2016/02/22(月) - 16:49
キャノンデールが新サービス「キャノンデール カスタムラボ」を開始した。好みのカラーのフレームとコンポーネントを組み合わせて自分だけの一台を作ることができるオーダーメイドシステムだ。2月3日に東京・六本木で行われたローンチパーティーの様子と合わせてお伝えしよう。
13種類のカラーから好みのバイクを作り出せる「キャノンデールカスタムラボ」
キャノンデール初となる、カラーそしてコンポーネントやアクセサリーのカスタマイズが可能なオーダーシステム「キャノンデールカスタムラボ」が、全世界に先駆けて日本で稼働しはじめた。
システムが生まれたばかりということもあり、現在対応する車種はトップモデルのSuper Six EVO Hi-modのみとなっている。対応車種については、今後ロードレーサーにとどまらず、他の車種にも拡充していく予定だという。
MCの片岡由衣さんと安田大サーカスの団長安田さん、そして急きょ壇上に呼ばれた宮澤崇史さんがカスタムラボを実演していた
カスタムラボの画面を操作する来場者
キャノンデールジャパンの池田社長がカスタムラボの魅力について語る
製造ラインを担当する台湾の工場長も来場していた
選べる項目は、フレームカラー、ロゴのカラー、コンポーネント、ホイール、ハンドル、ステム、シートピラー、サドル、アウターケーシングの色という項目。これらを組み合わせることで、自分が真に欲しい一台を手に入れることができるようになった。
特に気になるカラーについては、13色が用意され、2016年モデルのグラフィックパターンか、キャノンデールのロゴのみが映えるグラフィックなしのプレーンカラーを選ぶことができる。レーシーなイメージを求める人にはグラフィックありで、シンプルさを求める人にはプレーンカラーが良いのではないだろうか。
組み合わせられるパーツに関しても、手抜きはない。コンポーネントはシマノ・デュラエースもしくはアルテグラの機械式および電動式から選ぶことができるほか、ホイールもハイブランドであるエンヴィやマヴィック、ハンドルなどは、エンヴィやFSA、キャノンデールから、サドルもフィジークとファブリックからそれぞれチョイスすることができる。ベースとなるバイクの性能をスポイルすることのない、高性能なパーツが選択肢に用意されているのは安心できるポイントだろう。
ブルーの車体にレッドロゴという組み合わせのバイクも展示されていた
グラフィックを取り払ったシンプルなパターンも用意される 飽きが来づらく長く付き合えそうなカラーリングだ
キャビネット型の什器が設置されるショップも
キャビネット型の什器にはサンプルカラーも収納され、実際のイメージを固めることもできる
また、ネーム入りのステッカーが付属することもプレミアム感を高めてくれる。ステッカーは塗装前に貼付し、上からクリアを吹いてもらうこともできるし、別に受け取ることもできる。自分の好みの場所に貼りたいという人にとっては、これが選べるのは嬉しいだろう。
注文の流れを簡単に説明しよう。カスタムラボページのアカウントを作成すれば、PCやスマホ、タブレットでいつでも、どこからでもカスタマイズは始められる。カラーやグラフィックの有無、パーツ構成などを選び、納得できる構成が出来上がったら、注文したいキャノンデール取り扱い店にそのデータを送信。そして、実際にそのショップにてサイズ計測などを行い、仕様が確定した段階でショップがキャノンデールに発注するという流れになる。
キャノンデールカスタムラボ カラー選択画面
このシステムの開発にあたりTシャツやスニーカー、メガネから車に至るまでさまざまな分野のカスタマイズサービスを研究したとキャノンデールジャパンの池田社長は語る。その中で見えてきたのは、一人でカスタマイズするよりも、誰かに相談しながら進めるほうが楽しいし、気が楽だということ。そこでショップとのコミュニケーションが必要なシステムとして、カスタムラボを構築したという。
なので、ショップ店頭に設置されたタブレットやPCなどでカスタマイズすることもできるし、データをショップに送信してからも、各仕様を修正することもできる。ショップスタッフと細部について相談しながらオーダーできるというのは安心だろう。
MAVICのホイールも組み合わせることができる
ENVEのコックピットで固めることも可能
アウターケーシングやバーテープの色も選べるのでトータルコーディネートができる
ENVEのホイールはクリスキング仕様だ
納期が短いのも、キャノンデールカスタムラボの美点である。ショップからの発注を起点に最長1カ月以内に納品が可能となっている。数多あるカスタムバイクオーダーシステムの中でも群を抜く迅速さではないだろうか。
しかも、このカスタムラボのために生産ラインを新たに設置。日本円にして5億円もの投資を行ったというのだから、その情熱には頭が下がる。ちなみに、日本が世界に先駆けてサービスインとなる理由としても、工場との地理的な近さが大きなウエイトを占めているとのことだった。
ネーム入りのステッカーが付属する
6,000円のアップチャージで用意されるプレミアム梱包仕様のハードケース また、カスタムオーダーバイクへの所有欲をくすぐる梱包オプションも用意されている。プラス6,000円のアップチャージで、配送時の梱包をプレミアム感のあるプラダン製のハードケースに変更することができるのだ。バイクの収納もしやすく、耐久性にも優れているため、購入後も飛行機輪行時をはじめ、さまざまなシチュエーションで役立つ実用的なオプションでもある。
そして、カスタムバイクと聞くとかなり割高になってしまうのでは?という危惧をされる方も多いだろう。巨額の設備投資を行ったのならば、相応のプライスになりそうなものだが、カスタムラボは非常にリーズナブルな価格設定となっている。
同スペックの完成車と比べるとプラス6万円で好みのカラーリングのバイクが手に入る。また、よりハイスペックのパーツを使用しても、それぞれをバラバラに購入するよりもお得な価格が定められているのは、見逃せないポイントだ。
他の人と被らないバイクを満足できるパーツで組み上げることができ、迅速な納期とリーズナブルなプライスで届けてくれる、キャノンデール カスタムラボ。今、キャノンデールバイクを検討している人にとっては、朗報となるのではないだろうか。
キャノンデールカスタムラボ
対応車種:キャノンデール Super Six EVO Hi-mod
選択可能項目:カラー(13色)、ロゴカラー(4色)グラフィック(2パターン)、ホイール、ハンドル、ステム、シートポスト、サドル
選択可能ブランド:コンポーネント:シマノ 4モデル
ホイール:エンヴィ、マヴィック 5モデル
ハンドル:エンヴィ、FSA、キャノンデール 3モデル
ステム:エンヴィ、FSA、キャノンデール 3モデル
シートポスト:エンヴィ、FSA、キャノンデール 4モデル
サドル:フィジーク、ファブリック 10モデル
納期:1か月以内
価格:532,500円~
text&photo:Naoki.YASUOKA

