2014/03/01(土) - 20:07
マレーシアの首都クアラルンプールに至るツール・ド・ランカウイ第3ステージは、アンドレア・グアルディーニ(イタリア、アスタナ)のスプリント勝利に終わった。この日、第1ステージで落車した綾部勇成がリタイア。愛三工業レーシングは西谷泰治、平塚吉光、福田真平の3人で残るステージを闘う。
凄惨な連続落車から一夜明け、身体のアチコチに包帯や絆創膏を貼った選手たちがカンパーのスタート地点にやってきた。
実に20名以上が落車に巻き込まれた第2ステージを終えて、レースに残ったのは122名の選手たち。落車で肘を負傷し、救急車でフィニッシュラインを通過した盛一大(愛三工業レーシング)は第3ステージをスタート出来ない。
チームバンに腰掛けて準備を整える選手の中には、痛みによって手が震えている選手も。絆創膏を取り替える際の苦悶の声がチームカーの車列に響く。肘に包帯を巻き付けたアンドレア・ダルコル(イタリア、ネーリソットリ・イエローフルオ)はバイクに跨がって感触を確かめたのち、監督と相談して出走しないことを決めている。
落車の被害者の中にはアンドレア・グアルディーニ(イタリア、アスタナ)や福田真平(愛三工業レーシング)の姿も。
足の親指の付け根に深い穴が開いた痛々しい写真(※閲覧注意)を前夜Twitterに投稿したグアルディーニは、落車でぽっかり穴が開いたスペシャライズドのシューズにテープを貼付けて応急処置を施す。福田真平は腰の深い擦過傷に加えて、ハンドルが握れないほど左手に怪我を負いながらのスタートとなった。
カンパーからクアラルンプールまで、幅広い幹線道路(日本で言うところの国道一桁クラス)をひたすら南下する第3ステージ。
高低差50m程度の細かいアップダウンが続くものの、ほぼフラットなスプリンターステージと言っていい。首都クアラルンプール名物のペトロナスツインタワーの前を通り、ムルデカ・スクエア(独立広場)とスルタンアブドゥルサマドビルの間にフィニッシュする。
スタート後しばらくは逃げを容認しないハイスピードな展開が続く。縦に伸びる集団から一人脱落した綾部勇成(愛三工業レーシング)は、第1チームカーのハンドルを握る別府匠監督と相談し、沿道に止まってバイクを下りる。痛みに顔を歪ませながら、第2チームカーの助手席に沈み込んだ。
第1ステージで落車し、股関節を痛めながらも第2ステージを完走していた綾部。「昨日は何とか完走できましたが、痛みに耐えることが出来ずにリタイアしました」とTwitterでリタイア理由を報告している。「次に向かって治していきます。また、いいことがあると信じて練習していきます」。
アタックの応酬を切り抜けたのは、山岳賞ジャージを着るマット・ブラマイヤー(アイルランド、シナジーバクサイクリング)だった。
ここにジャック・ヤンセファンレンズバーグ(南アフリカ、MTNキュベカ)、ブラドレー・ホワイト(アメリカ、ユナイテッドヘルスケア)、モハマド・マトセナン(マレーシア、トレンガヌサイクリング)、トマス・ラボウ(オランダ、OCBCシンガポール)が合流し、5名の逃げが出来上がる。
