2012/04/28(土) - 20:37
”不死鳥” 宇都宮ブリッツェンで元気な走りを見せる増田成幸のニックネームだ。幾度にも渡る怪我の試練に屈せず、その度強くなって帰ってくる彼の姿を見ていると、この呼び名は決して大げさではないだろう。
だが、その復活への道は決して容易なものではなく、人知れぬ努力の裏付けがあった。自転車に乗れない辛い日々、彼は何を思い、どのように日々を過ごしていたのだろう。
ジャパンカップ2011でコースに描かれていた「不死鳥 増田成幸」のペイント
昔も今もパナレーサーのタイヤは少しずつ進化を遂げていますが、自分はというと故障や怪我を何度も経験し、ここまでの選手生活は山あり谷ありでした。
今は普通に自転車に乗って選手をしているように見えるかも知れませんが、山や谷の部分についても少し振り返ってみようと思います。
Jプロツアー第5戦、栂池高原ヒルクライム2011をコースレコードで制した増田。生粋のヒルクライマーは「空を飛ぶように坂を登る」と言われる。そのイメージとも不死鳥の名は合致する photo:Hideaki.TAKAGI
自分は今まで、大きな怪我を3度経験しました。
1、トレーニング中に大型犬に接触して転倒。鎖骨と骨盤を骨折。
2、人力飛行機で世界記録に挑戦中に事故。腰椎を骨折。
3、レース中に落車。鎖骨や肩甲骨など5ヶ所骨折。
こうして書いてみると「今現在選手を続けていられることの有り難さ」や「復帰に向けて支えてくれた人への感謝」や「これからの目標」それから「生きることの素晴らしさ」まで、本当に色々な思いが込み上げてきますね。まだ本題に入っていないのに…。
さて、今回のホイールトークですが、怪我をしてから選手として復帰するまでの道のり「入院・リハビリ中の過ごし方」を、少し紹介させていただきます。
Jプロツアー2011最終戦・輪島でリーダージャージを着たまま、無念の落車リタイヤを喫した増田 photo:Hideaki.TAKAGI2011年10月16日のJプロツアー最終戦で落車し右半身を中心に5ヶ所骨折した際、金沢の病院に入院しました。鎖骨が完全に折れていたために手術が必要だったのですが、鎖骨固定用のプレートを引っ掛けるための土台となる肩甲骨も折れていたせいで、少々難しいケースだったようです。自分自身不安な気持ちもありましたが、手術方法などはドクターの先生に任せることにしました。
結局、人工靭帯&体に吸収されるスクリューを用いたハイテク手術を受けられたのですが、術後のレントゲン写真で骨以外の異物が何も写っていないことに驚き、感動した憶えがあります。
実際は今でも人工靭帯が体の中には残っているわけですが、プレートや針金が入っていないおかげで抜去手術の必要がなく、肩周りの可動範囲の回復も早かったと思います。
この時はとにかく早く退院して宇都宮に帰りたかったので、足腰が無事だったこともあり入院は10月一杯、トータル2週間で退院させてもらったのですが、はっきり言ってかなり急ぎでの退院でした。
ちなみにリハビリについて、入院中は特に何もしていません。
痛みでそれどころじゃなかったので…。
その分、色々なことを考えていました。応援して下さる方々のこと、期待に応えられなかったこと、悔しい気持ち、周りの人たちへの感謝、生きることの素晴らしさ、これからのこと……。
Jプロツアー2011最終戦で落車骨折した際のレントゲン写真 入院中は体を動かすことが出来ない代わりに、頭を使って色々と考える時間があったことで、今、より自転車に対して真剣に取り組むようになれました。いつ走れなくなるか分からないので『今を一生懸命』生きる。誰もが知っている当たり前のことですよね。
退院後、11月になるといよいよリハビリが始まるわけですが、いきなりスポーツ選手としてのリハビリをするには無理があるので、先ずはチームに紹介してもらった宇都宮市内の病院に通院しながら、上半身の可動範囲を回復させるリハビリから始めました。この時、胸椎骨折の影響で体が捩じれなかったり、右手が顔の横までしか挙がらないような状態でした。
最初の1ヶ月間は受動的なリハビリばかり。理学療法士の先生に、肩周り、首周り、背中を診てもらったり、骨の再生が早まると言われている超音波をあてたり、低周波治療器で筋肉のこわばりをとったり、コンペックスで筋肉が衰えるのを防いだり。以前、骨の再生に必要な栄養について調べたことがあったので、ミネラルやビタミンなどにも気をつけてみたり……。
