ついにズイフトを始めてみたは良いものの、色々と必要なものが判明した。あれもこれも欲しいとわんさか出てきたため、個人的に必要であると感じたものをまとめたい。今回も手練れのズイフターたちにとっては当たり前と感じる内容となるのはご承知おき頂きたい。



インドアサイクリングは準備が肝心インドアサイクリングは準備が肝心
バーチャル世界でも上り坂、特にKOMとなると足を止める気にはなれないし、ミートアップやレースイベントでは脚を回し続ける必要がある。意外にも休みどころが少ないため、ライド途中で必要なものがあっても取りに行くというのはシチュエーションによっては難しい。ズイフトを楽しむためにはライド前の準備が重要だ。

必ず用意したいのはタオルと飲み物、扇風機。室内トレーニングでは思っている以上に体が発熱し、汗が滝のように出てくる。汗は目に入るし、ステム、自転車のヘッドセット、床に容赦なくこぼれ落ちてしまう。これらを何とかするためにタオルは用意しておいたほうが良い。

また、ステムとヘッドセットに汗がかかると錆を発生させる可能性があるため、後々のことを考えて、タオルでパーツを覆いたい。汗から自転車を守るカバーや、マックオフからケミカルが販売されているため、それらを検討してみても良いかもしれない。一生懸命漕いだ時にタオルが落下することも考えて、予備のタオルを用意しておくと万全の体制と言えるだろう。

タオルでステムとヘッドパーツを覆い、汗によるダメージを減らしたいタオルでステムとヘッドパーツを覆い、汗によるダメージを減らしたい
送風機はパフォーマンスを発揮するためにも用意しておいたほうが良い送風機はパフォーマンスを発揮するためにも用意しておいたほうが良い ドリンクも手元に用意しておこうドリンクも手元に用意しておこう


扇風機は体がオーバーヒートしてしまうのを防ぐために必要だ。家庭用扇風機では物足りないと感じる人もおり、工業用をローラートレーニング用に用意するサイクリストもいると言えば、予想以上に体に熱を持つことわかるだろうか。また、ワフーからは同社のスマートローラーに連携する送風機がリリースされるほど、インドアサイクリングでは扇風機が大切だ。ひとまず家庭用の扇風機は用意しておきたい。

バーチャルサイクリングでは上り坂で頑張ってしまうので、必ず登っている最中、登りきった後に喉を潤したくなる。ボトルケージにボトルを差さない手はない。自宅というメリットはライド後すぐにキンキンに冷えた水を飲めることだが、冷蔵庫に取りに行く以上にその場で飲めたほうが、一刻も早く体を潤したい個人的には良いと感じる。

パッド付きのショーツは履いておいたほうが良さそうだパッド付きのショーツは履いておいたほうが良さそうだ
次に必要だと感じるのはパッド付きのパンツと穴開きサドル。どちらも好みがモデル選び大いに影響するが、ここでフォーカスしたいのはインドアトレーニングの場合、着座がメインである上、サドルから腰を外す機会が少なく、デリケートゾーンへのストレスがアウトドアよりもかかりやすい状況となっていることについて。

予め説明しておくと筆者はハンドル・サドル・ペダルの3点荷重バランスをうまく取れていない貧脚ホビーライダーであり、サドルにどかっと座ってしまいがちな人物だ。そんな筆者がレーサーパンツを履かず、息の上がるペースで30分程度走っただけでも違和感を覚えるほどで、想像以上にストレスが掛かっているようだ。レーサーパンツを履くとストレスが軽減されることも実感している。

個人的にはレーサーパンツを履いても違和感の発生はゼロではないため、念押しのために穴開きサドルを用意したい。一時期、穴開きサドルを使用していたこともあり、その際はアウトドアライドでも違和感の発生が抑えられていたため、その効果に期待したい心づもりだ。もし、インドアトレーニングでデリケートゾーンへのストレスを感じる場合はサドルの選択も考慮してみてはいかがだろうか。

普段よりストレスがかかるため、サドルも穴あきタイプに変えておきたい普段よりストレスがかかるため、サドルも穴あきタイプに変えておきたい
また、レーサーパンツについても、それなりの負荷がかかっていると想定して良さそうだ。一張羅の物ではなくある程度着慣れたものでローテーションしていくと履き潰す回数は減らせるはず。もし買い足すのであれば、手頃な価格の肩紐なしモデルを探してみたい。ただ、筆者はレーパンを履き潰す境地にたどり着けていないのであった。

気持ちよくインドアトレーニングを行うためには準備が肝心。これら準備をめんどくさがらずに整え、今後数回はズイフトを楽しもうと思う。



taxt:Gakuto.Fujiwara

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