ブラマイヤーは24秒差の総合3位。ドゥベル・キンテロ(コロンビア、コロンビア)にとって危険な存在であるため、コロンビアが率先してメイン集団のペースをコントロールする。立っているだけで汗が流れるほどの暑さの中、逃げグループとメイン集団のタイム差は5分前後を推移した。
コロンビアのアシストにダメージを与えるために、他チームは逃げとのタイム差を計りながら集団後方に身を潜める。タイム差が5分40秒まで広がった残り60km地点で、ようやくスプリンターチームが前に出た。
「昨日もそうだったけど、スプリンターチームの統率が取れていない。ベルキンが集団牽引に合流するのはいつも最後。どのチームも最終局面に数名を残しておきたいので、積極的に人数を使って集団コントロールを行なわないんだ」。前日の第2ステージで3位に入ったカチューシャのマルコ・ハラー(オーストリア)は、1チーム6名というアジアレース特有のシチュエーションに言及する。
まずカチューシャが集団先頭に立ち、続いてオリカ・グリーンエッジとベルキン、アンドローニが合流する。こうしてスプリントに向けた追撃が組織されると、逃げグループのリードは転げ落ちるように縮小。先頭ではヤンセファンレンズバーグとホワイトが生き残り、1分のリードでクアラルンプールの市街地に差し掛かる。逃げはベルキントレインによって封じ込められた。
残り1km地点のタイトコーナーを抜けてスプリントが始まる。スタート前にナーバスな表情でシューズにテープを貼っていたグアルディーニが、低い体勢でテオ・ボス(オランダ、ベルキン)を引き離してフィニッシュ。落車の影響を感じさせない加速力で、4年連続のステージ優勝を飾った。
マレーシアの地で2011年にステージ5勝、2012年にステージ6勝、2013年にステージ1勝を飾っているグアルディーニ。「昨日の落車の影響があったものの、脚の調子自体は良かったのでスタートすることにした。走り出してもスプリントするかどうか決めかねていて、残り20kmの登りをクリアしたところで勝負することにしたんだ。逆境の中での勝利なので格別だ」と、毎年向上している英語で記者たちを前に話す。相性の良いランカウイで、ボスを力でねじ伏せてみせた。
「(車両減速用の)段差を越える時に左手でハンドルを握れないので、後ろの選手に迷惑をかけると思って最後尾を走っていました」と話す福田真平は集団から遅れてフィニッシュ。「腰の擦過傷は痛みを感じませんが、左手が痛い」と語りながらも、平均スピード45.28km/hの第3ステージを走りきった。
常に平塚吉光と寄り添うようにして走った西谷泰治は、単独でスプリントに挑んで16位に。
西谷は「『お前たちのチームは2人しか残っていないのか??』と周りの選手に何度も聞かれました。補給を分けてくれる選手もいた」と笑いながら、「上手く潜り込めば一桁は狙えると思った」と語る。愛三工業は西谷、平塚、福田の3名で残りのステージを闘っていく。
この日の逃げでボーナスタイム5秒を稼いだブラマイヤーは総合3位から総合2位に浮上。しかし依然として総合首位キンテロとの総合タイム差は19秒ある。総合を決めるのは、やはり、翌日のゲンティンハイランド山頂フィニッシュ。標高1625mの高原リゾートに向かう登りで、今大会の実質的な総合優勝者が決まる。
その他のレースの模様はフォトギャラリーにて!
