2015/04/01(水) - 09:05
長きにわたる歴史をもつイタリアンレーシングバイクブランド、ボッテキア。多くのイタリアブランドと同じく、スチールフレームビルダーからはじまった歴史あるブランドだ。そのラインアップの要となるミドルグレード「8AVIO EVO」を紹介しよう。
ボッテキア 8AVIO EVO photo:MakotoAYANO/cyclowired.jp
ミラノ~サンレモ、ティレーノ~アドリアティコ、イタリア選手権、世界選手権、といったようなサイクルロードレースファンにとって馴染み深い大会はもちろん、ジロ・デ・イタリアやツール・ド・フランスといった、自転車に興味がない人でも一度は名を聞いたことがある大会において、ボッテキアは偉大なライダーとともに、多くの勝利を収めてきた。
1世紀以上という歴史を持つボッテキアは、常に時代のトップシーンを走り勝利を収めてきたブランドだ。近年はアックア・エ・サポーネやアンダルシアカハスールなどのUCIプロコンチネンタルチームへと機材を供給し、2011年のジロ・デ・イタリアではステファノ・ガルゼッリ(イタリア)が当時のフラッグシップモデル、EMME2を駆り、マリア・ヴェルデ(山岳賞)を獲得したことは記憶にも新しい。
ストレートフォークが装備される
トップチューブはヘッド周辺に近付くにつれボリュームを増す
ダウンチューブの裏側にもロゴが大書される
そんな輝かしい戦績を残してきたボッテキアはハイエンドバイクからエントリーグレードまで、幅広いラインアップをもっているレーシングバイクブランド。今回紹介する「8AVIO EVO」は、2015年モデルにおいてはEMME695とEMME3GARAの二つのフラッグシップ、そしてエアロモデルのT1 TOURMALETに次ぐミドルグレードモデル。
ボッテキアのカーボンバイクの中では最も身近な価格帯のモデルである「8AVIO EVO」。しかし、ただのエントリーグレードカーボンバイクとしての位置づけではなく、ひとかたならぬ思いがこのフレームに詰まっていることは、モデルネームからも察せられる。
トップチューブのシートチューブ側にはオッタビオ・ボッテキアのネームが入る
樽型のヘッドチューブから弓なりに弧を描くトップチューブ
プレスフィットBBを採用する
チェーンステーは左右非対称設計
8はイタリア語で「otto(オット)」となる。つまり、「8AVIO」は「Ottavio(オッタビオ)」と読むのだ。そう、ボッテキアのブランドネームの由来となったイタリア人選手オッタビオ・ボッテキアのファーストネームを冠するバイクであり、長い間ラインアップされてきた由緒あるモデル名なのだ。
それだけの由来ある名前を戴くにふさわしいテクノロジーが「8AVIO EVO」には盛り込まれている。シルエットは、近年のオールラウンド系バイクの基本に忠実な造り。すなわち、フレームの下側、ダウンチューブとチェーンステーにボリュームが与えられ、上側のトップチューブとシートステーを細くすることで快適性を高めるという意図が見て取れる設計だ。
リアディレイラーワイヤーの処理も考えられている
複雑に形を変えるダウンチューブ
ヘッドチューブはテーパードヘッドのなかでも下ワンが多きめな上ワン1-1/8″ー下ワン1.5”の大口径異径ヘッドチューブを採用。ボトムブラケットも、汎用規格の中でもっとも幅の広いプレスフィット86を採用している。これらは全て、フラッグシップのEMME3GARAと共通するテクノロジーだ。
また、チェーンステーは駆動力を受け止める右側がより強化された左右非対称デザインとなっており、反応性の向上を実現している。一方で、細身のトップチューブとシートステーは流れるように繋がっており、前後から来る振動をフレーム全体で吸収するためのデザインとされている。
細身のリア三角
ボッテキアのロゴが大きくペイントされるシートチューブ
ワイヤーがスムースに内蔵される
日本で展開されるフレームサイズは470、500、530、560の4種類。用意される販売パッケージはデュラエース、アルテグラ、105の完成車3種とフレームセットとなっている。
今回のテストバイクはその中でも中堅モデルとなるアルテグラ完成車の500サイズのものだ。コンポーネントはフルアルテグラとなり、ホイールにはフルクラム レーシング7、タイヤにはヴィットリアのZAFFIRO3が組み合わせられる。由緒あるイタリアンブランドの中核モデルを2人のインプレライダーはどう見るのか。それではインプレッションをお届けしよう。
―インプレッション
「淡々と一定ペースで巡航し続けるような走り方が向いている」小畑郁(なるしまフレンド)
