2017/05/29(月) - 09:21
ワンティ・グループベルトや愛三工業レーシングが駆り国内での知名度が高まりつつあるジャーマンバイクブランドのキューブ。ハイエンドのエンデュランスロード「AGREE」のレディースモデル「AXIAL WLS C:62 SL Disc」を紹介しよう。
キューブ AXIAL WLS C:62 SL Disc (c)SHIONO BICYCLE
2017年モデルより日本国内でも展開が開始されたドイツの総合ブランド、キューブ。2016年シーズンはワンティ・グループベルトのエンリーコ・ガスパロットによるアムステルゴールドレース制覇、2017年も引き続き同チームへのサポートを継続している。同時に2017年より愛三工業レーシングも使用し始めたブランドである。
そんなキューブのバイクラインアップから今回紹介するバイクは、エンデュランスロードレーサー「AGREE」のレディースモデルにあたる「AXIAL WLS C:62 SL Disc」だ。スピードを求めるライダーから長距離を走るツーリングまで幅広いシチュエーションで活躍する1台に仕上げられたカーボンバイクである。
バイクのアイデンティティともいえるシートチューブまわりの集合部。振動吸収性に貢献する (c)SHIONO BICYCLE
四角断面のチューブを多用するキューブのAXIAL WLS C:62 SL Disc (c)SHIONO BICYCLE
カムテールデザインのダウンチューブには使用したカーボン素材やテクノロジーが表記される (c)SHIONO BICYCLE
テーパードのヘッドチューブから直線的に伸びるトップチューブ (c)SHIONO BICYCLE
使用される素材はキューブが独自開発を行ったC:62というAGREEにも使用されるカーボン。Advanced Twin Moldテクノロジーによって生み出されるモノコックフレームは、AGREEの設計仕様を受け継ぎ、ヘッド周りのインテグレーテッドデザインやカムテールのダウンチューブ、シートクランプなどはエアロ設計とされている。
トップチューブからシートステーにかけてのラインもこのバイクの特徴だ。シートステーとシートチューブの交点を下げ、リア三角をコンパクト化することで、高い振動吸収性を確保している。優れた空力性能と快適性は、レースやサイクリングを問わず長距離ライドでアドバンテージとなるはずだ。
シマノ 6800系ULTEGRAをメインコンポーネントに据える (c)SHIONO BICYCLE
DTスイスのSpline R32ホイールのステッカーはオリジナルカラーだ (c)SHIONO BICYCLE
ディスクブレーキモデルとAGREEの違いは、テーパードデザインのシートチューブと、屈曲したチェーンステー。この変更により剛性と振動吸収性とのバランスを整えている。
フラットマウント仕様のディスクブレーキは前後140mmローターを使用する油圧式のシマノBR-RS805。油圧式ディスクブレーキは少ない力でも安定した制動力を発揮するため、レバーを握り続けるような急斜面のダウンヒルなどでは、握力が少ない女性にとって強力な味方となってくれるはずだ。車軸は前後共に12mmスルーアクスルが採用されており、ディスクブレーキの性能を十全に引き出してくれる。
キューブ AXIAL WLS C:62 SL Disc (c)www.cube.eu
アッセンブルされるドライブトレインはシマノULTEGRA、ステムやハンドル等コンポーネントはキューブオリジナル品だ。ホイールはDTスイスのSpline R32、タイヤはシュワルベONEが採用される。サイズは女性のために小さめの47から50、53までの3サイズ。価格は396,000円（税抜）。
キューブ AXIAL WLS C:62 SL Disc
フレーム：C:62 Advanced Twin Mold Technology Aero Frame, Flat Mount Disc,X12
カラー：team wls
フォーク：CUBE CSL Evo C:62 Technology, 1 1/8" / 1 1/4" Tapered, Flat Mount, X12
ブレーキ：Shimano ST-RS685、BR-RS805, Hydr. Disc Brake, Flat-Mount (140/140)
コンポーネント：Shimano Ultegra
ホイールセット：DT Swiss Spline R32 Disc, 12x100mm front / 12x142mm rear
タイヤ：Schwalbe One, Kevlar, 25-622
