2015/10/18(日) - 09:30
いよいよ大会当日を迎えたホノルルセンチュリーライド2015。前日のレポートに引き続き、スタートして次々と現れるハワイらしい絶景に出会えた大会当日のレポートをお届けしよう。
火山活動による原風景が残るビーチで遊び、夜にはアメリカンなボリュームのステーキを食らい、ホノルルセンチュリーライドの大会前日を大満喫してしまったヘタレ編集部員こと私、藤原。迎えた大会当日、予定通り4時半に目を覚まし編集長・綾野と挨拶を交わす。「おはよう」「おはようございます」「…」「雨は降っていないようですね」「ハワイの天気は変わりやすいから、カメラ保護用のビニールを沢山持っておけよ」「はい」「…」。楽しいはずのロングライド取材だが、なぜか緊張感が漂っている。
それもそのはず、前日の天気予報によると9月27日(日)ホノルルは、雨/くもり(強風)という予報となっていたのだ。しかも風速20m/s以上という、強風というよりもほぼ嵐といっていいほどの予報がされていて、果たして取材になるのか不安を駆り立てられていた。
さらにハワイは追い打ちをかけてきた。「常夏のハワイだから、半袖半パンで十分でしょう」と考えて、外へ出てみたらひんやりしている。いや、寒い!夏の高地で朝を迎えてしまったかのよう。「ここは…ハワイ?」思考回路は一気にショート寸前だ。今すぐ長袖を着たい。のちのちハワイ在住のスタッフさんに聞いてみると、ハワイでもめったにない天気だそう。
そんなことを考えながらスタート地点のワイキキビーチ・カピオラニ公園へと到着すると、6時15分のスタートまで45分以上もたっぷりと時間が残っているのに、スタートの列は随分と長く伸びている。後端からはスタートのバルーンアーチが大豆くらいのサイズにしか見えない。
周りを見渡すとガタイの良い外国人で埋め尽くされているし、ガヤガヤしている声に耳を澄ますと英語での会話が多い。昨日まではツアー参加者としか交流していなかったため気が付かなかったが、ここにきてようやく海外のイベントに参加することを実感する。
かといって日本人がいないわけではなく、最前列は今中大介さんや東武トップツアーズの参加者さんが抑えている。私達が到着した頃には後端が見えなくなるほど列は長かったのだが、一体何時から並び始めるのだろうか。疑問を参加者にぶつけてみると、帰ってきた答えは5時! 自分がまだ、眠気眼をこすりながらジャージに袖を通していた時間には既に並んでいたということになる。ホノルルセンチュリーライドに参加する千人以上のライダーを後ろに従えるのは気持ちいいのだろう。ちょっぴり羨ましく、遅く来たことを後悔する。
スタート前の様子を写真に収めながら列後方へ移動していると、突然外国人の方に呼び止められた。「○※×△○□ photo,OK?」何言っているがよくわからないが、スマートフォンを差し出してきているから、写真を撮って欲しいのだろう。「オ、オーケー。セイ、チーズ」「thank you」。何が何だかわからないまま、やりとりが終わってしまった。文句つけられていないから、コミュニケーション成功なのだろうが、背中と額は変な汗でびっしょりだ。
列の後端まで進んだところで、いよいよ開会式が始まる。英語の後に日本語での挨拶があることは、前年のレポートから把握済みのため、それほど驚くことはない。しかし、実際に現地でアナウンスメントを聴くと、アメリカのイベントにも関わらず、わざわざ日本語を話してくれることに居心地の良さを感じた。ありがとうホノルルセンチュリーライド、ハワイ、アメリカ(笑)。
式が進み、いよいよ出発するぞと意気込んでいると、スタートのバルーンアーチが萎んでしまうハプニングが発生。どうやら発電機の不調らしく、スタッフたちが復旧作業を急いでいる。このタイミングを利用して、自分も荷物を再確認。雨対策よし。ロングライドを完走するためには、事前の準備が重要となる。ましてや、取材続行不可能というのは避けたい。本当にバカンスになってしまったら帰国後、隙あらば僕を蹴落とそうとしてくる先輩達からなんて言われるかわからない。気を引き締めなければ。