骨に必要な栄養が何かを突き詰めて行くと、カルシウムのみ摂ってもダメだし、色々なビタミンとミネラルが必要だし、と言うことで。「結局ほとんどの栄養素が必要!」という結論に。当時、サプリメントで積極的に摂っていたのはケイ素とMSMとビタミンCだったような気がします。そのお陰で早く骨がくっついた。と、信じたいですね……。
まぁ、何もしないよりは良かったかなと。リハビリと平行して、とにかく骨と怪我に効きそうなものは、自分で調べたり教えてもらったりしながら何でも試したかったので。体が自然に治癒するのを、ただボーッと過ごして待つのは良い方法ではありませんからね。
その甲斐あって(?)か、11月のリハビリ期間で人間としての体の動きがかなり回復できたので、12月からはいよいよスポーツ選手として、国立スポーツ科学センター(JISS)でリハビリを開始しました。
昼休みは、12時半から2時半までの2時間。(水曜日はプールトレーニングの関係で1時半~3時)ここで昼食と昼寝をとります。午前の部を終えてから部屋に戻りカーテンを閉めて昼寝をする時が、とても幸せでした。
ちなみに、食べた後は寝られないので、いつもシャワーを浴びて軽く寝てから昼食に行くパターンです。食べた直後の運動もあまり体に良いとは言えませんが、自分はこの方法で午後に備えていました。
増田を金沢まで迎えに来た栗村監督、熊本取締役、柿沼コーチ(撮影:増田)
復帰後最初のチームキャンプで先頭を引く増田(2012年1月)
午後は、トレーニングジムに置いてあるようなマシンやゴムチューブを使っての筋力トレーニング。骨折した上半身はごく弱い負荷で肩に負担がかからないように気をつけます。2時半~5時半頃までみっちり。…と行きたいところですが、週の後半になってくると疲労が溜まってきて、メニュー間のレストも長くなる傾向に。やはり疲労に対して、体は正直でしたね。
夕方、全ての筋力トレーニング系メニューを終えると、そこから有酸素系メニューに入ります。ここまできて、やっとの本番です。最初にJISSでリハビリをしに来た頃は、ちょっと頑張り過ぎじゃないかと思うこともありましたが、朝から晩まで周りの選手たち皆が一緒。このぐらいやるのが当たり前になっていました。
有酸素運動はエアロバイクやステップマシンのような物を使って、1時間から2時間。ロードバイクに乗れるようになってからは、筋力トレーニングに対して有酸素運動の割合を増やしていき、リハビリを卒業する頃には外で4時間以上乗れるようになりました。外を走れるようになった時の楽しさ、走れることのありがたさ。その時の幸せな気持ちは忘れません。
有酸素メニューを終えて汗だくになったところで、1日のリハビリ全てが終了します。毎日、小さな達成感を味わっていました。
終了後は汗を流してから、JISSの中で晩御飯。親しくしていた他競技の選手たちと外食に出かけることもあり、そこでの情報交換はいつも刺激的で、やる気を起こさせてくれました。晩御飯が終わるのは大体20時過ぎで、そこから洗濯して自由時間。そして23時~24時の間に就寝です。
しもふさクリテリウムのスタートで鈴木譲(シマノレーシング)が増田の復帰を祝福 Photo:Makoto Ayano
ブランクを感じさせない積極的な走りを見せる Photo:Makoto Ayano
毎日シンプルでしたが、とても充実していました。自転車は満足に乗れないけれど、今出来ることに対して最大限の力で取り組むことができていたことが、清々しい気持ちの源だったのでしょう。JISSでのリハビリは1月の中旬に終えて、チームに合流しました。怪我をしてから約3ヶ月。たった3ヶ月で復帰できましたが、その中身はとても濃かったです。
自分という人間は、心から自転車が大好きです。自転車選手に自転車嫌いがいるわけもないと思いますが、僕自身も例に漏れず、自転車競技が大好きです。
競技に対して真剣になれていない時があるとすれば、それは自分自身に対して嘘をついている時。そんな時が一番、ストレスを感じることも分かってきました。
復帰後の西日本チャレンジサイクルロードレース2012では逃げを決め2位。存在感を見せつけた photo:Hideaki.TAKAGI
