2011/03/02(水) - 10:22
2月26日(土)に埼玉県東松山市の武蔵丘陵森林公園のサイクリングコースで、「シクロ4hエンデューロin武蔵丘陵森林公園」が開催された。4時間エンデューロには募集定員いっぱいの100チームが参加。大会終了後には、シクロパビリオンでの打ち上げ会も催されるなどアットホームなイベントとなった。
シクロ4hエンデューロ in 武蔵丘陵森林公園は、エキップアサダの主催で開催された4時間エンデューロ。会場となった武蔵丘陵森林公園は、美しい森の広がる国営公園。その広大な敷地には、アスレチックや植物園、ドッグランやバーベキュー場、もちろん自然を満喫できる美しい散策コースや広場などが整備される人気のスポットだ。
園内には広大な敷地を巡るようにサイクリングコースが整備され、全てを巡って一週すると17kmにも及ぶ。今回シクロ4hエンデューロのコースとして設定されたのは、公園北側に位置する一周約4.5kmの北コースと呼ばれる部分を利用して行われた。
当日の天気は晴れ。しかし朝から気温が上がらず、さらに冷たい北風が吹きつけ体感気温も寒いなか、4時間エンデューロがスタート。美しい林間を縫うように走るサイクリングコースは、木立に囲まれていることもあって、風の影響も少なく快適。おかげで走り出してしまえば、寒さを感じることはほとんど無かった。
それに、ここのサイクリングコースは、整備が行き届きとても走りやすい。林間コースにありがちな、落ち葉や土、木の根の影響による舗装の凸凹などは、ほぼ皆無。コースは道幅も限られテクニカルなコーナーもいくつか存在するのだが、スムースな舗装とキレイなコースで、全く不安を憶えるような場所はなかった。
イベントには参加者の安全を確保するセキュリティースタッフとして、サイクルファクトリーアライやサイド商会、エキップアサダ強化選手「エカーズ」の選手たちが参加してコースを巡回。参加者が安心してレースに参加できる配慮がなされていたこともありがたいところ。
このイベントのお楽しみのひとつは「ショウトレイン」。元プロロードレーサーであり、現在はシクロパビリオンのインストラクターとして活動するアイカワショウの先導のもと、後ろについて無駄のない走りのペースを学ぶことができる「ペース走」というトレーニング方法のことだ。
イベントの最中に運良くショウトレインに乗っかり体感した参加者によると、その効果はかなりのものらしい。もちろんこの「ショウトレイン」は、じっくりと指導を受けることも可能。シクロパビリオンで随時参加者を募集しているので、今回ちょっとだけ体験した方も体験出来なかった方も、あらためてその効果を体感してみてはいかがだろうか。
さてエンデューロの方は、和やかな雰囲気のなか進行し、いつしか朝の北風も止んで暖かい日差しが戻ってきた。お昼には豚汁の無料配布もあって、こちらも大人気。
エキップアサダのスタッフと後援会もバックアップする手作り感覚いっぱいのイベントは、バリバリ走るレースとは違いどこかノンビリしたムードが漂う気楽さがいい感じ。本気モードのライダーも、仲間で楽しくワイワイチームも、一人で黙々とマイペースのライダーも、みんな思い思いのペースで林間の整備されたコースを楽しんでいた。
そして4時間を迎える頃には、満足した笑顔があちこちに出現。過去2回のママチャリ耐久の経験を踏まえ、武蔵丘陵森林公園で初めて開催されたロードレースイベントは、大きなトラブルもなく無事にゴールを迎えた。
さらにゴール後にもユニークなイベントが用意された。それは会場からほど近いエキップアサダの本拠地「シクロパビリオン」で行われた、参加者なら誰でも参加できる打ち上げ会。浅田監督が自らカメラを片手に撮影したビデオを見ながら、ついさっきまで走っていたレースを語り合う。
楽しい時間がいつまでも続く、なごやかなエンデューロイベントだった。
text: Takashi Kayaba
photo: Yuichiro Hosoda, Takashi Kayaba
シクロ4hエンデューロ in 武蔵丘陵森林公園は、エキップアサダの主催で開催された4時間エンデューロ。会場となった武蔵丘陵森林公園は、美しい森の広がる国営公園。その広大な敷地には、アスレチックや植物園、ドッグランやバーベキュー場、もちろん自然を満喫できる美しい散策コースや広場などが整備される人気のスポットだ。
園内には広大な敷地を巡るようにサイクリングコースが整備され、全てを巡って一週すると17kmにも及ぶ。今回シクロ4hエンデューロのコースとして設定されたのは、公園北側に位置する一周約4.5kmの北コースと呼ばれる部分を利用して行われた。
当日の天気は晴れ。しかし朝から気温が上がらず、さらに冷たい北風が吹きつけ体感気温も寒いなか、4時間エンデューロがスタート。美しい林間を縫うように走るサイクリングコースは、木立に囲まれていることもあって、風の影響も少なく快適。おかげで走り出してしまえば、寒さを感じることはほとんど無かった。
それに、ここのサイクリングコースは、整備が行き届きとても走りやすい。林間コースにありがちな、落ち葉や土、木の根の影響による舗装の凸凹などは、ほぼ皆無。コースは道幅も限られテクニカルなコーナーもいくつか存在するのだが、スムースな舗装とキレイなコースで、全く不安を憶えるような場所はなかった。
イベントには参加者の安全を確保するセキュリティースタッフとして、サイクルファクトリーアライやサイド商会、エキップアサダ強化選手「エカーズ」の選手たちが参加してコースを巡回。参加者が安心してレースに参加できる配慮がなされていたこともありがたいところ。
このイベントのお楽しみのひとつは「ショウトレイン」。元プロロードレーサーであり、現在はシクロパビリオンのインストラクターとして活動するアイカワショウの先導のもと、後ろについて無駄のない走りのペースを学ぶことができる「ペース走」というトレーニング方法のことだ。
イベントの最中に運良くショウトレインに乗っかり体感した参加者によると、その効果はかなりのものらしい。もちろんこの「ショウトレイン」は、じっくりと指導を受けることも可能。シクロパビリオンで随時参加者を募集しているので、今回ちょっとだけ体験した方も体験出来なかった方も、あらためてその効果を体感してみてはいかがだろうか。
さてエンデューロの方は、和やかな雰囲気のなか進行し、いつしか朝の北風も止んで暖かい日差しが戻ってきた。お昼には豚汁の無料配布もあって、こちらも大人気。
エキップアサダのスタッフと後援会もバックアップする手作り感覚いっぱいのイベントは、バリバリ走るレースとは違いどこかノンビリしたムードが漂う気楽さがいい感じ。本気モードのライダーも、仲間で楽しくワイワイチームも、一人で黙々とマイペースのライダーも、みんな思い思いのペースで林間の整備されたコースを楽しんでいた。
そして4時間を迎える頃には、満足した笑顔があちこちに出現。過去2回のママチャリ耐久の経験を踏まえ、武蔵丘陵森林公園で初めて開催されたロードレースイベントは、大きなトラブルもなく無事にゴールを迎えた。
さらにゴール後にもユニークなイベントが用意された。それは会場からほど近いエキップアサダの本拠地「シクロパビリオン」で行われた、参加者なら誰でも参加できる打ち上げ会。浅田監督が自らカメラを片手に撮影したビデオを見ながら、ついさっきまで走っていたレースを語り合う。
楽しい時間がいつまでも続く、なごやかなエンデューロイベントだった。
text: Takashi Kayaba
photo: Yuichiro Hosoda, Takashi Kayaba
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