2014/10/29(水) - 15:23
日本でシクロクロスを初めて開催した伝統の信州シクロクロスが今年も開幕した。最上級カテゴリーのC1クラスでは信州を代表する小坂父子の直接対決が繰り広げられ、息子の光がこれを制した。
今年もシクロクロスのシーズンがやってきた。関西でも同日に滋賀県野洲市のビワコマイアミランドで開幕する中、日本で最も古いシクロクロスシリーズである信州シクロクロス(旧シクロクロスミーティング)も緒戦を迎えた。
今年は関西、東北、中国、茨城、幕張など各地で開催が予定されており、我が国でも年々人気の上昇ぶりが伺えるシクロクロス。先日のジャパンカップシクロクロスなど、都市型のイベントとして成功しているのも人気の一端と言えそうだ。
一方で、大都市から離れて開催される信州シクロクロスシリーズは大自然を活かしたダイナミックなコースレイアウトが特徴。1986年から続く歴史あるシリーズは、歴代日本を代表するシクロクロスライダーを輩出し続けている。
開幕戦の舞台は長野県松川村の馬羅尾高原。好天に恵まれたため、寒さはなかったものの、信州クロスらしい起伏に富むコースがライダーの前に立ちはだかる。テクニカルな下りと、パワーを要求される上りとがはっきりと分かれ、ライダーの総合力を問うた。
16名出走のカテゴリー1は、序盤に小坂光(宇都宮ブリッツェンシクロクロスチーム)、小坂 正則(スワコレーシングチーム)、兼子 博昭(スワコレーシングチーム)丸山 厚(BOMA RACING)が抜け出し先頭パックを形成。地元信州を代表する選手たちの争いは、レース中盤で丸山がメカトラブルで脱落以後、小坂親子の一騎打ちに。
長らく日本のシクロクロスの第一線で活躍する小坂正則と、その父を追い信州シクロクロスを揺籃として成長した息子の光のデッドヒート。下りでついた差を見逃さない巧みさを見せた光が15秒差を持って優勝を遂げた。光はジャパンカップシクロクロスに続いて連勝を果たし、その強さを見せつけた。3位には粘りを見せた兼子が入り、地元・スワコレーシングが表彰台の両脇を固めている。
2014-2015シーズンの信州シクロクロスは全10戦で争われる。レース前日まで受付が可能(第4、5戦野辺山は除く)であり、歴史あるアットホームな運営体制はシクロクロスビギナーにもウェルカムなもの。真冬には厳しい気候を伴いハードレースとなることもまた魅力のひとつ。シクロクロスバイクの性能を活かしきれるダイナミックなコースをぜひ走ってみてはいかがだろうか。エントリーは公式サイトから行うことができる。
信州シクロクロス2014-2015シーズン日程
11月9日(日) 第2戦 白樺湖
11月24日(日)第3戦 上山田
11月29日(土)第4戦 野辺山
11月30日(日)第5戦 野辺山
12月6日(土) 第6戦 飯山(ナイターレース)
12月7日(日) 第7戦 飯山
12月21日(日)第8戦 富士山
1月12日(月) 第9戦 清里
2月1日(日) 第10戦 清里
信州シクロクロス2014-2015第1戦 馬羅尾高原 結果
カテゴリー1
1位 小坂 光(宇都宮ブリッツェンシクロクロスチーム)1:03:50
2位 小坂 正則(スワコレーシングチーム) +0:15
3位 兼子 博昭(スワコレーシングチーム) +3:23
4位 岩波 信二(CROSS YAMANASHI) +4:58
5位 丸山 兼児(CLAMP) +5:36
カテゴリー2
1位 今井 智昭(DESTRA) 0:43:30
2位 小俣 雄風太(八ヶ岳CYCLOCROSS CLUB) +1:08
3位 堂城 賢(やまめ工房) +2:12
カテゴリー3
1位 小林 勇輝(イナーメ・アイランド信濃山形) 0:26:03
2位 小島 大輝(SNEL CYCLOCROSS TEAM) +0:21
3位 佐藤 宇志(スワコレーシングチーム) +0:22
カテゴリーマスター
1位 水竹 真一(チームスキップ) 0:25:59
2位 高橋 冬樹(cycleclub 3UP) +1:17
3位 松村 晃秀(CLUB viento) +1:55
カテゴリーL3
1位 上原 明子(4thdowngamble) 0:19:07
信州シクロクロスシリーズランキング(2014年10月27日付け)
1位 小坂 光(都宮ブリッツェンシクロクロスチーム) 28pt
2位 小坂 正則(スワコレーシングチーム) 20pt
3位 兼子 博昭(スワコレーシングチーム) 15pt
4位 岩波 信二(CROSS YAMANASHI) 12pt
5位 丸山 兼児(CLAMP) 10pt
