2016/01/27(水) - 12:01
au損保から新商品「自転車向け保険 Bycle Best」が登場した。自転車に関する事故ならケガの保険金が2倍支払われるのはもちろん、自転車以外でのスポーツやレジャー、日常生活での事故までをもカバー。レースなどサイクルイベント参加中の事故にも対応するなど、1つの保険で安心してサイクリングやアクティビティを楽しめるようになったのだ。
サイクリストにも大きな注目を浴びるこの保険。今までの自転車保険とは何が違うのか、スポーツジャーナリストの別府始さんが訊いた。
笹嶋さん:当社は今まで自転車向け保険ということで、傷害事故の範囲を交通傷害とし、そこに自転車ロードサービスを付帯して、自転車ライフに身近な保険として提供してきました。新たな保険を考えるにあたって、自転車に乗っている方々のお話を聞いてみると、他のスポーツもやっているという声が非常に多く、もっと日常生活のシーンに寄り添えないものかという考えが上がってきたのです。
そこで、自転車向け保険Bycle Bestを発売しました。自転車事故重視の保険ですので、自転車に関する事故でケガをした場合には保険金を2倍お支払させていただきます。またスポーツやレジャー、家の中でのケガもカバーできるようになりました。
Bycle Best はレースやイベント参加中のケガにも対応!
別府さん:サイクリストが保険を選ぶ際に最も気になるのは、「レースやサイクルイベント参加中のケガや事故に関すること」です。新商品のBycle Bestではレース中の事故でのケガはカバーされるのでしょうか?
笹嶋さん:はい。ケガの保険金は倍額補償にはなりませんが、レースやイベント中のケガでもカバーされます。また、イベントの行き帰りに自転車で移動していての事故などで自分がケガしてしまった場合でも補償の対象です。
別府さん:スポーツやレジャー中でのケガもカバーされるというのは、例えばスキーやスノーボード中でのケガでも大丈夫ということでしょうか。
笹嶋さん:はい、補償の範囲内です。本当にアクティブに活動をされる方は、自転車の他にもスポーツを楽しむ方が多いですよね。例えば、夏場は自転車に乗り、冬はマラソンやスキーをといったような方々。そういったところもカバーできますので、自転車に限定されず、アクティブに行動されるスポーツ好きの方にとってはピッタリの保険ではないでしょうか。
別府さん:それこそ日常生活シーンでのケガも補償されるので、お子さまが公園でケガをした場合でもカバーされるので安心ですよね。それに、「家族タイプ」よりも割安な保険料で加入できる点も魅力に感じます。
笹嶋さん:はい。au損保の自転車ロードサービスは、自転車の故障やトラブルで自走できなくなった時に、役立つサービスです。24時間365日対応、50kmまで無料で搬送できます。困った時は遠慮なく使ってください。
別府さん:ライドに不安がある初心者の方にはうってつけですね。また、上級者でもセルフリカバリーできないトラブルというのは起こります。路上でチェーンが切れてしまったり、専用工具が無いと直せないトラブルに見舞われて動けなくなったりしたときには便利ですよね。
笹嶋さん:そうです。GPS機能で自分の位置を特定し、その位置情報を利用してサービスカーを呼べるようになっています。今いる場所や住所がうまく説明できなくても安心です。サービスカーの到着までの時間も把握できるので、不安なくお待ち頂けます。
別府さん:サイクリストは走るコースを調べるのに必ず地図を使うものなので、スマホを使う人は多いですよね。走る時の必携アイテムとなっている人は多いはずです。アプリ「自転車の日」には、コンビニの情報なども入っていますので、日常的にも活用できて、僕も使っています。
自転車は自動車と同じように便利で、かつ同じように危険であると思っていただければ、より安心・安全な自転車ライフにつながっていくのではないかな、と思います。そのためには自転車を愛している皆さんが先頭に立って「自転車って楽しいよね」「安全に乗りたいね」という啓蒙を広げていただきたいと思っています。
自転車は確かに危険が伴う乗り物ですが、ルールとマナーを守れば、楽しくてコミュニケーションを取れるスポーツなんだと思っていただきたい。そのためにはルールとマナーを守っていただいて、その上で保険に加入して頂ければと考えています。
笹嶋さん:社会貢献といえばかっこいいのですが、そういった形で自転車の業界が盛り上がるお役に立てればと考えて取り組んでいます。私たちにとっても、サイクリストの皆さんの生の声を聞ける良い機会ですので、いつも楽しく参加させて頂いています。
別府さん:さて、最後にまたBycle Bestに話を戻します。まとめていうと、サイクリストにとってのBycle Bestの大きなポイントは、普段の生活シーンだけでなく、レースやイベント参加中のケガも補償対象になったこと、「本人+親族タイプ」の追加によって保険料の無駄のないよう割安で加入できるようになったこと、ロードサービスがついているから普段のライドでも安心ということですね。より一層心強い保険になったと思います。
