2020/01/10(金) - 11:56
本章では現在カデックスがラインナップする全製品の一挙インプレッションをお届けする。関心を集めるカーボンスポークホイールの乗り味は? TT用ホイールセットの走りとは?タイヤとサドルも含め、ショップ店長と編集部スタッフの言葉で注目モデルの性能にフォーカスしていきたい。
まず体感できるのは圧倒的な軽さ。同価格帯のフラッグシップホイールと比べても明らかに持って軽い。42と65は共にハイトを感じさせないほど登り性能が良く、アップダウンコースで大きな武器になってくれますね。カデックスの特徴でもあるカーボンスポークの軽さが活きているのだと強く感じます。
42mmのセミディープで、ディスクブレーキで、そしてチューブレス。この仕様で重量1300g台前半というスペックのホイールは非常に貴重です。まだディスクブレーキホイールで飛び道具的な軽さの製品はありませんから、リムブレーキと比べて重量のかさむディスクブレーキバイクの軽量化を推し進めるためにもかなり有効でしょう。
軽さを含めた42のバランスの良さは素晴らしいものでしたが、それ以上に65のスピードの伸びには驚きました。もうコレは脱帽と言って良いくらい速い。似たような他社製品でもここまでのスピードは感じたことがありません。平坦巡航で足を止めていても伸びていくんじゃないかってくらい速度の維持は楽ですね。他社のカーボンホイールと決定的なリム形状の差がないので、おそらくホイール全体でのしなり感と硬さ、そしてタイヤとリムの段差を無くしたことによる空力が良い影響を及ぼしていると思います。ハブも空走時にスーッとスムーズに回り続ける感覚もありましたし、速度維持のしやすさに一役買っていると思います。見た目の特別感こそありませんが、内部精度が高いんでしょうね。
一般的なカーボンスポークとは違い、このホイールに使われているのはステンレス製のような細さのスポークです。あまりの細さに正直不安を覚えたのですが、パワーをかけたてもたわみが少なく比較的カッチリとした印象です。踏み込んだ時の反応性も良くフラッグシップホイールらしい仕上がりですが、荒れた路面での乗り心地も良く、扱いにくいほどの硬さはありません。レーシーな走りを好み方であれば違和感なくマッチするでしょう。乗り心地に関してはチューブレスタイヤというより、ホイール側が仕事を担っているように感じます。
カーボンスポークホイールというと、スポークの調整ができないもの、スポークが折れたらホイールごと買い替えになるものなど、メンテナンスのことすら考えていないものが多いのですが、カデックスはそこをクリアしているのは大きい。ただし、リムとの接合部は一見すると外出しニップルに見えるのですが、実はエアロスポークのねじれを防ぐスポークと一体のパーツですので、メンテナンス時にはここを回さないようご注意ください。
今回テストしたのはチューブレス仕様でしたが、速さや軽さでのメリットは大きいですよね。トッププロたちの間にも徐々に広まっていますし、転がりだけ見ればチューブラーより断然良いと思います。また、まだロードで採用しているメーカーは少ないフックレスリムですが、フック部分が無い分作りがシンプルで軽く硬くできるし、かつエアロ効果も高いことを考えると、これを機に今後より多くのブランドが採用してくるのではないかと予想できます。認定タイヤの少なさがネックですが、使えるタイヤも増えてくるでしょうし、あるいは各タイヤが使えるようにリム側も進化してくると思います。
金属スポークではないため車に積み込む遠征や飛行機輪行などでの取り扱いには気をつけたいですが、振れ取りやスポーク交換もできるので安心ですね。ただ経験的に言わせてもらうと、カーボンスポークホイールは乗り始めてから何回かテンションの調整が必要になることがあるので、定期的にショップで見てもらうことをオススメします。50~60万円もするカーボンスポークホイールと比較すれば安いですし、各社の高級ホイールと同価格帯と考えれば、構造的にも、所有欲的にも一歩抜きん出た製品であることは間違いありません。どのブランドのバイクと合わせても違和感ないルックスですので、結果を求めるレーサーなら幅広くマッチすると感じました。
カデックスホイールが生み出す”速さ”の秘密は、この新型チューブレスタイヤにもあると思います。やや硬めの乗り心地で、スピードを殺さない低抵抗ぶりを感じますね。チューブレスだから特別乗り心地が良いと言う訳ではなく、スピードとグリップを重視したレーシーなタイヤに仕上がっています。
硬いと言ってもストレスになる感じではなく、路面のインフォメーションを掴みやすい味付け。コーナーでバイクを倒した時は杉目のパターンも効いて高いグリップを発揮してくれました。
高速域で走れるカデックスホイールだけにグリップの高さは重要ですし、総じてバランスの良いオールラウンドタイヤだと言えます。軽さやグリップ力など一つの要素が悪目立ちするのではなく、レースタイヤとして上手くまとまった作り、そして走りだと感じました。
硬めのホイールだというのが私のファーストインプレッション。流している時は硬さを感じない滑らかなフィーリングですが、踏み込んだ瞬間に剛性の高いホイールへと表情を変えます。
