2009/08/23(日) - 15:16
サイクルウェアを作り続けて40年を迎えた日本のサイクルアパレルブランド、パールイズミが日本のサイクリストのために極上の着心地をもつウェアを追求し、実現したのが「プレミアムパール」だ。
プレミアムパール ジャージ&ショーツ(ブラック)
プレミアムパール ジャージ&ショーツ(ホワイト)
「高温多湿の日本の気候にあった、日本で快適に走るための、日本のサイクリストのためのウェア」がコンセプト。2008年春夏でデビューしたプレミアムシリーズは、2009年にアイテムが一気に広がり、グローブだけでなく、ウィンドブレーカー、長袖ジャージ、ソックス とプレミアムシリーズで全てが揃う。
プレミアムジャージ プレミアムな作りの半袖ジャージ
UVカット機能、吸汗速乾性、通気性などあらゆる機能が最大限まで発揮され、不快感を極限まで抑えた極上の半袖ジャージがプレミアムジャージだ。超立体シルエットによるフィット感はまさにストレスフリー。乗ることがますます楽しくなるはずだ。
胸や背中にはベンチレーション メッシュを搭載。ポケット内部メッシュとともに、高温多湿な日本の気候に対応している。日焼け止め効果はUPF値50+という高数値を実現し、紫外線から肌を護ってくれる。
タイトフィットでレーシーなジャージだ
プレミアムパール ジャージ&ショーツ(ホワイト)
背面にはベンチレーションメッシュがあしらわれ、通気性に優れる
他にもずり上がり防止用シリコン加工、再帰反射材、9cmあきファスナー付き3バックポケットを搭載。シンプルなデザインでカラーは4パターンが揃う。
プリザーブ・プレミアムタンクトップパンツ 筋肉をサポートするデザインを持つ次世代パンツ
着るだけで高性能を発揮することを目指して開発されたタンクトップタイプのビブショーツ。高張力メッシュ素材や、裏面バイオエキスパンダーの採用で、自転車のペダリング時に使われる筋肉の動きをサポートし、疲れにくくするなどの効果が期待できる。
タンクトップ背面はメッシュ加工で通気性を確保
ショーツサイドにはレッドカラーのベンチレーションメッシュがあしらわれ、通気性に優れる
ジャージ&ショーツの裾部にはズリ上がり防止のシリコンが配される
通気性を高めるサイド部のベンチレーションメッシュや、背面メッシュを採用している。安全性に配慮した再帰反射ロゴ、そしてずり上がり防止用シリコン加工を施した裾口がデザインアクセントになっている。
プレミアムグローブ 抜群の操作性、低反発フォーム採用によるフィット感
ハンドルを握りやすい立体構造で操作性を向上するとともに、グローブパッドには従来のウレタンフォームに加えて、低反発フォームを採用。変形後の戻りが遅いという特性を利用して、さらにフィット感を高めた。
パッドにはウレタンフォームに加え、低反発フォーム採用したことによりグリップ時の快適性を追求
― インプレッション ―
「着ればカッコ良くなれるウェア」 浅見和洋(なるしまフレンド)
ライダーのシャープな体型にぴったりとマッチするタイトさを誇る バイクウェアは性能が重要だと思うんですが、アパレルという観点では「見た目」も重要ですよね。大体の人がウェアを買う時に性能よりも見た目で判断するんじゃないでしょうか。
着るならカッコいいものがいいですよね。
今までパールイズミのウェアにはトンガってるイメージが無かったせいか、シリアスなレーサーの方にとってはなかなか選択肢に入ってこなかった。でもこの「プレミアム」という別ジャンルを打ち出してきたことで、「おっ!プレミアム、いいじゃない着てみよう」と思わせるに充分な仕上がりを見せています。
なぜかというと、デザインがかなり洗練されていて、「こういうところは配色を暗くして欲しいな」っていうユーザーのニーズを満たす配色やデザインがなされていると感じます。それと身体の調整という意味も含めてですが、着ててダボつくウェアじゃなくて、着ると身体がシェイプアップされてカッコ良く見えます。
カッコ良くなれるというところは重要で、自分も欲しいなと思いました。ソフトなイメージの強かったパールイズミにシャープなイメージが生まれたのではないでしょうか。
あと、ビブショーツについて。パンツのパッドの性能が非常に良い印象を受けました。極端に厚いわけではなく適正な厚さ。それでいてほどよい弾力性を感じました。このパッドであれば多少ハードなサドルでもパッドがカバーして充分乗りこなせるんじゃないかという気がします。
ソックスなんですが、非常に締め付けが強く、特に土踏まずのあたりはすごくタイトです。履くまではすごくキツいんですが、履いた後はすごく気持ちいいですね。これは今までのパールイズミのソックスには無い履き心地なのではないでしょうか。