ツール・ド・ランカウイ2014第3ステージ結果
1位 アンドレア・グアルディーニ(イタリア、アスタナ) 3h40'38"
2位 テオ・ボス(オランダ、ベルキン)
3位 ヤニック・マルティネス(フランス、ユーロップカー)
4位 アイディス・クルオピス(リトアニア、オリカ・グリーンエッジ)
5位 ケニーロバート・ファンヒュンメル(オランダ、アンドローニ・ベネズエラ)
6位 ディーントーマス・ロジャース(ニュージーランド、OCBCシンガポール)
7位 フランチェスコ・キッキ(イタリア、ネーリソットリ・イエローフルオ)
8位 ダニエル・クレンメ(ドイツ、シナジーバクサイクリング)
9位 ベフナム・カルリコスラシャヒ(イラン、タブリスペトロケミカル)
10位 ヨウセフ・レグイグイ(アルジェリア、MTNキュベカ)
16位 西谷泰治(日本、愛三工業レーシング)
95位 平塚吉光(日本、愛三工業レーシング)
118位 福田真平(日本、愛三工業レーシング) +5'02"
DNF 綾部勇成(日本、愛三工業レーシング)
個人総合成績
1位 ドゥベル・キンテロ(コロンビア、コロンビア) 9h13'10"
2位 マット・ブラマイヤー(アイルランド、シナジーバクサイクリング) +19"
3位 ジョナサン・クラーク(オーストラリア、ユナイテッドヘルスケア) +22"
4位 チョンフアット・ゴー(シンガポール、OCBCシンガポール) +33"
5位 テオ・ボス(オランダ、ベルキン) +1'21"
6位 アンドレア・グアルディーニ(イタリア、アスタナ) +1'27"
7位 ベフナム・カルリコスラシャヒ(イラン、タブリスペトロケミカル) +1'28"
8位 トマス・ラボウ(オランダ、OCBCシンガポール) +1'29"
9位 グレーム・ブラウン(オーストラリア、ベルキン) +1'31"
10位 エルチン・アサドフ(アゼルバイジャン、シナジーバクサイクリング)
アジアンライダー賞
1位 チョンフアット・ゴー(シンガポール、OCBCシンガポール) 9h13'43"
2位 ミルサマ・ポルセイェディゴラコール(イラン、タブリスペトロケミカル) +55"
3位 ホゥイジ・ジャン(中国、ジャイアント・チャンピオンシステム) +1'02"
スプリント賞
1位 マット・ブラマイヤー(アイルランド、シナジーバクサイクリング) 32pts
2位 ドゥベル・キンテロ(コロンビア、コロンビア) 30pts
3位 アイディス・クルオピス(リトアニア、オリカ・グリーンエッジ) 30pts
山岳賞
1位 マット・ブラマイヤー(アイルランド、シナジーバクサイクリング) 28pts
2位 ドゥベル・キンテロ(コロンビア、コロンビア) 8pts
3位 ジョナサン・クラーク(オーストラリア、ユナイテッドヘルスケア) 5pts
チーム総合成績
1位 コロンビア 27h43'03"
2位 シナジーバクサイクリング +11"
3位 ユナイテッドヘルスケア
text&photo:Kei Tsuji in Kuala Lumpur, Malaysia
凄惨な連続落車から一夜明け、身体のアチコチに包帯や絆創膏を貼った選手たちがカンパーのスタート地点にやってきた。
実に20名以上が落車に巻き込まれた第2ステージを終えて、レースに残ったのは122名の選手たち。落車で肘を負傷し、救急車でフィニッシュラインを通過した盛一大(愛三工業レーシング)は第3ステージをスタート出来ない。
チームバンに腰掛けて準備を整える選手の中には、痛みによって手が震えている選手も。絆創膏を取り替える際の苦悶の声がチームカーの車列に響く。肘に包帯を巻き付けたアンドレア・ダルコル(イタリア、ネーリソットリ・イエローフルオ)はバイクに跨がって感触を確かめたのち、監督と相談して出走しないことを決めている。
落車の被害者の中にはアンドレア・グアルディーニ(イタリア、アスタナ)や福田真平(愛三工業レーシング)の姿も。
足の親指の付け根に深い穴が開いた痛々しい写真(※閲覧注意)を前夜Twitterに投稿したグアルディーニは、落車でぽっかり穴が開いたスペシャライズドのシューズにテープを貼付けて応急処置を施す。福田真平は腰の深い擦過傷に加えて、ハンドルが握れないほど左手に怪我を負いながらのスタートとなった。
カンパーからクアラルンプールまで、幅広い幹線道路(日本で言うところの国道一桁クラス)をひたすら南下する第3ステージ。
高低差50m程度の細かいアップダウンが続くものの、ほぼフラットなスプリンターステージと言っていい。首都クアラルンプール名物のペトロナスツインタワーの前を通り、ムルデカ・スクエア(独立広場)とスルタンアブドゥルサマドビルの間にフィニッシュする。
