「自転車の楽しさ、盛りだくさん!」をキャッチーフレーズにした試乗会&ショーイベント「湘南バイシクル・フェス'10」が、3月22日に神奈川県平塚市で開催された。晴天に恵まれ、過去最高の6100名の来場者数を集め、大いに盛り上がった。

メイン会場は競輪場の屋根の下メイン会場は競輪場の屋根の下

湘南バイシクル・フェスの会場は「湘南バンク」こと神奈川県は平塚競輪場。主催はNPO法人湘南ベルマーレスポーツクラブだ。
各出展メーカーの2010年最新モデルなど色々なスポーツバイクが大集合する試乗会が最大のウリで、他にも会場内では出展メーカーによるサイクルグッズの展示や、競輪場バンクを利用した各種自転車の展示試乗会が楽しめる。

他にも湘南海岸沿いを走る市民サイクリング「湘南海岸ファミリーサイクリング」をはじめ、参加できるMTBミニレースや、BMXフラットランドコンテスト(同時開催イベント)、初心者のための自転車教室、自転車トラック競技模擬レース、バイクトライアルショー、自転車界の著名人によるトークショー、自転車関連グッズがもらえるプレゼント抽選会やサブイベント各種が盛りだくさんに楽しめる、まさにキャッチフレーズどおりのイベントだ。

昨年はあいにくの雨模様のなか開催され、寒かった覚えがあるが、今年はまたとない晴天に恵まれ、春爛漫の雰囲気のもと開催された(メイン会場は湘南バンクの屋内スペースにあるため雨天でも楽しめるが)。

神奈川の湘南エリアが舞台ということで、訪れる来場者のは地元の方が多い。とくにこの湘南エリアは自転車が盛んで、プロ選手としても世界最高峰のプロチームであるランス・アームストロング率いるチームレディオシャックのフミこと別府史之選手はじめ、多くのロード選手が育った土地柄だ。また、競輪場としても好調な業績を上げているとかで、自転車熱のある地域なのだ。

今年のイベントには過去最高となる6100名の来場があり、試乗会に参加した人も1608名(試乗カード発行枚数)と、過去最高数を記録した。なおこのイベントは、財団法人JKAからの競輪公益資金の補助を受けて開催されており、より幅広い層の人への自転車の普及と振興を目的にしている(平成21年財団法人JKA競輪補助事業)。

開催前々日の3月20日には、サッカーのJリーグ、湘南ベルマーレのホームゲームにてチラシを配布し、広い層へのアピールが行われた。そのかいもあっての過去最高の動員数につながった。

それでは各イベントごとに盛況だった湘南バイシクル・フェス'10をクローズアップして行こう。

試乗コースは競輪場のバンク!試乗コースは競輪場のバンク!

バンクで楽しめる2010モデル試乗会

会場にはこの日、自転車メーカー各社の2010年最新モデルがずらりと勢ぞろいした。有名ブランドの高級スポーツバイシクルが展示されるだけでなく実際に自分で乗ることが出来るとあって、この試乗会を目的に来た人はとても多い。

競輪のバンクが試乗コースに開放された競輪のバンクが試乗コースに開放された 担当者にサドル高をあわせてもらい、いざ試乗へ担当者にサドル高をあわせてもらい、いざ試乗へ


ローラー台に固定した状態でしっかりポジションをあわせますローラー台に固定した状態でしっかりポジションをあわせます 手続きを済ませて受け取った試乗パス手続きを済ませて受け取った試乗パス


試乗会コースとなるのは、なんと普段競輪の本レースが行われている平塚競輪場のバンクだ。「聖域」とされるバンク内には普段は一般の人が立ち入ることはできないが、この日は試乗コースとして開放され、参加者たちは天気の良さを楽しみながらお目当ての自転車に乗ることができたようだ(試乗にはバンク角のない退避路の部分のみを使用する)。
試乗を楽しむ傍ら、会場内のステージではトークショーなどが連続的に開催される。

