2015/07/07(火) - 04:30
残り58kmで発生したハイスピード落車にマイヨジョーヌを含む大勢の選手が巻き込まれ、ニュートラルストップがかかったツール・ド・フランス第3ステージ。「ユイの壁」でホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ)とクリス・フルーム(イギリス、チームスカイ)の2人がライバルを突き放した。
フランドルの街を抜けていく photo:Kei Tsuji
ツール・ド・フランス2015第3ステージ image:A.S.O.
ツール・ド・フランス2015第3ステージ image:A.S.O.
チーム総合成績トップのBMCレーシングが黄色いヘルメットで登場 photo:Kei Tsujiオランダに別れを告げ、ツール・ド・フランスはベルギーに舞台を移す。アントワープ(オランダ語:アントウェルペン、フランス語:アンヴェルス)を出発後しばらくは平坦路が続くが、残り50kmから丘陵地帯に突入。レース主催者は平坦ステージに分類しているものの、後半はさながら「アルデンヌ・クラシック」のフレーシュ・ワロンヌだ。
前日の落車で肩を脱臼したアダム・ハンセン(オーストラリア、ロット・ソウダル) photo:Kei Tsuji4級山岳コート・デレッフ(2100m/5%)と4級山岳コート・ド・シュラーブ(1300m/8.1%)の先に待つのはツール史上初めてフィニッシュを迎え入れる3級山岳ミュール・ド・ユイ(ユイの壁)。観客が押し寄せた最大勾配19%、平均勾配9.6%、登坂距離1300mの「壁」で第3ステージはフィナーレを迎える。
逃げるブライアン・ノロー(フランス、ユーロップカー)ら4名 photo:Tim de Waeleスタートして間もなく、2日連続逃げのヤン・バルタ(チェコ、ボーラ・アルゴン18)、セルジュ・パウエルス(ベルギー、MTNキュベカ)、ブライアン・ノロー(フランス、ユーロップカー)、マルティン・エルミガー(スイス、IAMサイクリング)がメイン集団を突き放し始める。70歳になった5度のツール覇者エディ・メルクス氏の故郷メーンセル=キーゼゲムを通過する頃には、先頭4名のリードは3分45秒まで広がっていた。
黄色い獅子が描かれたフランドルの旗 photo:Kei Tsujiしかし横風の危険性もある平野を進むうちにメイン集団は徐々にペースアップ。観客に溢れたコースで集団は縦に伸び、フィニッシュまで60kmを残して早くも逃げグループを射程圏内に。逃げ吸収目前、4級山岳コート・ド・ボイソーを目前にしたタイミングで、メイン集団の選手たちに悲劇が襲った。
残り58kmの平坦直線路でウィリアム・ボネ(フランス、FDJ)がバランスを崩して転倒。ハイスピードで巡航していた集団内の選手たちが次々に地面に投げ出された。多くの選手がアスファルトや沿道の草むらに突っ込み、コンクリートの電柱に衝突する選手も。その中にはマイヨジョーヌを着るファビアン・カンチェラーラ(スイス、トレックファクトリーレーシング)の姿もあった。
カンチェラーラは苦痛の表情を浮かべながらスタートしたものの、総合3位トム・ドゥムラン(オランダ、ジャイアント・アルペシン)は肩の脱臼によってリタイア。他にも手首骨折のサイモン・ゲランス(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ)やディミトリ・コズンチュク(ロシア、カチューシャ)、ボネがレースを去る惨事となる。マイケル・マシューズ(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ)やグレゴリー・ヘンダーソン(ニュージーランド、ロット・ソウダル)は怪我を負いながらもレースを続行した。
大落車の約500m先でも別の落車が発生し、マイヨジョーヌを含む大勢の選手が遅れたことでレースはニュートラル状態となる。ちょうど同じタイミングで序盤からの逃げ4名は吸収された。
落車の多発によってレースはニュートラル状態に photo:Tim de Waele
ニュートラル解除後にアタックするルーク・ロウ(イギリス、チームスカイ) photo:Tim de Waele
マイヨジョーヌのファビアン・カンチェラーラ(スイス、トレックファクトリーレーシング)が顔を歪める photo:Tim de Waele
4級山岳コート・ド・シュラーブで集団のペースを上げるティンコフ・サクソ photo:Tim de Waele
3級山岳ミュール・ド・ユイを先頭で登るクリス・フルーム(イギリス、チームスカイ) photo:Kei Tsujiしばらくしてレースディレクターのクリスティアン・プリュドム氏は再スタートを告げたものの、レースドクターによる治療が間に合わないとしてレースは再びニュートラル状態に。10分間ほどストップした集団に遅れた選手たちが完全に復帰したことを確認してからレースは動き出す。ニュートラルの影響で4級山岳コート・ド・ボイソーのポイントはキャンセルされた。
残り400mでアタックしたホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ) photo:Tim de Waele度重なるニュートラルを終えてレースが再始動すると、アスタナやティンコフ・サクソがペースアップを開始。横風区間でアレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)らが遅れるシーンも見られたが、残り30kmで集団は一つに戻る。
