グラフィックで振り返るジャパンカップクリテ 宇都宮大通りを埋め尽くした4万1千人の大観衆

今年で5回目の開催となるジャパンカップクリテリウム。宇都宮大通りを閉鎖して開催されるスピードレースは欧州のプロ選手をしてツールのシャンゼリゼステージのような盛り上がりだと絶賛される。地方色豊かな日本の都市風景を駆け抜けるシーンを振り返ります。

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観客が詰めかけた宇都宮大通りをプロトンが行く photo:Kei Tsuji
JR宇都宮駅西口大通りの上河原差点から本町交差点までの約800メートルを車両通行止めにし、1周1.55kmの周回コースを20周する市街中心部のクリテリウムレースは今年で5回め。大人気のレースは年々観戦者を増し、今年は過去最高の4万1千人の大観衆が沿道に詰めかけた。

大人気漫画「弱虫ペダル」作者の渡辺航先生もパレードを走った photo:Makoto.AYANO宮澤崇史と話しながらパレードを走る新城幸也（ユーロップカー） photo:Makoto.AYANO

今年も例年以上に観客が詰めかけ、応援ボルテージは最高潮に photo:Makoto.AYANO
商店街のアーケード下には宇都宮ブリッツェン応援団が陣取る photo:Makoto.AYANO
今年、主催者はかつてジロ・デ・イタリアでステージ最大勝利数（21ステージのうち9ステージに勝利）などを挙げたトップスプリンターのアレッサンドロ・ペタッキをクリテリウムスペシャルチームの一員として招聘した。アマチュア時代のシマノ鈴鹿、サイクルモードなどの来日で日本を知っていたペタッキも、今の日本のファンたちの熱気に驚き気味。Ale-JetやPETACCHIのサインも沿道に観られた。

クリテリウムスペシャルチームで登場したアレッサンドロ・ペタッキ photo:Makoto.AYANO
スペシャライズドが用意したアレッサンドロ・ペタッキ応援プラカードが沿道に並んだ photo:Makoto.AYANOAle Jet！はアレッサンドロ・ペタッキのニックネームだ photo:Makoto.AYANO


クリテリウム豪州ナショナルチャンピオンジャージで走ったスティール・ヴォンホフ（ガーミン・シャープ） photo:Makoto.AYANOフミのアシストのためにハイスピードを維持するヘイデン・ロールストン（トレックファクトリーレーシング） photo:Makoto.AYANO

日本の商店街を前にワールドクラスの選手たちが駆け抜ける photo:Makoto.AYANO
終盤に向けてのペースアップはもっぱらベルンハルト・アイゼル（チームスカイ）の役割だ photo:Makoto.AYANO
暮れなずむ宇都宮市街を走り抜けるクリテリウムの選手たち photo:Makoto.AYANO
ヴォンホフ、スウィフト、サットンが僅差でフィニッシュに雪崩れ込む photo:Makoto.AYANO
ヴォンホフ、スウィフト、サットンの3人が報道陣に向けて仲良くピースサイン photo:Makoto.AYANO

photo&text:Makoto.AYANO
photo:Kei.TSUJI