グローブはハンドルバーを握ったときにグリップ感が良く、気になる縫い目もありません。手のひらの部分も厚すぎず、かといって薄すぎず、ほどよい厚さ加減が個人的には気に入りました。
「本格ライダーにこそ勧められる高いフィット感」 鈴木祐一(ライズライド)
前傾姿勢を妨げないカッティングはレーサーに好まれる 今までパールのウェアに対して勝手に持っていた先入観には「海外メーカーのものに比べて裁断・カッティングがゆったりしているタイツが多い」とか、「様々な体型の一般サイクリスト層に合わせているから、自転車にしっかり乗るこんでいるレーサーが着ると伸びてゆとりがありすぎるかな」というものがありました。乗りこんでいるスマートな体型の人には、ちょっとダボついて見えちゃうのがパールのウェアだった。
でも今回のプレミアムパールを着させてもらった印象だと、かなりタイトに作ってあって、体に密着し、ダボつき感はまったく無かったですね。今までよりもスポーツとして自転車に取り組んでいる人に目を向けているな、という気がした。
ポケットに工具や携帯電話や、デジカメなどちょっと重量のある物を入れてもウェアが崩れずに着れるので、スポーティなジャージをスポーティなフォルムでカッコよくライディングできる点は高く評価したいです。ちょっと驚きと言うか、いいウェアだと思いました。
もちろん、パールイズミの縫製の良さとかパットの作りや素材など、今までに定評の有るところはさすがの出来映えで、安心して着られる一着です。
プレミアムパールは数年前からラインナップされていたんですが、こういうジャンルの製品が出てきたことで、乗り込んでいる人にもお勧めできるようになりました。
ソックスは、左右が決められているんですよね。Lサイズだったんですが初めて履かせてもらって、締め付けが強めで「いま流行りのコンプレッション効果も狙っているのかな?」と思いました。フィット感の点ではすごく高いものを感じました。いいフィーリングでした。
グローブに関しては好みが分かれるところかもしれませんが、パッドにゲル素材を用いてもっと厚くするメーカーもある一方で、逆に薄くしてダイレクトなタッチを狙うメーカーもあります。今回のパールは「双方のいいバランスを狙ったな」と思いました。パッドがついていながらコントロール性も妨げていない。グローブはライダーの好みが出るところですが、薄手のグローブが好きな僕が使ってもパッドの存在が気にならず違和感がなかったので、作りの良さを感じましたね。
ぴったりとフィットするジャージはシェイプされたライダーの肉体を美しく見せる
プレミアムパール ラインナップ
プレミアム ジャージ
税込み ¥15,750
プリザーブ プレミアム タンクトップパンツ
税込み ¥16,800
プレミアム グローブ
税込み ¥5,250
プレミアムソックス
税込み ¥2,310円
text:Yufta.OMATA
photo:Makoto.AYANO
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「高温多湿の日本の気候にあった、日本で快適に走るための、日本のサイクリストのためのウェア」がコンセプト。2008年春夏でデビューしたプレミアムシリーズは、2009年にアイテムが一気に広がり、グローブだけでなく、ウィンドブレーカー、長袖ジャージ、ソックス とプレミアムシリーズで全てが揃う。
プレミアムジャージ プレミアムな作りの半袖ジャージ
UVカット機能、吸汗速乾性、通気性などあらゆる機能が最大限まで発揮され、不快感を極限まで抑えた極上の半袖ジャージがプレミアムジャージだ。超立体シルエットによるフィット感はまさにストレスフリー。乗ることがますます楽しくなるはずだ。
胸や背中にはベンチレーション メッシュを搭載。ポケット内部メッシュとともに、高温多湿な日本の気候に対応している。日焼け止め効果はUPF値50+という高数値を実現し、紫外線から肌を護ってくれる。
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プリザーブ・プレミアムタンクトップパンツ 筋肉をサポートするデザインを持つ次世代パンツ
着るだけで高性能を発揮することを目指して開発されたタンクトップタイプのビブショーツ。高張力メッシュ素材や、裏面バイオエキスパンダーの採用で、自転車のペダリング時に使われる筋肉の動きをサポートし、疲れにくくするなどの効果が期待できる。
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プレミアムグローブ 抜群の操作性、低反発フォーム採用によるフィット感