これは後日、ジャイアントの「DBL」という独自設計の効果だと知りました。DBL(ダイナミック・バランスド・レイシング)とは、カセットスプロケット面のプッシュ側スポーク長をプル側より数ミリ短くすることで、非駆動時にはプッシュ側のスポークテンションがプル側より高く、ペダリングでプル側に駆動力が掛かるとプッシュとプルのスポークテンションがバランスして駆動剛性が高まる設計とのことでした。知らずに乗りましたが、その恩恵はしっかり感じられました。特に42mmハイトのモデルは組み合わせたテストバイクとの相性が良かった影響もありますが、スプリントのようなハイパワーで踏み込んだ時にもしっかりと反応してくれる。レーサー好みの剛性を備えたホイールです。
そしてやはりカーボンスポークは注目ですよね。カーボンは素材自体が伸びませんし、縮みもしない。スポークテンションも高めなのですが、どちらかというとスポーク周辺はある程度しなる印象があります。このしなりとチューブレスタイヤが乗りやすさを、リムが硬さを演出しているのでしょう。テストで使用したような振動吸収性に優れたフレームとの相性は良いと思いますね。
今回42mmハイトと65mmハイトの2種類をテストしましたが、見た目の印象通りの性格でした。つまり42はアップダウンのあるコースをスムーズに走る時、65は平坦基調のコースで高速巡航する時にとても良くフィットします。
私がレースで使うなら42。65よりもリム外周部が軽いので、ハブの回転性能の印象がより強く出ていました。42なら登りと下りどちらもこなせてしまう万能さがあるので、ツール・ド・おきなわのような平地とアップダウンをスピードに乗せたままクリアしていくようなコースに向いていると思います。
65はアイアンマンなどトライアスロンにマッチしているかもしれません。同等クラスのホイールの中では軽いので登りにも対応してくれるでしょうし、硬すぎないことでスピード維持が楽ですから、180kmという距離がもう少し短く感じられるかもしれません。もちろんサーキットエンデューロや、巡航速度が高速なシチュエーションでフィットしますし、基本性能が高いのでドレスアップ的な選び方をしても損はしません。
専用のチューブレスタイヤも良い感じです。杉目とストレートのトレッドパターンが刻まれていて、コーナリング中も路面をしっかりと捉えてくれる。リムの側面とタイヤサイドがぴったりとフィットしているため、空気の抜けも良く、空力に優れていそうです。トータルの作りはさすがジャイアントだな、という完成度と安心感を感じました。
カーボン一体成型の130g台サドル。普通に考えると快適性を犠牲にしたプロ向けサドルかと思いましたが、実際はそんなことなく、良い意味で普通に使えるしっかりと作られたサドルです。きちんとクッション性を確保しているので、見た目とは裏腹に路面からの突き上げも少なく、長時間ライドでも疲れが溜まりづらそうです。
ハイエンドサドルらしい軽量性ももちろんメリットですが、それ以上にペダリングのしやすさが一番気に入りました。よく考えられた座面形状で脚が回しやすく、やはりレース中の、ここ一番のタイミングでかなりプラスになってくれそうです。
一般的にショートノーズサドルは骨盤を安定させるために座面後部が大きく広がったものが多いですが、個人的には漕いだときに腿が当たるような感覚があって好きにはなれませんでした。でも、このサドルはノーズから後ろに広がるカーブの形状や座面のラウンド形状が煮詰められており、普通のロードサドルと同じような感覚でペダリングできたんです。
いわゆる「ショートノーズらしさ」こそ薄いのですが、それだけフィット感が高く、それでいて前乗りポジションも出すことができるのはいいところ。これならショートノーズサドルに移行してみたいという人でも違和感なくすんなり使えそうですね。重くなりがちなディスクロードの軽量化を考えるとサドルにもこだわりたいですし、それでいて快適性も両立しているなど、カデックスラインナップ中でも見過ごせない逸品です。
TT用ホイールは今までにマヴィック、ジップ、PRO、ライトウェイト、HED、ヴィジョンと何種類か乗ってきました。
カデックスの前後セットの特徴は反応性の高さ。フロントホイールの各バトン部分は握るとたわむほど薄いのですが、4バトンかつワイドで、バトンの縁部分がかなりしっかりとしているので、バトンホイールの中では横剛性が確保されていて扱いやすい印象です。5バトンのマヴィックio、3バトンのHEDのちょうど中間くらい、と言えば良いでしょうか。
だからダンシングした時にたわんでロスする感覚が全体的に薄く、例え登りであってもダンシングでヒョイヒョイと加速していく感覚が強いですね。重量的に軽いホイールではありませんが、剛性ゆえの走りの軽さはかなり感じました。ここは少し驚いた部分です。
もちろんバトンホイールなので、ディープリムのロードホイールに比べれば横風には弱いですし、剛性も低い。これからTTに挑戦してみよう、という方にはまずロードホイールをおすすめしますが、乗り慣れてスキルを有する方であれば、バトンならではの空力の良さは大きな武器になってくれます。試乗時は風が強いコンディションでしたが、TTバーを握っていても何とかバイクをコントロール下に置けましたし、コーナーを攻めても不安は感じません。剛性が低いバトンホイールだとこうはいきません。
後輪の良いところはしなやかさと硬さのバランスが絶妙だったこと。グッとパワーを掛けた時に若干しなるので、ジワっと踏み込んでいく、まさにTT的な踏み方をした時にすごく良い。伸びやかな加速が低速域から高速域まで続きますし、スピード持続性が良いんです。ディスクホイールの特徴が、剛性バランスの良さによってより引き伸ばされていると感じました。反ドライブ側がレンズ型をしているので、左側からの風はうまく受け流しているように思いますね。
