2009/06/03(水) - 23:03
キャットアイのLED1灯型のスポーツサイクル用ヘッドライト UNO (ウノ)HL-EL010は、コンパクトかつシンプルなデザインの中に、今までのキャットアイの技術とノウハウが注ぎ込まれたモデルとなっている。
近年様々なフロントライトが発売されるなか、このライトは”2008年度グッドデザイン賞”を受賞し、デザイン面で他のライトを圧倒した。
だが、このライトはデザインだけではない。単三電池を1本使用し、常時点灯モードなら約15時間、点滅モードなら約60時間の点灯が可能となっている。
明るさはなんと400カンデラ。カンデラという単位では分かりづらいが、キャットアイから発売されているバッテリータイプのライトのなかでは中位の明るさをもつ。HL-EL010を上回る明るさのものはどれも単四もしくは単三電池を複数本使用していることを考えると、400カンデラを単三電池1本で実現していることのすごさが分かると思う。
デザインや機能もさることながら、重量は73gと超軽量を実現し、キャットアイのラインナップ中でもっとも軽いライトとなっている。さらに、防水機能も付いているので、多少の雨でも使用に問題は無い。
デザイン・明るさ・軽量性を兼ね備えているライトだが、魅力はそれだけに留まらない。
スイッチは押しやすい大き目のデザインとなっており、走行中での操作も簡単。また、このHL-EL010から点灯方法がワンクリックで点灯するタイプから、長押しすることによって点灯するタイプに切り替わっている。
今までのワンクリックタイプは、カバンの中などで誤ってスイッチを押してしまうと、点きっぱなしになり、電池が消費され、いざというときに使えないということがあった。しかし、長押し方式になったことにより、この症状は軽減された。
また、ライトをハンドルにつけるためのバンドも、オーバーサイズハンドルバーに対応し、取付けがカンタンな”H-34 FlexTightブラケット”を採用。つけ易くズレづらい設計となった。
では、実際の使用感を紹介しよう。
最初に見たとき、このライトで本当に夜道を走れるのか疑問になるくらい、このライトはシンプルで軽かった。
重量が73gと超軽量な上に、単三電池1本・LEDも一灯式と、ライトとして充分に使えるか誰でも疑問を抱くだろう。だが、先に結論を言うならば”いい意味で期待を裏切られた”ライトであった。
まずは明るさ。少し離れた位置でライトの正面に立ったとき、かなりの明るさを感じた。一般道の車道を走ったときに、対向車へ自分の存在を知らせるには充分の明るさだ。
また、常時点灯モードにして足元を照らしたとき、光の具合は散らばるタイプではなく、比較的に一点に集まっているように感じる。だから、足元を見るために広く照らすタイプではなく、対向車への注意を促すという目的で使うほうがいいだろう。
デザインに関して考えると、シンプルな形状で、MTB・ロード・クロスバイク等、車種を選ばず、どの自転車につけてもカッコイイと思う。
また、取り付けバンドであるH-34 FlexTightブラケットは取り付け方法がシンプルで、ハンドルのサイズを選ばない。
だが、バンドの長さが少々長すぎるので、もう少し短く設計したらさらに楽に取り付けられると思う(本来余った分をカットして使うものではあるが)。
また自分がこのHL-EL010の大きな魅力として感じたのは、”携帯性”だと思う。
私は通学で自転車を使用しているが、朝早い時間に出て、夜の帰宅時間がまちまちのため、ライトをハンドルにつけっぱなしではなく、基本的にはカバンの中に携帯することが多い。
今までの他社のライトだと、簡単な衝撃でライトが点いたり、荷物が多いとライトが邪魔で荷物がうまく収まらないことがあった。
だが、HL-EL010ならば衝撃でライトが点灯することもなく、サイズも小さくシンプルなため、邪魔になることもない。
このライトを使う目的としてもっとも適しているのは、緊急用に持っていることだと思う。
携帯性に優れながら、単三電池1本で点灯するライトがカバンの隅にでも入っていれば、予想外の夜間走行でも安心だ。
使うときに十分な明るさ。そして使わないときには気にならない携帯性。それがHL-EL010の最大の特徴だ。
LEDの数:1灯式
使用時間:点灯 15時間 点滅 60時間
バンド形式:Flex-Tightブラケット
カラー:ブラック、シルバー
重量:73g
値段:オープン価格(都内のショップで約2500円程度)
