2013/07/24(水) - 10:13
イタリアの人気ロードバイクブランド、KUOTA(クォータ)の2014年モデルが発表された。最高峰モデルのKOMがモデルチェンジを行い、ハイエンドコンフォートモデル「KIRAL」がデビュー。そしてディスクブレーキ対応の「KHYDRA」も同時に登場している。
KOM
2006年に第1世代がデビューして以来、長きに渡ってクォータのフラッグシップモデルとしてラインナップされるKOM。その名の通りの軽量製を兼ね備え、ヒルクライムからロードレースまでに対応するオールラウンドレーシングバイクだ。
クォータ KOM
2013年モデルではフレーム重量765gの「KOM AIR」としてモデルチェンジしたが、2014年モデルではより剛性を増しスプリンターの要求に応え得る性能を身につけた。車名は「KOM」。
モデルチェンジしたKOMが目指したのは「KOM AIR」と2011年モデルの「KOM EVO」のおよそ中間の性能バランス、つまり剛性と軽量性を兼ね備えたレーシングマシンだ。フレーム各部は大きくチューブ断面面積を増し、特に剛性確保を目的としたトップチューブ周辺のボリュームアップは顕著である。
ボリューム感あふれるヘッドチューブ。エアロフォークにも注目だ
ワイドはトップチューブは剛性を高めるための造形だ
ブリッジを設けて補強したBBシェル
リアバックは複雑な形状とし、衝撃吸収とレスポンスの向上を狙う
ボトムブラケットにはクォータ初となるBB386規格を導入し、BBシェルはKOM EVOと同じくトップチューブとシートチューブにブリッジが掛かる独自の形状を復活させた。フォークも大幅にボリュームを増し、クラウン部分は切り欠きを設けたヘッドチューブ下側に収まるエアロ形状だ。
クォータ KOM 新型KOMの重量はフレームが940g、フォークが380g(実測)。カラーはダークグレーとホワイト/レッド、そしてグリーンの3バリエーションが用意される。価格は395,000円(フレームセット)だ。
クォータ KOM
サイズ:XXS、XS、S、M、L
重 量:940g、フォーク380g
BB規格:BB386
価 格:395,000円(税込、フレームセット)
KIRAL
KIRAL(キラル)は2014年からデビューするブランニューモデル。ロングホイールベースや比較的長めのヘッドチューブを採用したハイエンドコンフォートマシンだ。
クォータ KIRAL
フレームは全体的に曲線を多用したフォルムを纏い、シートステーとシートチューブの接合部を下げたコンパクトなリアバックなど現在の流行を積極的に取り入れている。ダウンチューブとトップチューブは各面にアールを持たせた変形三角形断面とし、快適な乗り心地を求めた。
コンフォートモデルながらKOM同様のエアロ形状フロントフォークやBB386ボトムブラケット、ブリッジを設けて補強したBBシェルなど走行性能には一切妥協しておらず、脚に優しい乗り味と俊敏なレスポンスを同居させたマシンだ。
KOM同様のエアロフロントフォーク
ボトムブラケットはBB386とし、走行性能を追求した
カラーはグリーンとホワイト/ブラックの2種類が用意され、フレームセットは248,000円。6870系アルテグラDi2など、3種類の完成車パッケージも発売される予定だ。
クォータ KIRAL
サイズ:XS、S、M、L
重 量:1100g、フォーク440g
BB規格:BB386
価 格:
248,000円(税込、フレームセット)
524,000円(税込、アルテグラDi2完成車)
400,000円(税込、アルテグラ完成車)
314,000円(税込、105完成車)
KHYDRA
KHYDRA(カイドラ)はKIRALをベースとしたディスクブレーキロードバイク。基本的なフレーム造形はそのままであるものの、強力なストッピングパワーに対応するべくリアバックは大きく形状を変更し、リアブレーキキャリパーはチェーンステーとシートステーに台座を設けている。リアのエンド幅は135mmだ。
クォータ KHYDRA
チェーンステーとシートステーにキャリパー台座を設ける
ブレーキホースを内蔵するフロントフォーク
キャリパーブレーキ用のブリッジは取り払われ、シートステーは付け根部分から双胴に分かれる形状に。フロントフォークはブレーキホースを途中内蔵する仕組みとし、ルックスの向上と実用性を兼ね備えている。フレームセット価格は320,000円、カラーはブラックとレッドの2カラーだ。
クォータ KHYDRA
サイズ:XS、S、M、L
重 量:1140g、フォーク520g
BB規格:BB386
価 格:320,000円(税込、フレームセット)
photo:So.Isobe
KOM
2006年に第1世代がデビューして以来、長きに渡ってクォータのフラッグシップモデルとしてラインナップされるKOM。その名の通りの軽量製を兼ね備え、ヒルクライムからロードレースまでに対応するオールラウンドレーシングバイクだ。