TT用ディスクホイールの飛び道具としてはライトウェイトが挙げられますが、とにかく軽く硬いので、タイムを出す上では高出力を維持できるパワーとペダリングスキルが必要になってきます。その点カデックスはやや重く、ややソフトな感触なので、それと比較してスキルをあまり必要としないんです。一度スピードに乗せてしまえば惰性でも走ってくれる感覚が強く扱いやすい。
レース現場ではまだまだチューブラー全盛ですが、海外プロチームでは特にTTでチューブレスやクリンチャーを運用しているチームもありますよね。よほどアップダウンが多くない限り重量面でのデメリットは関係ありませんし、むしろ平坦では重量がある方がスピードの維持はしやすい。走行抵抗の低さもチューブレスの魅力です。カデックスのチューブレスタイヤはコーナリング時のグリップもしっかりしているし、加速する時も路面に食いついてくれる。それでいてベタッと貼り付くような嫌な感触もないのでバランスは良いですね。
値段的にもTT用ホイールの中では中間域ですし、扱いやすく、そしてチューブレスとチューブラーが同じ価格で選べるのはとても良心的だと思います。ある程度TT経験があって、バトンやディスクホイールにステップアップしたい方にとってはかなり良い選択肢だと感じます。
過去、国外で催される展示会などにも足を運び、様々なホイールやタイヤを試してきた。個人購入や店舗のテストホイールなども含めれば相当な数を試乗した経緯があるが、明白な違いを感じさせられたのは今回のCADEXが初めてだ。事実、最近出場したレースでも高順位を獲得することができ、その性能の高さを視覚化することができたのだ。
従来、別ブランドのホイールとタイヤの組み合わせでは性能が良くても、少なからず様々な「抵抗」を感じることがあった。それは高スピードからのコーナーリングや高速巡行のスピード域、加速時などに生じるものだが、CADEXは「抵抗」という運動エネルギーを全く感じない。「走る」よりも「滑走」という表現の方がしっくりくる。
そのため、私はCADEXブランドはプロやアマチュアレーサーだけの機材ではないと言いたい。最小限の出力で最大限の効果をもたらしてくれることが明白な機材は、どのサイクリストが使用しても高いアドバンテージが受けられるからだ。登りが苦手、巡行スピードを上げたい、ライバルに勝ちたい、と考えている方に是非とも使用して頂きたい逸品だ。
チューブレスの性能について少し私なりの補足を付け加えると、CADEXはジャイアントの傘下であり、同社はロードバイク界で先進的にチューブレス開発を行ってきた。MTBのチューブレス技術を応用したロードタイヤは非常に精度が高く、チューブレスレディにありがちな個体差による性能のバラつきがほとんどない。事実、今現在ジャイアントのロードバイク完成車にはチューブレスタイヤが装着され、その不良品率は通常のクリンチャータイプを下回る。また、CADEXタイヤは高性能ながらも滅多にパンクしない点も強く主張しておきたい。ハイパフォーマンスタイヤほど、軽さを求め耐パンク性能を軽視しがちだが、走行不能になってしまえばそれは本末転倒だ。
肝心な走行性能についても記述を忘れてはならない。前項で「滑走」と比喩したが、これは決してグリップ力が低いという意味ではない。加速や登坂など状況下では気持ちの良いくらいにパワーが伝わり、さらにコーナーリング時に「25Cなのに30Cのようだ!」と思わせるくらいのグリップ力と安心感があった。このタイヤはグリップ力と抵抗の無さのメリハリがはっきりした、かなりの優等生だ。
更に私が特筆したい点は、軽量タイヤゆえの加速の体感的な軽さだ。このタイヤは1本1万円だが、まるでE-BIKEに乗っているかのような自然で強力な加速感を得られることを思えば費用対効果は高く、納得せざるをえない価格設定だと感じる。CADEXタイヤは「ホイールまでは予算が届かない!」というサイクリストにも手の届きやすい、賢い投資だと強く思う。また、ロングライドやエンデュランス競技に最適な28Cの設定も嬉しいところだ。
実際のテスト走行のシチュエーションとしては、アップダウンの起伏のあるコースを距離にして100km程、レースペースで走った。近年のトレンドでもある溝付きショートノーズ形状は、局部へ痛みを与えることが全くなく、終始快適に過ごすことができた。さらに書き加えると、流れるように動く微粒子が骨盤圧力を分散する「パーティクルフローテクノロジー」も影響している。
そして、ジャイアント社がプロデュースするブランドだけあって、カーボン製品としての完成度が非常に高い。カーボン繊維を自社工場生産できる環境だからこそ、カーボンシート以前の段階から製品コンセプトを汲み込むことができ、振動吸収性や剛性、強度を計算し尽くされていると強く感じとれた。
138gという超軽量と言う点にも触れておきたい。138gといえば、スマートフォンよりも軽量だ。テスト走行でダンシングした際にも、あまりの軽さにシートポストを挿し忘れてきたか?思わず振り返りそうになったくらいだ。この 138gが人間の体重を支えているのだから尚更に驚きを隠せない。この数値の超軽量サドルは他にも存在するが、快適性をも両立できるサドルは、私の知る限りCADEX一択だ。
カーボンスポーク&フックレスリム 最先端テクノロジーが詰まったロードホイール
