2013/05/25(土) - 00:00
連載でお届けするプロバイクレポート。今回もMTB Jシリーズ第1戦・箱館山大会DHIエリート男子を走ったバイクを中心に紹介する。ダウンヒル女王末政実緒の蛍光色を使った個性的かつ色鮮やかなフレームカラーはDHバイクならではといえよう。
末政実緒・安達靖(ダートフリーク/サラセン)
サラセン ミスト
末政実緒(ダートフリーク/サラセン)のサラセン ミスト (c)Akihiro.NAKAO
コンポーネントはシマノ SAINT (c)Akihiro.NAKAO
ヘルメットはカブトがサポートとなり、スペシャルペイントが施されたヘルメットを使用する (c)Akihiro.NAKAO
末政実緒と安達靖が乗るイギリスのサラセン「ミスト」はカドワキコーティングにて塗装されたスペシャルバイクだ。蛍光ピンクが鮮やかな末政のバイクは彼女の身長に合わせて特別に製作されたフレームを使用し、シマノのSAINTで組上げられる。爽やかなイエローが特徴的な安達のバイクはクルマやモーターサイクル界では有名なサスペンションメーカー「カヤバ」が作製するワンオフのフォークが装着されていた。タイヤは共にIRCのプロトタイプを使用する。
安達靖(ダートフリーク/サラセン)のサラセン ミスティ (c)Akihiro.NAKAO
リアショックはロックショックス NEW VIVID (c)Akihiro.NAKAO
チームイクザワ時代からサポートを受けるカヤバ(KYB)のフォーク (c)Akihiro.NAKAO
青木卓也(ジャイアント)・浅野善亮(ジャイアント/ホットスピン)
ジャイアント グローリー
青木卓也(ジャイアント)のジャイアント グローリー (c)Akihiro.NAKAO
13年モデルのトップチューブにはアルカンシェルロゴが入る (c)Akihiro.NAKAO
リアユニットはロックショックス VIVID AIR R2C (c)Akihiro.NAKAO
ジャイアントのサポートを受ける青木卓也と浅野善亮は、ジャイアントが誇る「マエストロサスペンション」を搭載したジャイアント「グローリー」に乗る。昨年のモデルよりフレームのジオメトリーを変更したことにで、コーナーでの安定感と曲がり易さを追求している。また、トップチューブにはダニー・ハートによる世界選手権制覇を記念して、アルカンシェルのストライプが描かれる。コンポーネントはシマノを採用。同じチームながら、タイヤやチェーンデバイスなど異なるパーツアッセンブルが行われていた。
九島勇気(玄武/ターナー)
ターナー DHR
九島勇気(玄武/ターナー)のターナー DHR (c)Akihiro.NAKAO
タイヤはマキシスハイローラー2を採用 (c)Akihiro.NAKAO
アルミの削り出し部品をパイプに溶接した特徴的なシートチューブ (c)Akihiro.NAKAO
九島勇気はバイクショップ玄武のサポートでターナーDHRを使用する。リアショックを通すために、インゴットから削り出したパーツとパイプを組み合わせたシートチューブを使用した複雑な造形が特徴的なフレームだ。また、妹の九島あかねも同じく玄武からオレンジのターナーをサポートされている。
阿藤寛(Topknot Racing)
ラピエール DHチーム
阿藤寛(Topknot Racing)のラピエールDHチーム (c)Akihiro.NAKAO
阿藤のブランド「Topkno」のチタンハンドルをアッセンブル (c)Akihiro.NAKAO
ラピエール独自のペンドボックスは220mmストローク (c)Akihiro.NAKAO
阿藤寛は昨年に続いてラピエール「DHチーム」に乗る。フォークはKOWAからロックショックスに変更。ハンドルは阿藤は自身のブランド「Topkno」からリリースされるチタンハンドルを使用。また、インダストリアル ナインのハブやクロマグのステムなど通好みなパーツのサポートを受ける。
小山航(バンシー)
バンシー レジェンドマーク2
小山航(バンシー)のバンシー レジェンドマーク2 (c)Akihiro.NAKAO
ハンドル回りやホイールはヌークプルーフ (c)Akihiro.NAKAO
タイヤはサポートを受けるタイオガ (c)Akihiro.NAKAO
小山航は昨年途中から乗り換えたグリーンのバンシー レジェンドマーク2を引き続き使用。フォークはBOSがアッセンブルされる。タイオガのタイヤ、ヌークプルーフのホイールやハンドル、ステムなどはサポートを受けて使用。冬場はスキーでトレーニングをしている小山はシーズン開幕が嬉しそうだった。
text&photo:Akihiro.NAKAO
末政実緒・安達靖(ダートフリーク/サラセン)
サラセン ミスト
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末政実緒と安達靖が乗るイギリスのサラセン「ミスト」はカドワキコーティングにて塗装されたスペシャルバイクだ。蛍光ピンクが鮮やかな末政のバイクは彼女の身長に合わせて特別に製作されたフレームを使用し、シマノのSAINTで組上げられる。爽やかなイエローが特徴的な安達のバイクはクルマやモーターサイクル界では有名なサスペンションメーカー「カヤバ」が作製するワンオフのフォークが装着されていた。タイヤは共にIRCのプロトタイプを使用する。
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青木卓也(ジャイアント)・浅野善亮(ジャイアント/ホットスピン)
ジャイアント グローリー
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ジャイアントのサポートを受ける青木卓也と浅野善亮は、ジャイアントが誇る「マエストロサスペンション」を搭載したジャイアント「グローリー」に乗る。昨年のモデルよりフレームのジオメトリーを変更したことにで、コーナーでの安定感と曲がり易さを追求している。また、トップチューブにはダニー・ハートによる世界選手権制覇を記念して、アルカンシェルのストライプが描かれる。コンポーネントはシマノを採用。同じチームながら、タイヤやチェーンデバイスなど異なるパーツアッセンブルが行われていた。
九島勇気(玄武/ターナー)
ターナー DHR
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九島勇気はバイクショップ玄武のサポートでターナーDHRを使用する。リアショックを通すために、インゴットから削り出したパーツとパイプを組み合わせたシートチューブを使用した複雑な造形が特徴的なフレームだ。また、妹の九島あかねも同じく玄武からオレンジのターナーをサポートされている。
阿藤寛(Topknot Racing)
ラピエール DHチーム
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阿藤寛は昨年に続いてラピエール「DHチーム」に乗る。フォークはKOWAからロックショックスに変更。ハンドルは阿藤は自身のブランド「Topkno」からリリースされるチタンハンドルを使用。また、インダストリアル ナインのハブやクロマグのステムなど通好みなパーツのサポートを受ける。
小山航(バンシー)
バンシー レジェンドマーク2
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小山航は昨年途中から乗り換えたグリーンのバンシー レジェンドマーク2を引き続き使用。フォークはBOSがアッセンブルされる。タイオガのタイヤ、ヌークプルーフのホイールやハンドル、ステムなどはサポートを受けて使用。冬場はスキーでトレーニングをしている小山はシーズン開幕が嬉しそうだった。
text&photo:Akihiro.NAKAO