キャノンデール初となる、カラーそしてコンポーネントやアクセサリーのカスタマイズが可能なオーダーシステム「キャノンデールカスタムラボ」が、全世界に先駆けて日本で稼働しはじめた。
システムが生まれたばかりということもあり、現在対応する車種はトップモデルのSuper Six EVO Hi-modのみとなっている。対応車種については、今後ロードレーサーにとどまらず、他の車種にも拡充していく予定だという。




選べる項目は、フレームカラー、ロゴのカラー、コンポーネント、ホイール、ハンドル、ステム、シートピラー、サドル、アウターケーシングの色という項目。これらを組み合わせることで、自分が真に欲しい一台を手に入れることができるようになった。
特に気になるカラーについては、13色が用意され、2016年モデルのグラフィックパターンか、キャノンデールのロゴのみが映えるグラフィックなしのプレーンカラーを選ぶことができる。レーシーなイメージを求める人にはグラフィックありで、シンプルさを求める人にはプレーンカラーが良いのではないだろうか。
組み合わせられるパーツに関しても、手抜きはない。コンポーネントはシマノ・デュラエースもしくはアルテグラの機械式および電動式から選ぶことができるほか、ホイールもハイブランドであるエンヴィやマヴィック、ハンドルなどは、エンヴィやFSA、キャノンデールから、サドルもフィジークとファブリックからそれぞれチョイスすることができる。ベースとなるバイクの性能をスポイルすることのない、高性能なパーツが選択肢に用意されているのは安心できるポイントだろう。




