2011/07/06(水) - 01:15
個人TTや子供たちから大人のロードレース、そして120分エンデューロまで盛りだくさんのはりちゅう。もちろん走行距離1km1円が義援金になるペダリング東北プロジェクトだ。
7月3日(日)に兵庫県播磨中央公園で行われた、サマーエンデューロードinはりちゅう。実業団などのロードレースで有名なコースの一部を使う、1周3kmが舞台。緩いけれども脚に応える上りがあって、1周50mの獲得標高差のあるなかなかに厳しいコース。
関西ではすっかりなじみとなったCリーグで、主催はサイクルロードレース協会、年間5戦が開催されている。この会場では3月6日にも行われている。
いつもながらバラエティに富んだ種目が特色。朝一番の個人TTにはじまりクラス別のロードレース、子供たちのレース、そして午後は120分のエンデューロ。エンデューロは個人でもチームでも出られるもので毎回人気がある。これらレースにはエスコート役でマトリックスパワータグの選手たちが全員出場して場を盛り上げる。
そしてこの大会はペダリング東北プロジェクト第4弾でもある。大会協力団体の株式会社マトリックスがすすめるもので、同社が主催あるいは関わる大会で、参加者全員の走行距離分(1km=1円)を東日本大震災復興の義援金として寄付するものだ。
会場には募金箱も設置されるが、走行距離分だけでもすでに春の長良川クリテで5,997円、おかやま7時間エンデューロで63,899円、スズカ8時間エンデューロ春SPで239,903円が集まり日本赤十字社へ寄付されている。今大会では10,362km走ったので、10,362円が寄付されることに。
大会の模様をフォトレポートでお届けしよう。
会場では
播磨中央公園南東側部分のコースを使う。受付前広場ではすべてに先駆けて、阿部良之、真鍋和幸による安全講習会が開かれる。このあと一緒にコースを試走。そしてワンコインでプロのマッサージが受けられるコーナーも。マトリックスパワータグで専属マッサージャーだったフランス帰りの上田誠氏とあって、順番待ちができるほどの盛況。
個人タイムトライアル
コース1周3kmでの個人タイムトライアル。スタートから気合を入れて走り出す選手たち。ディスクホイールやTTハンドルの選手たちも多いが、その中でもマシンはもちろんヘルメットからシューズカバーまですべてTT仕様で決めた、大谷一弘(エキップリオン)がダントツの強さで優勝。
1位 大谷一弘(エキップリオン)4分29秒840
2位 和田山尚史(エルドラード)+08秒
3位 今井雄輝(ユーロワークス)+13秒
ビギナーⅠ、Ⅱ
4周12kmのビギナーⅠ、Ⅱ。この日最初のロードレースなだけに選手も気合十分!マトリックスパワータグの選手たちも安全にレースを組み立てるサポートをする。いずれも小集団でのゴールスプリントに。
ビギナーⅠ
1位 柳田博樹 20分38秒875
2位 榊原真一 +02秒
3位 早坂正樹 +03秒
ビギナーⅡ
1位 宮田諭(Life Ride)22分17秒330
2位 岩本龍太郎
3位 加納章裕(ワーラム商会)
スポーツⅡ、Ⅰ
6周18kmのスポーツⅡは、個人TTでダントツ優勝の大谷一弘(エキップリオン)が独走して貫録勝ち。8周24kmのスポーツⅠはエキップリオン勢がリードして最後はベテラン南条太郎(エキップリオン)が決めた。
スポーツⅡ
1位 大谷一弘(エキップリオン)29分41秒676
2位 西村和真(Life Ride)+38秒
3位 堀田貴洋(カヤマレーシング)
スポーツⅠ
1位 南条太郎(エキップリオン)40分02秒608
2位 高谷薫
3位 岸本勝寛(Nasu Fan Club)
エリート
最上級者レベルのエリートは10周30km。積極的なレース展開で最後は10人ほどのゴールスプリントを、個人TT3位の今井雄輝(ユーロワークス)が抜け出して優勝。
1位 今井雄輝(ユーロワークス)1時間00分18秒629(中断含む)
2位 青江良治(チーム西大寺 僕は、Mです。)+01秒
3位 松田浩輝(トラクターRC)
アンダー12、9
小学校4年から6年のアンダー9と小学校1年から3年のアンダー9は真剣そのもの。みんなひたすらペダルをこいでゴールを目指す。お父さんお母さん達もそんな子供達へ大声援。メインイベントと言ってもいいほどの盛り上がり。
アンダー12
1位 乗松完冴(チームシルクロード)12分41秒530
2位 堀川滉太(フォーリアMDR)+01秒
3位 日野颯(Mds)+02秒
アンダー9
1位 黒田悠真(クライムサイクルスポーツ)9分32秒771
2位 鎌田海成
3位 烏川了 +2分22秒
120分エンデューロ
メインイベントはこの120分エンデューロ。一人で走りきるソロとチーム参加に分かれて同時にスタート。チームは家族で参加もあってピットは和やかなムード。レースはソロ参加の選手が先頭を走り、トップは少数から終盤は単独で逃げ続けた選手が優勝。
ソロ
1位 山本雅之(ブリヂストンサイクル西日本)23周、2時間00分28秒364
2位 今井雄輝(ユーロワークス)+3分48秒
3位 石井智(チームサムライ)+1Lap
チーム
1位 Life Ride龍(西村和真、宮田諭)22周、2時間00分09秒602
2位 オーリンズA(南井雄大、玉田寛幸)+1Lap
3位 クライム・サイクルスポーツB(矢木秀和、早田圭吾、井上裕正)+1Lap
