2013/12/28(土) - 19:20
佐藤成彦監督率いるC PROJECTは、JBCF登録名が「クロップス・チャンピオンシステム」となり、新規5人を加えた8人体制で、茨城県つくば市に本拠地を移してトップを狙う。
コンチネンタル登録3年目のチーム 「クロップス」がメインスポンサーに
監督3年目となる佐藤成彦氏 photo:Hideaki TAKAGI千葉県松戸市のサイクルショップSPACE店長佐藤成彦氏が2012年に立ち上げ、監督を務めるコンチネンタルチームは、2013年をキャノンデール・チャンピオンシステム(JBCF登録名)およびC PROJECT(UCI登録名)として国内レースを戦い、大場政登志とジュニアの岡篤志が全日本選手権個人タイムトライアルチャンピオンになるなど成果を挙げてきた。
2013年全日本選手権個人タイムトライアルチャンピオンの大場政登志 photo:Kei TSUJI
2014年、チームは「クロップス・チャンピオンシステム」(JBCF登録名)と名称を変える。引き続いてUCIコンチネンタルチームの登録を行い、その名称はC PROJECTのまま変わらない。メンバーは大場、山本和弘、遠藤績穂の3人に新しく5人が加わった8人体制でスタートする。そしてフルタイムワーカーの遠藤以外、佐藤監督以下8名全員が茨城県つくば市に移り住んで堅固な体制を固める。
新しくメインスポンサーとなる株式会社クロップス(本社東京都)は、サイクル用ロック、LEDライトやサイクルコンピューターなど自転車用周辺部品の企画製造販売を行う企業で、2013年シーズンも同チームのスポンサーだった。そしてサイクルオーダージャージのチャンピオンシステムが2013年に続いて名を連ねる。
「本当の意味での選手育成を」佐藤成彦監督
チームのGMそして監督として2年間運営に関わってきた佐藤監督は、その2年前から一貫して「選手育成」をビジョンに掲げる。「すでに実績のある強い選手をお金で買うのではなく、まだ無名の選手の可能性を信じ、一緒に強くなっていければ」と意気込みを語る。そして「更に良い結果を残す事には何が必要か?を追求していきたい」と言う。
それを実現するためのひとつとして、選手全員(フルタイムワーカーの遠藤を除く)が、チームの新しい本拠地となる茨城県つくば市に移住し、効率を追求して1月の乗り込み時期から本格的な集団練習・集団生活を始める。佐藤監督自身もつくば市に転居し、選手達の育成により深く取り組む。
栂池ヒルクライムで積極的に走る山本和弘 photo:Hideaki TAKAGI
ジャパンカップオープン2013、ゴール前に最初に現れたのは米内蒼馬。結果2位に photo:Hideaki TAKAGI
藤岡克磨は2013年JPT白浜クリテリウムで4位入賞(左端) photo:Hideaki TAKAGI
2012美浜クリテリウムE1で優勝の末永周平 photo:Hideaki TAKAGI
現・全日本個人TTチャンピオンの大場にはタイトル連覇が期待される。2013年からロードに専念した山本は、全日本選手権ロードなどビッグタイトルを狙う。ほぼ毎日深夜帰宅というフルタイムワーカーの遠藤は表彰台を狙う。フランスで5シーズンを過ごした大村と、スペインのプロチーム「アンダルシア」で走ったキャリアのあるホセには、その経験を生かして走ること、その経験を他の選手に伝えることが期待される。
佐藤監督がなかでも期待を寄せるのは米内だ。2013年のジャパンカップオープンで、鋭いスパートでゴール前に抜け出したのは記憶に新しい。結果は2位だったが、優勝した黒枝咲哉がもっともマークしていたのは米内だった。スターぞろいのチーム右京でレギュラーメンバーになることは少なかったが、選手の間で強いと言われるほど着実に力をつけてきた。そして同年の藤岡と末永とともに「トッププロになりえる環境で、本人達にもトップアスリートとしての自覚を植え込んでいきたい」と佐藤監督は語る。
2014年体制
チーム名
C PROJECT(UCIコンチネンタルチーム登録)
クロップス・チャンピオンシステム(CROPS×championsystem:国内JBCF登録)
メンバー
監督:佐藤成彦
選手:大場政登志
山本和弘
遠藤績穂
米内蒼馬(チーム右京より)