「淡々と一定ペースで巡航し続けるような走り方が向いている」小畑郁(なるしまフレンド)
中速以降で真価を発揮するバイクですね、踏みごたえのある肉厚なフレームは、安心感があって初心者にも扱いやすいでしょう。しっかりと芯がある硬さで、どっしりとした感覚の乗り味が特徴的な1台ですね。
アッセンブルされているホイールの影響もあって、ゼロ発進の加速は穏やかです。一方で時速25km/hを超えてきたあたりからは、スルスルとスピードが乗ってきて気持ちの良い伸びを見せてくれます。スカスカとトルクが抜けるような剛性感ではなく、しっかりとペダリングパワーを受け止めてくれるバイクです。
「中速以降で真価を発揮するバイク」小畑郁(なるしまフレンド) このバイクは淡々と一定ペースで巡航し続けるような走り方が向いていますね。ある程度長く高速巡航できるようなレースや、アップダウンの少ないサーキットエンデューロのようなイベントがこのバイクの適性をもっとも活かすことができるシチュエーションではないでしょうか。
登りでも、斜度がゆるめである程度の速度を維持して登れるような峠が得意です。平坦と同じで、ある程度スピードに乗っている方が気持ちよく登れるので、緩急がめまぐるしく変化するような坂道よりも、ペースでこなせるような坂の方が得意でしょうね。
下りでも、速度域によってかなりキャラクターが変わってきます。高速で下っている時のハンドリングはかなりニュートラルな性格で、非常に扱いやすい印象でしたが、低速ではかなり切れ込むようなオーバーステアよりの挙動を示します。かなり印象が異なってくるので、この特性を活かすようなライディングスキルを求められそうです。
ホイールを変えると、加速性能やハンドリングのイメージも相当変わってきます。特徴を活かすのであれば、ハイトの高いホイールを組み合わせると、より巡航性能が向上して気持ちよく楽に走ることができるでしょう。コンポーネントはフルシマノということで、特に変更する必要はないでしょうが、ハンドル、ステム、シートポストの3点を軽量なものへと交換することでより軽快感のあるライディングフィールになるでしょうね。
非常につくりが良いのもこのバイクの特長です。例えば、電動を視野に入れた内蔵処理も非常にこだわりが見て取れるポイントです。最近のフレームはケーブルの入り口にごてごてとしたカップを取り付けているものも多いですが、このフレームは昔のクロモリフレームの内蔵工作のようなシンプルな仕上がりですっきりと美しくまとまっています。
長距離ライドを楽しむ方やサーキットエンデューロをメインの使用目的とする方や、他の人とは一味違ったバイクに乗りたいという人にとって、かなりフィットするバイクでしょう。
「とても高級感のある雰囲気を持ったバイク」山崎嘉貴(ブレアサイクリング)
「とても高級感のある雰囲気を持ったバイク」山崎嘉貴(ブレアサイクリング)
見た目の印象とは違って、フレームの上部がかなり剛性感のある感覚で、ボトムラインはすこし柔らかな印象があります。踏みごたえはかなりどっしりとした、重厚感があるのですが、他ブランドの似た剛性感のバイクよりもすこし重心が上にあるようなイメージですね。
ダンシングでぐいぐいと登っていくというよりも、シッティングでくるくるとペダルを回していくような乗り方がしっくりくるような、ほどよい剛性感のバイクです。体重があって、パワーがある人のほうがこのバイクの持つしなり感を活かした、テンポの良いペダリングができるのではないでしょうか。
「一定ペースで高い速度を保って走ることが得意」山崎嘉貴(ブレアサイクリング) 一定ペースで高い速度を保って走ることが得意なので、平地はかなり気持ちよく走れそうですね。登りでも、3%程度でじわーっと登っていくようなセクションで、高い巡航速度を活かして優位に立つことができるのではないでしょうか。パワー系ライダー向けのシチュエーションがこのバイクのもっとも得意なフィールドです。
一方で、下りはボトムセクションの柔らかさが影響してか、やや切れ込む印象です。なので体重が軽いライダーだと、すこしふらついてしまう感覚があるかもしれません。ディープリムのホイールをアッセンブルして、直進安定性を上げる方向にカスタムするのも良いかもしれません。
強いブレーキングに対してはフォークがダイブしてしまう傾向があるので、コントローラブルなブレーキキャリパーに交換しても良いかもしれません。快適性についても、リアバックはよく振動をいなしてくれます。一方で、フロント回りは少し硬めなので、体重が重めの人のほうがバランスがとれた乗り味に感じると思います。
