2009/02/12(木) - 13:35
2009年2月11日、チャレンジ・マヨルカ第4戦トロフェオ・ポレンサ(UCI1.1)が開催され、後半の山岳で飛び出したアントニオ・コロム(スペイン、カチューシャ)が、生まれ故郷ブニョーラの街のゴールまで単独で逃げ切った。地元の歓声に包まれながらゴールしたコロムは総合トップに躍り出ている。
チャレンジ・マヨルカ4日目のトロフェオ・ポレンサは、ブニョーラの街をスタート&ゴールとする143.3kmで行なわれた。2級山岳が断続的に5つ登場する山岳ステージであり、前日まで栄華を極めたスプリンターの出番は無し。総合成績がかかる山岳バトルが繰り広げられた。
厳しい山岳コースで、序盤から逃げを試みたのはラファエル・セラノ(スペイン、コンテントポリス)ら3名。遅れて集団から飛び出したヘスス・ロセンド(スペイン、アンダルシア・カハスール)は、単独で4分のタイム差を詰めて先頭グループに合流した。
メイン集団をコントロールしたのはカチューシャの選手たち。山岳コースでハイペースを保つカチューシャの牽引によってメイン集団は縮小し、同時に逃げる4名とのタイム差を詰めた。
集団のペースアップによって、最後まで抵抗したセラノとロセンドもラスト30kmで吸収。30名ほどに縮小したメイン集団は最後の2級山岳ソレール峠に突入し、この上りでコロムが単独で飛び出した。
アタックを成功させたコロムは、単独でソレール峠登頂に成功。後方ではシルヴァン・シャヴァネル(フランス、クイックステップ)やエドヴァルド・ボアッソン(ノルウェー、チームコロンビア)が追走グループを形成したが、コースを知り尽くしたコロムには届かなかった。
結局コロムの独走は止まらず、後続を1分近く引き離し、生まれ故郷ブニョーラにゴール。優勝を飾るとともに、チャレンジ・マヨルカの総合成績トップに躍り出た。コロムはイリェス・バレアレス時代の2004年大会で総合優勝を飾っており、二度目のタイトルに王手をかけた。チャレンジ・マヨルカは翌日の第5戦トロフェオ・カルビアで幕を下ろす。
アントニオ・コロム(スペイン、カチューシャ)
地元で優勝するなんて最高だ。この感情は言葉で言い表せない。チームが精一杯動いてくれたから、このチャンスを逃すわけにはいかないと思った。故郷のみんなの前で優勝するなんて、ツール・ド・フランスでステージ優勝するのと同じぐらい価値があるよ。
レース公式サイトより
トロフェオ・ポレンサ結果
1位 アントニオ・コロム(スペイン、カチューシャ)3h54'49"
2位 エドヴァルド・ボアッソン(ノルウェー、チームコロンビア)+56"
3位 ジェローム・ピノー(フランス、クイックステップ)
4位 シルヴァン・シャヴァネル(フランス、クイックステップ)
5位 マキシム・モンフォール(ベルギー、チームコロンビア)
6位 モーリス・ポッソーニ(イタリア、チームコロンビア)+1'00"
7位 ミケル・ニエベ(スペイン、エウスカルテル)+1'01"
8位 マヌエル・バスケス(スペイン、コンテントポリス)+1'05"
9位 ポール・マルテンス(ドイツ、ラボバンク)
10位 マルクス・フォーテン(ドイツ、ミルラム)
チャレンジ・マヨルカ個人総合成績
1位 アントニオ・コロム(スペイン、カチューシャ)15h07'36"
2位 ジェローム・ピノー(フランス、クイックステップ)+41"
3位 エドヴァルド・ボアッソン(ノルウェー、チームコロンビア)
4位 シルヴァン・シャヴァネル(フランス、コフィディス)
5位 ミケル・ニエベ(スペイン、エウスカルテル)+46"
6位 マルクス・フォーテン(ドイツ、ミルラム)+50"
7位 フランシスコ・ペレス(スペイン、ケスデパーニュ)+51"
8位 イニーゴ・ランダルーチェ(スペイン、エウスカルテル)+1'45"
