2010/04/13(火) - 17:32
4月9日(金)、日本のサイクルショップの草分け的存在のなるしまフレンドの千駄ヶ谷・原宿店が統合し、新店舗となる神宮店としてオープンした。開店パーティに伺った模様をお伝えしよう。
東京の、いや日本のナンバーワンショップの呼び声高いロードレーサーを専門に扱うサイクルショップ なるしまフレンドは、神宮エリアに原宿店、千駄ヶ谷店として営業してきたが、このたび両店が統合し、神宮前三丁目交差点付近に新・神宮店として新装開店した。
新店舗の開店披露となった4月9日(金)、一般開店の一足前に輪界関係者が招待され、店舗内部の内覧会が行われた。
当日、各自転車ブランドやパーツ&アクセサリーを扱う輸入代理店関係者らが一同に会した。呼びかけたのはなるしまフレンド創業者で会長の鳴嶋英雄氏。
集まった人の顔ぶれは、シマノセールス新社長の岡島伸平氏、ツール・ド・おきなわ実行委員長の森兵次氏らをはじめ、ブリヂストンサイクル、カワシマサイクルサプライ、東商会、深谷産業、日直商会、アズマ産業etc...略(とてもすべては挙げ切れない)の社長・重役・要人の皆さんたち。自転車製造・輸入・卸販売関係各社担当者およびレース関係者らがずらり顔を揃えた。
古くからスポーツ用自転車の販売に携わり、さらにJCRC(日本サイクルレーシングクラブ協会)の立ち上げ人としてホビーレースの発展に力を尽くしてきた「わがままヒデちゃん」こと鳴嶋氏の呼び掛けとあって、輪界の要人がこぞって出席し、さながら一大同窓会の様相を呈した。
新店舗となるビルのある神宮三丁目交差点は東京のど真ん中。真向かいにスペシャライズド・コンセプトストア、近くにブリヂストンサイクルのバイクフォーラム青山、アールビーズ(ランナーズ)他がある、今もっとも自転車界でホットな外苑前エリアだ。
かつてここより徒歩5分程度の場所に原宿店、そして千駄ヶ谷店があったが、2店が統合して1店舗になった。入居したビルはかつてシューズメーカーの月星の本社社屋だった。その2階フロアがなるしま新店舗だ。
店長の鈴木淳さんに移転にあたってのお話をお伺った。
鈴木さん「新しい店舗は中庭があるのが最大の特徴です。旧店舗に特に問題が無かったのですが、広い中庭のあるこの物件を見つけたのが移転した最大の理由です。サイクリストの皆さんには、お店に来たついでに、ここでゆっくりしてもらうことができると思います。オアシス的な意味と、高価な自転車を中庭に駐輪することができるので、防犯上も安心してゆっくりできるという点もメリットです。
今まで原宿店はフロアが階別に分かれていて、お客さんの立場からしても欲しいパーツ類をフロアごとに探さなくてはいけないという不便はあったし、それ以上に接客上十分な対応が出来なかったという不満点もこれで解消されます。十分な商品を並べることができるので、ワンフロアで説明を受けながら十分に品定めができるようになりました」。
なるしまフレンドは昨年なかばに立川店も移転。元輸入自動車のショールームだったガラス張りの店舗で営業している。その立川店は駐車場が広く、さらにクラブ員がくつろげる別室なども用意され、好評だ。
鈴木さん「神宮店には駐車場がありませんが、立川店はクラブ員やお客さんがクルマできてもゆっくりできるし、ちょっとした試乗も可能なスペースがあります。また、都内のお客さんがクルマでクラブランに来ても駐車できるのもメリット。近くの八王子には店舗でなく、練習帰りにくつろぐためのスペース"八王子エネルギードーム(栄養補給所の意味)"もあります。土地柄にあわせ、お客さんであるサイクリストの皆さんにくつろいでいただくスペースがあるというのが、会長(英雄さん)の最近の店舗展開の方針です」。
慌ただしい移転作業をこなし、この日の開店に間に合わせた店員のみなさんが当日は勢ぞろいして接待してくれた。新潟のクラブ関係者からは中庭で「越乃寒梅」などの升酒が振舞われた。升には「感謝」の文字。そして富山のますのすし、高尾山名産のまんじゅうなどが配られた。そして英雄会長を主役にした
映画「なるしまフレンド 俺っち自転車道」のDVDも配られた。
鈴木さんは言う「自転車ブームとあって新しい人が増えてきています。私たちのお店に来る人の傾向としては、新しく自転車を始める人であっても、しっかり乗る人が多いんです。ですからこれからも、売りっぱなしでなく、走るお客さんをしっかりサポート出来る店でありたいと思います。それが会長はじめなるしまフレンドの譲れない方針ですから」。
新店舗の案内はフォトギャラリーを参考にして欲しい。
なるしまフレンド神宮店
アクセス
東京メトロ銀座線外苑前駅から徒歩約7分
JR千駄ヶ谷駅、原宿駅、東京メトロ副都心線北参道駅、千代田線明治神宮前駅、都営地下鉄大江戸線国立競技場駅の各駅から徒歩約15分
所在地
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-35-2
電話番号 03-3405-9614
営業時間 12:00~19:30
定休日 水、木
地図
より大きな地図で なるしまフレンド神宮店 を表示
