宇都宮といえば、宇都宮ブリッツェンの活躍やジャパンカップの開催で、今や日本でもロードレースと深い関わりをもつ都市といえる。一方で古くから栄えた宇都宮には、歴史や文化を伝える施設や特産品など、周辺の観光スポットも多く存在する町でもある。


宇都宮ブリッツェンのメンバーも参加者と一緒に楽しむ宇都宮ブリッツェンのメンバーも参加者と一緒に楽しむ

宇都宮サイクルピクニックは、そんな宇都宮の観光スポットを家族みんなで楽しみ、なおかつ健康づくりや心のリフレッシュまでして、あらためて宇都宮の良さを自転車を通じて感じようというイベントだ。

周辺の観光名所をサイクリング周辺の観光名所をサイクリング コースにはエイドステーションが設置されるコースにはエイドステーションが設置される


コースは距離と見所によって3種類が設定されるので、走りのレベルや目的によって選択が可能。それぞれのコースにはエイドステーションが設置され、コースよりお食事券やお弁当まで用意されるということなので、のんびりピクニック気分で参加できるのもこのイベントのいいところ。

当日のMCを務めるのは、宇都宮ブリッツェンの監督でもあり、Jスポーツ解説者でお馴染みの栗村修氏。
ゲストには1999年世界陸上選手権セリビア大会の女子マラソンで銀メダルを獲得し、現在はランニングアドバイザーとして女性誌などで活躍する、元マラソン選手の市橋有里さん。

お馴染み栗村監督がMCを務めるお馴染み栗村監督がMCを務める ゲストの市橋有里さんゲストの市橋有里さん (c) 小笠原真紀/マガジンハウス


もちろん宇都宮ブリッツェンのチームメンバーも集結し、参加者をしっかりと楽しくサポートするという。リラックスした雰囲気の中でレースとは違う選手達とも会話を交わすチャンスだ。

その他、豪華商品が当たる抽選会や、自転車試乗会、名物「宇都宮餃子」販売、各メーカー出展ブース、辻選手よるポジションクリニック(有料)など、サイクリング以外にも楽しめるイベントが用意される。

宇都宮ブリッツェンのメンバーも集結宇都宮ブリッツェンのメンバーも集結

<コース設定>
1.大谷コース 約30km(定員200名)
ろまんちっく村をスタートし鞍掛トンネルから日光市を経由、サイクルロードレースの聖地である古賀志山麓を巡るルートです。途中、日本最古の「磨崖仏」のある大谷寺を見学してろまんちっく村に戻る、概ね30kmのコース。

2.梵天コース 約60km(定員400名)
ろまんちっく村をスタートし、途中、64mにも及ぶ一大奇岩「佐貫観音」や羽黒山麓にあるほたるの里「梵天の湯」を通り、奥州街道の第1宿「白沢宿」を経由してろまんちっく村へ戻る、概ね60kmのコース。

3.飛山城コース 約110km(定員400名)
ろまんちっく村をスタートし、ジャパンカップコースを1周してから、ろまんちっく村を通過し「白沢宿」までは梵天コースと同じですが、さらに鬼怒川サイクリングロードを南下し、飛山城史跡公園を折り返し、白沢宿から「ろまんちっく村」へ戻る、概ね110kmのコース。



うつのみやサイクルピクニック 開催概要
■開催日:2010年7月19日(月・祝)
■会場:ろまんちっく村(栃木県宇都宮市)
■主催:NPO法人 栃木スポーツコミッション

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