先頭で姿を現したホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ)とクリス・フルーム(イギリス、チームスカイ) photo:Tim de Waele4級山岳コート・デレッフでのアンジェロ・テュリク(フランス、ユーロップカー)のアタックは長続きせず、チームスカイやティンコフ・サクソ、エティックス・クイックステップが牽引するメイン集団からはマイヨジョーヌのカンチェラーラが脱落。
3級山岳ミュール・ド・ユイを制したホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ) photo:Tim de Waele集団は人数を減らしながら進み、4級山岳コート・ド・シュラーブでティンコフ・サクソがペースを上げるとティボー・ピノ(フランス、FDJ)らがたまらず脱落した(ピノは1分33秒遅れでフィニッシュ)。
3級山岳ミュール・ド・ユイを登る選手達 photo:Kei Tsuji40名弱に絞られた状態で迎えた最後の3級山岳ミュール・ド・ユイ。登り序盤のボブ・ユンヘルス(ルクセンブルク、トレックファクトリーレーシング)のアタックは吸収され、急勾配区間が始まるとフルームが先頭に立つ。精鋭たちが競り合う中、残り400mでロドリゲスが一気に加速した。
顔を歪ませて3級山岳ミュール・ド・ユイを登るファビアン・カンチェラーラ(スイス、トレックファクトリーレーシング) photo:Kei Tsujiすかさずトニー・ギャロパン(フランス、ロット・ソウダル)が反応したものの、ロドリゲスの勢いは止まらない。先頭で壁をよじ登ったロドリゲスがフルームを振り切って、2012年フレーシュ・ワロンヌ覇者に続く3年ぶりのユイ制覇を果たした。ツールはステージ通算2勝目。
激坂の名手としての本領を発揮したロドリゲスは「今年のフレーシュ・ワロンヌでは前を塞がれて勝負に持ち込めなかったので、残り400mで前に出たんだ。フルームとコンタドールがついてこれなかったことには驚いていない。自分の独壇場だと思っていたから」と自信に溢れたコメントを残す。
第2ステージで1分28秒を失い、総合順位を下げていたロドリゲスは総合18位まで順位を戻した。「昨日はパンクや落車の影響で残念な結果に終わってしまった。残念な1日を経験したチームに大きな喜びを与えてくれる勝利だ。フレーシュ・ワロンヌよりも価値がある勝利だと思う。やっぱりツールは特別だ」。
総合1位カンチェラーラの脱落と総合3位ドゥムランのリタイアによって、総合2位トニ・マルティン(ドイツ、エティックス・クイックステップ)のマイヨジョーヌ獲得が有力視されたものの、ロドリゲスとタイム差無しのステージ2位に入ったフルームが総合首位に。マルティンは40秒差のステージ26位に入ったが、マイヨジョーヌには1秒届かなかった。
「決して自分向きではない登りで2位に入り、ライバルたちからリードを奪ったことに驚いている。こんな早い段階でレースをリードするとは予想していなかったけど、やっぱりマイヨジョーヌは嬉しい」とフルームは喜ぶ。フルームはユイの登坂だけでヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ)とナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター)から11秒、アルベルト・コンタドール(スペイン、ティンコフ・サクソ)から18秒のリードを稼ぎ出すことに成功している。
連日総合成績の変動が見られるツール序盤ステージ。翌日はパヴェが7セクター/合計13.3km設定された今大会最長ステージ。トップから11分43秒遅れでユイにたどり着いたカンチェラーラは搬送先の病院での検査によって脊椎骨の骨折が判明。レースを去ることが決まっている。
3級山岳ミュール・ド・ユイ photo:Kei Tsuji
ステージ優勝を飾ったホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ) photo:Kei Tsuji
マイヨジョーヌに袖を通すクリス・フルーム(イギリス、チームスカイ) photo:Kei Tsuji
ツール・ド・フランス2015第3ステージ結果
1位 ホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ) 3h26’54”
2位 クリス・フルーム(イギリス、チームスカイ)
3位 アレクシ・ヴィエルモ(フランス、AG2Rラモンディアール) +04”
4位 ダニエル・マーティン(アイルランド、キャノンデール・ガーミン) +05”
5位 トニー・ギャロパン(フランス、ロット・ソウダル) +08”
6位 ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシング) +11”
7位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ)
8位 サイモン・イェーツ(イギリス、オリカ・グリーンエッジ)
9位 ナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター)
10位 バウク・モレマ(オランダ、トレックファクトリーレーシング)
11位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)
12位 アルベルト・コンタドール(スペイン、ティンコフ・サクソ) +18”
13位 ジュリアン・アレドンド(コロンビア、トレックファクトリーレーシング) +19”
14位 ロベルト・ヘーシンク(オランダ、ロットNLユンボ) +22”
15位 グレッグ・ファンアフェルマート(ベルギー、BMCレーシング)
16位 ジャンクリストフ・ペロー(フランス、AG2Rラモンディアール) +24”
17位 ワレン・バーギル(フランス、ジャイアント・アルペシン)
18位 ジュリアン・シモン(フランス、コフィディス) +28”
