2013/09/21(土) - 08:28
ブエルタ・ア・エスパーニャを走ったプロバイクを紹介するシリーズ第三弾は、FDJ.fr、ガーミン・シャープ、カチューシャ、ランプレ・メリダ。中でもブエルタのスペシャルペイントを施したホアキン・ロドリゲス(スペイン)のバイクなどは要注目だ。
FDJ.fr <ラピエール XELIUS EFI>
FDJ.fr ラピエール・XELIUS EFI photo:Kei Tsuji
フォークだけでなく、カーボンの積層を変更している photo:Kei Tsuji
シマノのダイレクトマウントブレーキ対応の新型フロントフォーク photo:Kei Tsuji
山岳ステージで逃げ切り勝利を飾ったアレクサンドル・ジェニエ(フランス)とケニー・エリッソンド(フランス)、そして総合7位のティボー・ピノ(フランス)擁するFDJ.frのメインバイクはラピエールのXELIUS EFI。ツールでお披露目されたシマノのダイレクトマウントブレーキ対応の新型フロントフォーク「Ultimate」を搭載している。フォークの剛性を落とすことなく空力性能を向上させているという。サドルとタイヤを除き、ホイールからコンポーネントまでシマノとPRO製品で統一。ホイールはリアにC50、フロントにC35を使用するパターンが多かった。
ガーミン・シャープ <サーヴェロ R5>
ガーミン・シャープ サーヴェロ・R5 photo:Kei Tsuji
タイラー・ファラー(アメリカ、ガーミン・シャープ)は3Tのインテグラを使用する photo:Kei Tsuji
ROTORのクランク&チェーンリングを使用 ROTOR POWERやGARMIN VECTORは使用せず photo:Kei Tsuji
連日山岳ステージが続いたブエルタでは、空力性能を追求したガーミンのS5ではなく、軽量性に富んだR5を主にガーミン・シャープの選手たちはチョイスした。ホイールはマヴィックのコスミックカーボンアルチメイトを連日使用し、コンポーネントはシマノのデュラエース9070系。ステムやハンドル、フォークは3T製で、ガーミンEDGEシリーズのマウントを一体化したインテグラステムを使用する選手も。クランクはROTOR製で、チェーンリングには同社のnoQ(真円)を使用する選手がほとんど。ペダルにはガーミンの文字が入っているが、同社のパワーメーターVECTORの使用者はいなかった。
カチューシャ <キャニオン AEROAD CF>
ホアキン・ロドリゲス(カチューシャ)のキャニオン AEROAD CF photo:Kei Tsuji
ホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ)のバイク左側には葉巻をくわえた太鼓腹で葉巻をくわえたサンチョ・パンサの絵が photo:Kei Tsuji
ホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ)の派手なサドル photo:Kei Tsuji
ステージ3勝という成績を残したカチューシャのメインバイクはキャニオンのAEROAD CF。コンポーネントはシマノのデュラエース9070系で、マヴィックのコスミックカーボンアルチメイトを多用。ハンドルとステムはリッチー製。また、ホアキン・ロドリゲス(スペイン)には、真っ赤なブエルタカラーのスペシャルバイクが用意された。ヘッドチューブには小説ドンキホーテの登場人物・白馬に跨がった騎士ドン・キホーテと、太鼓腹で葉巻(プリート)をくわえているサンチョ・パンサが描かれている。セッレイタリアのサドルは葉巻でダイナマイトに着火するイラスト入り。
ランプレ・メリダ <メリダ SCULTURA SL & REACTO EVO>
ランプレ・メリダ メリダ・SCULTURA SL photo:Kei Tsuji
ハンドルやステムにはカーボンのFSA K-FORCEを使用 photo:Kei Tsuji
スプリンターの2人はエアロロードのREACTO EVOに乗った photo:Kei Tsuji
ランプレ・メリダのバイクは当然セカンドスポンサーのメリダ社。軽量オールラウンドモデルのSCULTURA SLをメインに使用し、スプリンターのマキシミリアーノ・リケーゼ(アルゼンチン)とマッシモ・グラツィアート(イタリア)の2人はダイレクトマウントブレーキを搭載したエアロロードのREACTO EVOを駆った。コンポーネントはディエゴ・ウリッシ(イタリア)はシマノのデュラエース9070系で、ホイールはカンパニョーロ系列のフルクラム。ハンドル、ステム、シートポストはカーボンのFSA K-FORCE。
text&photo:Kei Tsuji
FDJ.fr <ラピエール XELIUS EFI>
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山岳ステージで逃げ切り勝利を飾ったアレクサンドル・ジェニエ(フランス)とケニー・エリッソンド(フランス)、そして総合7位のティボー・ピノ(フランス)擁するFDJ.frのメインバイクはラピエールのXELIUS EFI。ツールでお披露目されたシマノのダイレクトマウントブレーキ対応の新型フロントフォーク「Ultimate」を搭載している。フォークの剛性を落とすことなく空力性能を向上させているという。サドルとタイヤを除き、ホイールからコンポーネントまでシマノとPRO製品で統一。ホイールはリアにC50、フロントにC35を使用するパターンが多かった。
ガーミン・シャープ <サーヴェロ R5>
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連日山岳ステージが続いたブエルタでは、空力性能を追求したガーミンのS5ではなく、軽量性に富んだR5を主にガーミン・シャープの選手たちはチョイスした。ホイールはマヴィックのコスミックカーボンアルチメイトを連日使用し、コンポーネントはシマノのデュラエース9070系。ステムやハンドル、フォークは3T製で、ガーミンEDGEシリーズのマウントを一体化したインテグラステムを使用する選手も。クランクはROTOR製で、チェーンリングには同社のnoQ(真円)を使用する選手がほとんど。ペダルにはガーミンの文字が入っているが、同社のパワーメーターVECTORの使用者はいなかった。
カチューシャ <キャニオン AEROAD CF>
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ランプレ・メリダ <メリダ SCULTURA SL & REACTO EVO>
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ランプレ・メリダのバイクは当然セカンドスポンサーのメリダ社。軽量オールラウンドモデルのSCULTURA SLをメインに使用し、スプリンターのマキシミリアーノ・リケーゼ(アルゼンチン)とマッシモ・グラツィアート(イタリア)の2人はダイレクトマウントブレーキを搭載したエアロロードのREACTO EVOを駆った。コンポーネントはディエゴ・ウリッシ(イタリア)はシマノのデュラエース9070系で、ホイールはカンパニョーロ系列のフルクラム。ハンドル、ステム、シートポストはカーボンのFSA K-FORCE。
text&photo:Kei Tsuji
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