11月18日から23日までベルギーで開催されていたヘント6日間レースが終了。マーク・カヴェンディッシュ(イギリス)とイーリョ・ケイセ(ベルギー)のオメガファーマ・クイックステップは最終日に首位を明け渡し、46ポイント差の2位に終わった。
観客が詰めかけたキュイプケのヴェロドローム photo:Tim de Waele
過去に4回ヘント6日間レースで勝っているエディ・メルクス氏 photo:Tim de Waele
妻子の元に駆け寄るマーク・カヴェンディッシュ(イギリス、オメガファーマ・クイックステップ) photo:Tim de Waele
タッグを組むマーク・カヴェンディッシュ(イギリス)とイーリョ・ケイセ(ベルギー) photo:Tim de Waeleカヴェンディッシュとケイセの2人は、大会4日目のエリミネーションとデルニーレースでリードを広げて首位に。2人は周回数でリードしたものの、ポイント数ではケニー・デケテル(ベルギー)とジャスパー・デブイスト(ベルギー)が上。勝負は最終日のマディソンまでもつれ込み、デケテルとデブイストがリードを奪い返した。
優勝したケニー・デケテル(ベルギー)とジャスパー・デブイスト(ベルギー) photo:Tim de Waele22歳の誕生日を翌日に控えたデブイストと27歳のデケテルが優勝。2人はともにトップスポートフラーンデレン所属のスペシャリストで、デケテルは自身7度目の6日間レース優勝。
「苦しい6日間だった」と語るのは2年連続ヘント6日間レース優勝を果たしたデブイスト。「カヴェンディッシュとケイセの2人は常にプレッシャーを与えてきた。断続的なアタックにもパニックになることなく対処出来たよ」。
敗れたカヴェンディッシュは「とても残念だが、今回のライバルは強力だった」とコメントする。「7年ぶりのトラックレースだったのでリズムを掴むまでに3〜4日かかった。初日から全開で走ることが出来ていれば勝てていたと思う。前半に出遅れたことが敗因で、後半にかけてその遅れが脚を引っ張る形になった。それでも4日目にかけて首位に立てたことを誇りに思うよ」。
「何としてもマークと勝ちたかっただけに、勝利に届かなくて残念だ。マークとのレースは夢のようだった。リズムを掴んでからは本当に速かったし、将来的にまた彼とタッグを組んで走りたい」と地元ヘントでのレースを終えたケイセは語っている。
選手コメントはベルギーのsport.beならびにオメガファーマ・クイックステップ公式サイトより。
ヘント6日間レース2014表彰台 photo:Tim de Waele
ヘント6日間レース2014結果
1位 バロワーズインシュランス(デケテル、デブイスト) 440pts
2位 オメガファーマ・クイックステップ(カヴェンディッシュ、ケイセ) 394pts
3位 チームカルール(ランパター、ディリエル) 311pts
4位 チームロット(ラスムッセン、へスター) 279pts
5位 トップスポートフラーンデレン(ストープラー、フェルハエルデ) 215pts
text:Kei Tsuji
photo:Tim de Waele





「苦しい6日間だった」と語るのは2年連続ヘント6日間レース優勝を果たしたデブイスト。「カヴェンディッシュとケイセの2人は常にプレッシャーを与えてきた。断続的なアタックにもパニックになることなく対処出来たよ」。
敗れたカヴェンディッシュは「とても残念だが、今回のライバルは強力だった」とコメントする。「7年ぶりのトラックレースだったのでリズムを掴むまでに3〜4日かかった。初日から全開で走ることが出来ていれば勝てていたと思う。前半に出遅れたことが敗因で、後半にかけてその遅れが脚を引っ張る形になった。それでも4日目にかけて首位に立てたことを誇りに思うよ」。
「何としてもマークと勝ちたかっただけに、勝利に届かなくて残念だ。マークとのレースは夢のようだった。リズムを掴んでからは本当に速かったし、将来的にまた彼とタッグを組んで走りたい」と地元ヘントでのレースを終えたケイセは語っている。
選手コメントはベルギーのsport.beならびにオメガファーマ・クイックステップ公式サイトより。

ヘント6日間レース2014結果
1位 バロワーズインシュランス(デケテル、デブイスト) 440pts
2位 オメガファーマ・クイックステップ(カヴェンディッシュ、ケイセ) 394pts
3位 チームカルール(ランパター、ディリエル) 311pts
4位 チームロット(ラスムッセン、へスター) 279pts
5位 トップスポートフラーンデレン(ストープラー、フェルハエルデ) 215pts
text:Kei Tsuji
photo:Tim de Waele