2009/06/11(木) - 02:10
無事、シクロパビリオンに着いた参加者たち。ツアー終了後には一日を振り返るミーティング。こーぢ館長が参加者それぞれに評価とアドバイスをしてくれる。これだけの内容がたった一日に詰め込まれているこの充実したプランは、ここでしか味わえないだろう。
ツール・ド・激坂ツアーから無事シクロパビリオンに帰り着いた参加者たちは、今日一日乗ったバイクを、丁寧にスタンドに立てて、ミーティングを行うロビーに集合した。
ロビーの真ん中にはなぜかサンドイッチが待っていた。なんだろう? と思ってスタッフの人に尋ねたら、これはシクロパビリオン特製サンドイッチなんだそうで「本格ヨーロッパ風なんです」とのこと。
パンは、小川町にある石釜ピザ屋”のこのこ”のパンを使用し、ハムはシクロパビリオンの目の前にあるハムの加工場で作られているものを使用。ちなみに、これはシクロパビリオンでしか売ってません。まさに、地元密着型であるシクロパビリオンの良さでもあると思います。
味は三種類で、値段は一つ350円。ツアー終了後の最大の楽しみとして食べるもよし、このサンドイッチを食べるためだけにシクロパビリオンに来るのもよしです。
ミーティングでは、今日のまとめとして浅田監督から、参加者ひとりひとりに対して本日の講評と激励の言葉をいただきました。
また、こ~ぢ館長からは、自転車と自分のよりよい関係を築くためのポイントや、参加者たちの今後の自転車生活に対する応援のメッセージをいただきました。
それで終わりと思っていると、なんと一人ひとりに”こーぢ館長の個人面談”が行われることに。これはほぼすべてのツアーで行われる行事だそうだが、僕はまったく知らなかったので、かなりびっくりしました。
参加者全員に一人ずつ丁寧に面談。まるで学校の二者面談や職員室で呼び出されるような雰囲気なのが、また面白かったです。
そして、自分の順番になりました。まず一人一人に手渡されるのが「グループライド・リザルト表」という名の成績シート。通信簿みたいなものです。
表には乗車姿勢、、集団走行での走り方、ギアチェンジ、コーナリング、ブレーキングの適切さなどの評価が書き込まれていました。走りながらこ~ぢさんがチェックしたことが書かれているのです。
自分は今日一日、終始先頭で走ったこと、また登りではあまりこ~ぢ館長としゃべれなかったことで、成績表は空白が目立ちました。空欄が目立つのは指摘されるべきことが少ないのかと思いきや、できていないことはしっかり訂正され、しっかり採点されました(苦笑)。
僕が指摘されたのは、まず乗車姿勢。背筋が伸びていないこと、路面を見る視線が近すぎ、もっと先を見たほうが安定すること、肩に力が入りすぎていてふらつくことがあること。しかもそれはすべて背筋が伸びていないことが原因になっているという指摘を頂きました。
そしてペダリングがアンクリング気味(ペダルを踏み込むときにかかとが下がってしまい、こねくり返すようになっている)だとのこと。
姿勢をコントロールする訓練としてこ~ぢさんが教えてくれたのは、片足で立ち、目の前に自分よりも大きなボールがあるとイメージして、それを身体全体を使って掴むイメージだそうです。これによって、背筋が伸び、重心が安定するようです。自分でも気付いていなかったことを指摘されて目からウロコ。この姿勢のコントロール方法は忘れずに実践したいと思います。
そして、修了証書として成績表とこ~ぢ印のシールをもらいました。こ~ぢ
さんの顔がイラストになったこのシール、なんとすべて顔が違うみたいです。イベントに参加するごとに一枚もらえ、全種類集めると何かが起きる??
