2012/05/10(木) - 21:05
2012シーズンのJシリーズDHI(ダウンヒル)を走るエリート選手たちのバイクを紹介する。取材は第1戦びわこ高島大会だ。
井手川直樹のDevinci WILSON
井手川直樹(Devinci/SUNSPI.com)はDevinci WILSONを駆る。去年途中からこのバイクを使用してセッティングが出るようになり、開幕戦ではみごと優勝した。スイングアームのアッパーがカーボンとなっている。フォークは近々ショーワ製に変更になるとのことだ。
井手川直樹(Devinci/SUNSPI.com)のDevinci WILSON (C)Akihiro.NAKAO
スイングアームのアッパーはカーボン製だ
フォークは暫定使用のロックショックスBOXXER
井本はじめのTransition TR450
井本はじめ(Team Transition Racing)は引き続きTransition TR450を使用。九島勇気(玄武 Ninjya TV)もチームは違うものの同じTR450を使用している。
井本はじめ(Team Transition Racing)のTransition TR450 (C)Akihiro.NAKAO
タイヤはマキシス
FOXは日本の技術であるカシマコートをインナーチューブに使用している
青木卓也のGIANT GLORY 0
青木卓也(TEAM GIANT)はGIANT GLORY 0を使用。今年からシマノ・セイントを使用しているのが大きな違い。漕ぎを多用するタイプということで高さの調整が乗りながらにして可能なアジャスタブル・シートピラーを使用していた。
青木卓也(TEAM GIANT)のGIANT GLORY 0 (C)Akihiro.NAKAO
コンポはシマノセイント
漕ぎが多いと言う事で可変シートピラーを使用していた
清水一輝のKONA Supreme Operato
清水一輝(AKI FACTORY TEAM)はKONA Supreme Operatorを駆る。フレーム形状は昨年とあまり変化はないものの、ジオメトリーは変更しているそうだ。フォーク、リアユニット共々BOSを使用している。
清水一輝(AKI FACTORY TEAM)のKONA Supreme Operator (C)Akihiro.NAKAO
フォーク、リアユニット共々ショックはBOS
ハンドルには計測器がついている
黒沢大介のGT FURY
黒沢大介(Team GT/FUST)はGT FURYを駆る。カーボンフレーム製のDHバイクで、軽量で取り回しがしやすいようだ。ホイールにA-CLASSやクランクブラザーズのペダルを使用している。
黒沢大介(Team GT/FUST)のGT FURY (C)Akihiro.NAKAO
ホイールはA-CLASS、タイヤはシュワルベMUDDY MARYを使用
流麗な形状のカーポンモノコックフレームだ
末政実緒のインテンスM9
末政実緒(FUNFANCY/INTENSE)のバイクはハデでカワイイ蛍光ピンクのインテンスM9。パーツはSPANK、コンポは選手内で唯一シマノの新型セイントを早くも使用している。
新型セイントの使用感は、チェーンスタビライザーでチェーンが跳ねず、ブレーキもアイステクノロジーのローター(フィン付きはまだ供給されていない)で、コントロールしやすい上に最後はガツンと効くと、かなりの進化を感じるそうだ。
末政実緒(FUNFANCY/INTENSE)のインテンスM9 (C)Akihiro.NAKAO
新型のシマノセイントにはチェーンスタビライザーが装備
リム・ハンドル等はSPANKを使用する
阿藤 寛のラピエールDH 920
阿藤寛(1-jyo Telescope/Lapierre)のラピエールDH 920 (c)Akihiro.NAKAO
阿藤 寛(1-jyo Telescope/Lapierre)は、今シーズンはラピエールDH 920にスイッチ。フレームリンクにPENDBOXを採用してリアがカーボンバック、フロントにKOWAの倒立サスペンション、リアユニットにElka、ホイールはIndustry Nineとマニアックな仕様となっている。可変シートピラーもテストしていた。
阿藤がテストライダーとして開発にも関与するKOWAのサスペンション (c)Akihiro.NAKAO
市販が予定されている可変シートピラー (c)Akihiro.NAKAO
text&photo:Akihiro.NAKAO
井手川直樹のDevinci WILSON
井手川直樹(Devinci/SUNSPI.com)はDevinci WILSONを駆る。去年途中からこのバイクを使用してセッティングが出るようになり、開幕戦ではみごと優勝した。スイングアームのアッパーがカーボンとなっている。フォークは近々ショーワ製に変更になるとのことだ。
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井本はじめのTransition TR450
井本はじめ(Team Transition Racing)は引き続きTransition TR450を使用。九島勇気(玄武 Ninjya TV)もチームは違うものの同じTR450を使用している。
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青木卓也のGIANT GLORY 0
青木卓也(TEAM GIANT)はGIANT GLORY 0を使用。今年からシマノ・セイントを使用しているのが大きな違い。漕ぎを多用するタイプということで高さの調整が乗りながらにして可能なアジャスタブル・シートピラーを使用していた。
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清水一輝のKONA Supreme Operato
清水一輝(AKI FACTORY TEAM)はKONA Supreme Operatorを駆る。フレーム形状は昨年とあまり変化はないものの、ジオメトリーは変更しているそうだ。フォーク、リアユニット共々BOSを使用している。
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黒沢大介のGT FURY
黒沢大介(Team GT/FUST)はGT FURYを駆る。カーボンフレーム製のDHバイクで、軽量で取り回しがしやすいようだ。ホイールにA-CLASSやクランクブラザーズのペダルを使用している。
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末政実緒のインテンスM9
末政実緒(FUNFANCY/INTENSE)のバイクはハデでカワイイ蛍光ピンクのインテンスM9。パーツはSPANK、コンポは選手内で唯一シマノの新型セイントを早くも使用している。
新型セイントの使用感は、チェーンスタビライザーでチェーンが跳ねず、ブレーキもアイステクノロジーのローター(フィン付きはまだ供給されていない)で、コントロールしやすい上に最後はガツンと効くと、かなりの進化を感じるそうだ。
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阿藤 寛のラピエールDH 920
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阿藤 寛(1-jyo Telescope/Lapierre)は、今シーズンはラピエールDH 920にスイッチ。フレームリンクにPENDBOXを採用してリアがカーボンバック、フロントにKOWAの倒立サスペンション、リアユニットにElka、ホイールはIndustry Nineとマニアックな仕様となっている。可変シートピラーもテストしていた。
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