2018/06/25(月) - 09:17
奈良県の東南部の魅力を自転車を通して体感できる「ツアー・オブ・奈良・まほろば」が今年も開催される。6年目を迎えた大会は、ロングライド当日とサイクルクリニックや前夜祭も行われる前日の2日間にわたって開催される。
まほろば、というのは、素晴らしく住みやすい場所という意味をもつやまとことば。かつて平城京が築かれ、多くの名刹古刹が存在する奈良県は、まさにその言葉がしっくりくるエリアである。
サイクリストもその例外でない。周囲を山に囲まれ、起伏の変化に富む地形は多くのサイクリストにとって魅力的なロケーション。スポーツサイクルへの理解度も深い地域でもあり、地域密着型のプロツアーチーム、シェルボ奈良の存在もその証左といえるはず。
そんな奈良県の北東部、宇陀市を中心に開催されるのが「ツアー・オブ・奈良・まほろば」。自然豊かな奈良県を目いっぱい楽しむことができるエリア周遊型のロングライドを中心とした2日間のイベントとなる。
目玉となるロングライドのユニークなのは、コースが決められていないというところ。特定の走行コースを決めず2名以上のチームで協力しながら自由にチェックポイントを巡ってもらう「チームハッピーライド」形式が導入されており、エリアの魅力をそれぞれのチームが工夫して味わうことができるのだ。
これは、サイクルツーリズム=自転車観光の原点に立ち戻り、コースを限定しないことで主要道から離れた観光地にも行ってもらうこと、コースを速く走る必要性がなくなることでより自転車旅を楽しんでもらうことを目的としているのだとか。
周遊形式ということで、案内板などは無いものの、各コースのチェックポイントを記載したマップが用意されるほか、各チームに1台、「スマココ」という位置情報アプリをスマホにインストールすることで、安全管理もバッチリ行われているので、不測の事態にも安心できるはず。
用意されるのは3つのカテゴリ―。それぞれ異なるエリアをめぐるライドとなっており、地域ごとに違った魅力を楽しめるチェックポイントやエイドステーションが用意されている。特にエイドは、各コース趣向をこらし、昨年以上に充実したメニューと給水が用意されるとのことだ。それではそれぞれを簡単に紹介しよう。
Enjoy マウントライド「曽爾・御杖コース」は、スタートから約23km先の掛公園(曽爾村)を拠点に、曽爾村の「曽爾高原」や「屏風岩公苑」、御杖村の「みつえ高原牧場」や「道の駅伊勢本街道御杖」などを巡るコース。コースは約81km~最長約102kmまで、自由に走ることができます。起伏に富んだ大和高原の自然を楽しめるコースとなっている。
Enjoyレイクサイドライド「山添・奈良コース」は、スタートから約26km先の満天ひろば(奈良市)を拠点に、山添村の「布目ダム」「上津ダム」の湖畔や、神野山の「めえめえ牧場」「鍋倉峡」などを巡るコース。
約75km~最長120kmのロングライドを自由に楽しめる。満天ひろばの近くにある人気のお店「ハーブクラブ」のメニューをサイクリスト向けにアレンジしたランチを味わえるのはこのコースの魅力。また満天ひろばで販売されているクラフトや物産は本イベントに限りゴール地点までの無料配送サービスも用意される。
Enjoy カントリーライド「宇陀・東吉野コース」は、スタート地点「宇陀市心の森総合福祉公園」を拠点に、宇陀市の「八咫烏神社」や「墨坂神社」「たかぎふるさと館」、東吉野村の「平野水分神社」や「宝蔵寺」、昨年12月にオープンした「ひよしのさとマルシェ」を巡るコース。
宇陀市内と東吉野村の川沿いの道は比較的坂の少ないコースは初心者から中級者に最適ですが、「佛隆寺」「宇賀神社」「宮奥ダム」まで足を伸ばすと坂もきつく上級者でも楽しめるコースとなる。
そして、今年の新たな取り組みとなるのが、大会前日の9月23日に行われる前日イベント「Enjoy Bike Clinic &前夜祭 in曽爾村」。ゲストに現役競輪選手とシエルヴォ奈良レーシングチームのプロライダーを招いたサイクルクリニックと前夜祭が曽爾村で開催される。