ロングライドをメインに使いながら、軽いハンドリングやしなりを活かした軽快感を考えるとクリテリウムなどでも十分使える性能を持ったバイクに仕上がっていると思います。珍しいブランドなので、他の人と被りにくいというのもプラスポイントですね。
完成車で35万円ほどとリーズナブルな価格ですが、車体の細やかなつくりはワングレード上の価格帯のバイクだと言われても納得してしまうだけのデティールを備えています。とても高級感のある雰囲気を持ったバイクなので、人とは違ったラグジュアリーな雰囲気のバイクを探している方は選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。
ボッテキア 8AVIO EVO photo:MakotoAYANO/cyclowired.jp
ボッテキア 8AVIO EVO
サイズ:47、50、53、56cm
フレーム:UDカーボンモノコック、インターナル ケーブル仕様、PRESS FIT 86
フォーク:UDカーボンモノコック
コンポーネント:シマノ アルテグラ
ホイール:フルクラム レーシング7
ハンドル、ステム:ITM ALCOR 80
タイヤ:VITTORIA ZAFFIRO 3(KB)、700x23C
カラー:CARBON/RED、CARBON/GREEN、MATT CARBON/GRAY
価 格:358,000円(税抜)
インプレライダーのプロフィール
山崎嘉貴(ブレアサイクリング) 山崎嘉貴(ブレアサイクリング)
長野県飯田市にある「ブレアサイクリング」店主。ブリヂストンアンカーのサテライトチームに所属したのち、渡仏。自転車競技の本場であるフランスでのレース活動経験を生かして、南信州の地で自転車の楽しさを伝えている。サイクルスポーツ誌主催の最速店長選手権の初代優勝者でもあり、走れる店長として高い認知度を誇っている。オリジナルサイクルジャージ”GRIDE”の企画販売も手掛けており、オンラインストアで全国から注文が可能だ。
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ブレアサイクリング
小畑郁(なるしまフレンド) 小畑郁(なるしまフレンド)
その圧倒的な知識量と優れた技術力から国内No.1メカニックとの呼び声高いなるしまフレンド神宮店の技術チーフ。勤務の傍ら精力的に競技活動を行っており、ツール・ド・おきなわ市民210kmでは2010年に2位、2013年と2014年に8位に入った他、国内最高峰のJプロツアーではプロを相手に多数の入賞経験を持つ。現在もなお、メカニックと競技者の双方の視点から自転車のディープで果てしない世界を探求中。
CWレコメンドショップページ
なるしまフレンド
ウェア協力:GRIDE
text:Naoki,YASUOKA
photo:Makoto.AYANAO
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ミラノ~サンレモ、ティレーノ~アドリアティコ、イタリア選手権、世界選手権、といったようなサイクルロードレースファンにとって馴染み深い大会はもちろん、ジロ・デ・イタリアやツール・ド・フランスといった、自転車に興味がない人でも一度は名を聞いたことがある大会において、ボッテキアは偉大なライダーとともに、多くの勝利を収めてきた。
1世紀以上という歴史を持つボッテキアは、常に時代のトップシーンを走り勝利を収めてきたブランドだ。近年はアックア・エ・サポーネやアンダルシアカハスールなどのUCIプロコンチネンタルチームへと機材を供給し、2011年のジロ・デ・イタリアではステファノ・ガルゼッリ(イタリア)が当時のフラッグシップモデル、EMME2を駆り、マリア・ヴェルデ(山岳賞)を獲得したことは記憶にも新しい。
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そんな輝かしい戦績を残してきたボッテキアはハイエンドバイクからエントリーグレードまで、幅広いラインアップをもっているレーシングバイクブランド。今回紹介する「8AVIO EVO」は、2015年モデルにおいてはEMME695とEMME3GARAの二つのフラッグシップ、そしてエアロモデルのT1 TOURMALETに次ぐミドルグレードモデル。
ボッテキアのカーボンバイクの中では最も身近な価格帯のモデルである「8AVIO EVO」。しかし、ただのエントリーグレードカーボンバイクとしての位置づけではなく、ひとかたならぬ思いがこのフレームに詰まっていることは、モデルネームからも察せられる。