ホノルルセンチュリーライドは、脚力別にスタート順がABCと区切られている。足に自信があるライダー達はA組、のんびり進もうと考えているライダー達はB組、家族連れや70マイルコースに参加する方はC組といったように分けられている。といってもクラス分けは自己申告制という、いい意味で大雑把な枠組みとなっている。さらに、A組の集団もレースのように速いわけではなく、サイクリングペースで進む人たちが大半を占めているため、安心してA組を選択できるようになっている。
無事バルーンも復活し、今中さんを先頭にスタートが切られる。A組全員が一斉にバイクに乗る光景はまるでレースのような迫力。それだけに、漕ぎ始めには注意が必要なのだけど。A組の集団に混じった取材班だが、走り慣れている編集長はスルスルと集団前方へと上がっていってしまう。「待ってください」いう余裕もなく、あっという間にはぐれてしまった。困ったな…と思いつつ、自由に走る外国人ライダーたちの後ろについて先を進む。
スタート前の天気は多少雨粒が落ちてきたが、なんとか堪えたというところ。前日から何度も通って、停まる必要が無いかな、なんて思っていたダイヤモンドヘッド・ルックアウトだけど、朝焼けの海と空が目に飛び込んでくる。編集長がいるかもしれないなんて言い訳を作り一時停止。早起きをしなければ絶対見れない光景は、数あるビューポイントの中でも屈指なものだ。ここには編集長はいなかったので、先へと進むことに。
編集長に遅れをとっているし、多くの参加者さんからも遅れている。ひたすら無心に進むカラニアナオレ・ハイウェイ。大勢のサイクリストたちが、幅2mもない路側帯に詰めかけるのを心配していたが、ホノルルセンチュリーライドのために1車線規制が敷かれており、非常に走りやすい。時折強く吹く向かい風がサイクリストたちを襲うが、編集長が前にいると信じている私は若干力を入れてペダルを回し、追いつくしかない。
自分のペースにぴったりな集団につけ、脚を休めようとすると、今まで私の後ろについていた外国人ライダーが「GO!GO!GO!」と煽ってきた!レースに出ない私は掛け声にビックリしてしまったが、余計な動きをするほうが危ないので、お先へどうぞと行ってもらうことに。いろんな人がいるんだなと改めて実感する。
しばらく向かい風のなか進むと、ハートブレイクヒルに差し掛かる。800mながら、平均斜度6.8%の直登はまるで壁のよう。心臓破りの名に恥じない急坂だが、日本の峠と比べると距離は短いため、軽いギアでペダルを回せば比較的すんなりクリアできる。「まだまだ長い道のりの序盤だから、頑張り過ぎないことが重要だ。抜かされてもいい。レースじゃないんだから。」と自分に言い聞かせながらも、自分より一回り、二回りも大きな身体で軽々と登っていく海外ライダーたちに抜かされていくと小柄軽量の自分の取り柄とはなんなのか、自問自答してしまう。
サンディビーチパークに設けられた第1エイドへたどり着く頃には、空はすっかりと晴れわたっていた。当初の曇り/雨予報はウソであったかのようで、ココクレーターや海岸などハワイらしい景色を撮影する参加者が多い。寝起きに感じていた憂鬱さは消えてなくなり、私も参加者のようにはしゃいで写真を撮って回る。
エイドステーションで振る舞われていたのは、バナナやオレンジといったフルーツとプレッツェル。日本のロングライドイベントのようにご当地グルメが用意されているわけではないが、燦々と降り注ぐハワイの太陽の光を受けて育てられた果物は、どこで食べるよりも一層美味しく感じる。
制限時間通りにゴールできるペースで進む、つまり東武トップツアーズのツアー最後尾付近を走る内山靖樹さんに出会う。「あれ?綾野さんが探していたよ?」後ろから来たはずの内山さんが何故か編集長の居場所を知っているようである。あれ?いつのまにか抜かしていた?