シンプルなデザインと十分な明るさ
近年様々なフロントライトが発売されるなか、このライトは”2008年度グッドデザイン賞”を受賞し、デザイン面で他のライトを圧倒した。
だが、このライトはデザインだけではない。単三電池を1本使用し、常時点灯モードなら約15時間、点滅モードなら約60時間の点灯が可能となっている。
明るさはなんと400カンデラ。カンデラという単位では分かりづらいが、キャットアイから発売されているバッテリータイプのライトのなかでは中位の明るさをもつ。HL-EL010を上回る明るさのものはどれも単四もしくは単三電池を複数本使用していることを考えると、400カンデラを単三電池1本で実現していることのすごさが分かると思う。
デザインや機能もさることながら、重量は73gと超軽量を実現し、キャットアイのラインナップ中でもっとも軽いライトとなっている。さらに、防水機能も付いているので、多少の雨でも使用に問題は無い。
シンプルな操作
デザイン・明るさ・軽量性を兼ね備えているライトだが、魅力はそれだけに留まらない。
スイッチは押しやすい大き目のデザインとなっており、走行中での操作も簡単。また、このHL-EL010から点灯方法がワンクリックで点灯するタイプから、長押しすることによって点灯するタイプに切り替わっている。
今までのワンクリックタイプは、カバンの中などで誤ってスイッチを押してしまうと、点きっぱなしになり、電池が消費され、いざというときに使えないということがあった。しかし、長押し方式になったことにより、この症状は軽減された。
また、ライトをハンドルにつけるためのバンドも、オーバーサイズハンドルバーに対応し、取付けがカンタンな”H-34 FlexTightブラケット”を採用。つけ易くズレづらい設計となった。
では、実際の使用感を紹介しよう。
インプレッション
最初に見たとき、このライトで本当に夜道を走れるのか疑問になるくらい、このライトはシンプルで軽かった。
重量が73gと超軽量な上に、単三電池1本・LEDも一灯式と、ライトとして充分に使えるか誰でも疑問を抱くだろう。だが、先に結論を言うならば”いい意味で期待を裏切られた”ライトであった。
まずは明るさ。少し離れた位置でライトの正面に立ったとき、かなりの明るさを感じた。一般道の車道を走ったときに、対向車へ自分の存在を知らせるには充分の明るさだ。
また、常時点灯モードにして足元を照らしたとき、光の具合は散らばるタイプではなく、比較的に一点に集まっているように感じる。だから、足元を見るために広く照らすタイプではなく、対向車への注意を促すという目的で使うほうがいいだろう。
デザインに関して考えると、シンプルな形状で、MTB・ロード・クロスバイク等、車種を選ばず、どの自転車につけてもカッコイイと思う。
また、取り付けバンドであるH-34 FlexTightブラケットは取り付け方法がシンプルで、ハンドルのサイズを選ばない。
だが、バンドの長さが少々長すぎるので、もう少し短く設計したらさらに楽に取り付けられると思う(本来余った分をカットして使うものではあるが)。
また自分がこのHL-EL010の大きな魅力として感じたのは、”携帯性”だと思う。
私は通学で自転車を使用しているが、朝早い時間に出て、夜の帰宅時間がまちまちのため、ライトをハンドルにつけっぱなしではなく、基本的にはカバンの中に携帯することが多い。
今までの他社のライトだと、簡単な衝撃でライトが点いたり、荷物が多いとライトが邪魔で荷物がうまく収まらないことがあった。
だが、HL-EL010ならば衝撃でライトが点灯することもなく、サイズも小さくシンプルなため、邪魔になることもない。
このライトを使う目的としてもっとも適しているのは、緊急用に持っていることだと思う。
携帯性に優れながら、単三電池1本で点灯するライトがカバンの隅にでも入っていれば、予想外の夜間走行でも安心だ。
使うときに十分な明るさ。そして使わないときには気にならない携帯性。それがHL-EL010の最大の特徴だ。
キャットアイHL-EL010 データ
LEDの数:1灯式
使用時間:点灯 15時間 点滅 60時間
バンド形式:Flex-Tightブラケット
カラー:ブラック、シルバー
重量:73g
値段:オープン価格(都内のショップで約2500円程度)
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