カデックスのメインプロダクトであるロードホイールのインプレッション担当は、サイクルワークス Fin’s店長の遠藤健太氏と、なるしまフレンド店長の藤野智一氏。あらゆるコースでオールラウンドに使える42mmハイトと、平坦コースでの高速巡航やスプリントに最適な65mmハイトのチューブレス仕様をそれぞれ試してもらった。いずれもチューブレス仕様で、タイヤは専用設計されたRACEチューブレスの25cモデル。遠藤健太(サイクルワークス Fin’s)
「カーボンスポークによる圧倒的な軽さが好印象」
まず体感できるのは圧倒的な軽さ。同価格帯のフラッグシップホイールと比べても明らかに持って軽い。42と65は共にハイトを感じさせないほど登り性能が良く、アップダウンコースで大きな武器になってくれますね。カデックスの特徴でもあるカーボンスポークの軽さが活きているのだと強く感じます。
42mmのセミディープで、ディスクブレーキで、そしてチューブレス。この仕様で重量1300g台前半というスペックのホイールは非常に貴重です。まだディスクブレーキホイールで飛び道具的な軽さの製品はありませんから、リムブレーキと比べて重量のかさむディスクブレーキバイクの軽量化を推し進めるためにもかなり有効でしょう。
軽さを含めた42のバランスの良さは素晴らしいものでしたが、それ以上に65のスピードの伸びには驚きました。もうコレは脱帽と言って良いくらい速い。似たような他社製品でもここまでのスピードは感じたことがありません。平坦巡航で足を止めていても伸びていくんじゃないかってくらい速度の維持は楽ですね。他社のカーボンホイールと決定的なリム形状の差がないので、おそらくホイール全体でのしなり感と硬さ、そしてタイヤとリムの段差を無くしたことによる空力が良い影響を及ぼしていると思います。ハブも空走時にスーッとスムーズに回り続ける感覚もありましたし、速度維持のしやすさに一役買っていると思います。見た目の特別感こそありませんが、内部精度が高いんでしょうね。
一般的なカーボンスポークとは違い、このホイールに使われているのはステンレス製のような細さのスポークです。あまりの細さに正直不安を覚えたのですが、パワーをかけたてもたわみが少なく比較的カッチリとした印象です。踏み込んだ時の反応性も良くフラッグシップホイールらしい仕上がりですが、荒れた路面での乗り心地も良く、扱いにくいほどの硬さはありません。レーシーな走りを好み方であれば違和感なくマッチするでしょう。乗り心地に関してはチューブレスタイヤというより、ホイール側が仕事を担っているように感じます。
カーボンスポークホイールというと、スポークの調整ができないもの、スポークが折れたらホイールごと買い替えになるものなど、メンテナンスのことすら考えていないものが多いのですが、カデックスはそこをクリアしているのは大きい。ただし、リムとの接合部は一見すると外出しニップルに見えるのですが、実はエアロスポークのねじれを防ぐスポークと一体のパーツですので、メンテナンス時にはここを回さないようご注意ください。
今回テストしたのはチューブレス仕様でしたが、速さや軽さでのメリットは大きいですよね。トッププロたちの間にも徐々に広まっていますし、転がりだけ見ればチューブラーより断然良いと思います。また、まだロードで採用しているメーカーは少ないフックレスリムですが、フック部分が無い分作りがシンプルで軽く硬くできるし、かつエアロ効果も高いことを考えると、これを機に今後より多くのブランドが採用してくるのではないかと予想できます。認定タイヤの少なさがネックですが、使えるタイヤも増えてくるでしょうし、あるいは各タイヤが使えるようにリム側も進化してくると思います。
金属スポークではないため車に積み込む遠征や飛行機輪行などでの取り扱いには気をつけたいですが、振れ取りやスポーク交換もできるので安心ですね。ただ経験的に言わせてもらうと、カーボンスポークホイールは乗り始めてから何回かテンションの調整が必要になることがあるので、定期的にショップで見てもらうことをオススメします。50~60万円もするカーボンスポークホイールと比較すれば安いですし、各社の高級ホイールと同価格帯と考えれば、構造的にも、所有欲的にも一歩抜きん出た製品であることは間違いありません。どのブランドのバイクと合わせても違和感ないルックスですので、結果を求めるレーサーなら幅広くマッチすると感じました。
「路面を把握しやすい硬さと安心のグリップ力」
カデックスホイールが生み出す”速さ”の秘密は、この新型チューブレスタイヤにもあると思います。やや硬めの乗り心地で、スピードを殺さない低抵抗ぶりを感じますね。チューブレスだから特別乗り心地が良いと言う訳ではなく、スピードとグリップを重視したレーシーなタイヤに仕上がっています。
硬いと言ってもストレスになる感じではなく、路面のインフォメーションを掴みやすい味付け。コーナーでバイクを倒した時は杉目のパターンも効いて高いグリップを発揮してくれました。
高速域で走れるカデックスホイールだけにグリップの高さは重要ですし、総じてバランスの良いオールラウンドタイヤだと言えます。軽さやグリップ力など一つの要素が悪目立ちするのではなく、レースタイヤとして上手くまとまった作り、そして走りだと感じました。
遠藤健太(サイクルワークス Fin’s)プロフィール
