2017/04/07(金) - 09:30
マウンテンバイクにも造詣が深いイタリアのシューズブランド・ノースウェーブより、気軽なトレイルライドとの相性が良いシューズOUTCROSSがリリースされた。ミシュラン製ラバーソールを採用することで、歩きやすさとグリップ力を兼ね備えたシューズだ。
ノースウェーブ OUTCROSSシリーズ
ノースウェーブ OUTCROSSシリーズ 
いずれのシューズにもミシュラン製ラバーソールが採用されている
今回紹介するOUTCROSSは、クロスカントリーとオールマウンテンの中間に位置づけられる、気楽にオフロードを楽しむトレイルライドにピッタリなシューズシリーズだ。ラインアップには、通常モデルとPLUS、KNITというクロージャー違いの3種類が用意されている。
トレイルでの歩きやすさを考慮して作られていることがOUTCROSSシリーズに共通する特徴だ。ソールはペダルの力がかかる部分を硬く、土踏まず部分は柔軟にすることで、ペダリングパワーをロスすることのない高効率化を図りながらも、歩きやすさを兼ね備えたシューズを実現する。
歩きやすさと効率良いペダリング性能を備えたOUTCROSSシリーズは、バイクパッキングや輪行、ポタリングなど思い思いに走るロードツーリングに最適だ。加えて、ダートライドももちろん対応可能で、初めてのシクロクロスにもマッチするはずだ。
ノースウェーブ OUTCROSS PLUS
ミシュランと開発を行ったというラバーソールは柔軟なトレッドとそのパターンによるグリップも歩きやすさに貢献している。このアウターソールは多くのシューズに使用されるTPU（熱可塑ポリウレタン樹脂）よりも28％耐摩耗性に優れるラバーを素材に使用しているため、徒歩移動が多いオンロードツーリングで使用しても長期間に渡っての使用が可能となっている。
また、ヒールカップも3モデル全てで共通している。「インテグレートヒールシステム」を採用することで、かかと部分のフィット感を高めている。また、アキレス腱を支えるクッションが肉厚となっているため、ペダリング時もカカトのスリップが起こりにくくなっている。
ミリタリー調の雰囲気を演出したアッパーを採用したのは通常モデルとPLUSの2種類。3Dメッシュ構造の生地にプロテクティブフィルムでコーティングを行った特殊な素材を用いている。コーティングにより強化されたアッパーは、岩や木の枝にヒットしても切り傷などにも強い耐久性を期待できる。また、爪先部分には生地を1枚追加することで、プロテクション性能を高めた。
爪先部分にはメッシュ生地を配し通気性を確保した 
ノースウェーブオリジナルのダイヤルクロージャーSLW2とベルクロ2本のシステムを採用した
3Dメッシュ構造の生地によってミリタリー風なルックスを獲得している 
シューズの親指側はパンチング加工を積極的に行い、蒸れを防ぐ通気性を実現している
通常モデルとPLUSの違いはクロージングシステムだ。通常モデルは3本ベルクロスタイル、PLUSはノースウェーブオリジナルのダイヤルクロージャー「SLW2」と2本ベルクロという構成だ。いずれのクロージャーも細かく調整することができることが特徴。SLW2は泥や水分の影響を受けにくいため、マッドコンディションでも走るシチュエーションで活躍してくれるだろう。
また、いずれのダイヤルクロージャーも非対称デザインとされており、つま先部分と甲部分それぞれで最適な締め付け具合に調節が行える。
ノースウェーブ OUTCROSS
アキレス腱を支えるように肉厚のクッションが設けられた 
タンにクッションが設けられているため、フカフカとした履き心地を得られる
KNITは足型など基本的な設計は先述の2モデルと共通ながら、アッパー素材とクロージングシステムを変更した特別なモデル。アッパーにはスニーカーのようなニット素材を採用。熱融着で各パーツをつなぎ合わせているため、縫い目から浸水する心配も少ない仕様だ。
