2009/10/30(金) - 09:07
参加ツアーのアテンド役として自身5回目のホノルルセンチュリーとなった絹代さん。今回は余裕で完走と思いきや、思わぬ落とし穴が待っていた?…。 参加者たちの栄養面等のアドバイスをしつつ、自身も100マイル完走を目指します(CW編集部)。
前日のプラクティスライドで、私はニーハイで決めてみました(笑) (c)MakotoAYANO自転車の箱がずらっと並んだ成田空港を発ち、やってきたハワイ、ホノルル。ホノルルセンチュリーライドへの参加も、もうすっかり恒例になったが、ハワイ特有の空気に包まれると、「今年も来たな~」という実感が沸いてくる。
今年も、トップツアーの参加ツアー企画にご一緒させていただいたのだが、例年どおり今中大介さんに加え、今年はなんと俳優の鶴見辰吾夫妻もこのツアーに参加するとあって、ツアー参加者の皆さんは、この日が来るのをとても楽しみにされていたようだ。
直前走り方講座で心の準備
ライドの前日、土曜日の朝は事前講習会「完走のための直前講座」から始まる。スコールが続いた前日がウソのように晴れ渡り、気温もじりじり上がって来た。今回は140名の皆さんの参加申し込みがあったということで、会場のカピオラニ公園には、大きな集団ができた。
今中さんとの直前講習。栄養面のアドバイスなどをお話します (c)MakotoAYANO
直前講習に聞き入る参加者の皆さん (c)MakotoAYANO
ここでお話した内容は、前日に聞いても皆さんにとって有用で役立てられるような内容を盛り込んだつもり。
今中大介さんによるライディングポジションを含めた「乗り方」や「完走のためのペース配分」を。私からは、当日の吸水、エネルギー補給の方法や、前日からの食事の摂り方など。
講習に用意したサプリメント類 洋モノは面白いものが多い (c)MakotoAYANO私はその説明に備えてスタート地点からそう遠くないバイクショップやスーパーで、当日に役立つサプリメントをいろいろと買い込んで来たので、ここでご紹介。ほぼ趣味の域なので量が多くて(笑)、今中さんに「こんなに紹介するの? 終わんないんじゃないの?」とツッコミを入れられる。
でも、初心者の方や、体力にそれほど自信のない方ほど、こういうアイテムを持っているかどうかが疲労度に大きな差をつけると思っている。
「パンクしたらどうすれば?」 「風は?」 「前夜に何を食べれば?」参加者の皆さんからも、いろいろな質問が出て、お答えできる範囲でご説明させていただいた。
直前講習会の後はお約束の「皆さん揃っての記念撮影」だ (c)MakotoAYANO
とっておきコースを走るプラクティスライド
午後は「プラクティスライド」つまりコース試走だ。25マイルだけだが、交通ルールに慣れるためにも皆でコースを実際に走っておこうというわけだ。
集合場所に鶴見辰吾夫妻が現れた。いつも笑顔のこのお二人には華があって、ふわっと雰囲気が明るくなる。参加者は40人あまり。速度別にグループをふたつに分けて、スタート。
今中さんが先頭を行き、鶴見さんは集団内を行き来して、私は後ろの方の集団に入った。午前中に「センチュリーライドでは、風はほとんど意識する必要はありません」と言い切っていたのに、この日は、まさかの強風が吹いた。
HCRコースではないルートを通る。ここがオアフいちの絶景ポイント (c)MakotoAYANO
鶴見辰吾さんに押される一美さん。試走からアツアツ(笑) (c)MakotoAYANO
プラクティスライドはゆっくり休憩をとりながら走るので安心だ (c)MakotoAYANO
当日は25マイル折り返し地点になるスワンジービーチパークを目指すが、パンクなどのアクシデントもあり、先頭と最後尾には大きな差が開いてしまった。スワンジーパークで差し入れのアイスバーをいただき、ひと休憩。
帰りは、当日のコースとは異なる少し海沿いのコースを行く。いきなり上りで悲鳴を上げる参加者もいるが、左手に広がる海の景色が美しい。下りに差しかかると、市街地と海の景色が眼前に広がり、歓声が沸き起こる。こういうごほうびも大切だよね。ちなみにこの区間は明日の本番ではコースになっていない脇道。でもこのあたりでもっとも綺麗でダイナミックな景観が楽しめるルートとあって、このプラクティスライド参加者だけが堪能できるのだ。
雄大な風景をバックに走る。HCRコースにはなっていないルートです (c)MakotoAYANO