トレックはレディオシャックモデルを展示。目をひいていたトレックはレディオシャックモデルを展示。目をひいていた 自転車メンテナンスケミカルのデモンストレーションも自転車メンテナンスケミカルのデモンストレーションも


プロの競輪選手によるトラックレースのエキシビジョン

バンクではプロの競輪選手によるトラックレースのデモンストレーションも行われた。この日は「ケイリン」と2004年アテネ大会での銀メダルが記憶に残る「チームスプリント」の2種目が披露された。

2004年アテネ大会での銀メダルが記憶に残る「チームスプリント」2004年アテネ大会での銀メダルが記憶に残る「チームスプリント」 バンクを駆ける「競輪」バンクを駆ける「競輪」


各選手の駆け引きと豪快なゴールシーンが見物のケイリンと、1チーム3人の選手が力を合わせてタイムを競うチームスプリント。全く違った2種目ながら全速力でバンクを駆け抜ける姿はどちらも凄い迫力。
普段競輪を観たことのない人にもその魅力を感じてもらおうというこのイベント。そのスピードと迫力には圧倒されるばかりだ。

ステージではトークイベントなどが目白押し!

「この春こそ、ロードに乗ろう! ~スポーツバイシクル入門~」栗村修&中島靖弘コーチトークショー

プロチームの宇都宮ブリッツェン監督でJ-SPORTSの自転車ロードレース解説者でもおなじみの栗村修さんと、湘南ベルマーレトライアスロンチームの中島靖弘コーチによるトークセッションでは、これからロードバイクに乗り始めようという方向けに、自転車の選び方や早い上達に役立つコツをレクチャーしてくれた。二人の豊富な経験から繰り出されるエピソードも飛び出し、参加者は終始熱心に聞き入っていた。来場者にはまさにこれから自転車を始めたいという初心者の方が多く、トークの内容は大いに役立ったことだろう。

栗村修さんと中島靖弘コーチのトークショー栗村修さんと中島靖弘コーチのトークショー

セクシー! マンハッタンガールズ写真撮影会

すらりと伸びた長い足で会場内を闊歩する抜群のプロポーションの女性ふたり...。セクシーなKHSジャパンのイメージガール“マンハッタンガールズ”の渡辺萌依子さんと嶋田ひろみさんが話題独占!? ステージ上での写真撮影会も実施され、会場は異様な熱気に包まれた!?

マンハッタンガールズ 渡辺萌依子さんマンハッタンガールズ 渡辺萌依子さん マンハッタンガールズ 嶋田ひろみさんマンハッタンガールズ 嶋田ひろみさん


元気いっぱいティンカーベル・ダンスパフォーマンスショー

平塚市で活動中のダンス教室「森本ジャズ」より、ダンスチーム「ティンカーベル」が出演するダンスパフォーマンスが行われた。普段は湘南ベルマーレの応援やディズニーランドでダンスショーを披露しているという小学校3~6年生までの練習大好き&仲間大好き&ベルマーレ大好きなメンバー達。キラキラ笑顔と息の合った元気いっぱいのダンスが会場を元気にしてくれた。

元気いっぱいティンカーベル・ダンスパフォーマンスショー元気いっぱいティンカーベル・ダンスパフォーマンスショー

湘南ベルマーレ選手&クィーン登場 ロードチーム発表

今年見事J1復帰を果たした平塚市を地元とするサッカーチーム"湘南ベルマーレ"の選手とベルマーレクイーンが来場し、ステージに上がってくれた。
古林将太選手(DF)、松浦勇武選手(MF)、ベルマーレクイーンの井上ゆりなさんが自転車ライフを語ってくれた。3人は会場のすぐ近くに住み、日常の足は自転車。マウンテンバイクで走ることを楽しんでいるが、流行のロードバイクにも乗ってみたいとのこと。井上ゆりなさんは自転車が潮風を受けて錆びるのが悩みのタネだとか。
3人はベルマーレブースでサイン会も行い、地元ファンたちへのファンサービスにつとめていた。