新潟県長岡市に店舗を構えるサイクルワークス Fin’sの店長。学生時代にBMXから始まり、MTBやロードバイクまで幅広く自転車を楽しむバリバリの走れる系店長。2012年には全日本選手権ロードに出場した経験も。お店は完璧なメカニックサービスを提供するべく、クオリティの高い整備が評判だ。ショップ主催のサイクリングやレース活動に積極的で、初めての人から実業団レースで活躍したい人まで手厚いサポートを心がける。
CWレコメンドショップページ
サイクルワークス Fin’s HP
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サイクルワークス Fin’s HP
藤野智一(なるしまフレンド)
「流す時は滑らか、踏むと硬く俊敏」
硬めのホイールだというのが私のファーストインプレッション。流している時は硬さを感じない滑らかなフィーリングですが、踏み込んだ瞬間に剛性の高いホイールへと表情を変えます。
これは後日、ジャイアントの「DBL」という独自設計の効果だと知りました。DBL(ダイナミック・バランスド・レイシング)とは、カセットスプロケット面のプッシュ側スポーク長をプル側より数ミリ短くすることで、非駆動時にはプッシュ側のスポークテンションがプル側より高く、ペダリングでプル側に駆動力が掛かるとプッシュとプルのスポークテンションがバランスして駆動剛性が高まる設計とのことでした。知らずに乗りましたが、その恩恵はしっかり感じられました。特に42mmハイトのモデルは組み合わせたテストバイクとの相性が良かった影響もありますが、スプリントのようなハイパワーで踏み込んだ時にもしっかりと反応してくれる。レーサー好みの剛性を備えたホイールです。
そしてやはりカーボンスポークは注目ですよね。カーボンは素材自体が伸びませんし、縮みもしない。スポークテンションも高めなのですが、どちらかというとスポーク周辺はある程度しなる印象があります。このしなりとチューブレスタイヤが乗りやすさを、リムが硬さを演出しているのでしょう。テストで使用したような振動吸収性に優れたフレームとの相性は良いと思いますね。
今回42mmハイトと65mmハイトの2種類をテストしましたが、見た目の印象通りの性格でした。つまり42はアップダウンのあるコースをスムーズに走る時、65は平坦基調のコースで高速巡航する時にとても良くフィットします。
私がレースで使うなら42。65よりもリム外周部が軽いので、ハブの回転性能の印象がより強く出ていました。42なら登りと下りどちらもこなせてしまう万能さがあるので、ツール・ド・おきなわのような平地とアップダウンをスピードに乗せたままクリアしていくようなコースに向いていると思います。
65はアイアンマンなどトライアスロンにマッチしているかもしれません。同等クラスのホイールの中では軽いので登りにも対応してくれるでしょうし、硬すぎないことでスピード維持が楽ですから、180kmという距離がもう少し短く感じられるかもしれません。もちろんサーキットエンデューロや、巡航速度が高速なシチュエーションでフィットしますし、基本性能が高いのでドレスアップ的な選び方をしても損はしません。
専用のチューブレスタイヤも良い感じです。杉目とストレートのトレッドパターンが刻まれていて、コーナリング中も路面をしっかりと捉えてくれる。リムの側面とタイヤサイドがぴったりとフィットしているため、空気の抜けも良く、空力に優れていそうです。トータルの作りはさすがジャイアントだな、という完成度と安心感を感じました。
藤野智一(なるしまフレンド)プロフィール
92年のバルセロナ五輪ロードレースでの21位を皮切りに、94/97年にツール・ド・おきなわ優勝、98/99年は2年連続で全日本選手権優勝など輝かしい戦歴を持つ。引退してからはチームブリヂストンアンカーで若手育成に取り組み同チームの監督を務めた。2012年より出身チームのなるしまフレンドに勤務し、現在は神宮店の店長を務める。ブリヂストン時代にはフレームやタイヤの開発ライダーも務め、機材に対して非常に繊細な感覚を持つ。
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カーボン一体成型で軽さとパワー伝達性を追求したショートノーズサドル
遠藤健太(サイクルワークス Fin’s)
「想像以上の快適性と脚の回しやすさ」
カーボン一体成型の130g台サドル。普通に考えると快適性を犠牲にしたプロ向けサドルかと思いましたが、実際はそんなことなく、良い意味で普通に使えるしっかりと作られたサドルです。きちんとクッション性を確保しているので、見た目とは裏腹に路面からの突き上げも少なく、長時間ライドでも疲れが溜まりづらそうです。
ハイエンドサドルらしい軽量性ももちろんメリットですが、それ以上にペダリングのしやすさが一番気に入りました。よく考えられた座面形状で脚が回しやすく、やはりレース中の、ここ一番のタイミングでかなりプラスになってくれそうです。
一般的にショートノーズサドルは骨盤を安定させるために座面後部が大きく広がったものが多いですが、個人的には漕いだときに腿が当たるような感覚があって好きにはなれませんでした。でも、このサドルはノーズから後ろに広がるカーブの形状や座面のラウンド形状が煮詰められており、普通のロードサドルと同じような感覚でペダリングできたんです。