サイクルクリニックはレベルに合わせた2クラス構成に。初級クラスはバイクのポジションチェックや基本テクニック、ロングライド講座といった内容に。上級クラスはレースに向けたライディングテクニックやトレーニング講座、コンディショニングなど、競技者向けの内容となっている。
スキルに応じたチーム分けで、楽しくサイクリングしながらプロ選手から様々なアドバイスを受けられる。サイクルクリニックは一人での参加も受け付けているので、身に着けたスキルを翌日のサイクリングツアーでチームメイトに伝え実践することができるのも魅力的。
サイクリング後は曽爾村「サンビレッジ曽爾」で前夜祭を開催。選手と一緒に地元食材を使ったバーベキューを食べ、楽しい時間を過ごそう。前夜祭ではシエルヴォ奈良レーシングチームをサポートするメリダが協力し、グランツール等で新城選手が所属するバーレンメリダチームが使用したバイクの展示&試乗も用意されている。
現在エントリー募集中 締め切りは8月17日まで。
エントリーは既に開始されており、締め切りは8月17日(金)となる。先着順で定員に達し次第締め切りとなる。申し込みはスポーツエントリー(サイクルクリニックはオフィシャルサイト)にて受け付けている。奈良の魅力をギュッと詰め込んだ2日間。ぜひ、1泊2日で前夜祭とサイクリングツアーを楽しんでは?
ツアー・オブ・奈良・まほろば2018
開催日:2018年9月23・24日(日・祝)
場 所:奈良県/宇陀市、山添村、曽爾村、御杖村、東吉野村、奈良市
参加資格:小学5年生以上
コース:Enjoyマウントライド 曽爾・御杖コース(約81km~102km)
Enjoyレイクサイドライド 山添・奈良コース(約75km~120km)
Enjoyカントリーライド 宇陀・東吉野コース(約48km~65km)
参加規模:各コース250名
参加費:サイクリングツアー:6,000円/名
申込締切:2018年8月17日(金)
サイクルクリニック&前夜祭
参加規模:30名
参加費:サイクルクリニック&前夜祭:8000円/名
まほろば、というのは、素晴らしく住みやすい場所という意味をもつやまとことば。かつて平城京が築かれ、多くの名刹古刹が存在する奈良県は、まさにその言葉がしっくりくるエリアである。
サイクリストもその例外でない。周囲を山に囲まれ、起伏の変化に富む地形は多くのサイクリストにとって魅力的なロケーション。スポーツサイクルへの理解度も深い地域でもあり、地域密着型のプロツアーチーム、シェルボ奈良の存在もその証左といえるはず。
そんな奈良県の北東部、宇陀市を中心に開催されるのが「ツアー・オブ・奈良・まほろば」。自然豊かな奈良県を目いっぱい楽しむことができるエリア周遊型のロングライドを中心とした2日間のイベントとなる。
目玉となるロングライドのユニークなのは、コースが決められていないというところ。特定の走行コースを決めず2名以上のチームで協力しながら自由にチェックポイントを巡ってもらう「チームハッピーライド」形式が導入されており、エリアの魅力をそれぞれのチームが工夫して味わうことができるのだ。
これは、サイクルツーリズム=自転車観光の原点に立ち戻り、コースを限定しないことで主要道から離れた観光地にも行ってもらうこと、コースを速く走る必要性がなくなることでより自転車旅を楽しんでもらうことを目的としているのだとか。
周遊形式ということで、案内板などは無いものの、各コースのチェックポイントを記載したマップが用意されるほか、各チームに1台、「スマココ」という位置情報アプリをスマホにインストールすることで、安全管理もバッチリ行われているので、不測の事態にも安心できるはず。
用意されるのは3つのカテゴリ―。それぞれ異なるエリアをめぐるライドとなっており、地域ごとに違った魅力を楽しめるチェックポイントやエイドステーションが用意されている。特にエイドは、各コース趣向をこらし、昨年以上に充実したメニューと給水が用意されるとのことだ。それではそれぞれを簡単に紹介しよう。