今、自転車向け保険はたくさんありますが、保険料で比べるだけではなくどこまでカバーするのか内容を確認する必要があるのかな、と思います。自分に必要な補償項目がそこに入っているのか、自分に合っているのかが重要ですよね。
笹嶋さん:おっしゃるとおりです。私たちau損保もサイクリストの皆さんのライフスタイルについてよく考えて、補償の範囲を広げていますので、内容を良く吟味していただいて、そのうえで選んでいただきたいです。
別府さん:今日は丁寧にご説明していただいてありがとうございました。
笹嶋さん:これからもサイクリストの皆さんに喜ばれる、お役に立てる保険を目指していきたいと思っていますので、別府さんにも引き続きアドバイスをいただきたいと思っています。こちらこそありがとうございました。
今まではどちらかというと自転車を日常の生活シーンで使用する人にとって必要な保険という位置づけでしたが、今回新登場した「自転車向け保険 Bycle Best」は、レースやイベント参加時のケガもカバーされるため、これはもうサイクリストにこそ選ばれる保険になった、と感じました。そのうえ、生活シーンでのケガや、自転車以外のスポーツ中のケガにも対応してくれる。僕たちの様なスポーツ好きのアクティブな人にとっては非常に魅力的な内容でしょう。よく考え尽くされているな、と思いました。
自転車ロードサービスも、サイクリストの日常のトレーニングやツーリングに大きな安心をもたらしてくれるものです。対談中にも話しましたが、上級者であっても予測できない事故やトラブルは起こるもの。無料搬送距離も50kmということなので、たいていのライドはカバーできますよね。万が一に備えるために、この保険に入るという上級サイクリストもいることでしょう。
とはいえ、私たちが心がけたいのは、保険に頼りきらないことでしょうか。「パンクしてもau損保が救援に来てくれるんだから、修理キットなんか持たずに走りに行っても平気!」となるのは本末転倒です。皆トラブルはまず自分でなんとかリカバリーする技術もなるべく持ちあわせるようにしたいものですね。
「万が一に備える」ー やはり保険の目的はそこにあります。「サイクリストの万が一をサポートするBycle Best」という捉えかたでいたいものです。(別府 始)
サイクリストにも大きな注目を浴びるこの保険。今までの自転車保険とは何が違うのか、スポーツジャーナリストの別府始さんが訊いた。
別府始(べっぷ・はじめ)さん プロフィール
1977年9月19日生まれ、神奈川県茅ケ崎市出身
スポーツジャーナリスト。J SPORTSサイクルロードレース番組解説&ナビゲーター、愛三工業レーシング アドバイザー、ちがさきVELO FESTIVAL総合プロデューサーなど、サイクルロードレースを取り巻く様々なシーンで活躍。別府史之選手(トレック・セガフレード)の実兄。
有限会社ブルーフォート (BLUEFORT Inc.)代表
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【主な活動】
スポーツマネージメント&コンサルティング、講演、解説、Webサイト企画・作成・運営、記事企画執筆など
スポーツジャーナリスト。J SPORTSサイクルロードレース番組解説&ナビゲーター、愛三工業レーシング アドバイザー、ちがさきVELO FESTIVAL総合プロデューサーなど、サイクルロードレースを取り巻く様々なシーンで活躍。別府史之選手(トレック・セガフレード)の実兄。
有限会社ブルーフォート (BLUEFORT Inc.)代表
【主な活動】
スポーツマネージメント&コンサルティング、講演、解説、Webサイト企画・作成・運営、記事企画執筆など
対談 別府 始さん(スポーツジャーナリスト)、笹嶋 寛さん(au損保・営業推進部長)
別府さん:新商品「Bycle Best」を開発した経緯と商品のポイントを教えてください。笹嶋さん:当社は今まで自転車向け保険ということで、傷害事故の範囲を交通傷害とし、そこに自転車ロードサービスを付帯して、自転車ライフに身近な保険として提供してきました。新たな保険を考えるにあたって、自転車に乗っている方々のお話を聞いてみると、他のスポーツもやっているという声が非常に多く、もっと日常生活のシーンに寄り添えないものかという考えが上がってきたのです。
そこで、自転車向け保険Bycle Bestを発売しました。自転車事故重視の保険ですので、自転車に関する事故でケガをした場合には保険金を2倍お支払させていただきます。またスポーツやレジャー、家の中でのケガもカバーできるようになりました。
Bycle Best はレースやイベント参加中のケガにも対応!
