2015/04/25(土) - 23:46
群馬連戦1日目は6kmのチームTT。ただ1チーム7分台のタイムを出したチーム右京が白浜に続いてチームTTを連覇。女子ロードは吉川美穂(ASAHI MUUR ZERO)がスプリントを制した。
群馬CSC連戦の1日目、4月25日(土)はP1クラスタがチームTT、他クラスタはロードレース。JBCFのチームTTは1週間前の白浜に続いて2戦目。3人以上6人までの出場で3人目のタイムが計時されるのは従来どおり。舞台はアップダウンのあるコースのため、TTバイクかノーマルバイクか、ディスクホイールを使うか否か機材の選択も重要。そして下りや平坦を担当する選手、上り担当の選手、そしてゴールまで走る最低3人のメンバーなど、コースに応じた選手の起用が大きなカギになる。
全21チームが出走のP1クラスタ。5番目出走のキナンサイクリングチームが、いきなり8分16秒をたたき出す。このタイムはじつに18番目スタートの那須ブラーゼンに破られるまでトップタイム。その那須ブラーゼンは白浜に続いてこの群馬でも統率の取れた隊列で走り8分13秒。さらにマトリックスパワータグ、そして宇都宮ブリッツェンが次々にトップタイムを塗り替える。
そして最終スタートのチーム右京。パブロ・ウルタスン、オスカル・プジョル、畑中勇介、窪木一茂の4人でスタートした同チームは4人のままゴール前に現れ7分58秒で優勝。アップダウンの厳しい群馬CSCのコースを平均時速45.91kmで駆け抜けたバイクは、ウルタスンはノーマル、ほか3人はTTバイクを使用した。
チーム右京は”チームポイントを出走した人数で割る”個人ポイント優先のため4人で出場。前日にコースを入念に試走し、「誰がどこを走るか、機材の選択などすべて前日に決めた」という。唯一変更したのは「スタート位置が下がり、かつ向かい風だったスタート後の直線を1人でなく2人で引いたこと」だけだ。土井雪広は伴走のチームカーから檄を飛ばし続け、チームで優勝を獲得した。
「昨日にチームで早めに現地入りして試走したことがよかったですね、プロツアーを走っていた選手は数周するだけでどう走るかを理解できたので4人で走り方を決めました。誰がどこを走るかは完全に決めてその通りに走りました」と畑中。ペースの上げ下げは窪木が積極的に声かけをして走りきった。これでチーム右京はチームTT2連勝、開幕から5戦中4戦で優勝と快進撃を続ける。
結果
Pクラスタ 6km チームTT
1位 チーム右京 7分58秒
2位 宇都宮ブリッツェン +06秒
3位 マトリックスパワータグ +11秒
4位 那須ブラーゼン +14秒
5位 キナンサイクリングチーム +18秒
6位 シマノレーシング +27秒
7位 愛三レーシングチーム +30秒
8位 レモネードベルマーレレーシングチーム +38秒
9位 イナーメ信濃山形 +40秒
10位 ニールプライド・南信スバルサイクリング +42秒
Jプロツアーリーダー パブロ・ウルタスン(チーム右京)
U23リーダー 新城雄大(那須ブラーゼン)
Fクラスタ 30km ロードレース
1位 吉川美穂(ASAHI MUUR ZERO)53分17秒
2位 坂口聖香(日体大クラブLIONS)+01秒
3位 金子広美(イナーメ信濃山形-EFT)+02秒
Jフェミニンリーダー 伊藤杏菜(チャンピオンシステムジャパン)
E1クラスタ 54km
1位 藤岡徹也(クラブシルベスト)1時間24分31秒
2位 小野康太郎(スミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロ)
3位 佐藤信哉(VC Fukuoka)
4位 西島優太郎(チャンピオンシステムジャパン)
5位 田中信行(ZIPPY CYCLE CLUB)+01秒
6位 蓑原大介(VC Fukuoka)
E2クラスタ 30km
1位 河合達朗(Y's Road)45分50秒
2位 小川修(TSU RACING)
3位 阿部航大(ブラウ・ブリッツェン)
4位 福原大(EsperanceStage我逢人・山口)+01秒
5位 小野寺慶(ブラウ・ブリッツェン)
6位 森天孝(Maidservant Subject)
E3クラスタ 30km
1位 関隆芳(湾岸サイクリング・ユナイテッド)45分43秒
2位 渡邉雄太(駒澤大学自転車部)
3位 成毛千尋(チームGSエバーウィン)
4位 中島啓(サイクルフリーダムレーシング)
5位 若生正剛(なるしまフレンド)
