり得る」と褒め称えた。
モビスターのイサギーレが逃げ切り、チームスカイのポートが12分以上遅れたため、モビスターがチームスカイを抜いてチーム総合成績首位に立っている。
Résumé - Étape 12 (Lannemezan > Plateau de... par tourdefrance
ツール・ド・フランス2015第12ステージ結果
1位 ホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ) 5h40’14”
2位 ヤコブ・フグルサング(デンマーク、アスタナ) +1’12”
3位 ロメン・バルデ(フランス、AG2Rラモンディアール) +1’49”
4位 ゴルカ・イサギーレ(スペイン、モビスター) +4’34”
5位 ルイス・マインティーズ(南アフリカ、MTNキュベカ) +4’38”
6位 ヤン・バルタ(チェコ、ボーラ・アルゴン18) +5’47”
7位 ロメン・シカール(フランス、ユーロップカー) +6’03”
8位 ミカエル・シュレル(フランス、AG2Rラモンディアール) +6’28”
9位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター) +6’46”
10位 クリス・フルーム(イギリス、チームスカイ) +6’47”
11位 ナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター)
12位 ティボー・ピノ(フランス、FDJ)
13位 ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシング)
14位 アルベルト・コンタドール(スペイン、ティンコフ・サクソ)
15位 ピエール・ロラン(フランス、ユーロップカー)
16位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ)
17位 ゲラント・トーマス(イギリス、チームスカイ)
18位 ロベルト・ヘーシンク(オランダ、ロットNLユンボ) +7’44”
19位 バウク・モレマ(オランダ、トレックファクトリーレーシング)
20位 サムエル・サンチェス(スペイン、BMCレーシング) +9’13”
マイヨジョーヌ(個人総合成績)
1位 クリス・フルーム(イギリス、チームスカイ) 46h50’32”
2位 ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシング) +2’52”
3位 ナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター) +3’09”
4位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター) +3’58”
5位 ゲラント・トーマス(イギリス、チームスカイ) +4’03”
6位 アルベルト・コンタドール(スペイン、ティンコフ・サクソ) +4’04”
7位 ロベルト・へーシンク(オランダ、ロットNLユンボ) +5’32”
8位 トニー・ギャロパン(フランス、ロット・ソウダル) +7’32”
9位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ) +7’47”
10位 バウク・モレマ(オランダ、トレックファクトリーレーシング) +8’02”
マイヨヴェール(ポイント賞)
1位 ペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ・サクソ) 254pts
2位 アンドレ・グライペル(ドイツ、ロット・ソウダル) 252pts
3位 ジョン・デゲンコルブ(ドイツ、ジャイアント・アルペシン) 201pts
マイヨアポワ(山岳賞)
1位 クリス・フルーム(イギリス、チームスカイ) 61pts
2位 ホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ) 52pts
3位 ヤコブ・フグルサング(デンマーク、アスタナ) 41pts
マイヨブラン(ヤングライダー賞)
1位 ナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター) 46h53’41”
2位 ワレン・バーギル(フランス、ジャイアント・アルペシン) +6’34”
3位 ロメン・バルデ(フランス、AG2Rラモンディアール) +13’56”
チーム総合成績
1位 モビスター 141h52’29”
2位 チームスカイ +5’19”
3位 ティンコフ・サクソ +25’27”
ステージ敢闘賞
ミカル・クヴィアトコウスキー(ポーランド、エティックス・クイックステップ)
リタイア
DNF ザッカリ・デンプスター(オーストラリア、ボーラ・アルゴン18)
DNF アレックス・ダウセット(イギリス、モビスター)
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