総重量：8.1kg
サイズ：47、50、53
価格：396,000円（税抜）
キューブ AXIAL WLS C:62 SL Disc (c)SHIONO BICYCLE2017年モデルより日本国内でも展開が開始されたドイツの総合ブランド、キューブ。2016年シーズンはワンティ・グループベルトのエンリーコ・ガスパロットによるアムステルゴールドレース制覇、2017年も引き続き同チームへのサポートを継続している。同時に2017年より愛三工業レーシングも使用し始めたブランドである。
そんなキューブのバイクラインアップから今回紹介するバイクは、エンデュランスロードレーサー「AGREE」のレディースモデルにあたる「AXIAL WLS C:62 SL Disc」だ。スピードを求めるライダーから長距離を走るツーリングまで幅広いシチュエーションで活躍する1台に仕上げられたカーボンバイクである。
バイクのアイデンティティともいえるシートチューブまわりの集合部。振動吸収性に貢献する (c)SHIONO BICYCLE四角断面のチューブを多用するキューブのAXIAL WLS C:62 SL Disc (c)SHIONO BICYCLEカムテールデザインのダウンチューブには使用したカーボン素材やテクノロジーが表記される (c)SHIONO BICYCLEテーパードのヘッドチューブから直線的に伸びるトップチューブ (c)SHIONO BICYCLE使用される素材はキューブが独自開発を行ったC:62というAGREEにも使用されるカーボン。Advanced Twin Moldテクノロジーによって生み出されるモノコックフレームは、AGREEの設計仕様を受け継ぎ、ヘッド周りのインテグレーテッドデザインやカムテールのダウンチューブ、シートクランプなどはエアロ設計とされている。
トップチューブからシートステーにかけてのラインもこのバイクの特徴だ。シートステーとシートチューブの交点を下げ、リア三角をコンパクト化することで、高い振動吸収性を確保している。優れた空力性能と快適性は、レースやサイクリングを問わず長距離ライドでアドバンテージとなるはずだ。
シマノ 6800系ULTEGRAをメインコンポーネントに据える (c)SHIONO BICYCLEDTスイスのSpline R32ホイールのステッカーはオリジナルカラーだ (c)SHIONO BICYCLEディスクブレーキモデルとAGREEの違いは、テーパードデザインのシートチューブと、屈曲したチェーンステー。この変更により剛性と振動吸収性とのバランスを整えている。
フラットマウント仕様のディスクブレーキは前後140mmローターを使用する油圧式のシマノBR-RS805。油圧式ディスクブレーキは少ない力でも安定した制動力を発揮するため、レバーを握り続けるような急斜面のダウンヒルなどでは、握力が少ない女性にとって強力な味方となってくれるはずだ。車軸は前後共に12mmスルーアクスルが採用されており、ディスクブレーキの性能を十全に引き出してくれる。
キューブ AXIAL WLS C:62 SL Disc (c)www.cube.euアッセンブルされるドライブトレインはシマノULTEGRA、ステムやハンドル等コンポーネントはキューブオリジナル品だ。ホイールはDTスイスのSpline R32、タイヤはシュワルベONEが採用される。サイズは女性のために小さめの47から50、53までの3サイズ。価格は396,000円（税抜）。
キューブ AXIAL WLS C:62 SL Disc
フレーム：C:62 Advanced Twin Mold Technology Aero Frame, Flat Mount Disc,X12
カラー：team wls
フォーク：CUBE CSL Evo C:62 Technology, 1 1/8" / 1 1/4" Tapered, Flat Mount, X12
ブレーキ：Shimano ST-RS685、BR-RS805, Hydr. Disc Brake, Flat-Mount (140/140)
コンポーネント：Shimano Ultegra
ホイールセット：DT Swiss Spline R32 Disc, 12x100mm front / 12x142mm rear
タイヤ：Schwalbe One, Kevlar, 25-622
総重量：8.1kg
サイズ：47、50、53
価格：396,000円（税抜）
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