クロージャーは近年採用するシューズが多くなっているシューレースタイプ。ノンストレッチの素材を使用しているため、状況に応じてきつく締め上げることも可能となっている。キーパーバンドも備えられており、靴紐がクランクに巻き込まれる心配も少ない。
ノースウェーブ OUTCROSS KNIT
3タイプ全てのシューズを試用してみた。いずれのシューズもカカト周りとタン部分のクッションが柔軟性に優れており、トレッキングシューズのようにフカフカとした履き心地だ。アッパーは薄手となっているため、足の形にピタリとフィットしてくれるので、長時間のライドでもストレスとなりにくいはずだ。爪先部分などはプロテクターによって保護されているため、着用した時の安心感は高く、思う存分トレイルを攻めようという気にさせてくれる。
ラバーソールはやや固めでペダリング時のパワー伝達性を重視した造りになっている。一方で、ラバーのグリップ力が路面を捉えてくれるため、一般的なゴムトレッドのシューズと比較すると非常に歩きやすい。トレイルライドはもちろん、コンクリート路面を歩かざるをえないロードツーリングでもピッタリだろう。
シューレースタイプのクロージャーを採用する 
キーパーバンドを使用することで、クランクに靴紐が巻き込まれることを防止できる
ニット素材のアッパーは熱融着で各パーツがつなぎ合わされるため、縫い目からの浸水する心配が少ない 
爪先部分には保護パーツが設けられている
ノースウェーブ OUTCROSS PLUS
アッパー：3Dメッシュ+プロテクションコーティング
ソール：ミシュラン製ラバーソール
クロージャー：SLW2+ベルクロ2本
サイズ：36～47
価格：21,000円（税抜）
ノースウェーブ OUTCROSS
アッパー：3Dメッシュ+プロテクションコーティング
ソール：ミシュラン製ラバーソール
クロージャー：ベルクロ3本
サイズ：36～47
カラー：BLUE、ANTHRA/BLACK、MILITARY
価格：17,500円（税抜）
ノースウェーブ OUTCROSS KNIT
アッパー：ニット
ソール：ミシュラン製ラバーソール
クロージャー：シューレース
サイズ：36～47
カラー：BLACK、BLUE
価格：15,500円（税抜）
ノースウェーブ OUTCROSSシリーズ ノースウェーブ OUTCROSSシリーズ いずれのシューズにもミシュラン製ラバーソールが採用されている 今回紹介するOUTCROSSは、クロスカントリーとオールマウンテンの中間に位置づけられる、気楽にオフロードを楽しむトレイルライドにピッタリなシューズシリーズだ。ラインアップには、通常モデルとPLUS、KNITというクロージャー違いの3種類が用意されている。
トレイルでの歩きやすさを考慮して作られていることがOUTCROSSシリーズに共通する特徴だ。ソールはペダルの力がかかる部分を硬く、土踏まず部分は柔軟にすることで、ペダリングパワーをロスすることのない高効率化を図りながらも、歩きやすさを兼ね備えたシューズを実現する。
歩きやすさと効率良いペダリング性能を備えたOUTCROSSシリーズは、バイクパッキングや輪行、ポタリングなど思い思いに走るロードツーリングに最適だ。加えて、ダートライドももちろん対応可能で、初めてのシクロクロスにもマッチするはずだ。
ノースウェーブ OUTCROSS PLUS ミシュランと開発を行ったというラバーソールは柔軟なトレッドとそのパターンによるグリップも歩きやすさに貢献している。このアウターソールは多くのシューズに使用されるTPU（熱可塑ポリウレタン樹脂）よりも28％耐摩耗性に優れるラバーを素材に使用しているため、徒歩移動が多いオンロードツーリングで使用しても長期間に渡っての使用が可能となっている。
また、ヒールカップも3モデル全てで共通している。「インテグレートヒールシステム」を採用することで、かかと部分のフィット感を高めている。また、アキレス腱を支えるクッションが肉厚となっているため、ペダリング時もカカトのスリップが起こりにくくなっている。