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8はイタリア語で「otto(オット)」となる。つまり、「8AVIO」は「Ottavio(オッタビオ)」と読むのだ。そう、ボッテキアのブランドネームの由来となったイタリア人選手オッタビオ・ボッテキアのファーストネームを冠するバイクであり、長い間ラインアップされてきた由緒あるモデル名なのだ。
それだけの由来ある名前を戴くにふさわしいテクノロジーが「8AVIO EVO」には盛り込まれている。シルエットは、近年のオールラウンド系バイクの基本に忠実な造り。すなわち、フレームの下側、ダウンチューブとチェーンステーにボリュームが与えられ、上側のトップチューブとシートステーを細くすることで快適性を高めるという意図が見て取れる設計だ。
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ヘッドチューブはテーパードヘッドのなかでも下ワンが多きめな上ワン1-1/8″ー下ワン1.5”の大口径異径ヘッドチューブを採用。ボトムブラケットも、汎用規格の中でもっとも幅の広いプレスフィット86を採用している。これらは全て、フラッグシップのEMME3GARAと共通するテクノロジーだ。
また、チェーンステーは駆動力を受け止める右側がより強化された左右非対称デザインとなっており、反応性の向上を実現している。一方で、細身のトップチューブとシートステーは流れるように繋がっており、前後から来る振動をフレーム全体で吸収するためのデザインとされている。
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今回のテストバイクはその中でも中堅モデルとなるアルテグラ完成車の500サイズのものだ。コンポーネントはフルアルテグラとなり、ホイールにはフルクラム レーシング7、タイヤにはヴィットリアのZAFFIRO3が組み合わせられる。由緒あるイタリアンブランドの中核モデルを2人のインプレライダーはどう見るのか。それではインプレッションをお届けしよう。
―インプレッション
「淡々と一定ペースで巡航し続けるような走り方が向いている」小畑郁(なるしまフレンド)
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中速以降で真価を発揮するバイクですね、踏みごたえのある肉厚なフレームは、安心感があって初心者にも扱いやすいでしょう。しっかりと芯がある硬さで、どっしりとした感覚の乗り味が特徴的な1台ですね。
アッセンブルされているホイールの影響もあって、ゼロ発進の加速は穏やかです。一方で時速25km/hを超えてきたあたりからは、スルスルとスピードが乗ってきて気持ちの良い伸びを見せてくれます。スカスカとトルクが抜けるような剛性感ではなく、しっかりとペダリングパワーを受け止めてくれるバイクです。
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登りでも、斜度がゆるめである程度の速度を維持して登れるような峠が得意です。平坦と同じで、ある程度スピードに乗っている方が気持ちよく登れるので、緩急がめまぐるしく変化するような坂道よりも、ペースでこなせるような坂の方が得意でしょうね。
下りでも、速度域によってかなりキャラクターが変わってきます。高速で下っている時のハンドリングはかなりニュートラルな性格で、非常に扱いやすい印象でしたが、低速ではかなり切れ込むようなオーバーステアよりの挙動を示します。かなり印象が異なってくるので、この特性を活かすようなライディングスキルを求められそうです。
ホイールを変えると、加速性能やハンドリングのイメージも相当変わってきます。特徴を活かすのであれば、ハイトの高いホイールを組み合わせると、より巡航性能が向上して気持ちよく楽に走ることができるでしょう。コンポーネントはフルシマノということで、特に変更する必要はないでしょうが、ハンドル、ステム、シートポストの3点を軽量なものへと交換することでより軽快感のあるライディングフィールになるでしょうね。
非常につくりが良いのもこのバイクの特長です。例えば、電動を視野に入れた内蔵処理も非常にこだわりが見て取れるポイントです。最近のフレームはケーブルの入り口にごてごてとしたカップを取り付けているものも多いですが、このフレームは昔のクロモリフレームの内蔵工作のようなシンプルな仕上がりですっきりと美しくまとまっています。
長距離ライドを楽しむ方やサーキットエンデューロをメインの使用目的とする方や、他の人とは一味違ったバイクに乗りたいという人にとって、かなりフィットするバイクでしょう。
「とても高級感のある雰囲気を持ったバイク」山崎嘉貴(ブレアサイクリング)