また、ネーム入りのステッカーが付属することもプレミアム感を高めてくれる。ステッカーは塗装前に貼付し、上からクリアを吹いてもらうこともできるし、別に受け取ることもできる。自分の好みの場所に貼りたいという人にとっては、これが選べるのは嬉しいだろう。
注文の流れを簡単に説明しよう。カスタムラボページのアカウントを作成すれば、PCやスマホ、タブレットでいつでも、どこからでもカスタマイズは始められる。カラーやグラフィックの有無、パーツ構成などを選び、納得できる構成が出来上がったら、注文したいキャノンデール取り扱い店にそのデータを送信。そして、実際にそのショップにてサイズ計測などを行い、仕様が確定した段階でショップがキャノンデールに発注するという流れになる。

このシステムの開発にあたりTシャツやスニーカー、メガネから車に至るまでさまざまな分野のカスタマイズサービスを研究したとキャノンデールジャパンの池田社長は語る。その中で見えてきたのは、一人でカスタマイズするよりも、誰かに相談しながら進めるほうが楽しいし、気が楽だということ。そこでショップとのコミュニケーションが必要なシステムとして、カスタムラボを構築したという。
なので、ショップ店頭に設置されたタブレットやPCなどでカスタマイズすることもできるし、データをショップに送信してからも、各仕様を修正することもできる。ショップスタッフと細部について相談しながらオーダーできるというのは安心だろう。




納期が短いのも、キャノンデールカスタムラボの美点である。ショップからの発注を起点に最長1カ月以内に納品が可能となっている。数多あるカスタムバイクオーダーシステムの中でも群を抜く迅速さではないだろうか。
しかも、このカスタムラボのために生産ラインを新たに設置。日本円にして5億円もの投資を行ったというのだから、その情熱には頭が下がる。ちなみに、日本が世界に先駆けてサービスインとなる理由としても、工場との地理的な近さが大きなウエイトを占めているとのことだった。


そして、カスタムバイクと聞くとかなり割高になってしまうのでは?という危惧をされる方も多いだろう。巨額の設備投資を行ったのならば、相応のプライスになりそうなものだが、カスタムラボは非常にリーズナブルな価格設定となっている。
同スペックの完成車と比べるとプラス6万円で好みのカラーリングのバイクが手に入る。また、よりハイスペックのパーツを使用しても、それぞれをバラバラに購入するよりもお得な価格が定められているのは、見逃せないポイントだ。
他の人と被らないバイクを満足できるパーツで組み上げることができ、迅速な納期とリーズナブルなプライスで届けてくれる、キャノンデール カスタムラボ。今、キャノンデールバイクを検討している人にとっては、朗報となるのではないだろうか。
キャノンデールカスタムラボ
対応車種:キャノンデール Super Six EVO Hi-mod
選択可能項目:カラー(13色)、ロゴカラー(4色)グラフィック(2パターン)、ホイール、ハンドル、ステム、シートポスト、サドル
選択可能ブランド:コンポーネント:シマノ 4モデル
ホイール:エンヴィ、マヴィック 5モデル
ハンドル:エンヴィ、FSA、キャノンデール 3モデル
ステム:エンヴィ、FSA、キャノンデール 3モデル
シートポスト:エンヴィ、FSA、キャノンデール 4モデル
サドル:フィジーク、ファブリック 10モデル
納期:1か月以内
価格:532,500円~
text&photo:Naoki.YASUOKA
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