怪我は沢山経験するものではありませんが、調子の悪い時はよくあることです。競技に対して真剣か、否か。当たり前ですが、どんな時でも、やるべきことにコツコツと取り組むことが大切なのです。道を追い求めることは楽しみに溢れていますから。
怪我の後遺症もあり、今後いつまで選手を続けられるかは分かりません。せっかくこの世に生まれてきたのだから、一生を、本当の意味で楽しめなくてはもったいないですよね。いつ選手を辞めることになっても後悔しないように、これからも目標に向かって突き進んでいきます。
Panaracer「RACE typeA tubular」 photo:(c)パナレーサー
RACE typeA tubularのパッケージ photo:(c)パナレーサー
走行性能と耐久性能を高次元でバランスさせたレーシングクリンチャータイヤ「RACE typeA」のチューブラーバージョン。
クリンチャータイプと同じく、優れたグリップ力を生み出す「ZSGデュアルコンパウンド」や、高い耐パンク性能を誇る「PTベルト」を採用。内臓されるチューブには、ラテックスよりもエア保持性が良く、衝撃吸収性能や路面追従性に優れた高機能軽量チューブ「R-AIR」を採用。ケーシングもチューブラーに応じた設計がなされており、メイド・イン・ジャパンの技術を結集した仕様となっている。
増田成幸の脚元を支える「RACE typeA tubular」
ソール・ソジャサンの選手達も「RACE typeA tubular」を使用
関連ニュース:パナレーサーRACE typeA チューブラータイヤ新登場
だが、その復活への道は決して容易なものではなく、人知れぬ努力の裏付けがあった。自転車に乗れない辛い日々、彼は何を思い、どのように日々を過ごしていたのだろう。
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「入院・リハビリ中の過ごし方」
自分の自転車人生はパナレーサーのタイヤと共にありました。在籍したチームは、チームミヤタ、梅丹本舗グラファイトデザイン、チームNIPPO、そして現在の宇都宮ブリッツェン。この全てがパナレーサーを使うチームでした。この間、約6年ぐらいでしょうか…。昔も今もパナレーサーのタイヤは少しずつ進化を遂げていますが、自分はというと故障や怪我を何度も経験し、ここまでの選手生活は山あり谷ありでした。
今は普通に自転車に乗って選手をしているように見えるかも知れませんが、山や谷の部分についても少し振り返ってみようと思います。
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自分は今まで、大きな怪我を3度経験しました。
1、トレーニング中に大型犬に接触して転倒。鎖骨と骨盤を骨折。
2、人力飛行機で世界記録に挑戦中に事故。腰椎を骨折。
3、レース中に落車。鎖骨や肩甲骨など5ヶ所骨折。
こうして書いてみると「今現在選手を続けていられることの有り難さ」や「復帰に向けて支えてくれた人への感謝」や「これからの目標」それから「生きることの素晴らしさ」まで、本当に色々な思いが込み上げてきますね。まだ本題に入っていないのに…。
さて、今回のホイールトークですが、怪我をしてから選手として復帰するまでの道のり「入院・リハビリ中の過ごし方」を、少し紹介させていただきます。
「入院〜手術、リハビリに入るまで」
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結局、人工靭帯&体に吸収されるスクリューを用いたハイテク手術を受けられたのですが、術後のレントゲン写真で骨以外の異物が何も写っていないことに驚き、感動した憶えがあります。
実際は今でも人工靭帯が体の中には残っているわけですが、プレートや針金が入っていないおかげで抜去手術の必要がなく、肩周りの可動範囲の回復も早かったと思います。
この時はとにかく早く退院して宇都宮に帰りたかったので、足腰が無事だったこともあり入院は10月一杯、トータル2週間で退院させてもらったのですが、はっきり言ってかなり急ぎでの退院でした。
ちなみにリハビリについて、入院中は特に何もしていません。
痛みでそれどころじゃなかったので…。
その分、色々なことを考えていました。応援して下さる方々のこと、期待に応えられなかったこと、悔しい気持ち、周りの人たちへの感謝、生きることの素晴らしさ、これからのこと……。
