2017/09/12(火) - 08:49
国内最高峰の市民レースとして、日本中のホビーレーサーから高い人気を誇る、「ツール・ド・おきなわ」。最長210kmで争われるレース、そして同時に開催される、サイクリング部門からなる、沖縄を自転車で楽しみつくす2日間を紹介します。
今年で29年目を迎えるツール・ド・おきなわ。平成元年に初開催され、数々のチャンピオンと名勝負を生み出し、日本のロードレースシーズンを締めくくってきた格式あるイベントである。年を重ねるごとに参加者は増加しており、昨年も参加人数の記録を更新。4500名を超えるサイクリストたちがやんばる路を駆け抜けた。
多くのサイクリストたちが集まる2日間、シリアスなレースから家族と楽しめるサイクリングまでさまざまなカテゴリーそして種目が用意される。その中でも最もレベルが高いレースとなるのが、「男子チャンピオンレース」だ。UCIアジアツアー1.2クラスにカテゴライズされる国際レースでもあり、昨年は海外4カ国(オランダ、ドイツ、タイ、台湾)から5つの招待チームが参加した。
同時に女子とジュニアの国際レースも行われる。この2種目に関してはUCIレースではないが、集まる選手のレベルは男子チャンピオンレースと同様に極めて高い。国内外から有力な選手たちが集まり、国内では貴重な日本勢と海外勢の激しい戦いを見ることが出来るレースとなる。
プロ選手たちが鎬を削りあう国際レースも素晴らしいが、ツール・ド・おきなわと言えば市民レース。競技団体への登録無しに参加できる市民レースの中ではもっとも格式の高い大会であり、この「おきなわ」で勝つことは、最強のアマチュアレーサーの証明であり、最高の名誉とされる。この大会に照準を合わせて年間のトレーニングを積むサイクリストも数多い、まさに特別なレースなのだ。
国内最長のコースとなる市民レース210Km は「ホビーレーサーの甲子園」と形容され、国内における市民ロードレースの最高峰となる種目。市民レーサーにとっては完走するだけでステータスとなる過酷なレースだ。このレースを制した者は市民レーサーの日本チャンピオンと言っても過言ではなく、表彰台の頂点を目指す熱い戦いが今年も繰り広げられるだろう。
また、市民レース部門は個々の力に合わせて参加できるように、4つのクラスが用意されている。それぞれ距離別に、210㎞、140km、100km、50kmと参加者自身の成長と共に参加クラスをレベルアップできるような設定がされている。一つ一つステップアップしていくもよし、一つのカテゴリーで優勝を目指すのもよし、レースへの挑み方は人それぞれ。
南国の景色とグルメが魅力のサイクリング部門
さて、ここまで紹介したような華やかなレース種目ばかりが注目されがちなツール・ド・おきなわだが、タイムを競わないサイクリング部門もとても充実しているのは意外と知られていないのではないだろうか。2日間を通して、エンジョイ派のライダーたちも楽しめる様々なコースが用意されているのだ。
特に上級者向けの沖縄本島1周サイクリングは充実のコース設定で、完走時の達成感はレース種目に勝るとも劣らないほど。ワルミ大橋や海中道路といった名所を巡りつつ、336kmを2日間で走り切るコースは本州のサイクリングでは味わえない、沖縄ならではの魅力に溢れた二日間となる。
上・中級者向けとなるやんばるセンチュリーライドは、沖縄の北東部であるやんばるの市町村(名護市、本部町、今帰仁村、大宜味村、国頭村、東村)を一日で走りきるロングライド。アップダウンが続くこのコースはレース種目で使われるコースの多くを通ることとなる。まさに沖縄で最も過酷で、大自然を満喫できる素晴らしいサイクリングコースだ。
中級者向けとなるチャレンジサイクリング100kmコースは名護市から東海岸線を南下し、阪神タイガースの春季キャンプが開催される宜野座村、タコライス世界一の町金武町、そして美しい海の恩納村を周遊するサイクリング。適度なアップダウンもあり、ダイナミックな走り応えのあるコースとなっている。
