ミノウラ　多様化するクイックレバーに対応するスタンドと車載キャリアの追加オプション

バイクストレージやローラー台などに定評のあるミノウラ。様々な形状のクイックリリースレバーに対応するディスプレイスタンド「DS-70」と、車内キャリアVERGOシリーズに対応するマウントスペーサーがリリースされる。

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ミノウラ DS-70
ミノウラ DS-70 (c)フカヤ
自宅内で自転車保管する時に活躍するディスプレイスタンド。三角スタンドとも呼ばれるこのタイプは、クイックリリースのレバーをスタンドの受けにホールドさせるだけという手軽さが魅力であり、使用している方も多いはずだ。

しかし、レバーを受ける部分が手持ちのホイールに付属するクイックレバーではマッチしないというケースもありがちであり、サイクリストを悩ませる種の一つでもある。近年ではスルーアクスルの流れも着実に大きくなっており、そもそもスタンドを取り付けできないという自転車も出現してきていた。

シマノ デュラエースのクイックリリースを取り付けた場合 (c)フカヤマヴィックのクイックリリースを取り付けた場合 (c)フカヤカンパニョーロ、フルクラムのクイックリリースを取り付けた場合 (c)フカヤ

新型カップリングによりホールドできるクイックリリースの種類が増えた (c)フカヤスルーアクスル用のアダプター (c)フカヤ


この流れを受けミノウラは、様々なクイックリリースレバーの形状とスルーアクスルにも対応できるディスプレイスタンド「DS-70」を開発した。対応するクイックリリースのレバーはシマノ、マヴィック、カンパニョーロ系（フルクラム含む）という3種類。レバーの無いスルーアクスルには付属のアダプターを使用することで対応する。エアロ形状であったり、複雑な曲線を描き、ディスプレイスタンドにホールドさせられないと困っていたタイプがホールドできるようになったのは嬉しいニュースだ。

DS-70は三角形状ではないことに加え、車体を支えるアームが後方にオフセットしてから地面へと伸びていることがポイントの一つ。ディスプレイスタンドとしての使用が前提の製品であるが、このオフセットによりディレイラー周りの調整が行いやすくなっている。簡易的なメンテナンスにも最適なため、自宅での作業にはぴったりだろう。

スタンドの脚はオフセットして地面に伸びているため、ディレイラー調整なども行いやすい (c)フカヤ
ミノウラ DS-70
素　材：鉄
サイズ：縦400mm×横307mm×奥行き250mm
重　量：900g
価　格：4,000円（税抜）

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ミノウラ VERGO-TFハイトスペーサー
マウント位置を高くすることでシャフトのネジを緩めやすくしている (c)フカヤ
VERGO-TF1　このキャリアにスペーサーを使用する (c)フカヤミノウラ VERGO-TFハイトスペーサー (c)フカヤ


前輪を外したフォークをマウントする自動車内キャリアの「VERGO（ヴァーゴ）」シリーズ。このキャリアは、左右に伸びた脚とフォークマウントの距離が近く、シャフトのレバーを倒した状態でなければネジを緩めにくいスルーアクスルのフレームでは、レバーが脚に当たり回しにくいというケースがあった。

この問題を解決するためにミノウラは、50mmマウントの位置を上昇させるスペーサーをオプションとしてリリースする。マウント部とレッグ部分の間に挟み込むだけのプロダクトであるが、作業のストレスを少なくしてくれるため、スルーアクスルのバイクを持つ方にはオススメだ。価格は1,700円（税抜）。

ミノウラ VERGO-TFハイトスペーサー
内　容：50mmスペーサー、専用ノブ
素　材：アルミ、鉄、ナイロン
重　量：155g
価　格：1,700円（税抜）