photo&text:綾野 真
東京の、いや日本のナンバーワンショップの呼び声高いロードレーサーを専門に扱うサイクルショップ なるしまフレンドは、神宮エリアに原宿店、千駄ヶ谷店として営業してきたが、このたび両店が統合し、神宮前三丁目交差点付近に新・神宮店として新装開店した。
新店舗の開店披露となった4月9日(金)、一般開店の一足前に輪界関係者が招待され、店舗内部の内覧会が行われた。
当日、各自転車ブランドやパーツ&アクセサリーを扱う輸入代理店関係者らが一同に会した。呼びかけたのはなるしまフレンド創業者で会長の鳴嶋英雄氏。
集まった人の顔ぶれは、シマノセールス新社長の岡島伸平氏、ツール・ド・おきなわ実行委員長の森兵次氏らをはじめ、ブリヂストンサイクル、カワシマサイクルサプライ、東商会、深谷産業、日直商会、アズマ産業etc...略(とてもすべては挙げ切れない)の社長・重役・要人の皆さんたち。自転車製造・輸入・卸販売関係各社担当者およびレース関係者らがずらり顔を揃えた。
古くからスポーツ用自転車の販売に携わり、さらにJCRC(日本サイクルレーシングクラブ協会)の立ち上げ人としてホビーレースの発展に力を尽くしてきた「わがままヒデちゃん」こと鳴嶋氏の呼び掛けとあって、輪界の要人がこぞって出席し、さながら一大同窓会の様相を呈した。
新店舗となるビルのある神宮三丁目交差点は東京のど真ん中。真向かいにスペシャライズド・コンセプトストア、近くにブリヂストンサイクルのバイクフォーラム青山、アールビーズ(ランナーズ)他がある、今もっとも自転車界でホットな外苑前エリアだ。
かつてここより徒歩5分程度の場所に原宿店、そして千駄ヶ谷店があったが、2店が統合して1店舗になった。入居したビルはかつてシューズメーカーの月星の本社社屋だった。その2階フロアがなるしま新店舗だ。
店長の鈴木淳さんに移転にあたってのお話をお伺った。
鈴木さん「新しい店舗は中庭があるのが最大の特徴です。旧店舗に特に問題が無かったのですが、広い中庭のあるこの物件を見つけたのが移転した最大の理由です。サイクリストの皆さんには、お店に来たついでに、ここでゆっくりしてもらうことができると思います。オアシス的な意味と、高価な自転車を中庭に駐輪することができるので、防犯上も安心してゆっくりできるという点もメリットです。
今まで原宿店はフロアが階別に分かれていて、お客さんの立場からしても欲しいパーツ類をフロアごとに探さなくてはいけないという不便はあったし、それ以上に接客上十分な対応が出来なかったという不満点もこれで解消されます。十分な商品を並べることができるので、ワンフロアで説明を受けながら十分に品定めができるようになりました」。
なるしまフレンドは昨年なかばに立川店も移転。元輸入自動車のショールームだったガラス張りの店舗で営業している。その立川店は駐車場が広く、さらにクラブ員がくつろげる別室なども用意され、好評だ。
鈴木さん「神宮店には駐車場がありませんが、立川店はクラブ員やお客さんがクルマできてもゆっくりできるし、ちょっとした試乗も可能なスペースがあります。また、都内のお客さんがクルマでクラブランに来ても駐車できるのもメリット。近くの八王子には店舗でなく、練習帰りにくつろぐためのスペース"八王子エネルギードーム(栄養補給所の意味)"もあります。土地柄にあわせ、お客さんであるサイクリストの皆さんにくつろいでいただくスペースがあるというのが、会長(英雄さん)の最近の店舗展開の方針です」。
慌ただしい移転作業をこなし、この日の開店に間に合わせた店員のみなさんが当日は勢ぞろいして接待してくれた。新潟のクラブ関係者からは中庭で「越乃寒梅」などの升酒が振舞われた。升には「感謝」の文字。そして富山のますのすし、高尾山名産のまんじゅうなどが配られた。そして英雄会長を主役にした
映画「なるしまフレンド 俺っち自転車道」のDVDも配られた。
鈴木さんは言う「自転車ブームとあって新しい人が増えてきています。私たちのお店に来る人の傾向としては、新しく自転車を始める人であっても、しっかり乗る人が多いんです。ですからこれからも、売りっぱなしでなく、走るお客さんをしっかりサポート出来る店でありたいと思います。それが会長はじめなるしまフレンドの譲れない方針ですから」。
新店舗の案内はフォトギャラリーを参考にして欲しい。
なるしまフレンド神宮店
アクセス
東京メトロ銀座線外苑前駅から徒歩約7分
JR千駄ヶ谷駅、原宿駅、東京メトロ副都心線北参道駅、千代田線明治神宮前駅、都営地下鉄大江戸線国立競技場駅の各駅から徒歩約15分
所在地
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-35-2
電話番号 03-3405-9614
営業時間 12:00~19:30
定休日 水、木
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photo&text:綾野 真
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