イベントで出会ったサイクリスト達の愛車を紹介する好評企画「あなたの自転車見せてくだい」。今回は男性編に引き続き、CSC5時間耐久チームサイクルロードレースで見かけた女性サイクリストのバイクをピックアップして紹介していきます。



雑賀敬子さん(雑なネコ家族)キャノンデール SUPERSIX EVO

雑賀敬子さん(雑なネコ家族)キャノンデール SUPERSIX EVO雑賀敬子さん(雑なネコ家族)キャノンデール SUPERSIX EVO
男性編でお声を掛けさせていただいた雑賀大輔さんの奥様である敬子さんにもご登場頂いた。雑賀さんご夫妻は敬子さんの希望でそれぞれが5時間ソロの部に出場。「たまにレースに出る程度なので、今日の5時間は修行というイメージで挑戦しに来ました」とのこと。

レースのふたを開けてみると、敬子さんはカテゴリー1位、大輔さんは男子ソロ5時間で3位とご夫妻揃って立派な成績を収めている。そんな雑賀敬子さんの愛車はキャノンデール SUPERSIX EVOだ。

シートポストにはサドルポジションの数値が書かれていたシートポストにはサドルポジションの数値が書かれていた バーテープとサイコンカバーもライトグリーンでまとめられているバーテープとサイコンカバーもライトグリーンでまとめられている

スピードプレイのペダルももちろんライトグリーンだスピードプレイのペダルももちろんライトグリーンだ タイヤはコンチネンタルGRAND PRIX 4000タイヤはコンチネンタルGRAND PRIX 4000


「機材にはこだわりは少ないですが、緑色のコーディネートでまとめているところが特徴でしょうか」と言う通り、キャノンデールグリーンのフレームには、バーテープやサイクルコンピューターのカバー、アウターケーブル、ペダルに至るまで、ライトグリーンで揃えられている。

シートポストにはサドルハイトや角度などの数値が書き入れられており、ポジションにこだわりがあると見て取れる。バッチリと決まったポジションも、1位獲得に貢献しているのだろう。



大坪真里子さん(じこまんさん太郎Reborn)ビアンキ FENICE

大坪真里子さん(じこまんさん太郎Reborn)ビアンキ FENICE大坪真里子さん(じこまんさん太郎Reborn)ビアンキ FENICE
チェレステカラーなビアンキのアルミレーシングバイク「FENICE」にイエローのパーツの組み合わせ、ウェアはメルカトーネ・ウノ。走行している姿はまさにマルコ・パンターニな大坪真里子さん。このFENICE、購入当初は赤色がアクセントカラーを入れられていたとのことだが、パンターニとロットNLユンボを意識し、黄色のアクセントカラーに変えたという。。

自転車の細部を見てみるとバーテープとペダルはもちろん、タイヤまでイエローの差し色が入ったものが装着されている。ホイールに目を移してみると「MARCO PANTANI」と書かれていると思いきや「MARIKO PANTYNI」と書かれている。しかも、PANTYNIの"T"の部分はパンツの形とされており、非常に細部まで遊び心が行き届いている。

「パンターニをかなり意識しています!」「パンターニをかなり意識しています!」 「MARIKO PANTYNI」とコミカルなコーディネートされたホイール「MARIKO PANTYNI」とコミカルなコーディネートされたホイール

大坪さんはレースによく出るためブレーキはDURA-ACEだ大坪さんはレースによく出るためブレーキはDURA-ACEだ ペダルももちろんイエローだペダルももちろんイエローだ


現在はレースを中心にサイクリングを楽しんでいる大坪さん。移動手段としてスポーツサイクルを始めたものの、徐々にレースに参加していくうちにどんどん自転車にのめり込んでいき、結婚式の時には白無垢姿のまま自転車と一緒に記念撮影してしまうほど、ロードバイクに魅せられてしまったとのことだ。



山口芽美さん フォーカス IZALCO MAX、川口夏実さん ビアンキ OLTRE XR.2、坪内由佳さん ピナレロ RAZHA

川口夏実さん ビアンキ OLTRE XR.2、坪内由佳さん ピナレロ RAZHA、山口芽美さん フォーカス IZALCO MAX(SAGARY)川口夏実さん ビアンキ OLTRE XR.2、坪内由佳さん ピナレロ RAZHA、山口芽美さん フォーカス IZALCO MAX(SAGARY)
ジャージには猛々しい闘牛が描かれているかと思えば、焼肉でも人気の部位である「サガリ(牛の横隔膜)」がチーム名の由来だというSAGARY(サガリー)の皆さん。今回のCSC5時間耐久ではレア、ミディアム、ウェルダンという3組がエントリーした。そんな、頭の中はお肉でいっぱい(?)なチームからは川口夏実さん、坪内由佳さん、山口芽美さんにご登場頂いた。

山口さんの愛車はフォーカス IZALCO MAXのAG2Rラモンディアールカラーだ。プロチームレプリカカラーを選んだのは、ライトブルーのカラーリングに惹かれたからという。フレームカラーとチームジャージに合わせるように黄色のアクセントカラーを入れたり、おしゃれな一台に仕上がっている。ヘルメットもバイクカラーに合わせたチョイスで、コーディネートにはこだわりがありそうだ。

フレームカラーとヘルメットのコーディネートがポイントだというフレームカラーとヘルメットのコーディネートがポイントだという AG2Rラモンディアールカラーはお店で気に入ったため選んだというAG2Rラモンディアールカラーはお店で気に入ったため選んだという

「チェレステ、ビアンキ大好き!」という川口さんだ「チェレステ、ビアンキ大好き!」という川口さんだ 坪内さんのバイクにはカッコイイチームステッカーがあしらわれていた坪内さんのバイクにはカッコイイチームステッカーがあしらわれていた