湘南ベルマーレ選手&クィーン登場!湘南ベルマーレ選手&クィーン登場! 湘南ベルマーレ選手&クィーンのサイン会湘南ベルマーレ選手&クィーンのサイン会


また、ロードレースチームの湘南ベルマーレの発表もあった。チームComradeとして活躍してきたロードレースチームが、今季より湘南ベルマーレロードチームとして走ることになった。内山靖樹監督は「ホームタウンである湘南地域に住む人々に自転車を通して、夢と勇気と希望を提供し、レースでは常にゴールを目指し、アグレッシブな湘南スタイルで戦っていきます。誇られるチームを目指し、地域密着型の新しいロードチームを作ります」と抱負を語った。またComradeは運営団体として、活動を続けていくそうだ。

湘南ベルマーレロードレースチーム湘南ベルマーレロードレースチーム

「トライアスロンが趣味」リサ・ステッグマイヤーさんトークショー

タレントでトライアスリートのリサ・ステッグマイヤーさんがスペシャルゲストとして登場。湘南ベルマーレの中島靖弘コーチと自転車にまつわるフリートーキングを行った。
トライアスロンが趣味というリサさんだが、始めたきっかけはなんと「ダイエット」目的。食べるのが大好きだった「太りがち」体質のリサさんが、自転車に乗るごとにスリムで健康な身体に変わっていった体験談と、楽しみながらレースに出ているというライフスタイルを大公開。トライアスロンといえば一日中太陽を浴び続ける競技。それなのに日焼けを一切感じさせないリサさんの美白の秘訣にまで話は及んだ。美しく走りたい女性サイクリストにはとてもためになるお話が披露された。

リサ・ステッグマイヤーさんトークショーリサ・ステッグマイヤーさんトークショー 「トライアスロンが趣味」リサ・ステッグマイヤーさん「トライアスロンが趣味」リサ・ステッグマイヤーさん


山崎美緒&絹代の「自転車は世界をつなぐ」トークセッション

アフリカ大陸(ケニア~南アフリカ8カ国)日本人女性初単独縦断5000㎞など、世界18カ国を自転車で走破したパワフルな女性サイクリスト山崎美緒さんが登場した。
自転車を通じ社会へメッセージを発信し行動する山崎さんと、女性自転車乗り同士、MCの絹代さんとのトークセッション。

旅に使う愛車と山崎美緒さん旅に使う愛車と山崎美緒さん

「自転車が世界を変える・良くする」をモットーに、世界各国に仲間を作りながら旅した体験談を語る山崎さん。女性である身を隠すために丸坊主にして走ったことなどの苦労談も飛び出した。
絹代さんとはチャリジェンヌというユニットを組んで女性のための自転車普及活動も行うふたりだからこそのとっておき話に花が咲いた。

オカッピーの「超絶MTBトライアルショー」

“オカッピー”ことトライアル・デモンストレイター岡村周治さんによる「超絶MTBトライアルショー」が今年も開催された。MTB(マウンテンバイク)を身体の一部のように自由に操り、障害物をぴょんぴょん飛び交う妙技を見せてくれるオカッピーさんはいつでも大人気。軽妙なトークとアクロバティックなショーに会場はやんやの拍手に沸いた。

オカッピーの「超絶MTBトライアルショー」オカッピーの「超絶MTBトライアルショー」

豪華自転車グッズを大放出!プレゼント抽選会!!

協賛各社の協力による大抽選会には、豪華自転車関連グッズが数多く用意された。ロードレーサー、クロスバイク、折りたたみ自転車をはじめ、ヘルメット、サイクリングジャージなどなど。試乗会参加者を対象にした抽選会と、その場にいる人全員にチャンスがあるじゃんけん大会の2部構成で行われた。

豪華自転車グッズを大放出!プレゼント抽選会!!豪華自転車グッズを大放出!プレゼント抽選会!!