サイクリストに嬉しい保険になった
別府さん:サイクリストが保険を選ぶ際に最も気になるのは、「レースやサイクルイベント参加中のケガや事故に関すること」です。新商品のBycle Bestではレース中の事故でのケガはカバーされるのでしょうか?笹嶋さん:はい。ケガの保険金は倍額補償にはなりませんが、レースやイベント中のケガでもカバーされます。また、イベントの行き帰りに自転車で移動していての事故などで自分がケガしてしまった場合でも補償の対象です。
別府さん:スポーツやレジャー中でのケガもカバーされるというのは、例えばスキーやスノーボード中でのケガでも大丈夫ということでしょうか。
笹嶋さん:はい、補償の範囲内です。本当にアクティブに活動をされる方は、自転車の他にもスポーツを楽しむ方が多いですよね。例えば、夏場は自転車に乗り、冬はマラソンやスキーをといったような方々。そういったところもカバーできますので、自転車に限定されず、アクティブに行動されるスポーツ好きの方にとってはピッタリの保険ではないでしょうか。
本人+親族タイプも用意 より手軽に加入できるようになった
笹嶋さん:もう一つの特徴として、本人タイプ・家族タイプに加え、「本人+親族タイプ」を用意しました。これにより、例えば「お子さまの送り迎えを主に利用されるママ+お子様」や「自転車を趣味にしているパパ+お子様」といった多様なご加入形態に対応できるようになりました。別府さん:それこそ日常生活シーンでのケガも補償されるので、お子さまが公園でケガをした場合でもカバーされるので安心ですよね。それに、「家族タイプ」よりも割安な保険料で加入できる点も魅力に感じます。
自転車ロードサービスもついている!
別府さん:au損保の自転車向け保険というと、「自転車ロードサービス」がついていますよね!笹嶋さん:はい。au損保の自転車ロードサービスは、自転車の故障やトラブルで自走できなくなった時に、役立つサービスです。24時間365日対応、50kmまで無料で搬送できます。困った時は遠慮なく使ってください。
別府さん:ライドに不安がある初心者の方にはうってつけですね。また、上級者でもセルフリカバリーできないトラブルというのは起こります。路上でチェーンが切れてしまったり、専用工具が無いと直せないトラブルに見舞われて動けなくなったりしたときには便利ですよね。
ライドの必携アイテム、アプリ「自転車の日」も便利
別府さん:契約者ならアプリ「自転車の日」をダウンロードしておけば、そこから自転車ロードサービスを呼べるようになっているんですよね? 自分の居る位置を、説明しなくても位置情報で伝えることができるとか。なんとも便利ですね。笹嶋さん:そうです。GPS機能で自分の位置を特定し、その位置情報を利用してサービスカーを呼べるようになっています。今いる場所や住所がうまく説明できなくても安心です。サービスカーの到着までの時間も把握できるので、不安なくお待ち頂けます。
別府さん:サイクリストは走るコースを調べるのに必ず地図を使うものなので、スマホを使う人は多いですよね。走る時の必携アイテムとなっている人は多いはずです。アプリ「自転車の日」には、コンビニの情報なども入っていますので、日常的にも活用できて、僕も使っています。
サイクリストの皆さんに、自転車の地位向上の啓蒙をお願いしたい
笹嶋さん:「保険に加入しているから大丈夫」と、ルールやマナーを無視して運転をしてもいいということにはなりません。それは「車の保険に入っているから自動車事故をしても安心だ」という話には絶対ならないのと同じです。日常生活で自転車に乗る全ての方にその認識を浸透していくことができればと思います。自転車は自動車と同じように便利で、かつ同じように危険であると思っていただければ、より安心・安全な自転車ライフにつながっていくのではないかな、と思います。そのためには自転車を愛している皆さんが先頭に立って「自転車って楽しいよね」「安全に乗りたいね」という啓蒙を広げていただきたいと思っています。