退院後、11月になるといよいよリハビリが始まるわけですが、いきなりスポーツ選手としてのリハビリをするには無理があるので、先ずはチームに紹介してもらった宇都宮市内の病院に通院しながら、上半身の可動範囲を回復させるリハビリから始めました。この時、胸椎骨折の影響で体が捩じれなかったり、右手が顔の横までしか挙がらないような状態でした。
最初の1ヶ月間は受動的なリハビリばかり。理学療法士の先生に、肩周り、首周り、背中を診てもらったり、骨の再生が早まると言われている超音波をあてたり、低周波治療器で筋肉のこわばりをとったり、コンペックスで筋肉が衰えるのを防いだり。以前、骨の再生に必要な栄養について調べたことがあったので、ミネラルやビタミンなどにも気をつけてみたり……。
骨に必要な栄養が何かを突き詰めて行くと、カルシウムのみ摂ってもダメだし、色々なビタミンとミネラルが必要だし、と言うことで。「結局ほとんどの栄養素が必要!」という結論に。当時、サプリメントで積極的に摂っていたのはケイ素とMSMとビタミンCだったような気がします。そのお陰で早く骨がくっついた。と、信じたいですね……。
まぁ、何もしないよりは良かったかなと。リハビリと平行して、とにかく骨と怪我に効きそうなものは、自分で調べたり教えてもらったりしながら何でも試したかったので。体が自然に治癒するのを、ただボーッと過ごして待つのは良い方法ではありませんからね。
その甲斐あって(?)か、11月のリハビリ期間で人間としての体の動きがかなり回復できたので、12月からはいよいよスポーツ選手として、国立スポーツ科学センター(JISS)でリハビリを開始しました。
「復帰へ向けて」
リハビリは月曜日から金曜日まで週5日で毎日6~7時間ほど。朝9時半にリハビリ室に行き、午前中は炭酸泉、ホットパック、超音波、レーザー光線、干渉波、コンペックスなど、ウォーミングアップと治療で2時間。その後、マット上に寝て体幹&尻系の筋力トレーニングメニューを約1時間ほどこなして午前の部は終了。昼休みは、12時半から2時半までの2時間。(水曜日はプールトレーニングの関係で1時半~3時)ここで昼食と昼寝をとります。午前の部を終えてから部屋に戻りカーテンを閉めて昼寝をする時が、とても幸せでした。
ちなみに、食べた後は寝られないので、いつもシャワーを浴びて軽く寝てから昼食に行くパターンです。食べた直後の運動もあまり体に良いとは言えませんが、自分はこの方法で午後に備えていました。

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午後は、トレーニングジムに置いてあるようなマシンやゴムチューブを使っての筋力トレーニング。骨折した上半身はごく弱い負荷で肩に負担がかからないように気をつけます。2時半~5時半頃までみっちり。…と行きたいところですが、週の後半になってくると疲労が溜まってきて、メニュー間のレストも長くなる傾向に。やはり疲労に対して、体は正直でしたね。
夕方、全ての筋力トレーニング系メニューを終えると、そこから有酸素系メニューに入ります。ここまできて、やっとの本番です。最初にJISSでリハビリをしに来た頃は、ちょっと頑張り過ぎじゃないかと思うこともありましたが、朝から晩まで周りの選手たち皆が一緒。このぐらいやるのが当たり前になっていました。
有酸素運動はエアロバイクやステップマシンのような物を使って、1時間から2時間。ロードバイクに乗れるようになってからは、筋力トレーニングに対して有酸素運動の割合を増やしていき、リハビリを卒業する頃には外で4時間以上乗れるようになりました。外を走れるようになった時の楽しさ、走れることのありがたさ。その時の幸せな気持ちは忘れません。
有酸素メニューを終えて汗だくになったところで、1日のリハビリ全てが終了します。毎日、小さな達成感を味わっていました。
終了後は汗を流してから、JISSの中で晩御飯。親しくしていた他競技の選手たちと外食に出かけることもあり、そこでの情報交換はいつも刺激的で、やる気を起こさせてくれました。晩御飯が終わるのは大体20時過ぎで、そこから洗濯して自由時間。そして23時~24時の間に就寝です。