いわゆる「ショートノーズらしさ」こそ薄いのですが、それだけフィット感が高く、それでいて前乗りポジションも出すことができるのはいいところ。これならショートノーズサドルに移行してみたいという人でも違和感なくすんなり使えそうですね。重くなりがちなディスクロードの軽量化を考えるとサドルにもこだわりたいですし、それでいて快適性も両立しているなど、カデックスラインナップ中でも見過ごせない逸品です。
抜群の空力性能を発揮するTT用バトン/ディスクホイール
続いてお届けするのは、カデックスをピュアレーシングブランドたらしめる大きな存在、TTホイールセットのインプレッション。Jプロツアーを走る編集部員、高木がチューブレス版を試した。高木三千成(CW編集部)
「踏みやすい硬さが生み出す巡航性能が二重マル」
TT用ホイールは今までにマヴィック、ジップ、PRO、ライトウェイト、HED、ヴィジョンと何種類か乗ってきました。
カデックスの前後セットの特徴は反応性の高さ。フロントホイールの各バトン部分は握るとたわむほど薄いのですが、4バトンかつワイドで、バトンの縁部分がかなりしっかりとしているので、バトンホイールの中では横剛性が確保されていて扱いやすい印象です。5バトンのマヴィックio、3バトンのHEDのちょうど中間くらい、と言えば良いでしょうか。
だからダンシングした時にたわんでロスする感覚が全体的に薄く、例え登りであってもダンシングでヒョイヒョイと加速していく感覚が強いですね。重量的に軽いホイールではありませんが、剛性ゆえの走りの軽さはかなり感じました。ここは少し驚いた部分です。
もちろんバトンホイールなので、ディープリムのロードホイールに比べれば横風には弱いですし、剛性も低い。これからTTに挑戦してみよう、という方にはまずロードホイールをおすすめしますが、乗り慣れてスキルを有する方であれば、バトンならではの空力の良さは大きな武器になってくれます。試乗時は風が強いコンディションでしたが、TTバーを握っていても何とかバイクをコントロール下に置けましたし、コーナーを攻めても不安は感じません。剛性が低いバトンホイールだとこうはいきません。
後輪の良いところはしなやかさと硬さのバランスが絶妙だったこと。グッとパワーを掛けた時に若干しなるので、ジワっと踏み込んでいく、まさにTT的な踏み方をした時にすごく良い。伸びやかな加速が低速域から高速域まで続きますし、スピード持続性が良いんです。ディスクホイールの特徴が、剛性バランスの良さによってより引き伸ばされていると感じました。反ドライブ側がレンズ型をしているので、左側からの風はうまく受け流しているように思いますね。
TT用ディスクホイールの飛び道具としてはライトウェイトが挙げられますが、とにかく軽く硬いので、タイムを出す上では高出力を維持できるパワーとペダリングスキルが必要になってきます。その点カデックスはやや重く、ややソフトな感触なので、それと比較してスキルをあまり必要としないんです。一度スピードに乗せてしまえば惰性でも走ってくれる感覚が強く扱いやすい。
レース現場ではまだまだチューブラー全盛ですが、海外プロチームでは特にTTでチューブレスやクリンチャーを運用しているチームもありますよね。よほどアップダウンが多くない限り重量面でのデメリットは関係ありませんし、むしろ平坦では重量がある方がスピードの維持はしやすい。走行抵抗の低さもチューブレスの魅力です。カデックスのチューブレスタイヤはコーナリング時のグリップもしっかりしているし、加速する時も路面に食いついてくれる。それでいてベタッと貼り付くような嫌な感触もないのでバランスは良いですね。
値段的にもTT用ホイールの中では中間域ですし、扱いやすく、そしてチューブレスとチューブラーが同じ価格で選べるのはとても良心的だと思います。ある程度TT経験があって、バトンやディスクホイールにステップアップしたい方にとってはかなり良い選択肢だと感じます。
高木三千成 プロフィール
高校の部活動で自転車競技を始めて今年で10年目。ロードレース、トラックレース、シクロクロスで国内トップカテゴリーを走るシクロワイアード編集部のニューカマー。
乗るだけに留まらず、メンテナンスや自転車安全教室、トレーニングのレクチャーまで幅広く対応。長いTT/トラック競技経験からバトン/ディスクホイールの乗り味についでも造詣が深い。2019年は全日本選手権個人タイムトライアル20位、第1回 JBCF維新やまぐちタイムトライアル4位、第2回 JBCF 広島クリテリウム10位。
乗るだけに留まらず、メンテナンスや自転車安全教室、トレーニングのレクチャーまで幅広く対応。長いTT/トラック競技経験からバトン/ディスクホイールの乗り味についでも造詣が深い。2019年は全日本選手権個人タイムトライアル20位、第1回 JBCF維新やまぐちタイムトライアル4位、第2回 JBCF 広島クリテリウム10位。
カデックスアンバサダーが語る徹底インプレッション
カデックスブランドを一般ユーザーに広める上でジャイアントが取り組むのが「アンバサダー」制度だ。カデックスホイールを店頭販売する契約ショップのうち、カデックス製品を自らのバイクに搭載して使用するスタッフをアンバサダーとして認定している。(1/8現在でアンバサダー在籍ショップは20店。記事下部の「CADEX取扱店一覧」を参照してほしい)。今回はその中の1店舗、Bikeport 横浜西口店の木村真紀人店長に、ロードホイール、タイヤ、そしてサドルについてのインプレッションを寄せてもらった。木村真紀人(Bikeport 横浜西口店店長)