9位 ローレンス・テンダム(オランダ、ラボバンク)
10位 フアンマヌエル・ガラーテ(スペイン、ラボバンク)+2'00"
チャレンジ・マヨルカ4日目のトロフェオ・ポレンサは、ブニョーラの街をスタート&ゴールとする143.3kmで行なわれた。2級山岳が断続的に5つ登場する山岳ステージであり、前日まで栄華を極めたスプリンターの出番は無し。総合成績がかかる山岳バトルが繰り広げられた。
厳しい山岳コースで、序盤から逃げを試みたのはラファエル・セラノ(スペイン、コンテントポリス)ら3名。遅れて集団から飛び出したヘスス・ロセンド(スペイン、アンダルシア・カハスール)は、単独で4分のタイム差を詰めて先頭グループに合流した。
メイン集団をコントロールしたのはカチューシャの選手たち。山岳コースでハイペースを保つカチューシャの牽引によってメイン集団は縮小し、同時に逃げる4名とのタイム差を詰めた。
集団のペースアップによって、最後まで抵抗したセラノとロセンドもラスト30kmで吸収。30名ほどに縮小したメイン集団は最後の2級山岳ソレール峠に突入し、この上りでコロムが単独で飛び出した。
アタックを成功させたコロムは、単独でソレール峠登頂に成功。後方ではシルヴァン・シャヴァネル(フランス、クイックステップ)やエドヴァルド・ボアッソン(ノルウェー、チームコロンビア)が追走グループを形成したが、コースを知り尽くしたコロムには届かなかった。
結局コロムの独走は止まらず、後続を1分近く引き離し、生まれ故郷ブニョーラにゴール。優勝を飾るとともに、チャレンジ・マヨルカの総合成績トップに躍り出た。コロムはイリェス・バレアレス時代の2004年大会で総合優勝を飾っており、二度目のタイトルに王手をかけた。チャレンジ・マヨルカは翌日の第5戦トロフェオ・カルビアで幕を下ろす。
アントニオ・コロム(スペイン、カチューシャ)
地元で優勝するなんて最高だ。この感情は言葉で言い表せない。チームが精一杯動いてくれたから、このチャンスを逃すわけにはいかないと思った。故郷のみんなの前で優勝するなんて、ツール・ド・フランスでステージ優勝するのと同じぐらい価値があるよ。
レース公式サイトより
トロフェオ・ポレンサ結果
1位 アントニオ・コロム(スペイン、カチューシャ)3h54'49"
2位 エドヴァルド・ボアッソン(ノルウェー、チームコロンビア)+56"
3位 ジェローム・ピノー(フランス、クイックステップ)
4位 シルヴァン・シャヴァネル(フランス、クイックステップ)
5位 マキシム・モンフォール(ベルギー、チームコロンビア)
6位 モーリス・ポッソーニ(イタリア、チームコロンビア)+1'00"
7位 ミケル・ニエベ(スペイン、エウスカルテル)+1'01"
8位 マヌエル・バスケス(スペイン、コンテントポリス)+1'05"
9位 ポール・マルテンス(ドイツ、ラボバンク)
10位 マルクス・フォーテン(ドイツ、ミルラム)
チャレンジ・マヨルカ個人総合成績
1位 アントニオ・コロム(スペイン、カチューシャ)15h07'36"
2位 ジェローム・ピノー(フランス、クイックステップ)+41"
3位 エドヴァルド・ボアッソン(ノルウェー、チームコロンビア)
4位 シルヴァン・シャヴァネル(フランス、コフィディス)
5位 ミケル・ニエベ(スペイン、エウスカルテル)+46"
6位 マルクス・フォーテン(ドイツ、ミルラム)+50"
7位 フランシスコ・ペレス(スペイン、ケスデパーニュ)+51"
8位 イニーゴ・ランダルーチェ(スペイン、エウスカルテル)+1'45"
9位 ローレンス・テンダム(オランダ、ラボバンク)
10位 フアンマヌエル・ガラーテ(スペイン、ラボバンク)+2'00"
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