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毎日シンプルでしたが、とても充実していました。自転車は満足に乗れないけれど、今出来ることに対して最大限の力で取り組むことができていたことが、清々しい気持ちの源だったのでしょう。JISSでのリハビリは1月の中旬に終えて、チームに合流しました。怪我をしてから約3ヶ月。たった3ヶ月で復帰できましたが、その中身はとても濃かったです。
「最後に」
ところで…自分という人間は、心から自転車が大好きです。自転車選手に自転車嫌いがいるわけもないと思いますが、僕自身も例に漏れず、自転車競技が大好きです。
競技に対して真剣になれていない時があるとすれば、それは自分自身に対して嘘をついている時。そんな時が一番、ストレスを感じることも分かってきました。
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怪我は沢山経験するものではありませんが、調子の悪い時はよくあることです。競技に対して真剣か、否か。当たり前ですが、どんな時でも、やるべきことにコツコツと取り組むことが大切なのです。道を追い求めることは楽しみに溢れていますから。
怪我の後遺症もあり、今後いつまで選手を続けられるかは分かりません。せっかくこの世に生まれてきたのだから、一生を、本当の意味で楽しめなくてはもったいないですよね。いつ選手を辞めることになっても後悔しないように、これからも目標に向かって突き進んでいきます。
プロフィール
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増田 成幸 ますだ なりゆき
1983年10月23日生(28歳)
176cm 63kg
1983年10月23日生(28歳)
176cm 63kg
宇都宮ブリッツェン 所属
日本大学在学中に人力飛行機のパイロットして活躍。大学に通いながらチームミヤタと契約し、国内主要ロードレースでトップクラスの成績を残す。
その後、エキップアサダやチームニッポに所属し、本場欧州のレースにもチャレンジ。近年は故障や怪我に泣かされることが多く、選手生命に関わるような大きな事故も経験したが、その都度驚異的な復活を遂げ、現在もその強さを増している。ファンからは“不死鳥”というニックネームで親しまれている。
日本大学在学中に人力飛行機のパイロットして活躍。大学に通いながらチームミヤタと契約し、国内主要ロードレースでトップクラスの成績を残す。
その後、エキップアサダやチームニッポに所属し、本場欧州のレースにもチャレンジ。近年は故障や怪我に泣かされることが多く、選手生命に関わるような大きな事故も経験したが、その都度驚異的な復活を遂げ、現在もその強さを増している。ファンからは“不死鳥”というニックネームで親しまれている。
主な戦績:
2011 Jプロツアー年間個人総合2位
2011 Jプロツアー第5戦 栂池高原ヒルクライム 優勝
2011 Jプロツアー第6戦 富士山ヒルクライム 優勝
2011 Jプロツアー第12戦 JBCFタイムトライアルチャンピオンシップ 優勝
2011 JBCF経済産業大臣旗 ロードチャンピオンシップ 2位
2011 Jプロツアー年間個人総合2位
2011 Jプロツアー第5戦 栂池高原ヒルクライム 優勝
2011 Jプロツアー第6戦 富士山ヒルクライム 優勝
2011 Jプロツアー第12戦 JBCFタイムトライアルチャンピオンシップ 優勝
2011 JBCF経済産業大臣旗 ロードチャンピオンシップ 2位
Panaracer「RACE typeA(all around) tubular」
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走行性能と耐久性能を高次元でバランスさせたレーシングクリンチャータイヤ「RACE typeA」のチューブラーバージョン。
クリンチャータイプと同じく、優れたグリップ力を生み出す「ZSGデュアルコンパウンド」や、高い耐パンク性能を誇る「PTベルト」を採用。内臓されるチューブには、ラテックスよりもエア保持性が良く、衝撃吸収性能や路面追従性に優れた高機能軽量チューブ「R-AIR」を採用。ケーシングもチューブラーに応じた設計がなされており、メイド・イン・ジャパンの技術を結集した仕様となっている。
サイズ | 700×23mm |
重量 | 280g |
税込参考価格 | 9,890円 |
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