19位 リゴベルト・ウラン(コロンビア、エティックス・クイックステップ) +34”
20位 ピエール・ロラン(フランス、ユーロップカー) +36”
21位 ロメン・バルデ(フランス、AG2Rラモンディアール)
マイヨジョーヌ(個人総合成績)
1位 クリス・フルーム(イギリス、チームスカイ) 7h11’37”
2位 トニ・マルティン(ドイツ、エティックス・クイックステップ) +01”
3位 ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシング) +13”
4位 トニー・ギャロパン(フランス、ロット・ソウダル) +26”
5位 グレッグ・ファンアフェルマート(ベルギー、BMCレーシング) +28”
6位 ペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ・サクソ) +31”
7位 リゴベルト・ウラン(コロンビア、エティックス・クイックステップ) +34”
8位 アルベルト・コンタドール(スペイン、ティンコフ・サクソ) +36”
9位 ゲラント・トーマス(イギリス、チームスカイ) +1’03”
10位 ゼネク・スティバル(チェコ、エティックス・クイックステップ) +1’04”
マイヨヴェール(ポイント賞)
1位 アンドレ・グライペル(ドイツ、ロット・ソウダル) 75pts
2位 ペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ・サクソ) 48pts
3位 クリス・フルーム(イギリス、チームスカイ) 40pts
マイヨアポワ(山岳賞)
1位 ホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ) 2pts
2位 ラファル・マイカ(ポーランド、ティンコフ・サクソ) 1pt
3位 ミヒャエル・シェアー(スイス、BMCレーシング) 1pt
マイヨブラン(ヤングライダー賞)
1位 ペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ・サクソ) 7h12’08”
2位 ワレン・バーギル(フランス、ジャイアント・アルペシン) +36”
3位 ナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター) +1’25”
チーム総合成績
1位 BMCレーシング 21h35’52”
2位 エティックス・クイックステップ +27”
3位 チームスカイ +1’43”
ステージ敢闘賞
ヤン・バルタ(チェコ、ボーラ・アルゴン18)
リタイア
サイモン・ゲランス(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ)
ディミトリ・コズンチュク(ロシア、カチューシャ)
トム・ドゥムラン(オランダ、ジャイアント・アルペシン)
ウィリアム・ボネ(フランス、FDJ)
text:Kei Tsuji in Huy, Belgium
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残り58kmの平坦直線路でウィリアム・ボネ(フランス、FDJ)がバランスを崩して転倒。ハイスピードで巡航していた集団内の選手たちが次々に地面に投げ出された。多くの選手がアスファルトや沿道の草むらに突っ込み、コンクリートの電柱に衝突する選手も。その中にはマイヨジョーヌを着るファビアン・カンチェラーラ(スイス、トレックファクトリーレーシング)の姿もあった。
カンチェラーラは苦痛の表情を浮かべながらスタートしたものの、総合3位トム・ドゥムラン(オランダ、ジャイアント・アルペシン)は肩の脱臼によってリタイア。他にも手首骨折のサイモン・ゲランス(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ)やディミトリ・コズンチュク(ロシア、カチューシャ)、ボネがレースを去る惨事となる。マイケル・マシューズ(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ)やグレゴリー・ヘンダーソン(ニュージーランド、ロット・ソウダル)は怪我を負いながらもレースを続行した。
大落車の約500m先でも別の落車が発生し、マイヨジョーヌを含む大勢の選手が遅れたことでレースはニュートラル状態となる。ちょうど同じタイミングで序盤からの逃げ4名は吸収された。
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激坂の名手としての本領を発揮したロドリゲスは「今年のフレーシュ・ワロンヌでは前を塞がれて勝負に持ち込めなかったので、残り400mで前に出たんだ。フルームとコンタドールがついてこれなかったことには驚いていない。自分の独壇場だと思っていたから」と自信に溢れたコメントを残す。
第2ステージで1分28秒を失い、総合順位を下げていたロドリゲスは総合18位まで順位を戻した。「昨日はパンクや落車の影響で残念な結果に終わってしまった。残念な1日を経験したチームに大きな喜びを与えてくれる勝利だ。フレーシュ・ワロンヌよりも価値がある勝利だと思う。やっぱりツールは特別だ」。
総合1位カンチェラーラの脱落と総合3位ドゥムランのリタイアによって、総合2位トニ・マルティン(ドイツ、エティックス・クイックステップ)のマイヨジョーヌ獲得が有力視されたものの、ロドリゲスとタイム差無しのステージ2位に入ったフルームが総合首位に。マルティンは40秒差のステージ26位に入ったが、マイヨジョーヌには1秒届かなかった。