そこまで走り切る自信のない初心者や、家族連れなどにオススメなのが沖縄随一の西海岸を誇る恩納村の海岸線を走る恩納村ファミリーサイクリング。コース全体がフラットになっており、多くのサイクリング種目の中でも走りやすさが特徴で、脚力を問わず自転車で沖縄を満喫できる種目となっている。他にも、本島を離れ、日帰りで伊江島を走る伊江島ファミリーサイクリングや、1泊2日で島を満喫出来る伊平屋島(いへやしま)サイクリングなども用意される。
現在申込受付中!人気種目は早めの申し込みが吉
押しも押されぬ人気大会であるツール・ド・おきなわだが、今年もすでに申し込みが始まっている。既にキャンセル待ちとなっている種目も多く、他の種目も早々に埋まることが予想されるため、早めに申し込みを済ませておいた方が良いだろう。エントリーはスポーツエントリー(レース種目)、スポーツエントリー(サイクリング種目)や電話(0570-550-846)およびFAX(0120-37-8434)、Famiポート、沖縄県内のサイクルショップ、事務局窓口で受け付けている。詳しくは大会サイト内エントリーページを参照のこと。
なお沖縄までの航空機便と宿については、事務局から参加者に対して特別割引運賃の航空便と大会推薦のホテル(リゾートホテルからビジネスホテルまで各ランク別)や民宿、そして大会特別料金で利用できるレンタカーなどが案内され、割安に申し込むことができる。
ツール・ド・おきなわ公式 大会紹介動画(2014年大会より)
第29回ツール・ド・おきなわ
開催日:2017年11月11日(土)・12日(日)
エントリー期間:~9月30日(土)17:00
種目:国際ロードレース(男子、女子、ジュニア)、市民ロードレース(210㎞、140km、100km、50km)、サイクリング部門(沖縄本島1周サイクリング、やんばるセンチュリーライド、チャレンジサイクリング、恩納村ファミリーサイクリング、伊平屋島サイクリング、伊江島ファミリーサイクリング)
主催:特定非営利活動法人 ツール・ド・おきなわ協会、北部広域市町村圏事務組合、公益財団法人 日本自転車競技連盟
今年で29年目を迎えるツール・ド・おきなわ。平成元年に初開催され、数々のチャンピオンと名勝負を生み出し、日本のロードレースシーズンを締めくくってきた格式あるイベントである。年を重ねるごとに参加者は増加しており、昨年も参加人数の記録を更新。4500名を超えるサイクリストたちがやんばる路を駆け抜けた。
多くのサイクリストたちが集まる2日間、シリアスなレースから家族と楽しめるサイクリングまでさまざまなカテゴリーそして種目が用意される。その中でも最もレベルが高いレースとなるのが、「男子チャンピオンレース」だ。UCIアジアツアー1.2クラスにカテゴライズされる国際レースでもあり、昨年は海外4カ国(オランダ、ドイツ、タイ、台湾)から5つの招待チームが参加した。
同時に女子とジュニアの国際レースも行われる。この2種目に関してはUCIレースではないが、集まる選手のレベルは男子チャンピオンレースと同様に極めて高い。国内外から有力な選手たちが集まり、国内では貴重な日本勢と海外勢の激しい戦いを見ることが出来るレースとなる。
プロ選手たちが鎬を削りあう国際レースも素晴らしいが、ツール・ド・おきなわと言えば市民レース。競技団体への登録無しに参加できる市民レースの中ではもっとも格式の高い大会であり、この「おきなわ」で勝つことは、最強のアマチュアレーサーの証明であり、最高の名誉とされる。この大会に照準を合わせて年間のトレーニングを積むサイクリストも数多い、まさに特別なレースなのだ。
国内最長のコースとなる市民レース210Km は「ホビーレーサーの甲子園」と形容され、国内における市民ロードレースの最高峰となる種目。市民レーサーにとっては完走するだけでステータスとなる過酷なレースだ。このレースを制した者は市民レーサーの日本チャンピオンと言っても過言ではなく、表彰台の頂点を目指す熱い戦いが今年も繰り広げられるだろう。
また、市民レース部門は個々の力に合わせて参加できるように、4つのクラスが用意されている。それぞれ距離別に、210㎞、140km、100km、50kmと参加者自身の成長と共に参加クラスをレベルアップできるような設定がされている。一つ一つステップアップしていくもよし、一つのカテゴリーで優勝を目指すのもよし、レースへの挑み方は人それぞれ。