試乗券に記載された当選番号がアナウンスされると、喜びを爆発させる人ため息をもらす人が続出。後半のじゃんけん大会では、さらにヒートアップ! 自転車グッズがもらえるプレゼント抽選会は、豪華商品の連発で大盛り上がり。じつはこれを一番楽しみにしていた参加者も多いのでは? この賞品の多さ・豪華さは、もはや湘南バイシクル・フェスの名物といえそうだ。

豪華賞品目指し、ジャンケン大会だ!豪華賞品目指し、ジャンケン大会だ!

アクロバット! BMXフラットランドコンテスト

同時開催イベントとして行われたのが、BMX(バイシクルモトクロス)を使って平地で出来るトリック(技)を競う競技「フラットランド」のコンテスト。ポップな音楽とノリノリのDJのアナウンスにあわせて自転車の上で踊るようにアクロバティックな技を連続して披露するプレイヤーたち。
自転車を軽々と振り回し次々とトリックを繰り出す姿に観客は終止釘付け。初めてBMXに触れる子供たちを対象にした体験ライドも行われ、参加者も観客も一体になって大いに盛り上がっていた。

MTBフラットランドコンテストMTBフラットランドコンテスト ちょっとアブナイ? BMXフラットランドコンテストちょっとアブナイ? BMXフラットランドコンテスト


ミニレースで燃えろ! MTBさざ波公園ショートクリテ

一周約150mのショートコースを4~6人で一斉にスタートするクリテリウム大会が「MTBさざ波公園ショートクリテ」だ。
会場に作られた特設コースは、平地ながらオフロードありアスファルトあり、しかも至る所にちょっとした障害物も設置され、これがレースの展開を大きく左右することに。
決勝はトーナメント方式で行われ、1コーナー目がけてスタートダッシュを決める参加者はみんな真剣そのもの。
昨年大いに盛り上がったママチャリクラスは最終ラップに大逆転劇があり、今年も会場を大いに湧かせた。

MTBさざ波公園ショートクリテMTBさざ波公園ショートクリテ ママチャリでコースを攻める!ママチャリでコースを攻める!


また、ペダルも補助輪も無い自転車を足で蹴って前に進む「ストライダー」。このストライダーを使った「ストライダーカップ」も同時開催。全く新しいタイプの自転車ながら、参加した子供たちはスイスイと乗り回し楽しそうに走り回っていた。オカッピーさんのMCのもと、各レースともに熱い戦いが繰り広げられた。

ペダルも補助輪も無い自転車を足で蹴って前に進む「ストライダー」のレースペダルも補助輪も無い自転車を足で蹴って前に進む「ストライダー」のレース ストライダーカップを走る子供ストライダーカップを走る子供


家族で楽しむ 湘南海岸ファミリーサイクリング

湘南ベルマーレトライアスロンチームがホストになって湘南海岸サイクリングロードを走る「湘南海岸ファミリーサイクリング」。昨年は小雨模様だったが、今年は最高の天気!

コースはふたつ。一般コース(約26㎞)が、平塚競輪場(スタート/ゴール)~湘南大橋~湘南海岸サイクリングロード~鵠沼海浜公園~片瀬橋~江ノ島交差点(折返し地点)。
ショートコース(約20㎞)が、平塚競輪場(スタート/ゴール)~湘南大橋~湘南海岸サイクリングロード~鵠沼海浜公園付近(折返し地点)だ。
スタート前には湘南ベルマーレトライアスロンチームの中込英夫コーチの「快適自転車乗り方クリニック」も開催され、初めての参加者や子どもたちにも安心して参加できた。

湘南海岸ファミリーサイクリングは富士山の眺望も楽しめた湘南海岸ファミリーサイクリングは富士山の眺望も楽しめた

湘南海岸沿いのサイクリングロードは誰にでも走りやすく、この日は青い海の向こうに富士山がくっきり眺められるという絶好のサイクリング日和だった。一般コースに自転車で同行取材した参加レポートはまた別記事でお知らせする予定です。お楽しみに。

初心者のための自転車教室

会場内では自転車に乗れない子供、女性、高齢者を対象とした自転車乗り方教室が開催された。専門の指導員による親切な指導が受けられるため、個人差はあるものの毎回6~7割程度の参加者がその日のうちに自転車に乗れるようになるという。
補助輪の無い自転車にちょっと緊張しながらも、自由に走れる感覚を体感した参加者の嬉しそうな笑顔が印象的だった。