「ホイールの全要素を最先端技術で纏めあげている」
私自身はアマチュア選手としてレース参戦を行っている。CADEXのホイール(42 DISC TUBELESS)&タイヤのセットを使いレース参戦をしたのだが、率直に驚いたのが「予想以上の転がりの軽さとペダリング入力時の反応の良さ」。マヴィックなどのブランドも同じだが、ホイールとタイヤを同時に開発することによる互いの相乗効果が要因の一つだと主観的に感じ取れた。過去、国外で催される展示会などにも足を運び、様々なホイールやタイヤを試してきた。個人購入や店舗のテストホイールなども含めれば相当な数を試乗した経緯があるが、明白な違いを感じさせられたのは今回のCADEXが初めてだ。事実、最近出場したレースでも高順位を獲得することができ、その性能の高さを視覚化することができたのだ。
従来、別ブランドのホイールとタイヤの組み合わせでは性能が良くても、少なからず様々な「抵抗」を感じることがあった。それは高スピードからのコーナーリングや高速巡行のスピード域、加速時などに生じるものだが、CADEXは「抵抗」という運動エネルギーを全く感じない。「走る」よりも「滑走」という表現の方がしっくりくる。
そのため、私はCADEXブランドはプロやアマチュアレーサーだけの機材ではないと言いたい。最小限の出力で最大限の効果をもたらしてくれることが明白な機材は、どのサイクリストが使用しても高いアドバンテージが受けられるからだ。登りが苦手、巡行スピードを上げたい、ライバルに勝ちたい、と考えている方に是非とも使用して頂きたい逸品だ。
CADEX RACE TUBELESS TIRE:「チューブレスタイヤを超越したチューブレスタイヤ」
このタイヤの適正圧は85-125PSI。体重65kgの私は普段110PSIくらいだが、このタイヤに限っては90PSIが丁度良い。これはクリンチャーとチューブレスの性質の違いもあるのだろう。チューブレスの性能について少し私なりの補足を付け加えると、CADEXはジャイアントの傘下であり、同社はロードバイク界で先進的にチューブレス開発を行ってきた。MTBのチューブレス技術を応用したロードタイヤは非常に精度が高く、チューブレスレディにありがちな個体差による性能のバラつきがほとんどない。事実、今現在ジャイアントのロードバイク完成車にはチューブレスタイヤが装着され、その不良品率は通常のクリンチャータイプを下回る。また、CADEXタイヤは高性能ながらも滅多にパンクしない点も強く主張しておきたい。ハイパフォーマンスタイヤほど、軽さを求め耐パンク性能を軽視しがちだが、走行不能になってしまえばそれは本末転倒だ。
肝心な走行性能についても記述を忘れてはならない。前項で「滑走」と比喩したが、これは決してグリップ力が低いという意味ではない。加速や登坂など状況下では気持ちの良いくらいにパワーが伝わり、さらにコーナーリング時に「25Cなのに30Cのようだ!」と思わせるくらいのグリップ力と安心感があった。このタイヤはグリップ力と抵抗の無さのメリハリがはっきりした、かなりの優等生だ。
更に私が特筆したい点は、軽量タイヤゆえの加速の体感的な軽さだ。このタイヤは1本1万円だが、まるでE-BIKEに乗っているかのような自然で強力な加速感を得られることを思えば費用対効果は高く、納得せざるをえない価格設定だと感じる。CADEXタイヤは「ホイールまでは予算が届かない!」というサイクリストにも手の届きやすい、賢い投資だと強く思う。また、ロングライドやエンデュランス競技に最適な28Cの設定も嬉しいところだ。
CADEX BOOST SADDLE:「あなたが最後に辿り着き購入するサドル」
このサドルは最低な商品だ。私はこのサドルを許せない。なぜなら私の「サドル選びの旅」を終わらせてしまったからだ。「今までの沢山の出費は一体何だったのだろうか?」と痛感させられた。何故もっと早く世に出てくれなかったのかと、サドルの上で嗚咽しそうになった。実際のテスト走行のシチュエーションとしては、アップダウンの起伏のあるコースを距離にして100km程、レースペースで走った。近年のトレンドでもある溝付きショートノーズ形状は、局部へ痛みを与えることが全くなく、終始快適に過ごすことができた。さらに書き加えると、流れるように動く微粒子が骨盤圧力を分散する「パーティクルフローテクノロジー」も影響している。
そして、ジャイアント社がプロデュースするブランドだけあって、カーボン製品としての完成度が非常に高い。カーボン繊維を自社工場生産できる環境だからこそ、カーボンシート以前の段階から製品コンセプトを汲み込むことができ、振動吸収性や剛性、強度を計算し尽くされていると強く感じとれた。
138gという超軽量と言う点にも触れておきたい。138gといえば、スマートフォンよりも軽量だ。テスト走行でダンシングした際にも、あまりの軽さにシートポストを挿し忘れてきたか?思わず振り返りそうになったくらいだ。この 138gが人間の体重を支えているのだから尚更に驚きを隠せない。この数値の超軽量サドルは他にも存在するが、快適性をも両立できるサドルは、私の知る限りCADEX一択だ。
CADEX取扱店一覧
アンバサダー在籍店 | 店舗名(リンク) | 住所 |
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○ | サイクルショップナカムラSAPPORO | 札幌市中央区南四条西1丁目1-2第87松井ビル1F |