海外初のロングライドイベント取材で一人ぼっちになってしまい、不安を感じていたが、合流できると思うと急に肩の荷が降りたようだ。しかし、写真を撮っているうちに編集長たちは先に出発してしまった。また、海外の見知らぬ地で一人。でも心細くなんてないんだから!
ハイウェイに戻り、海岸線に小気味いいリズムで現れるアップダウンをこなすと、先ほどのハートブレイクヒル程ではないが、距離500m、斜度5%の上り坂が現れる。この坂をクリアすると、マカプウ岬の絶景が目に飛び込んでくる。目の前には太平洋の大海原、左手にはリゾートらしき建物が水上に浮かんでおり、まさに南国という風景だ。
数多くのグループが記念撮影している姿を見ると、やはり一人ぼっちは若干寂しい。編集長と一緒に走ったからといって別に楽しいわけではないけど、感動を分かち合う誰かがいないのはちょっと物足りない。それでも晴れていて、異国の地を満喫していると思うだけでも、勝手にテンションが上がっていく。
岬から海岸線へと降りていくダイナミックな下りの風が気持ちいい。出発してから半分も進んでいないのに次から次へと現れる絶景をに圧倒されてきた私の期待が雪だるま式に膨らんでいくのは必然といっていいはず。
しかし、神様はそこまで甘くないようだ。海岸線から左に折れてジャングルに突入すると、大粒の雨が突然こぼれ落ちてきた。晴れ男として名高いメタボ会長もいないのに、天気予報を覆し、好天のハワイを満喫できたのは奇跡に近かったのだろう。これまでの経験から(わずか2日間だが)雨は2、30分であがると考えていたこともあり、逃げ続けてきた雨雲に捉えられても、気分は落ちることはなかった。
まだまだ100マイルのうち約20マイルしか進行していないホノルルセンチュリーライド。まだまだ続きます。
text&photo:Gakuto"ヘタレ"Fujiwara
photo:Makoto.AYANO
Facebookアルバム ホノルルセンチュリーライド2015
火山活動による原風景が残るビーチで遊び、夜にはアメリカンなボリュームのステーキを食らい、ホノルルセンチュリーライドの大会前日を大満喫してしまったヘタレ編集部員こと私、藤原。迎えた大会当日、予定通り4時半に目を覚まし編集長・綾野と挨拶を交わす。「おはよう」「おはようございます」「…」「雨は降っていないようですね」「ハワイの天気は変わりやすいから、カメラ保護用のビニールを沢山持っておけよ」「はい」「…」。楽しいはずのロングライド取材だが、なぜか緊張感が漂っている。
それもそのはず、前日の天気予報によると9月27日(日)ホノルルは、雨/くもり(強風)という予報となっていたのだ。しかも風速20m/s以上という、強風というよりもほぼ嵐といっていいほどの予報がされていて、果たして取材になるのか不安を駆り立てられていた。
さらにハワイは追い打ちをかけてきた。「常夏のハワイだから、半袖半パンで十分でしょう」と考えて、外へ出てみたらひんやりしている。いや、寒い!夏の高地で朝を迎えてしまったかのよう。「ここは…ハワイ?」思考回路は一気にショート寸前だ。今すぐ長袖を着たい。のちのちハワイ在住のスタッフさんに聞いてみると、ハワイでもめったにない天気だそう。
そんなことを考えながらスタート地点のワイキキビーチ・カピオラニ公園へと到着すると、6時15分のスタートまで45分以上もたっぷりと時間が残っているのに、スタートの列は随分と長く伸びている。後端からはスタートのバルーンアーチが大豆くらいのサイズにしか見えない。
周りを見渡すとガタイの良い外国人で埋め尽くされているし、ガヤガヤしている声に耳を澄ますと英語での会話が多い。昨日まではツアー参加者としか交流していなかったため気が付かなかったが、ここにきてようやく海外のイベントに参加することを実感する。