「チェレステ大好き!ビアンキ大好き!」とブランドとカラーに惹かれた川口さんの愛車はもちろんビアンキのOLTRE XR.2だ。ピンクのアクセントカラーが特徴のピナレロ RAZHAに乗るのは坪内さん。綺麗にされたフレームにはチームステッカーが輝いている。



荒井美代子さん(Cloud9)ラピエール XELIUS EFI 100

荒井美代子さん(Cloud9)ラピエール XELIUS EFI 100荒井美代子さん(Cloud9)ラピエール XELIUS EFI 100
混合の部3人で見事ポディウムの頂点を獲得した荒井美代子さんが駆る愛車は、ラピエール XELIUS EFI 100。人とは違うものという理由で選んだXELIUS EFI 100は、赤色のサイコンマウントやアウターケーブルが装着され、コーディネートに統一感を出している。

荒井さんは2006年にツール・ド・フランスの中継を見て、ファビアン・カンチェラーラの走りに感動したことがキッカケでスポーツバイクをはじめたという。最初はクロスバイクに乗っていたが、乗り込んでいくうちにスポーティーな走りを求めてロードに乗り換えたのだそう。

MIYOKO ARAIというネームステッカー入りだMIYOKO ARAIというネームステッカー入りだ サイコンマウントやアウターワイヤーが赤でまとめられているサイコンマウントやアウターワイヤーが赤でまとめられている

ヒルクライマーらしく乗鞍のお守りと、都民らしくFC東京のステッカーが貼り付けられていたヒルクライマーらしく乗鞍のお守りと、都民らしくFC東京のステッカーが貼り付けられていた ボトルケージはカーボン製とする生粋のヒルクライマーだボトルケージはカーボン製とする生粋のヒルクライマーだ


ロードに乗り始めてからは1人で淡々とヒルクライムを楽しみ、Mt.富士ヒルクライムの年代別で5位に入るほどの健脚ヒルクライマーに。普段は1人で走っているため、CSC5時間耐久で仲間と走る楽しさを発見したという。



高橋知里さん サーヴェロ S1、館石育美さん ジャイアント TCR 0

館石育美さん ジャイアント TCR 0、高橋知里さん サーヴェロ S1館石育美さん ジャイアント TCR 0、高橋知里さん サーヴェロ S1
Buena Suerteチームの高橋知里さんと館石育美さんを愛車を紹介。高橋さんが駆る愛車はサーヴェロ S1だ。フロント部分は赤色でまとめ上げ「返り血」を浴びたようなコーディネートがお気に入りだそう。バーエンドには大好きだという日本酒「磯自慢」の栓が差し込まれており、高橋さんカラーに染まった1台に仕立てられていた。

「濃い目の青色が好みなんですよ。水色じゃダメなんですよ!」と熱く語ってくれる館石さんの愛車はジャイアント TCR 0。青色へのこだわりは強く、シマノのSPD25周年記念ペダルは一目惚れして即購入してしまったという。他にもボトルケージやバルブキャップも濃い青で統一され、コーディネートが決まった1台だった。

フロント部分は赤色でまとめ上げ「返り血」を浴びたような状況をイメージしているフロント部分は赤色でまとめ上げ「返り血」を浴びたような状況をイメージしている 大好きだという日本酒「磯自慢」のキャップが差し込まれていた大好きだという日本酒「磯自慢」のキャップが差し込まれていた

シマノSPD25周年記念モデルは一目惚れだそうシマノSPD25周年記念モデルは一目惚れだそう 「濃い青色がじゃなきゃダメなんです」とは館石さんだ。バルブキャップまでコーディネートされている「濃い青色がじゃなきゃダメなんです」とは館石さんだ。バルブキャップまでコーディネートされている




鬼丸真有美さん(Zero One)デローザ R848

5時間女子1人の部で3位を獲得した鬼丸真有美さん。普段はトライアスロンに力を入れている鬼丸さんの愛車は、デローザ R848だ。「完成車の仕様から変更したところは少ないですが、コーディネートのためにバーテープやサドルを黒色に変更したところがこだわりですね!」という。ボトルケージはサドル後ろに2本差し+ダウンチューブに1本と、まさにトライアスリートという仕様のバイクに仕上がっている。

鬼丸真有美さん(Zero One)デローザ R848鬼丸真有美さん(Zero One)デローザ R848
ランもスイムもこなしてしまう鬼丸さんだが、トライアスロン3種目の中で1番好きなのはバイクだという。「トライアスロン・リレーでバイクパートを任せられたことがキッカケで、トライアスロンとロードバイクをはじめたんです。一番最初にはじめたというだけあって、バイクは馴染みがあって大好きです」と鬼丸さんは笑顔で語る。なんでもロードバイクをはじめたばかりなのに、トライアスロン・リレー練習のためにCSCで特訓をしたとか。

「トライアスロンはエントリーの抽選倍率が高くて、チーム揃って出場できるレースが少ないんですよ。CSC5時間耐久はチームみんなでワイワイ楽しみむことができるので、遊び半分とレースの練習半分で参加しました。」

トライアスリートらしくサドル後ろにボトルを装着しているトライアスリートらしくサドル後ろにボトルを装着している バーテープとサドルは黒色で統一したというバーテープとサドルは黒色で統一したという

鬼丸所属するZeroOneはトライアスロンチームだ鬼丸所属するZeroOneはトライアスロンチームだ SUUNTO TRAVERSEというアドベンチャー向け腕時計を愛用していたSUUNTO TRAVERSEというアドベンチャー向け腕時計を愛用していた


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