6位 北見涼(TOKYO VENTOS)
photo&text:高木秀彰
群馬CSC連戦の1日目、4月25日(土)はP1クラスタがチームTT、他クラスタはロードレース。JBCFのチームTTは1週間前の白浜に続いて2戦目。3人以上6人までの出場で3人目のタイムが計時されるのは従来どおり。舞台はアップダウンのあるコースのため、TTバイクかノーマルバイクか、ディスクホイールを使うか否か機材の選択も重要。そして下りや平坦を担当する選手、上り担当の選手、そしてゴールまで走る最低3人のメンバーなど、コースに応じた選手の起用が大きなカギになる。
全21チームが出走のP1クラスタ。5番目出走のキナンサイクリングチームが、いきなり8分16秒をたたき出す。このタイムはじつに18番目スタートの那須ブラーゼンに破られるまでトップタイム。その那須ブラーゼンは白浜に続いてこの群馬でも統率の取れた隊列で走り8分13秒。さらにマトリックスパワータグ、そして宇都宮ブリッツェンが次々にトップタイムを塗り替える。
そして最終スタートのチーム右京。パブロ・ウルタスン、オスカル・プジョル、畑中勇介、窪木一茂の4人でスタートした同チームは4人のままゴール前に現れ7分58秒で優勝。アップダウンの厳しい群馬CSCのコースを平均時速45.91kmで駆け抜けたバイクは、ウルタスンはノーマル、ほか3人はTTバイクを使用した。
チーム右京は”チームポイントを出走した人数で割る”個人ポイント優先のため4人で出場。前日にコースを入念に試走し、「誰がどこを走るか、機材の選択などすべて前日に決めた」という。唯一変更したのは「スタート位置が下がり、かつ向かい風だったスタート後の直線を1人でなく2人で引いたこと」だけだ。土井雪広は伴走のチームカーから檄を飛ばし続け、チームで優勝を獲得した。
「昨日にチームで早めに現地入りして試走したことがよかったですね、プロツアーを走っていた選手は数周するだけでどう走るかを理解できたので4人で走り方を決めました。誰がどこを走るかは完全に決めてその通りに走りました」と畑中。ペースの上げ下げは窪木が積極的に声かけをして走りきった。これでチーム右京はチームTT2連勝、開幕から5戦中4戦で優勝と快進撃を続ける。
結果
Pクラスタ 6km チームTT
1位 チーム右京 7分58秒
2位 宇都宮ブリッツェン +06秒
3位 マトリックスパワータグ +11秒
4位 那須ブラーゼン +14秒
5位 キナンサイクリングチーム +18秒
6位 シマノレーシング +27秒
7位 愛三レーシングチーム +30秒
8位 レモネードベルマーレレーシングチーム +38秒
9位 イナーメ信濃山形 +40秒
10位 ニールプライド・南信スバルサイクリング +42秒
Jプロツアーリーダー パブロ・ウルタスン(チーム右京)
U23リーダー 新城雄大(那須ブラーゼン)
Fクラスタ 30km ロードレース
1位 吉川美穂(ASAHI MUUR ZERO)53分17秒
2位 坂口聖香(日体大クラブLIONS)+01秒
3位 金子広美(イナーメ信濃山形-EFT)+02秒
Jフェミニンリーダー 伊藤杏菜(チャンピオンシステムジャパン)
E1クラスタ 54km
1位 藤岡徹也(クラブシルベスト)1時間24分31秒
2位 小野康太郎(スミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロ)
3位 佐藤信哉(VC Fukuoka)
4位 西島優太郎(チャンピオンシステムジャパン)
5位 田中信行(ZIPPY CYCLE CLUB)+01秒
6位 蓑原大介(VC Fukuoka)
E2クラスタ 30km
1位 河合達朗(Y's Road)45分50秒
2位 小川修(TSU RACING)
3位 阿部航大(ブラウ・ブリッツェン)
4位 福原大(EsperanceStage我逢人・山口)+01秒
5位 小野寺慶(ブラウ・ブリッツェン)
6位 森天孝(Maidservant Subject)
E3クラスタ 30km
1位 関隆芳(湾岸サイクリング・ユナイテッド)45分43秒
2位 渡邉雄太(駒澤大学自転車部)
3位 成毛千尋(チームGSエバーウィン)
4位 中島啓(サイクルフリーダムレーシング)
5位 若生正剛(なるしまフレンド)
6位 北見涼(TOKYO VENTOS)
photo&text:高木秀彰
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