初心者のための自転車教室初心者のための自転車教室

試乗ブースでも㈲アキコーポレーション、㈱ケイ・エイチ・エス・ジャパン、㈱ジャイアント、㈱ホダカ、ライトウェイプロダクツジャパン㈱、ニコライドなどが試乗できる子供自転車を用意。普段なかなか試乗チャンスの無い自転車だけに、参加者たちも購買意欲満々(?)で試乗を楽しんでいた。


試乗を楽しんだ皆さんのコメント

みっくんさん一家
「大磯から来ました。このイベントは前から知っていたのですが、初めて来ることができました。自転車は私の趣味なんですが、子どもたちにも楽しませてあげたいと思って。いろいろな自転車に試乗できるのがいいですね」。

一家で試乗を楽しんでます一家で試乗を楽しんでます

小野さん
「買いたいモデルがあったので、試乗しにやってきました。ロードバイクを始めたいと思っていて、このフェルトのレディースバイクが目当てだったので、試すことができてよかったです。乗ってみると良かっ
たので、買っちゃおうかなと思います」。

女性モデルが目当てできました女性モデルが目当てできました

湘南エリアから来た仲良し2人
「いろんな自転車に試乗ができるので来ました。さすがにこのヘンテコな自転車は乗るのが難しかったけど、楽しい自転車が一杯ありますね。一日楽しめそうです」。

超小径車に試乗した仲良し2人組超小径車に試乗した仲良し2人組

ホンダさん
「茅ヶ崎から来ました。自転車が趣味で、今持っている自転車もあるんですが、いいのが欲しいなと思って。子どもたちも大きくなったのでちょうど買い換えたいなと思っています。試乗したなかでいいものがあればいいなと思って。この子供載せ自転車は公道を走るのは大変そうですが、気に入りました」。

子供載せ自転車も試しました子供載せ自転車も試しました

子ども用自転車を試すRさん
サイクリング用のスポーツバイクもいいですが、子供載せ自転車は普段の足として必要なので、購入を前にして検討にやってきました。思ったよりバランス良く走れるのでいい感じです。

子ども用自転車を試乗しました子ども用自転車を試乗しました

平塚からきた工藤さん親子
「まだ自転車を持ってはいないので、今日の機会で何かいい自転車に巡り会えれば買いたいなと思ってやってきました。娘も楽しんでますよ」。

娘さん「自転車は楽しいです。自分のも持っているけど、すぐ錆びちゃうの」
お父さん「いい自転車は錆びないから、買えるといいね~(笑)」

娘の自転車選びも目的です娘の自転車選びも目的です

チームエレファントの部長・西村益美さん
「この近くに住んでいるので試乗も兼ねてやってきました! 彼女はチームエレファントの若手です(笑)。1年前から誘って、一緒に乗り始めているんですが、サイクリングとダイエット目的なんです。ビンディングペダルを1年前に買ったけど、まだうまく使えないから、こうして練習してるんですよ。新しい自転車でも買って、本格的に始めたほうがいいよって(笑)」

チームエレファントの部長・西村益美さんとチームの新人さんチームエレファントの部長・西村益美さんとチームの新人さん

クロスバイクを品定めするお2人組
右の方「今度クロスバイクを買いたいという彼のためにやってきました。私はもう乗っているんですが、彼はこれからなので、品定めのお手伝いです。

左の方「クロスバイクが欲しいんです。やっぱり普通の自転車に比べたら全然軽いし、スピーも出るし、いいですね。楽しいです。値段は10万円以下で買いたいと思っています」。

右の方「クロスバイクなら普段乗りにも使えて足がわりになるので、もし趣味として続けられなくても、使うことはできますからね」。

クロスバイク選びに余念がなかった2人クロスバイク選びに余念がなかった2人

text:Makoto.AYANO
photo:Takashi.Kayaba, Takaaki,Asano