関連ニュース:パナレーサーRACE typeA チューブラータイヤ新登場
ソール・ソジャサン ニュース |
パリ〜ニース 2012(UCI ワールドツアー) |
第3ステージ 8位 ジョナタン・イヴェール選手(ソール・ソジャサン) 関連ニュース:バルベルデが頂上ゴールでジェランスを僅差で下す 新城幸也26位 第4ステージ 5位 ジョナタン・イヴェール選手(ソール・ソジャサン) 関連ニュース:登りスプリントでメールスマン勝利 ウィギンズの総合リードは揺るがず 第8ステージ 5位 ジェローム・コッペル選手(ソール・ソジャサン) 関連ニュース:ヴェストラとの激闘制し、ウィギンズが第70代パリ〜ニース覇者に 個人総合3位 ジェローム・コッペル選手(ソール・ソジャサン) 関連ニュース:モレーノが最終頂上ゴール制覇 バルベルデが総合優勝に輝く |
ボルタ・シクリスタ・ア・カタルーニャ2012(UCI ワールドツアー) |
第1ステージ 2位 スプリント賞 アントニー・ドゥラプラス選手(ソウル・ソジャサン) 関連ニュース:グリーンエッジの快進撃続く カタルーニャ初日に逃げ切ったアルバジーニ 第4ステージ 9位 ジュリアン・シモン選手(ソウル・ソジャサン) 関連ニュース:長時間プロトンを引き続けた別府史之 小集団スプリントでウラン勝利/span> 第5ステージ 優勝 ジュリアン・シモン選手(ソウル・ソジャサン) 関連ニュース:聖なる岩山でアタック多発 アルバジーニが総合を守り、シモンが金星 第6ステージ 3位 ジュリアン・シモン選手(ソウル・ソジャサン) 関連ニュース:華麗なスパートで集団を振り切ったサンチェス 総合2位の座を射止める 第7ステージ 優勝 ジュリアン・シモン選手(ソウル・ソジャサン) 関連ニュース:勢いに乗るシモンが2勝目 グリーンエッジがUCIワールドツアー3勝目 |
クリテリウム・アンテルナシオナル2012(UCI 2.HC) |
5位 ギヨーム・ラヴァール選手(ソール・ソジャサン) 関連ニュース:南仏コルシカ島の2日間ステージレース TTでリードしたエヴァンスが総合優勝 |
ツール・ド・ロマンディ2012(UCI ワールドツアー) |
第1ステージ 山岳賞 ファブリス・ジャンデボス選手(ソウル・ソジャサン) 関連ニュース:鮮やかなロングスプリント勝利 ウィギンズが総合首位に立つ 第2ステージ 優勝 ジョナタン・イヴェール選手(ソウル・ソジャサン) 関連ニュース:スイスに陽気が戻る ソールソジャサンのイヴェールが登りスプリント制覇 |
ツール・ド・フランス2012 出場決定 |
関連ニュース:ツール・ド・フランス出場チーム発表 日本人所属4チームが選ばれる |
Panaracerサポート選手の注目リザルト |
プロツアー第1戦 しもふさクリテリウム2012 |
7位 廣瀬佳正選手(宇都宮ブリッツェン) 関連ニュース:鈴木譲がJプロツアー開幕戦をゴールスプリントで制する |
西日本チャレンジサイクルロードレース大会2012 |
A-Eクラス 2位 増田成幸選手(宇都宮ブリッツェン) A-Fクラス 3位 塚越さくら選手(鹿屋体育大学) A-Uクラス 優勝 徳田鍛造選手(鹿屋体育大学) 関連ニュース:圧巻の40km逃げ、鈴木譲が2週連続優勝 |
Jプロツアー第2戦 タイムトライアル南紀白浜2012 |
チームTT 3位 宇都宮ブリッツェン 関連ニュース:2戦目で首位に立ったキャノンデール・スペースゼロポイント |
Jプロツアー第3戦 白浜クリテリウム2012 |
3位 若杉厚仁選手(宇都宮ブリッツェン) 関連ニュース:TeamUKYO待望の勝利 辻善光がルビーレッドジャージを獲得 |
Jプロツアー第4戦 群馬CSCロードレースDay-1 |
2位 マリウス・ヴィズィアック選手(マトリックスパワータグ) 3位 初山翔選手(宇都宮ブリッツェン) 関連ニュース:畑中勇介が全日本前哨戦の群馬を制する |
トライアスロン ASTCアジア選手権 館山大会〈ロンドンオリンピック選考会〉 |
優勝 細田雄一選手(グリーンタワー・稲毛インター) ※ロンドンオリンピック日本代表に内定 |
全日本宮古島トライアスロン大会 |
2位 西内洋行選手(TBB) 3位 平松弘道選手(SUNNY FISH) |
提供:パナソニック ポリテクノロジー株式会社