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見た目の印象とは違って、フレームの上部がかなり剛性感のある感覚で、ボトムラインはすこし柔らかな印象があります。踏みごたえはかなりどっしりとした、重厚感があるのですが、他ブランドの似た剛性感のバイクよりもすこし重心が上にあるようなイメージですね。
ダンシングでぐいぐいと登っていくというよりも、シッティングでくるくるとペダルを回していくような乗り方がしっくりくるような、ほどよい剛性感のバイクです。体重があって、パワーがある人のほうがこのバイクの持つしなり感を活かした、テンポの良いペダリングができるのではないでしょうか。
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一方で、下りはボトムセクションの柔らかさが影響してか、やや切れ込む印象です。なので体重が軽いライダーだと、すこしふらついてしまう感覚があるかもしれません。ディープリムのホイールをアッセンブルして、直進安定性を上げる方向にカスタムするのも良いかもしれません。
強いブレーキングに対してはフォークがダイブしてしまう傾向があるので、コントローラブルなブレーキキャリパーに交換しても良いかもしれません。快適性についても、リアバックはよく振動をいなしてくれます。一方で、フロント回りは少し硬めなので、体重が重めの人のほうがバランスがとれた乗り味に感じると思います。
ロングライドをメインに使いながら、軽いハンドリングやしなりを活かした軽快感を考えるとクリテリウムなどでも十分使える性能を持ったバイクに仕上がっていると思います。珍しいブランドなので、他の人と被りにくいというのもプラスポイントですね。
完成車で35万円ほどとリーズナブルな価格ですが、車体の細やかなつくりはワングレード上の価格帯のバイクだと言われても納得してしまうだけのデティールを備えています。とても高級感のある雰囲気を持ったバイクなので、人とは違ったラグジュアリーな雰囲気のバイクを探している方は選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。
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ボッテキア 8AVIO EVO
サイズ:47、50、53、56cm
フレーム:UDカーボンモノコック、インターナル ケーブル仕様、PRESS FIT 86
フォーク:UDカーボンモノコック
コンポーネント:シマノ アルテグラ
ホイール:フルクラム レーシング7
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タイヤ:VITTORIA ZAFFIRO 3(KB)、700x23C
カラー:CARBON/RED、CARBON/GREEN、MATT CARBON/GRAY
価 格:358,000円(税抜)
インプレライダーのプロフィール
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長野県飯田市にある「ブレアサイクリング」店主。ブリヂストンアンカーのサテライトチームに所属したのち、渡仏。自転車競技の本場であるフランスでのレース活動経験を生かして、南信州の地で自転車の楽しさを伝えている。サイクルスポーツ誌主催の最速店長選手権の初代優勝者でもあり、走れる店長として高い認知度を誇っている。オリジナルサイクルジャージ”GRIDE”の企画販売も手掛けており、オンラインストアで全国から注文が可能だ。
CWレコメンドショップページ
ブレアサイクリング
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その圧倒的な知識量と優れた技術力から国内No.1メカニックとの呼び声高いなるしまフレンド神宮店の技術チーフ。勤務の傍ら精力的に競技活動を行っており、ツール・ド・おきなわ市民210kmでは2010年に2位、2013年と2014年に8位に入った他、国内最高峰のJプロツアーではプロを相手に多数の入賞経験を持つ。現在もなお、メカニックと競技者の双方の視点から自転車のディープで果てしない世界を探求中。
CWレコメンドショップページ
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text:Naoki,YASUOKA
photo:Makoto.AYANAO
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