南国の景色とグルメが魅力のサイクリング部門
さて、ここまで紹介したような華やかなレース種目ばかりが注目されがちなツール・ド・おきなわだが、タイムを競わないサイクリング部門もとても充実しているのは意外と知られていないのではないだろうか。2日間を通して、エンジョイ派のライダーたちも楽しめる様々なコースが用意されているのだ。
特に上級者向けの沖縄本島1周サイクリングは充実のコース設定で、完走時の達成感はレース種目に勝るとも劣らないほど。ワルミ大橋や海中道路といった名所を巡りつつ、336kmを2日間で走り切るコースは本州のサイクリングでは味わえない、沖縄ならではの魅力に溢れた二日間となる。
上・中級者向けとなるやんばるセンチュリーライドは、沖縄の北東部であるやんばるの市町村(名護市、本部町、今帰仁村、大宜味村、国頭村、東村)を一日で走りきるロングライド。アップダウンが続くこのコースはレース種目で使われるコースの多くを通ることとなる。まさに沖縄で最も過酷で、大自然を満喫できる素晴らしいサイクリングコースだ。
中級者向けとなるチャレンジサイクリング100kmコースは名護市から東海岸線を南下し、阪神タイガースの春季キャンプが開催される宜野座村、タコライス世界一の町金武町、そして美しい海の恩納村を周遊するサイクリング。適度なアップダウンもあり、ダイナミックな走り応えのあるコースとなっている。
そこまで走り切る自信のない初心者や、家族連れなどにオススメなのが沖縄随一の西海岸を誇る恩納村の海岸線を走る恩納村ファミリーサイクリング。コース全体がフラットになっており、多くのサイクリング種目の中でも走りやすさが特徴で、脚力を問わず自転車で沖縄を満喫できる種目となっている。他にも、本島を離れ、日帰りで伊江島を走る伊江島ファミリーサイクリングや、1泊2日で島を満喫出来る伊平屋島(いへやしま)サイクリングなども用意される。
現在申込受付中!人気種目は早めの申し込みが吉
押しも押されぬ人気大会であるツール・ド・おきなわだが、今年もすでに申し込みが始まっている。既にキャンセル待ちとなっている種目も多く、他の種目も早々に埋まることが予想されるため、早めに申し込みを済ませておいた方が良いだろう。エントリーはスポーツエントリー(レース種目)、スポーツエントリー(サイクリング種目)や電話(0570-550-846)およびFAX(0120-37-8434)、Famiポート、沖縄県内のサイクルショップ、事務局窓口で受け付けている。詳しくは大会サイト内エントリーページを参照のこと。
なお沖縄までの航空機便と宿については、事務局から参加者に対して特別割引運賃の航空便と大会推薦のホテル(リゾートホテルからビジネスホテルまで各ランク別)や民宿、そして大会特別料金で利用できるレンタカーなどが案内され、割安に申し込むことができる。
ツール・ド・おきなわ公式 大会紹介動画(2014年大会より)
ツール・ド・おきなわ紹介動画ツール・ド・おきなわ紹介動画!!ツール・ド・おきなわ大会の開催地及びコースなどを紹介しています。映像は主に2014大会の映像です!やんばるの風をぜひ感じて下さい。
Posted by ツール・ド・おきなわ on 2015年9月17日
第29回ツール・ド・おきなわ
開催日:2017年11月11日(土)・12日(日)
エントリー期間:~9月30日(土)17:00
種目:国際ロードレース(男子、女子、ジュニア)、市民ロードレース(210㎞、140km、100km、50km)、サイクリング部門(沖縄本島1周サイクリング、やんばるセンチュリーライド、チャレンジサイクリング、恩納村ファミリーサイクリング、伊平屋島サイクリング、伊江島ファミリーサイクリング)
主催:特定非営利活動法人 ツール・ド・おきなわ協会、北部広域市町村圏事務組合、公益財団法人 日本自転車競技連盟
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