photo&text:高木秀彰
7月3日(日)に兵庫県播磨中央公園で行われた、サマーエンデューロードinはりちゅう。実業団などのロードレースで有名なコースの一部を使う、1周3kmが舞台。緩いけれども脚に応える上りがあって、1周50mの獲得標高差のあるなかなかに厳しいコース。
関西ではすっかりなじみとなったCリーグで、主催はサイクルロードレース協会、年間5戦が開催されている。この会場では3月6日にも行われている。
いつもながらバラエティに富んだ種目が特色。朝一番の個人TTにはじまりクラス別のロードレース、子供たちのレース、そして午後は120分のエンデューロ。エンデューロは個人でもチームでも出られるもので毎回人気がある。これらレースにはエスコート役でマトリックスパワータグの選手たちが全員出場して場を盛り上げる。
そしてこの大会はペダリング東北プロジェクト第4弾でもある。大会協力団体の株式会社マトリックスがすすめるもので、同社が主催あるいは関わる大会で、参加者全員の走行距離分(1km=1円)を東日本大震災復興の義援金として寄付するものだ。
会場には募金箱も設置されるが、走行距離分だけでもすでに春の長良川クリテで5,997円、おかやま7時間エンデューロで63,899円、スズカ8時間エンデューロ春SPで239,903円が集まり日本赤十字社へ寄付されている。今大会では10,362km走ったので、10,362円が寄付されることに。
大会の模様をフォトレポートでお届けしよう。
会場では
播磨中央公園南東側部分のコースを使う。受付前広場ではすべてに先駆けて、阿部良之、真鍋和幸による安全講習会が開かれる。このあと一緒にコースを試走。そしてワンコインでプロのマッサージが受けられるコーナーも。マトリックスパワータグで専属マッサージャーだったフランス帰りの上田誠氏とあって、順番待ちができるほどの盛況。
個人タイムトライアル
コース1周3kmでの個人タイムトライアル。スタートから気合を入れて走り出す選手たち。ディスクホイールやTTハンドルの選手たちも多いが、その中でもマシンはもちろんヘルメットからシューズカバーまですべてTT仕様で決めた、大谷一弘(エキップリオン)がダントツの強さで優勝。
1位 大谷一弘(エキップリオン)4分29秒840
2位 和田山尚史(エルドラード)+08秒
3位 今井雄輝(ユーロワークス)+13秒
ビギナーⅠ、Ⅱ
4周12kmのビギナーⅠ、Ⅱ。この日最初のロードレースなだけに選手も気合十分!マトリックスパワータグの選手たちも安全にレースを組み立てるサポートをする。いずれも小集団でのゴールスプリントに。
ビギナーⅠ
1位 柳田博樹 20分38秒875
2位 榊原真一 +02秒
3位 早坂正樹 +03秒
ビギナーⅡ
1位 宮田諭(Life Ride)22分17秒330
2位 岩本龍太郎
3位 加納章裕(ワーラム商会)
スポーツⅡ、Ⅰ
6周18kmのスポーツⅡは、個人TTでダントツ優勝の大谷一弘(エキップリオン)が独走して貫録勝ち。8周24kmのスポーツⅠはエキップリオン勢がリードして最後はベテラン南条太郎(エキップリオン)が決めた。
スポーツⅡ
1位 大谷一弘(エキップリオン)29分41秒676
2位 西村和真(Life Ride)+38秒
3位 堀田貴洋(カヤマレーシング)
スポーツⅠ
1位 南条太郎(エキップリオン)40分02秒608
2位 高谷薫
3位 岸本勝寛(Nasu Fan Club)
エリート
最上級者レベルのエリートは10周30km。積極的なレース展開で最後は10人ほどのゴールスプリントを、個人TT3位の今井雄輝(ユーロワークス)が抜け出して優勝。
1位 今井雄輝(ユーロワークス)1時間00分18秒629(中断含む)
2位 青江良治(チーム西大寺 僕は、Mです。)+01秒
3位 松田浩輝(トラクターRC)
アンダー12、9
小学校4年から6年のアンダー9と小学校1年から3年のアンダー9は真剣そのもの。みんなひたすらペダルをこいでゴールを目指す。お父さんお母さん達もそんな子供達へ大声援。メインイベントと言ってもいいほどの盛り上がり。
アンダー12
1位 乗松完冴(チームシルクロード)12分41秒530
2位 堀川滉太(フォーリアMDR)+01秒
3位 日野颯(Mds)+02秒
アンダー9
1位 黒田悠真(クライムサイクルスポーツ)9分32秒771
2位 鎌田海成
3位 烏川了 +2分22秒
120分エンデューロ
メインイベントはこの120分エンデューロ。一人で走りきるソロとチーム参加に分かれて同時にスタート。チームは家族で参加もあってピットは和やかなムード。レースはソロ参加の選手が先頭を走り、トップは少数から終盤は単独で逃げ続けた選手が優勝。
ソロ
1位 山本雅之(ブリヂストンサイクル西日本)23周、2時間00分28秒364
2位 今井雄輝(ユーロワークス)+3分48秒
3位 石井智(チームサムライ)+1Lap
チーム
1位 Life Ride龍(西村和真、宮田諭)22周、2時間00分09秒602
2位 オーリンズA(南井雄大、玉田寛幸)+1Lap
3位 クライム・サイクルスポーツB(矢木秀和、早田圭吾、井上裕正)+1Lap
photo&text:高木秀彰
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