大村寛(プジョー・ニールプライドより)
Jose Aguilar Vega(プジョー・ニールプライドより)
藤岡克磨(パールイズミ・スミタ・ラバネロより)
末永周平(明治大学より)
使用機材
フレーム:キャノンデール
ホイール&タイヤ:マヴィック
メインコンポーネント:シマノ
ウェア:チャンピオンシステム
photo:Hideaki TAKAGI,Kei TSUJI
text:Hideaki TAKAGI
コンチネンタル登録3年目のチーム 「クロップス」がメインスポンサーに
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2014年、チームは「クロップス・チャンピオンシステム」(JBCF登録名)と名称を変える。引き続いてUCIコンチネンタルチームの登録を行い、その名称はC PROJECTのまま変わらない。メンバーは大場、山本和弘、遠藤績穂の3人に新しく5人が加わった8人体制でスタートする。そしてフルタイムワーカーの遠藤以外、佐藤監督以下8名全員が茨城県つくば市に移り住んで堅固な体制を固める。
新しくメインスポンサーとなる株式会社クロップス(本社東京都)は、サイクル用ロック、LEDライトやサイクルコンピューターなど自転車用周辺部品の企画製造販売を行う企業で、2013年シーズンも同チームのスポンサーだった。そしてサイクルオーダージャージのチャンピオンシステムが2013年に続いて名を連ねる。
「本当の意味での選手育成を」佐藤成彦監督
チームのGMそして監督として2年間運営に関わってきた佐藤監督は、その2年前から一貫して「選手育成」をビジョンに掲げる。「すでに実績のある強い選手をお金で買うのではなく、まだ無名の選手の可能性を信じ、一緒に強くなっていければ」と意気込みを語る。そして「更に良い結果を残す事には何が必要か?を追求していきたい」と言う。
それを実現するためのひとつとして、選手全員(フルタイムワーカーの遠藤を除く)が、チームの新しい本拠地となる茨城県つくば市に移住し、効率を追求して1月の乗り込み時期から本格的な集団練習・集団生活を始める。佐藤監督自身もつくば市に転居し、選手達の育成により深く取り組む。
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現・全日本個人TTチャンピオンの大場にはタイトル連覇が期待される。2013年からロードに専念した山本は、全日本選手権ロードなどビッグタイトルを狙う。ほぼ毎日深夜帰宅というフルタイムワーカーの遠藤は表彰台を狙う。フランスで5シーズンを過ごした大村と、スペインのプロチーム「アンダルシア」で走ったキャリアのあるホセには、その経験を生かして走ること、その経験を他の選手に伝えることが期待される。
佐藤監督がなかでも期待を寄せるのは米内だ。2013年のジャパンカップオープンで、鋭いスパートでゴール前に抜け出したのは記憶に新しい。結果は2位だったが、優勝した黒枝咲哉がもっともマークしていたのは米内だった。スターぞろいのチーム右京でレギュラーメンバーになることは少なかったが、選手の間で強いと言われるほど着実に力をつけてきた。そして同年の藤岡と末永とともに「トッププロになりえる環境で、本人達にもトップアスリートとしての自覚を植え込んでいきたい」と佐藤監督は語る。
2014年体制
チーム名
C PROJECT(UCIコンチネンタルチーム登録)
クロップス・チャンピオンシステム(CROPS×championsystem:国内JBCF登録)
メンバー
監督:佐藤成彦
選手:大場政登志
山本和弘
遠藤績穂
米内蒼馬(チーム右京より)
大村寛(プジョー・ニールプライドより)
Jose Aguilar Vega(プジョー・ニールプライドより)
藤岡克磨(パールイズミ・スミタ・ラバネロより)
末永周平(明治大学より)
使用機材
フレーム:キャノンデール
ホイール&タイヤ:マヴィック
メインコンポーネント:シマノ
ウェア:チャンピオンシステム
photo:Hideaki TAKAGI,Kei TSUJI
text:Hideaki TAKAGI
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