2014/11/05(水) - 08:59
計測精度、豊富な計測項目、クランクとしての性能、軽量性で昨年の登場以来注目を集めてきたローターのパワーメーター「ROTOR POWER」。その利点を残しつつ、ルイ・コスタ(ランプレ・メリダ)らサポートライダーの意見を取り入れ軽量化を図った「ROTOR POWER LT」が登場している。
剛性と軽量性のバランスに優れるローターのアルミ製クランク「3D」シリーズをベースとしたローターのパワーメーター「ROTOR POWER」。クランクとセンサーの一体デザインによる高い計測精度、左右のバランスやスムーズネス(負方向の力の検知)などセンサーを左右それぞれに装備したことによる豊富な計測項目などで、トレーニングデバイスとして高い評価を得てきた。
しかし、2013年ロードレース世界チャンピオンのルイ・コスタ(ポルトガル)ら2014シーズンからサポートを開始したランプレ・メリダからはレース機材として「もっとシンプルで軽量なモデルを」というリクエストが。それに応え誕生したのが「ROTOR POWER LT」だ。センサーを左側のみとしたことや、Q-RINGSをより細やかに調整できるエアロ形状のMASから一般的な5アームデザインに変更したことにより、ノーマルモデルと比較して50gの軽量化に成功している。
一方で、豊富な計測項目はそのままで、センサーはノーマルモデルとは異なるLTの専用品を採用。左右のペダリングバランスは計測不可なものの、ペダリングのスムーズさやトルク効率は左側の測定データを基に、独自開発のプロトコルによってデータ化され、専用ソフトウェアで表示することができる。外気温や変速時のショックに左右されづらい高い計測精度もノーマルモデルより踏襲される。
また、バッテリー交換が安易にできる点もノーマルモデルと共通だ。電池は家電量販店などで簡単に入手可能なボタンタイプのCR2477で、ランタイムは300~400時間。加えて、「感度が高すぎるが故に車の振動程度でセンサーが起動してしまうことから使用していない時にもバッテリーが消費してしまう」というランプレ・メリダが指摘した問題点は新ソフトウェアによって解消され、1.5kgの負荷を感知することで起動する用にアップデートされているとのこと。
もちろん、通信規格はANT+でガーミンEdge510/810をはじめ、パワー(W)が表示できるサイクルコンピューターを使用してデータを表示/収集が可能だ。また収集したデータは、ローターが配信している専用ソフトウェアのほか、各社の解析ソフトを使用してさらに細かなデータ解析ができる。
ラインナップはPCD別に110mmと130mm(発売時期未定)の2種類、長さ別に170mm、172.5mm、175mmの3種類が揃う。重量はPCD110mm/長さ170mmで535gと軽量で、ベースとなった3D+からの重量増は80gに抑えられている。シャフト径は30mmで、ローターがリリースしている各種BBと組み合わせることで、さまざな規格を採用するフレームに取り付け可能だ。
また、付属品としてPCD110mmには非エアロタイプの真円チェーンリングno-Q(ギア比52×36T)がセットされる。価格は146,000円(税別)とパワーメーターとしては非常にお手頃で、パワートレーニングに興味のある方や、既にペダリングスキルの高い上級者にオススメだ。取り扱いはダイアテックプロダクツ。
ローター ROTOR POWER LT
アクスル:アルミニウム製、直径30mm
サイズ:170mm、172.5mm、175mm
PCD:110mm、130mm(130PCDは発売時期未定)
重 量:535g (110PCD/170mm)
使用電池:CR2477
電池寿命:300~400時間
付属品:真円チェーンリングno-Q(110PCDの場合は52×36T)
価 格:146,000円(税別)
剛性と軽量性のバランスに優れるローターのアルミ製クランク「3D」シリーズをベースとしたローターのパワーメーター「ROTOR POWER」。クランクとセンサーの一体デザインによる高い計測精度、左右のバランスやスムーズネス(負方向の力の検知)などセンサーを左右それぞれに装備したことによる豊富な計測項目などで、トレーニングデバイスとして高い評価を得てきた。
しかし、2013年ロードレース世界チャンピオンのルイ・コスタ(ポルトガル)ら2014シーズンからサポートを開始したランプレ・メリダからはレース機材として「もっとシンプルで軽量なモデルを」というリクエストが。それに応え誕生したのが「ROTOR POWER LT」だ。センサーを左側のみとしたことや、Q-RINGSをより細やかに調整できるエアロ形状のMASから一般的な5アームデザインに変更したことにより、ノーマルモデルと比較して50gの軽量化に成功している。
一方で、豊富な計測項目はそのままで、センサーはノーマルモデルとは異なるLTの専用品を採用。左右のペダリングバランスは計測不可なものの、ペダリングのスムーズさやトルク効率は左側の測定データを基に、独自開発のプロトコルによってデータ化され、専用ソフトウェアで表示することができる。外気温や変速時のショックに左右されづらい高い計測精度もノーマルモデルより踏襲される。
また、バッテリー交換が安易にできる点もノーマルモデルと共通だ。電池は家電量販店などで簡単に入手可能なボタンタイプのCR2477で、ランタイムは300~400時間。加えて、「感度が高すぎるが故に車の振動程度でセンサーが起動してしまうことから使用していない時にもバッテリーが消費してしまう」というランプレ・メリダが指摘した問題点は新ソフトウェアによって解消され、1.5kgの負荷を感知することで起動する用にアップデートされているとのこと。
もちろん、通信規格はANT+でガーミンEdge510/810をはじめ、パワー(W)が表示できるサイクルコンピューターを使用してデータを表示/収集が可能だ。また収集したデータは、ローターが配信している専用ソフトウェアのほか、各社の解析ソフトを使用してさらに細かなデータ解析ができる。
ラインナップはPCD別に110mmと130mm(発売時期未定)の2種類、長さ別に170mm、172.5mm、175mmの3種類が揃う。重量はPCD110mm/長さ170mmで535gと軽量で、ベースとなった3D+からの重量増は80gに抑えられている。シャフト径は30mmで、ローターがリリースしている各種BBと組み合わせることで、さまざな規格を採用するフレームに取り付け可能だ。
また、付属品としてPCD110mmには非エアロタイプの真円チェーンリングno-Q(ギア比52×36T)がセットされる。価格は146,000円(税別)とパワーメーターとしては非常にお手頃で、パワートレーニングに興味のある方や、既にペダリングスキルの高い上級者にオススメだ。取り扱いはダイアテックプロダクツ。
ローター ROTOR POWER LT
アクスル:アルミニウム製、直径30mm
サイズ:170mm、172.5mm、175mm
PCD:110mm、130mm(130PCDは発売時期未定)
重 量:535g (110PCD/170mm)
使用電池:CR2477
電池寿命:300~400時間
付属品:真円チェーンリングno-Q(110PCDの場合は52×36T)
価 格:146,000円(税別)
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