自転車は確かに危険が伴う乗り物ですが、ルールとマナーを守れば、楽しくてコミュニケーションを取れるスポーツなんだと思っていただきたい。そのためにはルールとマナーを守っていただいて、その上で保険に加入して頂ければと考えています。
まとめ:サイクリストにとって安心で嬉しい保険になった
別府さん:au損保はイベントなどの協賛や後援もしていますよね。そういったご支援無しにはサイクルイベントも成り立ちません。そうやってイベントに協賛していただくと、サイクリストが楽しめる場を作ることができます。ありがたいことです。笹嶋さん:社会貢献といえばかっこいいのですが、そういった形で自転車の業界が盛り上がるお役に立てればと考えて取り組んでいます。私たちにとっても、サイクリストの皆さんの生の声を聞ける良い機会ですので、いつも楽しく参加させて頂いています。
別府さん:さて、最後にまたBycle Bestに話を戻します。まとめていうと、サイクリストにとってのBycle Bestの大きなポイントは、普段の生活シーンだけでなく、レースやイベント参加中のケガも補償対象になったこと、「本人+親族タイプ」の追加によって保険料の無駄のないよう割安で加入できるようになったこと、ロードサービスがついているから普段のライドでも安心ということですね。より一層心強い保険になったと思います。
今、自転車向け保険はたくさんありますが、保険料で比べるだけではなくどこまでカバーするのか内容を確認する必要があるのかな、と思います。自分に必要な補償項目がそこに入っているのか、自分に合っているのかが重要ですよね。
笹嶋さん:おっしゃるとおりです。私たちau損保もサイクリストの皆さんのライフスタイルについてよく考えて、補償の範囲を広げていますので、内容を良く吟味していただいて、そのうえで選んでいただきたいです。
別府さん:今日は丁寧にご説明していただいてありがとうございました。
笹嶋さん:これからもサイクリストの皆さんに喜ばれる、お役に立てる保険を目指していきたいと思っていますので、別府さんにも引き続きアドバイスをいただきたいと思っています。こちらこそありがとうございました。
対談を終えて Bycle Bestは、サイクリストの万が一に備える保険になっている
別府さん:社会的に自転車保険の必要性が高まりつつあるなか、au損保だけでなく、多くの保険会社から競うように自転車保険がリリースされる時代となりました。そんな時代の要求もあってのリニューアルだったと伺っていますが、その内容を今回改めて説明していただいて感じたのは、やはりau損保は自転車保険のリーディングカンパニーだということ。今まではどちらかというと自転車を日常の生活シーンで使用する人にとって必要な保険という位置づけでしたが、今回新登場した「自転車向け保険 Bycle Best」は、レースやイベント参加時のケガもカバーされるため、これはもうサイクリストにこそ選ばれる保険になった、と感じました。そのうえ、生活シーンでのケガや、自転車以外のスポーツ中のケガにも対応してくれる。僕たちの様なスポーツ好きのアクティブな人にとっては非常に魅力的な内容でしょう。よく考え尽くされているな、と思いました。
自転車ロードサービスも、サイクリストの日常のトレーニングやツーリングに大きな安心をもたらしてくれるものです。対談中にも話しましたが、上級者であっても予測できない事故やトラブルは起こるもの。無料搬送距離も50kmということなので、たいていのライドはカバーできますよね。万が一に備えるために、この保険に入るという上級サイクリストもいることでしょう。
とはいえ、私たちが心がけたいのは、保険に頼りきらないことでしょうか。「パンクしてもau損保が救援に来てくれるんだから、修理キットなんか持たずに走りに行っても平気!」となるのは本末転倒です。皆トラブルはまず自分でなんとかリカバリーする技術もなるべく持ちあわせるようにしたいものですね。
「万が一に備える」ー やはり保険の目的はそこにあります。「サイクリストの万が一をサポートするBycle Best」という捉えかたでいたいものです。(別府 始)
取材・構成:シクロワイアード編集部