すべての工程が終わり、とうとうお別れの時間になってしまいました。一日を振り返ると、自分ひとりではなかなかチャレンジすることが難しい激坂に万全のサポートつきで連れて行ってくれ、走りながらいろいろなことを教わりました。
また、帰ってきてからはマンツー・マンでのアドバイスと、至れり尽くせりとはまさにこのことでしょう。本当に充実した、ためになる一日でした。
自転車の楽しみ方は、人それぞれ多種多様な楽しみ方があると思います。このシクロパビリオンのツアーに参加することによって、始めたばかりの人は自転車の楽しみを探すことができると思いますし、また熟練者は普段できないことができる場所なので、新しい楽しみを見つけるきっかけがもらえる場所になると思います。
シクロパビリオンは、まさにすべての”自転車人”に新しいきっかけを与えるのに最適な場所だと思います。みなさんこれを機に一度シクロパビリオンに足を運んでみてください。まだまだ見えない自転車の奥の深さが見えるかもしれませんよ。僕もまた他の企画にも参加してみたいと思います。
こ~ぢさん、浅田さん、一緒に参加した皆さん、ありがとうございました。
text:中曽佑一
photo:綾野 真
無事、シクロパビリオンに帰着
ツール・ド・激坂ツアーから無事シクロパビリオンに帰り着いた参加者たちは、今日一日乗ったバイクを、丁寧にスタンドに立てて、ミーティングを行うロビーに集合した。
ロビーの真ん中にはなぜかサンドイッチが待っていた。なんだろう? と思ってスタッフの人に尋ねたら、これはシクロパビリオン特製サンドイッチなんだそうで「本格ヨーロッパ風なんです」とのこと。
パンは、小川町にある石釜ピザ屋”のこのこ”のパンを使用し、ハムはシクロパビリオンの目の前にあるハムの加工場で作られているものを使用。ちなみに、これはシクロパビリオンでしか売ってません。まさに、地元密着型であるシクロパビリオンの良さでもあると思います。
味は三種類で、値段は一つ350円。ツアー終了後の最大の楽しみとして食べるもよし、このサンドイッチを食べるためだけにシクロパビリオンに来るのもよしです。
ツアー後ミーティングと個人面談
ミーティングでは、今日のまとめとして浅田監督から、参加者ひとりひとりに対して本日の講評と激励の言葉をいただきました。
また、こ~ぢ館長からは、自転車と自分のよりよい関係を築くためのポイントや、参加者たちの今後の自転車生活に対する応援のメッセージをいただきました。
それで終わりと思っていると、なんと一人ひとりに”こーぢ館長の個人面談”が行われることに。これはほぼすべてのツアーで行われる行事だそうだが、僕はまったく知らなかったので、かなりびっくりしました。
参加者全員に一人ずつ丁寧に面談。まるで学校の二者面談や職員室で呼び出されるような雰囲気なのが、また面白かったです。
そして、自分の順番になりました。まず一人一人に手渡されるのが「グループライド・リザルト表」という名の成績シート。通信簿みたいなものです。
表には乗車姿勢、、集団走行での走り方、ギアチェンジ、コーナリング、ブレーキングの適切さなどの評価が書き込まれていました。走りながらこ~ぢさんがチェックしたことが書かれているのです。
自分は今日一日、終始先頭で走ったこと、また登りではあまりこ~ぢ館長としゃべれなかったことで、成績表は空白が目立ちました。空欄が目立つのは指摘されるべきことが少ないのかと思いきや、できていないことはしっかり訂正され、しっかり採点されました(苦笑)。
僕が指摘されたのは、まず乗車姿勢。背筋が伸びていないこと、路面を見る視線が近すぎ、もっと先を見たほうが安定すること、肩に力が入りすぎていてふらつくことがあること。しかもそれはすべて背筋が伸びていないことが原因になっているという指摘を頂きました。
そしてペダリングがアンクリング気味(ペダルを踏み込むときにかかとが下がってしまい、こねくり返すようになっている)だとのこと。
姿勢をコントロールする訓練としてこ~ぢさんが教えてくれたのは、片足で立ち、目の前に自分よりも大きなボールがあるとイメージして、それを身体全体を使って掴むイメージだそうです。これによって、背筋が伸び、重心が安定するようです。自分でも気付いていなかったことを指摘されて目からウロコ。この姿勢のコントロール方法は忘れずに実践したいと思います。
そして、修了証書として成績表とこ~ぢ印のシールをもらいました。こ~ぢ
さんの顔がイラストになったこのシール、なんとすべて顔が違うみたいです。イベントに参加するごとに一枚もらえ、全種類集めると何かが起きる??
また来よう!今度は違うイベントで
すべての工程が終わり、とうとうお別れの時間になってしまいました。一日を振り返ると、自分ひとりではなかなかチャレンジすることが難しい激坂に万全のサポートつきで連れて行ってくれ、走りながらいろいろなことを教わりました。
また、帰ってきてからはマンツー・マンでのアドバイスと、至れり尽くせりとはまさにこのことでしょう。本当に充実した、ためになる一日でした。
自転車の楽しみ方は、人それぞれ多種多様な楽しみ方があると思います。このシクロパビリオンのツアーに参加することによって、始めたばかりの人は自転車の楽しみを探すことができると思いますし、また熟練者は普段できないことができる場所なので、新しい楽しみを見つけるきっかけがもらえる場所になると思います。
シクロパビリオンは、まさにすべての”自転車人”に新しいきっかけを与えるのに最適な場所だと思います。みなさんこれを機に一度シクロパビリオンに足を運んでみてください。まだまだ見えない自転車の奥の深さが見えるかもしれませんよ。僕もまた他の企画にも参加してみたいと思います。
こ~ぢさん、浅田さん、一緒に参加した皆さん、ありがとうございました。
text:中曽佑一
photo:綾野 真
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