ミリタリー調の雰囲気を演出したアッパーを採用したのは通常モデルとPLUSの2種類。3Dメッシュ構造の生地にプロテクティブフィルムでコーティングを行った特殊な素材を用いている。コーティングにより強化されたアッパーは、岩や木の枝にヒットしても切り傷などにも強い耐久性を期待できる。また、爪先部分には生地を1枚追加することで、プロテクション性能を高めた。
爪先部分にはメッシュ生地を配し通気性を確保した ノースウェーブオリジナルのダイヤルクロージャーSLW2とベルクロ2本のシステムを採用した 3Dメッシュ構造の生地によってミリタリー風なルックスを獲得している シューズの親指側はパンチング加工を積極的に行い、蒸れを防ぐ通気性を実現している 通常モデルとPLUSの違いはクロージングシステムだ。通常モデルは3本ベルクロスタイル、PLUSはノースウェーブオリジナルのダイヤルクロージャー「SLW2」と2本ベルクロという構成だ。いずれのクロージャーも細かく調整することができることが特徴。SLW2は泥や水分の影響を受けにくいため、マッドコンディションでも走るシチュエーションで活躍してくれるだろう。
また、いずれのダイヤルクロージャーも非対称デザインとされており、つま先部分と甲部分それぞれで最適な締め付け具合に調節が行える。
ノースウェーブ OUTCROSS アキレス腱を支えるように肉厚のクッションが設けられた タンにクッションが設けられているため、フカフカとした履き心地を得られる KNITは足型など基本的な設計は先述の2モデルと共通ながら、アッパー素材とクロージングシステムを変更した特別なモデル。アッパーにはスニーカーのようなニット素材を採用。熱融着で各パーツをつなぎ合わせているため、縫い目から浸水する心配も少ない仕様だ。
クロージャーは近年採用するシューズが多くなっているシューレースタイプ。ノンストレッチの素材を使用しているため、状況に応じてきつく締め上げることも可能となっている。キーパーバンドも備えられており、靴紐がクランクに巻き込まれる心配も少ない。
ノースウェーブ OUTCROSS KNIT 3タイプ全てのシューズを試用してみた。いずれのシューズもカカト周りとタン部分のクッションが柔軟性に優れており、トレッキングシューズのようにフカフカとした履き心地だ。アッパーは薄手となっているため、足の形にピタリとフィットしてくれるので、長時間のライドでもストレスとなりにくいはずだ。爪先部分などはプロテクターによって保護されているため、着用した時の安心感は高く、思う存分トレイルを攻めようという気にさせてくれる。
ラバーソールはやや固めでペダリング時のパワー伝達性を重視した造りになっている。一方で、ラバーのグリップ力が路面を捉えてくれるため、一般的なゴムトレッドのシューズと比較すると非常に歩きやすい。トレイルライドはもちろん、コンクリート路面を歩かざるをえないロードツーリングでもピッタリだろう。
シューレースタイプのクロージャーを採用する キーパーバンドを使用することで、クランクに靴紐が巻き込まれることを防止できる ニット素材のアッパーは熱融着で各パーツがつなぎ合わされるため、縫い目からの浸水する心配が少ない 爪先部分には保護パーツが設けられている ノースウェーブ OUTCROSS PLUS
アッパー：3Dメッシュ+プロテクションコーティング
ソール：ミシュラン製ラバーソール
クロージャー：SLW2+ベルクロ2本
サイズ：36～47
価格：21,000円（税抜）
ノースウェーブ OUTCROSS
アッパー：3Dメッシュ+プロテクションコーティング
ソール：ミシュラン製ラバーソール
クロージャー：ベルクロ3本
サイズ：36～47
カラー：BLUE、ANTHRA/BLACK、MILITARY
価格：17,500円（税抜）
ノースウェーブ OUTCROSS KNIT
アッパー：ニット
ソール：ミシュラン製ラバーソール
クロージャー：シューレース
サイズ：36～47
カラー：BLACK、BLUE
価格：15,500円（税抜）
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