スタート後しばらくは逃げを容認しないハイスピードな展開が続く。縦に伸びる集団から一人脱落した綾部勇成(愛三工業レーシング)は、第1チームカーのハンドルを握る別府匠監督と相談し、沿道に止まってバイクを下りる。痛みに顔を歪ませながら、第2チームカーの助手席に沈み込んだ。
第1ステージで落車し、股関節を痛めながらも第2ステージを完走していた綾部。「昨日は何とか完走できましたが、痛みに耐えることが出来ずにリタイアしました」とTwitterでリタイア理由を報告している。「次に向かって治していきます。また、いいことがあると信じて練習していきます」。
アタックの応酬を切り抜けたのは、山岳賞ジャージを着るマット・ブラマイヤー(アイルランド、シナジーバクサイクリング)だった。
ここにジャック・ヤンセファンレンズバーグ(南アフリカ、MTNキュベカ)、ブラドレー・ホワイト(アメリカ、ユナイテッドヘルスケア)、モハマド・マトセナン(マレーシア、トレンガヌサイクリング)、トマス・ラボウ(オランダ、OCBCシンガポール)が合流し、5名の逃げが出来上がる。
ブラマイヤーは24秒差の総合3位。ドゥベル・キンテロ(コロンビア、コロンビア)にとって危険な存在であるため、コロンビアが率先してメイン集団のペースをコントロールする。立っているだけで汗が流れるほどの暑さの中、逃げグループとメイン集団のタイム差は5分前後を推移した。
コロンビアのアシストにダメージを与えるために、他チームは逃げとのタイム差を計りながら集団後方に身を潜める。タイム差が5分40秒まで広がった残り60km地点で、ようやくスプリンターチームが前に出た。
「昨日もそうだったけど、スプリンターチームの統率が取れていない。ベルキンが集団牽引に合流するのはいつも最後。どのチームも最終局面に数名を残しておきたいので、積極的に人数を使って集団コントロールを行なわないんだ」。前日の第2ステージで3位に入ったカチューシャのマルコ・ハラー(オーストリア)は、1チーム6名というアジアレース特有のシチュエーションに言及する。
まずカチューシャが集団先頭に立ち、続いてオリカ・グリーンエッジとベルキン、アンドローニが合流する。こうしてスプリントに向けた追撃が組織されると、逃げグループのリードは転げ落ちるように縮小。先頭ではヤンセファンレンズバーグとホワイトが生き残り、1分のリードでクアラルンプールの市街地に差し掛かる。逃げはベルキントレインによって封じ込められた。
残り1km地点のタイトコーナーを抜けてスプリントが始まる。スタート前にナーバスな表情でシューズにテープを貼っていたグアルディーニが、低い体勢でテオ・ボス(オランダ、ベルキン)を引き離してフィニッシュ。落車の影響を感じさせない加速力で、4年連続のステージ優勝を飾った。
マレーシアの地で2011年にステージ5勝、2012年にステージ6勝、2013年にステージ1勝を飾っているグアルディーニ。「昨日の落車の影響があったものの、脚の調子自体は良かったのでスタートすることにした。走り出してもスプリントするかどうか決めかねていて、残り20kmの登りをクリアしたところで勝負することにしたんだ。逆境の中での勝利なので格別だ」と、毎年向上している英語で記者たちを前に話す。相性の良いランカウイで、ボスを力でねじ伏せてみせた。
「(車両減速用の)段差を越える時に左手でハンドルを握れないので、後ろの選手に迷惑をかけると思って最後尾を走っていました」と話す福田真平は集団から遅れてフィニッシュ。「腰の擦過傷は痛みを感じませんが、左手が痛い」と語りながらも、平均スピード45.28km/hの第3ステージを走りきった。
常に平塚吉光と寄り添うようにして走った西谷泰治は、単独でスプリントに挑んで16位に。
西谷は「『お前たちのチームは2人しか残っていないのか??』と周りの選手に何度も聞かれました。補給を分けてくれる選手もいた」と笑いながら、「上手く潜り込めば一桁は狙えると思った」と語る。愛三工業は西谷、平塚、福田の3名で残りのステージを闘っていく。
この日の逃げでボーナスタイム5秒を稼いだブラマイヤーは総合3位から総合2位に浮上。しかし依然として総合首位キンテロとの総合タイム差は19秒ある。総合を決めるのは、やはり、翌日のゲンティンハイランド山頂フィニッシュ。標高1625mの高原リゾートに向かう登りで、今大会の実質的な総合優勝者が決まる。
その他のレースの模様はフォトギャラリーにて!