かといって日本人がいないわけではなく、最前列は今中大介さんや東武トップツアーズの参加者さんが抑えている。私達が到着した頃には後端が見えなくなるほど列は長かったのだが、一体何時から並び始めるのだろうか。疑問を参加者にぶつけてみると、帰ってきた答えは5時! 自分がまだ、眠気眼をこすりながらジャージに袖を通していた時間には既に並んでいたということになる。ホノルルセンチュリーライドに参加する千人以上のライダーを後ろに従えるのは気持ちいいのだろう。ちょっぴり羨ましく、遅く来たことを後悔する。
スタート前の様子を写真に収めながら列後方へ移動していると、突然外国人の方に呼び止められた。「○※×△○□ photo,OK?」何言っているがよくわからないが、スマートフォンを差し出してきているから、写真を撮って欲しいのだろう。「オ、オーケー。セイ、チーズ」「thank you」。何が何だかわからないまま、やりとりが終わってしまった。文句つけられていないから、コミュニケーション成功なのだろうが、背中と額は変な汗でびっしょりだ。
列の後端まで進んだところで、いよいよ開会式が始まる。英語の後に日本語での挨拶があることは、前年のレポートから把握済みのため、それほど驚くことはない。しかし、実際に現地でアナウンスメントを聴くと、アメリカのイベントにも関わらず、わざわざ日本語を話してくれることに居心地の良さを感じた。ありがとうホノルルセンチュリーライド、ハワイ、アメリカ(笑)。
式が進み、いよいよ出発するぞと意気込んでいると、スタートのバルーンアーチが萎んでしまうハプニングが発生。どうやら発電機の不調らしく、スタッフたちが復旧作業を急いでいる。このタイミングを利用して、自分も荷物を再確認。雨対策よし。ロングライドを完走するためには、事前の準備が重要となる。ましてや、取材続行不可能というのは避けたい。本当にバカンスになってしまったら帰国後、隙あらば僕を蹴落とそうとしてくる先輩達からなんて言われるかわからない。気を引き締めなければ。
ホノルルセンチュリーライドは、脚力別にスタート順がABCと区切られている。足に自信があるライダー達はA組、のんびり進もうと考えているライダー達はB組、家族連れや70マイルコースに参加する方はC組といったように分けられている。といってもクラス分けは自己申告制という、いい意味で大雑把な枠組みとなっている。さらに、A組の集団もレースのように速いわけではなく、サイクリングペースで進む人たちが大半を占めているため、安心してA組を選択できるようになっている。
無事バルーンも復活し、今中さんを先頭にスタートが切られる。A組全員が一斉にバイクに乗る光景はまるでレースのような迫力。それだけに、漕ぎ始めには注意が必要なのだけど。A組の集団に混じった取材班だが、走り慣れている編集長はスルスルと集団前方へと上がっていってしまう。「待ってください」いう余裕もなく、あっという間にはぐれてしまった。困ったな…と思いつつ、自由に走る外国人ライダーたちの後ろについて先を進む。
スタート前の天気は多少雨粒が落ちてきたが、なんとか堪えたというところ。前日から何度も通って、停まる必要が無いかな、なんて思っていたダイヤモンドヘッド・ルックアウトだけど、朝焼けの海と空が目に飛び込んでくる。編集長がいるかもしれないなんて言い訳を作り一時停止。早起きをしなければ絶対見れない光景は、数あるビューポイントの中でも屈指なものだ。ここには編集長はいなかったので、先へと進むことに。
編集長に遅れをとっているし、多くの参加者さんからも遅れている。ひたすら無心に進むカラニアナオレ・ハイウェイ。大勢のサイクリストたちが、幅2mもない路側帯に詰めかけるのを心配していたが、ホノルルセンチュリーライドのために1車線規制が敷かれており、非常に走りやすい。時折強く吹く向かい風がサイクリストたちを襲うが、編集長が前にいると信じている私は若干力を入れてペダルを回し、追いつくしかない。