2013年モデルではフレーム重量765gの「KOM AIR」としてモデルチェンジしたが、2014年モデルではより剛性を増しスプリンターの要求に応え得る性能を身につけた。車名は「KOM」。
モデルチェンジしたKOMが目指したのは「KOM AIR」と2011年モデルの「KOM EVO」のおよそ中間の性能バランス、つまり剛性と軽量性を兼ね備えたレーシングマシンだ。フレーム各部は大きくチューブ断面面積を増し、特に剛性確保を目的としたトップチューブ周辺のボリュームアップは顕著である。




ボトムブラケットにはクォータ初となるBB386規格を導入し、BBシェルはKOM EVOと同じくトップチューブとシートチューブにブリッジが掛かる独自の形状を復活させた。フォークも大幅にボリュームを増し、クラウン部分は切り欠きを設けたヘッドチューブ下側に収まるエアロ形状だ。

クォータ KOM
サイズ:XXS、XS、S、M、L
重 量:940g、フォーク380g
BB規格:BB386
価 格:395,000円(税込、フレームセット)
KIRAL
KIRAL(キラル)は2014年からデビューするブランニューモデル。ロングホイールベースや比較的長めのヘッドチューブを採用したハイエンドコンフォートマシンだ。

フレームは全体的に曲線を多用したフォルムを纏い、シートステーとシートチューブの接合部を下げたコンパクトなリアバックなど現在の流行を積極的に取り入れている。ダウンチューブとトップチューブは各面にアールを持たせた変形三角形断面とし、快適な乗り心地を求めた。
コンフォートモデルながらKOM同様のエアロ形状フロントフォークやBB386ボトムブラケット、ブリッジを設けて補強したBBシェルなど走行性能には一切妥協しておらず、脚に優しい乗り味と俊敏なレスポンスを同居させたマシンだ。


カラーはグリーンとホワイト/ブラックの2種類が用意され、フレームセットは248,000円。6870系アルテグラDi2など、3種類の完成車パッケージも発売される予定だ。
クォータ KIRAL
サイズ:XS、S、M、L
重 量:1100g、フォーク440g
BB規格:BB386
価 格:
248,000円(税込、フレームセット)
524,000円(税込、アルテグラDi2完成車)
400,000円(税込、アルテグラ完成車)
314,000円(税込、105完成車)
KHYDRA
KHYDRA(カイドラ)はKIRALをベースとしたディスクブレーキロードバイク。基本的なフレーム造形はそのままであるものの、強力なストッピングパワーに対応するべくリアバックは大きく形状を変更し、リアブレーキキャリパーはチェーンステーとシートステーに台座を設けている。リアのエンド幅は135mmだ。



キャリパーブレーキ用のブリッジは取り払われ、シートステーは付け根部分から双胴に分かれる形状に。フロントフォークはブレーキホースを途中内蔵する仕組みとし、ルックスの向上と実用性を兼ね備えている。フレームセット価格は320,000円、カラーはブラックとレッドの2カラーだ。
クォータ KHYDRA
サイズ:XS、S、M、L
重 量:1140g、フォーク520g
BB規格:BB386
価 格:320,000円(税込、フレームセット)
photo:So.Isobe
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