ツール・ド・ランカウイ2014第3ステージ結果
1位 アンドレア・グアルディーニ(イタリア、アスタナ) 3h40'38"
2位 テオ・ボス(オランダ、ベルキン)
3位 ヤニック・マルティネス(フランス、ユーロップカー)
4位 アイディス・クルオピス(リトアニア、オリカ・グリーンエッジ)
5位 ケニーロバート・ファンヒュンメル(オランダ、アンドローニ・ベネズエラ)
6位 ディーントーマス・ロジャース(ニュージーランド、OCBCシンガポール)
7位 フランチェスコ・キッキ(イタリア、ネーリソットリ・イエローフルオ)
8位 ダニエル・クレンメ(ドイツ、シナジーバクサイクリング)
9位 ベフナム・カルリコスラシャヒ(イラン、タブリスペトロケミカル)
10位 ヨウセフ・レグイグイ(アルジェリア、MTNキュベカ)
16位 西谷泰治(日本、愛三工業レーシング)
95位 平塚吉光(日本、愛三工業レーシング)
118位 福田真平(日本、愛三工業レーシング) +5'02"
DNF 綾部勇成(日本、愛三工業レーシング)
個人総合成績
1位 ドゥベル・キンテロ(コロンビア、コロンビア) 9h13'10"
2位 マット・ブラマイヤー(アイルランド、シナジーバクサイクリング) +19"
3位 ジョナサン・クラーク(オーストラリア、ユナイテッドヘルスケア) +22"
4位 チョンフアット・ゴー(シンガポール、OCBCシンガポール) +33"
5位 テオ・ボス(オランダ、ベルキン) +1'21"
6位 アンドレア・グアルディーニ(イタリア、アスタナ) +1'27"
7位 ベフナム・カルリコスラシャヒ(イラン、タブリスペトロケミカル) +1'28"
8位 トマス・ラボウ(オランダ、OCBCシンガポール) +1'29"
9位 グレーム・ブラウン(オーストラリア、ベルキン) +1'31"
10位 エルチン・アサドフ(アゼルバイジャン、シナジーバクサイクリング)
アジアンライダー賞
1位 チョンフアット・ゴー(シンガポール、OCBCシンガポール) 9h13'43"
2位 ミルサマ・ポルセイェディゴラコール(イラン、タブリスペトロケミカル) +55"
3位 ホゥイジ・ジャン(中国、ジャイアント・チャンピオンシステム) +1'02"
スプリント賞
1位 マット・ブラマイヤー(アイルランド、シナジーバクサイクリング) 32pts
2位 ドゥベル・キンテロ(コロンビア、コロンビア) 30pts
3位 アイディス・クルオピス(リトアニア、オリカ・グリーンエッジ) 30pts
山岳賞
1位 マット・ブラマイヤー(アイルランド、シナジーバクサイクリング) 28pts
2位 ドゥベル・キンテロ(コロンビア、コロンビア) 8pts
3位 ジョナサン・クラーク(オーストラリア、ユナイテッドヘルスケア) 5pts
チーム総合成績
1位 コロンビア 27h43'03"
2位 シナジーバクサイクリング +11"
3位 ユナイテッドヘルスケア
text&photo:Kei Tsuji in Kuala Lumpur, Malaysia
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