2015/06/11(木) - 09:08
スイスに拠点を構えるグローブ専門ブランド、HIRZL(ハーツェル)の自転車用グローブがモデルチェンジし、GRIPPP TOUR 2.0となった。天候を問わずグリップ力を発揮するよう加工されたカンガルーレザーを使用するベースをそのままに、細部にアップグレードを施し使い勝手を向上させている。
「GRIPPP TOUR」は天候問わず高いグリップ力を発揮することが特徴のバイク用のグローブ。軽量かつ耐久性に優れるカンガルーレザーに、ハーツェル独自のなめし加工と波のようなパターンのレーザーエッジングにより高いグリップを実現。同社によれば通常のレザーグローブと比較してドライコンディションでは約3倍、ウェットコンディションにおいては最大で約5倍ものグリップ力を発揮するという。
薄手でしなやかというカンガルーレザーそのものの素材特性に加え、小指から中指の根本にかけてスリットを入れることで、手を開いたり閉じたりする動作をよりスムーズなものにしている。またスリットによって手を握った際も生地にしわが寄りにくく、違和感なくハンドルを握ることができる。レザーの内側には透湿性に優れたフィルムがラミネートされているため、ムレを効率よく発散してくれる。
今回登場したGRIPPP TOUR 2.0は手のひら部分の構造が変更され、よりハンドルを握りやすくなっているという。さらに、振動吸収性を向上させたゲルパッドを小指球に加えて、指の付け根に新しく配置することで、快適性の向上を実現。レザー部分に設けられる通気孔の範囲も拡大されており、汗ムレなどにも配慮した。
加えて親指の手の甲側に設けられた汗拭き用パッドがマイクロフリースへと変更され、吸汗性が向上している。メインファブリックは前モデルより変更なく、使用されるのは手にピタリとフィットする伸縮性と通気性を備えたブレッサブル素材だ。
GRIPPP TOUR 2.0はショートフィンガーと肌寒い季節やオフロードライドでの仕様に最適なフルフィンガーという2種類のラインアップ。ショートフィンガーは、グローブを外す際に引っ張るストラップの形状も見直されており、使いやすくされた。フルフィンガーは親指のつけねにスリットが追加されるなど、個別のアップデートも施されている。
実際に着用してみると、手の平に合成皮革を使用した一般的なグローブにはない重厚感や高級感を感じることができる。カンガルレーザーは決して薄手ではないものの、スリットの配置やカッティングによって、だぶつくこともなく、しっかりとハンドルを握ることが可能だ。また、ショック吸収材を多く用いていないことから握り心地はダイレクト感が強いものの、ゴツゴツとした振動の角をいなしてくれる印象がある。
グリップ力はドライとウェットコンディションの双方で、ハーツェルと素手、合成皮革を使用した他社製のグローブとで比較してみた。グリップ力の差を最も体感できるのはブラケットポジション時で、ウェット時に素手と合成皮革のグローブが滑りだす状況においても、GRIPPP TOUR 2.0はグローブがブラケットに喰いついてくれる。意識して強く握らなくても滑りにくいため、雨天時も肩に力を入れずとも走行できるはずだ。
GRIPPP TOUR 2.0はグリップ力はもちろんのこと、ダイレクト感のある握り心地によって、天候問わず走行するレーサーからブルベライダー、自転車通勤をする方まで幅広い層にオススメできるグローブといえるだろう。
ショートフィンガーとフルフィンガーのいずれもサイズとはXS、S、M、L、XL、XXLの6種類、カラーはRED、WHITE、BLACKの3種類という展開だ。価格は7,600円(ショート)、9,200円(フル、いずれも税別)。取り扱いはダイアテックプロダクツ。
ハーツェル GRIPPP TOUR 2.0
タイプ:ショートフィンガー、フルフィンガー
素 材:カンガルーレザー
サイズ:XS、S、M、L、XL、XXL
カラー:RED、WHITE、BLACK
価 格:7,600円(ショート)、9,200円(フル、いずれも税別)
「GRIPPP TOUR」は天候問わず高いグリップ力を発揮することが特徴のバイク用のグローブ。軽量かつ耐久性に優れるカンガルーレザーに、ハーツェル独自のなめし加工と波のようなパターンのレーザーエッジングにより高いグリップを実現。同社によれば通常のレザーグローブと比較してドライコンディションでは約3倍、ウェットコンディションにおいては最大で約5倍ものグリップ力を発揮するという。
薄手でしなやかというカンガルーレザーそのものの素材特性に加え、小指から中指の根本にかけてスリットを入れることで、手を開いたり閉じたりする動作をよりスムーズなものにしている。またスリットによって手を握った際も生地にしわが寄りにくく、違和感なくハンドルを握ることができる。レザーの内側には透湿性に優れたフィルムがラミネートされているため、ムレを効率よく発散してくれる。
今回登場したGRIPPP TOUR 2.0は手のひら部分の構造が変更され、よりハンドルを握りやすくなっているという。さらに、振動吸収性を向上させたゲルパッドを小指球に加えて、指の付け根に新しく配置することで、快適性の向上を実現。レザー部分に設けられる通気孔の範囲も拡大されており、汗ムレなどにも配慮した。
加えて親指の手の甲側に設けられた汗拭き用パッドがマイクロフリースへと変更され、吸汗性が向上している。メインファブリックは前モデルより変更なく、使用されるのは手にピタリとフィットする伸縮性と通気性を備えたブレッサブル素材だ。
GRIPPP TOUR 2.0はショートフィンガーと肌寒い季節やオフロードライドでの仕様に最適なフルフィンガーという2種類のラインアップ。ショートフィンガーは、グローブを外す際に引っ張るストラップの形状も見直されており、使いやすくされた。フルフィンガーは親指のつけねにスリットが追加されるなど、個別のアップデートも施されている。
実際に着用してみると、手の平に合成皮革を使用した一般的なグローブにはない重厚感や高級感を感じることができる。カンガルレーザーは決して薄手ではないものの、スリットの配置やカッティングによって、だぶつくこともなく、しっかりとハンドルを握ることが可能だ。また、ショック吸収材を多く用いていないことから握り心地はダイレクト感が強いものの、ゴツゴツとした振動の角をいなしてくれる印象がある。
グリップ力はドライとウェットコンディションの双方で、ハーツェルと素手、合成皮革を使用した他社製のグローブとで比較してみた。グリップ力の差を最も体感できるのはブラケットポジション時で、ウェット時に素手と合成皮革のグローブが滑りだす状況においても、GRIPPP TOUR 2.0はグローブがブラケットに喰いついてくれる。意識して強く握らなくても滑りにくいため、雨天時も肩に力を入れずとも走行できるはずだ。
GRIPPP TOUR 2.0はグリップ力はもちろんのこと、ダイレクト感のある握り心地によって、天候問わず走行するレーサーからブルベライダー、自転車通勤をする方まで幅広い層にオススメできるグローブといえるだろう。
ショートフィンガーとフルフィンガーのいずれもサイズとはXS、S、M、L、XL、XXLの6種類、カラーはRED、WHITE、BLACKの3種類という展開だ。価格は7,600円(ショート)、9,200円(フル、いずれも税別)。取り扱いはダイアテックプロダクツ。
ハーツェル GRIPPP TOUR 2.0
タイプ:ショートフィンガー、フルフィンガー
素 材:カンガルーレザー
サイズ:XS、S、M、L、XL、XXL
カラー:RED、WHITE、BLACK
価 格:7,600円(ショート)、9,200円(フル、いずれも税別)
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