Enjoy マウントライド「曽爾・御杖コース」は、スタートから約23km先の掛公園(曽爾村)を拠点に、曽爾村の「曽爾高原」や「屏風岩公苑」、御杖村の「みつえ高原牧場」や「道の駅伊勢本街道御杖」などを巡るコース。コースは約81km~最長約102kmまで、自由に走ることができます。起伏に富んだ大和高原の自然を楽しめるコースとなっている。
Enjoyレイクサイドライド「山添・奈良コース」は、スタートから約26km先の満天ひろば(奈良市)を拠点に、山添村の「布目ダム」「上津ダム」の湖畔や、神野山の「めえめえ牧場」「鍋倉峡」などを巡るコース。
約75km~最長120kmのロングライドを自由に楽しめる。満天ひろばの近くにある人気のお店「ハーブクラブ」のメニューをサイクリスト向けにアレンジしたランチを味わえるのはこのコースの魅力。また満天ひろばで販売されているクラフトや物産は本イベントに限りゴール地点までの無料配送サービスも用意される。
Enjoy カントリーライド「宇陀・東吉野コース」は、スタート地点「宇陀市心の森総合福祉公園」を拠点に、宇陀市の「八咫烏神社」や「墨坂神社」「たかぎふるさと館」、東吉野村の「平野水分神社」や「宝蔵寺」、昨年12月にオープンした「ひよしのさとマルシェ」を巡るコース。
宇陀市内と東吉野村の川沿いの道は比較的坂の少ないコースは初心者から中級者に最適ですが、「佛隆寺」「宇賀神社」「宮奥ダム」まで足を伸ばすと坂もきつく上級者でも楽しめるコースとなる。
そして、今年の新たな取り組みとなるのが、大会前日の9月23日に行われる前日イベント「Enjoy Bike Clinic &前夜祭 in曽爾村」。ゲストに現役競輪選手とシエルヴォ奈良レーシングチームのプロライダーを招いたサイクルクリニックと前夜祭が曽爾村で開催される。
サイクルクリニックはレベルに合わせた2クラス構成に。初級クラスはバイクのポジションチェックや基本テクニック、ロングライド講座といった内容に。上級クラスはレースに向けたライディングテクニックやトレーニング講座、コンディショニングなど、競技者向けの内容となっている。
スキルに応じたチーム分けで、楽しくサイクリングしながらプロ選手から様々なアドバイスを受けられる。サイクルクリニックは一人での参加も受け付けているので、身に着けたスキルを翌日のサイクリングツアーでチームメイトに伝え実践することができるのも魅力的。
サイクリング後は曽爾村「サンビレッジ曽爾」で前夜祭を開催。選手と一緒に地元食材を使ったバーベキューを食べ、楽しい時間を過ごそう。前夜祭ではシエルヴォ奈良レーシングチームをサポートするメリダが協力し、グランツール等で新城選手が所属するバーレンメリダチームが使用したバイクの展示&試乗も用意されている。
現在エントリー募集中 締め切りは8月17日まで。
エントリーは既に開始されており、締め切りは8月17日(金)となる。先着順で定員に達し次第締め切りとなる。申し込みはスポーツエントリー(サイクルクリニックはオフィシャルサイト)にて受け付けている。奈良の魅力をギュッと詰め込んだ2日間。ぜひ、1泊2日で前夜祭とサイクリングツアーを楽しんでは?
ツアー・オブ・奈良・まほろば2018
開催日:2018年9月23・24日(日・祝)
場 所:奈良県/宇陀市、山添村、曽爾村、御杖村、東吉野村、奈良市
参加資格:小学5年生以上
コース:Enjoyマウントライド 曽爾・御杖コース(約81km~102km)
Enjoyレイクサイドライド 山添・奈良コース(約75km~120km)
Enjoyカントリーライド 宇陀・東吉野コース(約48km~65km)
参加規模:各コース250名
参加費:サイクリングツアー:6,000円/名
申込締切:2018年8月17日(金)
サイクルクリニック&前夜祭
参加規模:30名
参加費:サイクルクリニック&前夜祭:8000円/名
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