text&photo: Yufta Omata
今年もシクロクロスのシーズンがやってきた。関西でも同日に滋賀県野洲市のビワコマイアミランドで開幕する中、日本で最も古いシクロクロスシリーズである信州シクロクロス(旧シクロクロスミーティング)も緒戦を迎えた。
今年は関西、東北、中国、茨城、幕張など各地で開催が予定されており、我が国でも年々人気の上昇ぶりが伺えるシクロクロス。先日のジャパンカップシクロクロスなど、都市型のイベントとして成功しているのも人気の一端と言えそうだ。
一方で、大都市から離れて開催される信州シクロクロスシリーズは大自然を活かしたダイナミックなコースレイアウトが特徴。1986年から続く歴史あるシリーズは、歴代日本を代表するシクロクロスライダーを輩出し続けている。
開幕戦の舞台は長野県松川村の馬羅尾高原。好天に恵まれたため、寒さはなかったものの、信州クロスらしい起伏に富むコースがライダーの前に立ちはだかる。テクニカルな下りと、パワーを要求される上りとがはっきりと分かれ、ライダーの総合力を問うた。
16名出走のカテゴリー1は、序盤に小坂光(宇都宮ブリッツェンシクロクロスチーム)、小坂 正則(スワコレーシングチーム)、兼子 博昭(スワコレーシングチーム)丸山 厚(BOMA RACING)が抜け出し先頭パックを形成。地元信州を代表する選手たちの争いは、レース中盤で丸山がメカトラブルで脱落以後、小坂親子の一騎打ちに。
長らく日本のシクロクロスの第一線で活躍する小坂正則と、その父を追い信州シクロクロスを揺籃として成長した息子の光のデッドヒート。下りでついた差を見逃さない巧みさを見せた光が15秒差を持って優勝を遂げた。光はジャパンカップシクロクロスに続いて連勝を果たし、その強さを見せつけた。3位には粘りを見せた兼子が入り、地元・スワコレーシングが表彰台の両脇を固めている。
2014-2015シーズンの信州シクロクロスは全10戦で争われる。レース前日まで受付が可能(第4、5戦野辺山は除く)であり、歴史あるアットホームな運営体制はシクロクロスビギナーにもウェルカムなもの。真冬には厳しい気候を伴いハードレースとなることもまた魅力のひとつ。シクロクロスバイクの性能を活かしきれるダイナミックなコースをぜひ走ってみてはいかがだろうか。エントリーは公式サイトから行うことができる。
信州シクロクロス2014-2015シーズン日程
11月9日(日) 第2戦 白樺湖
11月24日(日)第3戦 上山田
11月29日(土)第4戦 野辺山
11月30日(日)第5戦 野辺山
12月6日(土) 第6戦 飯山(ナイターレース)
12月7日(日) 第7戦 飯山
12月21日(日)第8戦 富士山
1月12日(月) 第9戦 清里
2月1日(日) 第10戦 清里
信州シクロクロス2014-2015第1戦 馬羅尾高原 結果
カテゴリー1
1位 小坂 光(宇都宮ブリッツェンシクロクロスチーム)1:03:50
2位 小坂 正則(スワコレーシングチーム) +0:15
3位 兼子 博昭(スワコレーシングチーム) +3:23
4位 岩波 信二(CROSS YAMANASHI) +4:58
5位 丸山 兼児(CLAMP) +5:36
カテゴリー2
1位 今井 智昭(DESTRA) 0:43:30
2位 小俣 雄風太(八ヶ岳CYCLOCROSS CLUB) +1:08
3位 堂城 賢(やまめ工房) +2:12
カテゴリー3
1位 小林 勇輝(イナーメ・アイランド信濃山形) 0:26:03
2位 小島 大輝(SNEL CYCLOCROSS TEAM) +0:21
3位 佐藤 宇志(スワコレーシングチーム) +0:22
カテゴリーマスター
1位 水竹 真一(チームスキップ) 0:25:59
2位 高橋 冬樹(cycleclub 3UP) +1:17
3位 松村 晃秀(CLUB viento) +1:55
カテゴリーL3
1位 上原 明子(4thdowngamble) 0:19:07
信州シクロクロスシリーズランキング(2014年10月27日付け)
1位 小坂 光(都宮ブリッツェンシクロクロスチーム) 28pt
2位 小坂 正則(スワコレーシングチーム) 20pt
3位 兼子 博昭(スワコレーシングチーム) 15pt
4位 岩波 信二(CROSS YAMANASHI) 12pt
5位 丸山 兼児(CLAMP) 10pt
text&photo: Yufta Omata
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