ハンドルを握りやすい立体構造で操作性を向上するとともに、グローブパッドには従来のウレタンフォームに加えて、低反発フォームを採用。変形後の戻りが遅いという特性を利用して、さらにフィット感を高めた。
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― インプレッション ―
「着ればカッコ良くなれるウェア」 浅見和洋(なるしまフレンド)
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今までパールイズミのウェアにはトンガってるイメージが無かったせいか、シリアスなレーサーの方にとってはなかなか選択肢に入ってこなかった。でもこの「プレミアム」という別ジャンルを打ち出してきたことで、「おっ!プレミアム、いいじゃない着てみよう」と思わせるに充分な仕上がりを見せています。
なぜかというと、デザインがかなり洗練されていて、「こういうところは配色を暗くして欲しいな」っていうユーザーのニーズを満たす配色やデザインがなされていると感じます。それと身体の調整という意味も含めてですが、着ててダボつくウェアじゃなくて、着ると身体がシェイプアップされてカッコ良く見えます。
カッコ良くなれるというところは重要で、自分も欲しいなと思いました。ソフトなイメージの強かったパールイズミにシャープなイメージが生まれたのではないでしょうか。
あと、ビブショーツについて。パンツのパッドの性能が非常に良い印象を受けました。極端に厚いわけではなく適正な厚さ。それでいてほどよい弾力性を感じました。このパッドであれば多少ハードなサドルでもパッドがカバーして充分乗りこなせるんじゃないかという気がします。
ソックスなんですが、非常に締め付けが強く、特に土踏まずのあたりはすごくタイトです。履くまではすごくキツいんですが、履いた後はすごく気持ちいいですね。これは今までのパールイズミのソックスには無い履き心地なのではないでしょうか。
グローブはハンドルバーを握ったときにグリップ感が良く、気になる縫い目もありません。手のひらの部分も厚すぎず、かといって薄すぎず、ほどよい厚さ加減が個人的には気に入りました。
「本格ライダーにこそ勧められる高いフィット感」 鈴木祐一(ライズライド)
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でも今回のプレミアムパールを着させてもらった印象だと、かなりタイトに作ってあって、体に密着し、ダボつき感はまったく無かったですね。今までよりもスポーツとして自転車に取り組んでいる人に目を向けているな、という気がした。
ポケットに工具や携帯電話や、デジカメなどちょっと重量のある物を入れてもウェアが崩れずに着れるので、スポーティなジャージをスポーティなフォルムでカッコよくライディングできる点は高く評価したいです。ちょっと驚きと言うか、いいウェアだと思いました。
もちろん、パールイズミの縫製の良さとかパットの作りや素材など、今までに定評の有るところはさすがの出来映えで、安心して着られる一着です。
プレミアムパールは数年前からラインナップされていたんですが、こういうジャンルの製品が出てきたことで、乗り込んでいる人にもお勧めできるようになりました。
ソックスは、左右が決められているんですよね。Lサイズだったんですが初めて履かせてもらって、締め付けが強めで「いま流行りのコンプレッション効果も狙っているのかな?」と思いました。フィット感の点ではすごく高いものを感じました。いいフィーリングでした。
グローブに関しては好みが分かれるところかもしれませんが、パッドにゲル素材を用いてもっと厚くするメーカーもある一方で、逆に薄くしてダイレクトなタッチを狙うメーカーもあります。今回のパールは「双方のいいバランスを狙ったな」と思いました。パッドがついていながらコントロール性も妨げていない。グローブはライダーの好みが出るところですが、薄手のグローブが好きな僕が使ってもパッドの存在が気にならず違和感がなかったので、作りの良さを感じましたね。
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プレミアムパール ラインナップ
プレミアム ジャージ
税込み ¥15,750
プリザーブ プレミアム タンクトップパンツ
税込み ¥16,800
プレミアム グローブ
税込み ¥5,250
プレミアムソックス
税込み ¥2,310円
text:Yufta.OMATA
photo:Makoto.AYANO