ハナウマからのダウンヒル。ここもHCRコースではありません (c)MakotoAYANO
半日走って、参加者の皆さんもハワイの走り方に慣れることが出来た様子。当日よりもさらに余裕をもって走れるこのプラクティスライド。おすすめですよ!。
足慣らしを終えて、ひとつ心配が減った参加者の皆さん。明日の大会はしっかり走れるようによく寝てくださいね。
サンディービーチパークでの記念撮影 (c)MakotoAYANO
text:Kinuyo
photo:cyclowired.jp
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今年も、トップツアーの参加ツアー企画にご一緒させていただいたのだが、例年どおり今中大介さんに加え、今年はなんと俳優の鶴見辰吾夫妻もこのツアーに参加するとあって、ツアー参加者の皆さんは、この日が来るのをとても楽しみにされていたようだ。
直前走り方講座で心の準備
ライドの前日、土曜日の朝は事前講習会「完走のための直前講座」から始まる。スコールが続いた前日がウソのように晴れ渡り、気温もじりじり上がって来た。今回は140名の皆さんの参加申し込みがあったということで、会場のカピオラニ公園には、大きな集団ができた。
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ここでお話した内容は、前日に聞いても皆さんにとって有用で役立てられるような内容を盛り込んだつもり。
今中大介さんによるライディングポジションを含めた「乗り方」や「完走のためのペース配分」を。私からは、当日の吸水、エネルギー補給の方法や、前日からの食事の摂り方など。
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でも、初心者の方や、体力にそれほど自信のない方ほど、こういうアイテムを持っているかどうかが疲労度に大きな差をつけると思っている。
「パンクしたらどうすれば?」 「風は?」 「前夜に何を食べれば?」参加者の皆さんからも、いろいろな質問が出て、お答えできる範囲でご説明させていただいた。
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とっておきコースを走るプラクティスライド
午後は「プラクティスライド」つまりコース試走だ。25マイルだけだが、交通ルールに慣れるためにも皆でコースを実際に走っておこうというわけだ。
集合場所に鶴見辰吾夫妻が現れた。いつも笑顔のこのお二人には華があって、ふわっと雰囲気が明るくなる。参加者は40人あまり。速度別にグループをふたつに分けて、スタート。
今中さんが先頭を行き、鶴見さんは集団内を行き来して、私は後ろの方の集団に入った。午前中に「センチュリーライドでは、風はほとんど意識する必要はありません」と言い切っていたのに、この日は、まさかの強風が吹いた。
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当日は25マイル折り返し地点になるスワンジービーチパークを目指すが、パンクなどのアクシデントもあり、先頭と最後尾には大きな差が開いてしまった。スワンジーパークで差し入れのアイスバーをいただき、ひと休憩。
帰りは、当日のコースとは異なる少し海沿いのコースを行く。いきなり上りで悲鳴を上げる参加者もいるが、左手に広がる海の景色が美しい。下りに差しかかると、市街地と海の景色が眼前に広がり、歓声が沸き起こる。こういうごほうびも大切だよね。ちなみにこの区間は明日の本番ではコースになっていない脇道。でもこのあたりでもっとも綺麗でダイナミックな景観が楽しめるルートとあって、このプラクティスライド参加者だけが堪能できるのだ。
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半日走って、参加者の皆さんもハワイの走り方に慣れることが出来た様子。当日よりもさらに余裕をもって走れるこのプラクティスライド。おすすめですよ!。
足慣らしを終えて、ひとつ心配が減った参加者の皆さん。明日の大会はしっかり走れるようによく寝てくださいね。
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text:Kinuyo
photo:cyclowired.jp