有限会社スピード商会 | 函館市本通1-4-18 | |
○ | SASASOUBIKES | 盛岡市中央通2-9-24 |
ジャイアントストア北上 | 北上市幸町3-9 | |
ジャイアントストア仙台 | 仙台市若林区荒井東1-4-3 | |
ベルエキップ | 仙台市泉区桂1-1-1桂ガーデンプラザ内 | |
ジャイアントストアいわき | いわき市鹿島町御代九反田38-1 | |
ジャイアントストアつくば | つくば市研究学園5-11-1 | |
ジャイアントストア水戸 | 水戸市見和2-251-6 | |
ジャイアントストア前橋 | 前橋市表町2-315-6 | |
ジャイアントストア川越 | 川越市泉町1-1 ウニクス南古谷 シネマ棟1F | |
○ | Y’s Road 志木 | 志木市本町4-4-26 |
○ | 菊地輪業 | 市原市五井8987 |
○ | サイクルハウスKEN | 富里市七栄651-180 |
○ | りんりん自転車館一之江店 | 江戸川区西瑞江5-13-22 |
エスビット | 文京区関口1-32-3-101 | |
○ | ジャイアントストア目黒通り | 目黒区中根1-4-3 |
ジャイアントストア二子玉川 | 世田谷区玉川1-10-7 | |
ジャイアントストア板橋 | 板橋区蓮根3-5-23 | |
○ | 和田サイクル | 杉並区桃井4-1-1 |
ジャイアントストア聖蹟桜ヶ丘 | 多摩市関戸2-43-1 | |
ジャイアントストア国立 | 国立市中1-18-41 | |
○ | ちゃりんこ屋ちゅう | 西東京市ひばりが丘北3-4-3 T&Kひばりが丘1階 |
○ | しずおかサイクル | 小平市学園東町2-4-7-2 |
○ | bike port 横浜西口店 | 横浜市西区岡野1-11-8 |
○ | ジャイアントストア港北 | 横浜市都筑区茅ヶ崎中央8-25 |
ジャイアントストア大和 | 大和市大和南2-13-14 | |
○ | CODE BIKE | 茅ケ崎市共恵1-14-21 |
Y’s Road 茅ヶ崎 | 茅ヶ崎市中海岸4-12986-52サザンビーチヒルズ2F | |
ジャイアントストア平塚 | 平塚市西八幡2-3-64 | |
ジャイアントストア厚木 | 厚木市寿町3-4-5 | |
○ | 有限会社サイクルショップ三井 | 小田原市鴨宮272-11 |
有限会社佐上商会 | 新潟市東区太平4-8-35 | |
○ | 自転車工房JUN | 名古屋市西区那古野2-19-24 |
ジャイアントストア一宮 | 一宮市三条字道東80-6 | |
ジャイアントストア名古屋 | 長久手市砂子101 | |
EGG’S豊田店 | 豊田市竹元町和光16番地-1 | |
ジャイアントストア金沢 | 野々市市高橋町5-28 | |
○ | CYCLE COMMUNICATION NATURAL | 勝山市昭和町1-1-109 |
ジャイアントストアびわ湖守山 | 守山市今浜町十軒家2876 琵琶湖マリオットホテル1F | |
○ | ストラーダバイシクルズ草津本店 | 草津市野路8-5-29 |
ジャイアントストア京都紫明通 | 京都市北区小山中溝町14-13 | |
○ | ジャイアントストア奈良 | 奈良市松陽台 3-3-4 |
ジャイアントストア南紀白浜 | 西牟婁郡白浜町1821 SHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMORE 1F | |
ウエムラサイクルパーツ梅田店 | 大阪市北区曽根崎2-2-15ビューフレックス梅田1F | |
スクアドラ | 大阪市平野区流町1-5-14 | |
ジャイアントストア大阪 | 箕面市稲1丁目3-18 | |
ジャイアントストア堺 | 堺市北区長曾根町545-25 | |
ジャイアントストア神戸 | 神戸市東灘区本山中町1丁目-1-20 | |
サイクルセンターまつしま | 益田市駅前町10-17 | |
ジャイアントストア松江 | 松江市中原町31番地4 | |
○ | バイクハウスてらそ | 三次市畠敷町945-1 |
ジャイアントストア東広島 | 東広島市西条町下見4409-2-2 | |
ジャイアントストア広島宇品 | 広島市南区宇品神田5-6-13 | |
ジャイアントストア尾道 | 尾道市西御所町5-11 | |
ビッグウェーブ東尾道店 | 尾道市高須町829 | |
ciclo vita | 観音寺市本大町1575-1馬渕ビルA-201 | |
ジャイアントストア高松 | 高松市浜ノ町1-1 JRホテルクレメント1F | |
ジャイアントストア今治 | 今治市北宝来町1-729-8 | |
ジャイアントストア高知 | 高知市稲荷町7-25 | |
ジャイアントストア福岡 | 福岡市早良区百道浜1-3-70 | |
ジャイアントストア直方 | 直方市須崎町6-20 | |
フリーライドヘッドショップ | 久留米市大手町1-6ニュー上田ビル1F | |
ジャイアントストア熊本 | 熊本市中央区千葉城町5-14 | |
ジャイアントストア別府 | 別府市餅ケ浜町7-19 | |
ジャイアントストア宮崎 | 宮崎市橘通西4丁目1-32 | |
○ | 沖縄輪業 前島2号館 | 那覇市前島2-10-3 |
提供:ジャイアント・ジャパン 制作:シクロワイアード編集部