「決して自分向きではない登りで2位に入り、ライバルたちからリードを奪ったことに驚いている。こんな早い段階でレースをリードするとは予想していなかったけど、やっぱりマイヨジョーヌは嬉しい」とフルームは喜ぶ。フルームはユイの登坂だけでヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ)とナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター)から11秒、アルベルト・コンタドール(スペイン、ティンコフ・サクソ)から18秒のリードを稼ぎ出すことに成功している。
連日総合成績の変動が見られるツール序盤ステージ。翌日はパヴェが7セクター/合計13.3km設定された今大会最長ステージ。トップから11分43秒遅れでユイにたどり着いたカンチェラーラは搬送先の病院での検査によって脊椎骨の骨折が判明。レースを去ることが決まっている。
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ツール・ド・フランス2015第3ステージ結果
1位 ホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ) 3h26’54”
2位 クリス・フルーム(イギリス、チームスカイ)
3位 アレクシ・ヴィエルモ(フランス、AG2Rラモンディアール) +04”
4位 ダニエル・マーティン(アイルランド、キャノンデール・ガーミン) +05”
5位 トニー・ギャロパン(フランス、ロット・ソウダル) +08”
6位 ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシング) +11”
7位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ)
8位 サイモン・イェーツ(イギリス、オリカ・グリーンエッジ)
9位 ナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター)
10位 バウク・モレマ(オランダ、トレックファクトリーレーシング)
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14位 ロベルト・ヘーシンク(オランダ、ロットNLユンボ) +22”
15位 グレッグ・ファンアフェルマート(ベルギー、BMCレーシング)
16位 ジャンクリストフ・ペロー(フランス、AG2Rラモンディアール) +24”
17位 ワレン・バーギル(フランス、ジャイアント・アルペシン)
18位 ジュリアン・シモン(フランス、コフィディス) +28”
19位 リゴベルト・ウラン(コロンビア、エティックス・クイックステップ) +34”
20位 ピエール・ロラン(フランス、ユーロップカー) +36”
21位 ロメン・バルデ(フランス、AG2Rラモンディアール)
マイヨジョーヌ(個人総合成績)
1位 クリス・フルーム(イギリス、チームスカイ) 7h11’37”
2位 トニ・マルティン(ドイツ、エティックス・クイックステップ) +01”
3位 ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシング) +13”
4位 トニー・ギャロパン(フランス、ロット・ソウダル) +26”
5位 グレッグ・ファンアフェルマート(ベルギー、BMCレーシング) +28”
6位 ペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ・サクソ) +31”
7位 リゴベルト・ウラン(コロンビア、エティックス・クイックステップ) +34”
8位 アルベルト・コンタドール(スペイン、ティンコフ・サクソ) +36”
9位 ゲラント・トーマス(イギリス、チームスカイ) +1’03”
10位 ゼネク・スティバル(チェコ、エティックス・クイックステップ) +1’04”
マイヨヴェール(ポイント賞)
1位 アンドレ・グライペル(ドイツ、ロット・ソウダル) 75pts
2位 ペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ・サクソ) 48pts
3位 クリス・フルーム(イギリス、チームスカイ) 40pts
マイヨアポワ(山岳賞)
1位 ホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ) 2pts
2位 ラファル・マイカ(ポーランド、ティンコフ・サクソ) 1pt
3位 ミヒャエル・シェアー(スイス、BMCレーシング) 1pt
マイヨブラン(ヤングライダー賞)
1位 ペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ・サクソ) 7h12’08”
2位 ワレン・バーギル(フランス、ジャイアント・アルペシン) +36”
3位 ナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター) +1’25”
チーム総合成績
1位 BMCレーシング 21h35’52”
2位 エティックス・クイックステップ +27”
3位 チームスカイ +1’43”
ステージ敢闘賞
ヤン・バルタ(チェコ、ボーラ・アルゴン18)
リタイア
サイモン・ゲランス(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ)
ディミトリ・コズンチュク(ロシア、カチューシャ)
トム・ドゥムラン(オランダ、ジャイアント・アルペシン)
ウィリアム・ボネ(フランス、FDJ)
text:Kei Tsuji in Huy, Belgium
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