自分のペースにぴったりな集団につけ、脚を休めようとすると、今まで私の後ろについていた外国人ライダーが「GO!GO!GO!」と煽ってきた!レースに出ない私は掛け声にビックリしてしまったが、余計な動きをするほうが危ないので、お先へどうぞと行ってもらうことに。いろんな人がいるんだなと改めて実感する。
しばらく向かい風のなか進むと、ハートブレイクヒルに差し掛かる。800mながら、平均斜度6.8%の直登はまるで壁のよう。心臓破りの名に恥じない急坂だが、日本の峠と比べると距離は短いため、軽いギアでペダルを回せば比較的すんなりクリアできる。「まだまだ長い道のりの序盤だから、頑張り過ぎないことが重要だ。抜かされてもいい。レースじゃないんだから。」と自分に言い聞かせながらも、自分より一回り、二回りも大きな身体で軽々と登っていく海外ライダーたちに抜かされていくと小柄軽量の自分の取り柄とはなんなのか、自問自答してしまう。
サンディビーチパークに設けられた第1エイドへたどり着く頃には、空はすっかりと晴れわたっていた。当初の曇り/雨予報はウソであったかのようで、ココクレーターや海岸などハワイらしい景色を撮影する参加者が多い。寝起きに感じていた憂鬱さは消えてなくなり、私も参加者のようにはしゃいで写真を撮って回る。
エイドステーションで振る舞われていたのは、バナナやオレンジといったフルーツとプレッツェル。日本のロングライドイベントのようにご当地グルメが用意されているわけではないが、燦々と降り注ぐハワイの太陽の光を受けて育てられた果物は、どこで食べるよりも一層美味しく感じる。
制限時間通りにゴールできるペースで進む、つまり東武トップツアーズのツアー最後尾付近を走る内山靖樹さんに出会う。「あれ?綾野さんが探していたよ?」後ろから来たはずの内山さんが何故か編集長の居場所を知っているようである。あれ?いつのまにか抜かしていた?
海外初のロングライドイベント取材で一人ぼっちになってしまい、不安を感じていたが、合流できると思うと急に肩の荷が降りたようだ。しかし、写真を撮っているうちに編集長たちは先に出発してしまった。また、海外の見知らぬ地で一人。でも心細くなんてないんだから!
ハイウェイに戻り、海岸線に小気味いいリズムで現れるアップダウンをこなすと、先ほどのハートブレイクヒル程ではないが、距離500m、斜度5%の上り坂が現れる。この坂をクリアすると、マカプウ岬の絶景が目に飛び込んでくる。目の前には太平洋の大海原、左手にはリゾートらしき建物が水上に浮かんでおり、まさに南国という風景だ。
数多くのグループが記念撮影している姿を見ると、やはり一人ぼっちは若干寂しい。編集長と一緒に走ったからといって別に楽しいわけではないけど、感動を分かち合う誰かがいないのはちょっと物足りない。それでも晴れていて、異国の地を満喫していると思うだけでも、勝手にテンションが上がっていく。
岬から海岸線へと降りていくダイナミックな下りの風が気持ちいい。出発してから半分も進んでいないのに次から次へと現れる絶景をに圧倒されてきた私の期待が雪だるま式に膨らんでいくのは必然といっていいはず。
しかし、神様はそこまで甘くないようだ。海岸線から左に折れてジャングルに突入すると、大粒の雨が突然こぼれ落ちてきた。晴れ男として名高いメタボ会長もいないのに、天気予報を覆し、好天のハワイを満喫できたのは奇跡に近かったのだろう。これまでの経験から(わずか2日間だが)雨は2、30分であがると考えていたこともあり、逃げ続けてきた雨雲に捉えられても、気分は落ちることはなかった。
まだまだ100マイルのうち約20マイルしか進行していないホノルルセンチュリーライド。まだまだ続きます。
text&photo:Gakuto"ヘタレ"Fujiwara
photo:Makoto.AYANO
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